イタリアのデザインと高機能ダウンの融合。ケープホーンを新たな選択肢に

イタリアのデザインと高機能ダウンの融合。ケープホーンを新たな選択肢に

人気継続中のダウンの中で、知る人ぞ知る……と脚光を浴びているのが『ケープホーン』です。新たな本命と呼ぶにふさわしい、その高いクオリティは要チェックです。

遠藤 匠

遠藤 匠

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2021.01.09

創業30周年。カブらないダウンが欲しいなら『ケープホーン』を狙うべし

創業30周年。カブらないダウンが欲しいなら『ケープホーン』を狙うべし

ZOZOTOWN

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ここ数年来のダウンウェアのトレンドで、めぼしいブランドは出尽くしたと思われているかもしれません。しかし、そう結論づけるのは早計。実は、未開拓の注目株が存在していたのです。それが、1990年にイタリアで創業した『ケープホーン』。ベネト州にあるアリシエーロという小さな町で誕生したブランドですが、妥協なきクオリティを追求したその高性能なダウンはヨーロッパで人気を博し、日本でもじわじわと注目度を高めています。まだ知る人ぞ知る存在で、ブレイク前夜ともいえるブランドですが、ひと足お先にその本格志向のモノ作りとブランドのバックボーンをチェックしてみましょう。

始まりは南米での感動。『ケープホーン』が生まれてから、現在まで

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Le acca

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『ケープホーン』は北イタリア発のブランドですが、そのルーツは南米大陸の最南端の地にあります。創業者であり、クリエイティブディレクターとしても手腕を振るうジルベルト・フェラーリ氏は、現役の冒険家としての顔も持つ人物。彼は、かつて多くの冒険家が命がけで挑んだ場所であるケープホーンを訪れ、世界の果てといわれるその場所の雄大な自然を前にこのブランドを設立することを決意。自らが目にし、体験した厳しい自然環境に耐えるダウンジャケットを作るという夢を抱き、それを実現させたのです。

始まりは南米での感動。『ケープホーン』が生まれてから、現在まで 2枚目の画像

INCENSE 楽天市場店

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ブランド名に冠したケープホーンという岬は、パタゴニア山脈の終着点にあります。創業者が起業を決意した土地の名を冠し、彼の地のイメージをロゴやラベルに描くことでブランドのアイデンティティを表現したのです。そして、そこに込められた“厳しい自然環境に耐えうるウェアでありたい”という理想は、耐水性や防水性に優れるファブリックを使用したダウンを生み出すことで体現。その品質の高さは、タウンユースモデルでもいかんなく発揮されています。また、大自然からインスピレーションを受けたブランドゆえに、環境に負荷をかけない服作りにもフォーカス。ニッケルフリーの金属パーツの使用や、厳しい環境基準をクリアした工場での生産といった、サステナブルな取り組みにも本腰を入れています。

ダウンウェアの要。『ケープホーン』を構成する2つの素材

ダウンウェアの要。『ケープホーン』を構成する2つの素材

INCENSE 楽天市場店

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次は、そんな『ケープホーン』のダウンのクオリティの高さを読み解いてみましょう。まず、フィリングするダウンは、800フィルパワーを誇る高品質ダウンを厳選して使用。一般的に、600~700フィルパワーのものが良質なダウンとされ、700フィルパワー以上はさらに高品質な位置付けとなり、羽毛が膨らんだときにより多くの空気を保持することが可能です。冬山登山を想定したダウンの多くが800フィルパワーの羽毛を採用していることからも、『ケープホーン』の本気度が垣間見られるスペックといえるでしょう。ちなみにタウンユースラインの「ミストラル」でもマイナス10度対応であることを謳った高性能なダウンに仕上がっています。

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CENTRAL5811

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『ケープホーン』を特徴付ける要素として忘れてはならないのが、その素材使い。オリジナルのものも数種類ありますが、その中でもアイコン的な素材として知られているのが、シャイニーナイロンです。防風性や撥水性といった機能を持ち合わせている一方、美しい光沢が街にもよく映える出来栄え。実際、ファッション性を高めたタウンユースラインの多くの製品に採用されています。

