
大塚製靴は日本最古参のシューメーカー。皇室御用達の名門が持つ魅力とは
西洋靴という新しい文化を日本に定着させた『大塚製靴』。日本人に合う靴へのこだわりからおすすめのモデルまで、その魅力を余すとこなくご紹介します。
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皇室御用達。日本人に合う靴を発信する『大塚製靴』
1872年に創業した『大塚製靴』は、革靴が将来日本人のライフスタイルに必需品になると考え、西洋靴の技術の取得に邁進。1882年には皇室御用達として天皇陛下御靴調整を拝命し、その10年後には万博博覧会で金碑を受賞し、創業わずか20年足らずで世界の靴メーカーと技術力で肩を並べるほどに。1922年には日本でいち早くグッドイヤーウェルト式製靴機械を取り入れ、機械靴の製造をスタートさせました。そんな『大塚製靴』が創業当初から掲げている理念は、”日本人にとって履き良い靴”を作ること。技術力にさらに磨きをかける同時に、日本人の足に対する知見も深めていきました。現在も日本人に合った靴を追求しつつ、新しいトレンドなどを取り入れた革靴を世に送り出しています。
『大塚製靴』ならではの靴作りへのこだわりとは
日本人に合う革靴はどのように作られているのか気になるところ。そこで『大塚製靴』ならではの靴作りのこだわりを深掘りします。
こだわり1
MADE IN JAPANが誇る丁寧な靴作り
生産拠点を横浜・日吉から東京に移し、今もなおMADE IN JAPANの靴作りを続けている『大塚製靴』。最大の強みは、あらゆる面において愚直であること。コバ部分を”く”の字に削るヤハズ仕上げをはじめ、数々の受賞歴をもつ職人の技術は次の世代に受け継がれ、まるでビスポークのように丁寧に作られています。
こだわり2
長い歴史で培われた日本人の足に合ったラスト
日本人のライフスタイルや体格は時代とともに変わっています。”日本人にとって履き良い靴”を理念にする『大塚製靴』では、その変化にも柔軟に対応。卓越した技術を要する足なり形状のラストなど、特に靴の骨格ともいえるラストは、日本人の体格の変化に合わせて進化させているのです。
こだわり3
グットイヤーウエルト製法は『大塚製靴』の象徴
約100年以上前から『大塚製靴』がこだわっているグッドイヤーウェルト製法。それは常に履き良い靴を作ることにおいて、この製法の構造が最も理想的な技術であると確信しているからです。現在もあらゆるシリーズに採用され、『大塚製靴』にとって欠かせないものになっています。
『大塚製靴』が手掛けるブランドについて知る
注文靴からスタートした『大塚製靴』ですが、今ではさまざまなブランドを展開しています。『OTSUKA M-5』をはじめとする代表的な3つのブランドをピックアップし、その魅力を深堀りしてご紹介。
ブランド1
『大塚製靴』の原点であり、代表ブランドの『オーツカ M-5』
注文靴からはじまった『大塚製靴』の原点に立ち返って2002年に立ち上げた『オーツカ M-5(エム・ファイブ)』。”M-5”は”明治5年創業”を意味し、サンプルモデルを提案して受注生産するシステムになっています。すべて手縫いの「ドレス クラシック」や5万円で手に入る「コンテンポラリー ドレス」など、全3シリーズで展開されています。
ブランド2
歩き心地にとことんこだわった『オーツカプラス』
『OTSUKA M-5』の好評を受けて2014年にスタートしたのが、レディメイドのプレステージライン『オーツカプラス』。かかとをしっかり安定させて地面を蹴り出す動きを妨げない、”歩き心地”にとことんこだわって作られています。ラストは、左右で微妙に異なる肉付きかかとに合わせたヒールカップ、足の甲の峯の位置と傾斜を計算した内振り形状が特徴。
ブランド3
1足目に手に入れたい『オーツカ ヨコハマ メイド』
1人でも多くの人が自分に合った靴を履いてほしい。そんな脈々と受け継がれた想いを形にしたのが、長年生産拠点となっていた横浜工場から生まれた『オーツカ ヨコハマ メイド』。手に取りやすい価格とは裏腹に、約150年もの歴史で培った技術やラストなどを最大限生かして作られており、足を包み込むような履き心地が味わえます。
ビジネススタイルの格上げに。『大塚製靴』のおすすめ10選
品格漂うルックスと快適な履き心地を両立させている『大塚製靴』の革靴。上記でご紹介した3ブランドから、おすすめのモデルを厳選しました。ビジネススタイルの格上げにもうってつけのモデルばかりですよ。
アイテム1
『オーツカ M-5』M5-300
厳選された良質なフレンチカーフを採用した内羽根ストレートチップシューズ。スクエアトゥ「ラスト715」による端正な顔つきも特徴で、フォーマルからビジネスシーンまで活躍する1足です。細かく目付けされたウェルトや繊細な技術を要するかんぬきなど、細部にも『大塚製靴』の技術力の高さが伺えます。
アイテム2
『オーツカ M-5』M5-218
ともすると野暮ったく見えるウイングチップデザインも、つま先に伸びのあるラウンドゥ「ラスト815」なら上品かつ洗練された印象。手染め仕上げによるブラウンの発色もポイントで、ラストの美しさを高めるのに一役買っています。ソールは耐久性・耐水性・グリップ力に優れたダイナイトソール製。
アイテム3
『オーツカ M-5』M5-217
アッパーの飾りを一切排除し、ラストの美しさを際立たせたホールカットシューズ。1枚革を用いていながらシワ一つなく、もはや芸術品とも呼べる仕上がりです。後部の口周りのステッチを二重に施して履き口の傷みを最小限に抑えるなど、日本人のライフスタイルに合わせたディテールにも注目を。ダイナイトソール製。
アイテム4
『オーツカプラス』OP-1001
ウェルトのすくい縫いをするために内底に貼り付けるリブに、『オーツカプラス』では柔らかいレザーを使用。グッドイヤーウェルト製法をさらに進化させることで、より返りの良い履き心地を実現しています。動きを妨げない内振りのラストや消耗の早いつま先部分に貼り付けたラバーなど、”歩き”に強い仕様も見逃せません。
アイテム5
『オーツカプラス』OP-1005NA
歩きにこだわった内振りラストで釣り込むことで、他のローファーとは一線を画す抜群のフィット感を提供。こちらもウェルトのすくい縫いの際のリブに柔らかなレザーが使われ、快適な履き心地をさらに向上させています。スリムなシルエットなのでカジュアルはもちろん、ビジネススタイルにも活躍。
アイテム6
『オーツカプラス』OP-1004
『大塚製靴』ならではの作りの丁寧さが際立つ外羽根プレーントゥ。薄く染色した革にさらに濃い色の染色を手で塗り上げ、より美しくグラデーションを表現したシャドーアンティーク仕上げも目を引きます。シンプルなデザインゆえに着こなしに取り入れやすく、それでいて洒脱な足元を演出してくれますよ。
アイテム7
『オーツカ ヨコハマ メイド』OG-1000
足裏にぴったり寄り添う独自の立体中底を採用した、撥水レザー製のストレートチップ。職人によるすくい縫いで仕上げたハンドソーン式製法(9分仕立て)により、グッドイヤーウェルト製法ながらソールの返りが抜群です。さらにしっかりとホールドするかかとの形状も相まって、長時間履いても疲れにくい設計なのもうれしいポイント。
アイテム8
『オーツカ ヨコハマ メイド』OT-1011
シンプルかつ洗練されたデザインに映える、きめ細かく上質なヨーロッパ原皮のスムースレザーをアッパーに使用。立体感ある中底が足の盾と横のアートをしっかりサポートし、かつ凹方に成型したかかと部分が今までにないホールド感を提供してくれます。アウトソールはグリップ性や軽量などに優れたモールドソール。
アイテム9
『オーツカ ヨコハマ メイド』OG-1004
職人によるハンドソーン式製法(9分仕立て)で履き心地を向上させたコインローファー。内底を立体にすることで生まれる隙間をコルクで埋めることで、履き始めから快適なだけでなく、履き込むほどに自分の足形に自然に沈むという履きならす楽しさも味わえます。アッパーはエイジングも楽しめる上質な牛レザー。
アイテム10
『オーツカ ヨコハマ メイド』OT-1014
フィット感を高めるラストや内底に加え、アッパーの内側にクッション材を入れているのが特徴。そのため足をやさしく包み込み、同時に歩く際などに生まれる負担を軽減してくれます。アウトソールは軽量で耐摩耗性も高いラバー製のモールドソール。グリップ力にも優れているので、雨の日でも安心して履くことができますよ。
この記事の掲載アイテム一覧(全10商品)
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『オーツカ M-5』 M5-300
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『オーツカ M-5』 M5-218
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『オーツカ M-5』 M5-217
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『オーツカプラス』 OP-1001
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『オーツカプラス』 OP-1005NA
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『オーツカプラス』 OP-1004
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『オーツカ ヨコハマ メイド』 OG-1000
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『オーツカ ヨコハマ メイド』 OT-1011
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『オーツカ ヨコハマ メイド』 OG-1004
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『オーツカ ヨコハマ メイド』 OT-1014
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