今買える『ケープホーン』。7つのダウンウェアを深掘り

ブランドの成り立ちや性能の良さがわかったら、今季ラインアップされている代表モデルをチェックしてみましょう。いずれもダウンウェアとしての性能は非常に高く、それでいてイタリアンデザインならではの洗練されたスタイルに仕上がっている点も、大人のワードローブとしては理想的な仕上がりです。

アイテム1

ミストラル

ミストラル

INCENSE 楽天市場店

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ブランドの看板モデルに位置付けられ、最も人気が高いのがこの「ミストラル」。ケープ岬の位置を示す“南緯56度”のグラフィックがフードに施されており、後ろ姿の見どころにもなっています。こんな街使いに適した顔ながら、マイナス10度に耐えうる保温力を誇りっている点は流石。後ろ身頃の裏側に仕込まれている生地を垂らすと、ヒップをすっぽり覆える意匠もユニークですね。これは、真冬のアウトドアやスポーツ観戦で椅子に座るときに重宝するディテールとなっています。

アイテム2

コルベッタ

コルベッタ

Le acca

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「コルベッタ」と名付けられたこちらのモデルは、マットな風合いの表地によって「ミストラル」とはまた違う落ち着きある佇まいに仕上がっています。実はこの表地は、ストレッチナイロンと呼ばれるもの。表面に撥水加工が施されている一方で、非常に高い伸縮性が備わっています。そのため、インナーを着込んでも窮屈さを感じることがなく、快適に動くことが可能。こちらもマイナス10度対応の高保温力を誇ります。

アイテム3

ヒエロ

ヒエロ

Le acca

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こちらはヒップが隠れるロング丈のボディに、ファー付きのフードを備えた「ヒエロ」。表地には強靭なコーデュラナイロンを採用し、マイナス25度対応の保温力を実現しています。フードは着脱式で、取り外すとより都会的な印象のスタンドカラーダウンとして着用可能。ジャケットが隠れる丈感なので、ビジネスシーンでの活躍も期待できます。

アイテム4

トロピコ

トロピコ

インポートセレクト musee

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シャイニーナイロンの美しい光沢が映える、やや細めのチューブキルトが特徴的な「トロピコ」。アクセントカラーとなる裏地の配色がジッパーにも採用されており、フロントを閉じてきたときのスパイスになってくれます。ポケットの裏地は起毛感の強いフリース素材なので、ハンドウォーマーとしても申し分のない性能を期待できるのも魅力です。

アイテム5

エスタド

エスタド

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こちらは、創業30周年を記念して製作された限定モデルの「エスタド」。マイナス10度対応というハイスペックを実現しながら、ファッション解釈された迷彩柄で攻めたデザインに仕上がっています。とはいえ、表地がマットな風合いなので大人らしい印象を保つことが可能。左袖と左胸のワッペンも定番にはないデザインゆえに、特別感もひとしおです。

アイテム6

ドレイク

ドレイク

MOMENTIMODA

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「ドレイク」は、冬に限らず、春と秋にも着られる3シーズン仕様として作られたモデル。他のモデルに比べ、ダウンのフィリング量を少なめにすることですっきりとしたシルエットを描いており、着心地も軽快です。とはいえ、当のダウン自体は800フィルパワー。インナー使いもできるほど厚みを抑えた作りですが、しっかり体を温めてくれます。フロントジップのスライダーに指がかりの良いものを採用するなど、細部の作り込みも機能的。

アイテム7

クリッパー

クリッパー

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「ドレイク」ほど薄手でないものの、この「クリッパー」もすっきりとしたシルエットが特徴的。こちらは表地にマットなシェルを採用しているのでスポーティな印象は控えめで、都会的な印象で着こなすことが可能です。フロントジップは、開き方によって多彩なニュアンスを演出できるダブルジップ仕様。こちらもポケット裏地はマイクロフリース製で、保温力はマイナス10度に対応できるほどのスペックを実現しています。

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遠藤 匠

紺ブレもビーサンも守備範囲。雑食系服飾ライター

遠藤 匠
モノ雑誌と男性ライフスタイル誌の編集を経て、現在はフリーライターとしてメンズファッション誌、ライフスタイル誌、WEBを中心に執筆。ファッション遍歴は、渋カジから英国系テーラードを経て、再びアメカジに回帰。現在は無国籍状態に。
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