
電子書籍リーダーで読書がグッと快適に。スマホやタブレットにはない利点とは
“積読”で困っているなら、電子書籍を使うのが得策。すでに電子書籍を利用中の人も、電子書籍リーダーを使えば読書が一層楽しめます。詳しく解説するので、ぜひ活用を!
スマホやタブレットがあっても、電子書籍リーダーがやっぱり便利
巣ごもりしながらでも手軽に購入できる電子書籍を利用する人が増えています。ビジネス書や自己啓発書はもちろん、最近はマンガを電子書籍で読む人も増加。それに伴い、電子書籍リーダーを使う人も増えているようです。
スマホやタブレット、パソコンでも電子書籍を読むことはできますが、せっかくならば専用の電子書籍リーダーを使用するのがおすすめ。とっても便利で、筆者も実際に使っています。さまざまなメリットを享受できるので、これを機に電子書籍リーダーを積極的に活用してみましょう!
どこがいいの? 電子書籍リーダーを使うべき3つのメリットとは
専用の電子書籍リーダーを使うメリットはいろいろありますが、ここではスマートフォンやタブレットでは得られない3つのポイントに絞って解説します。自分がメリットを感じられるかどうかをチェックしながら確認してみてください。
メリット1
読書に集中できる
原則として、電子書籍リーダーは電子書籍の購入と読書だけができるツール。さまざまなアプリが使用できるスマートフォンやタブレットとは、「読書しかできない」という点が大きく異なります。SNSをチェックしたりメールを読んだり動画を見たりすることができないからこそ、半強制的に読書に集中することができるのです。
メリット2
目にやさしく疲れづらい
電子書籍リーダーの大半が採用しているのは電子ペーパー。紙の読みやすさとディスプレイの利便性を併せ持つ反射型表示媒体です。電子ペーパーはブルーライトが発生しないので眠る前に読んでも覚醒しにくく、明るさがあるので暗くした寝室での使用にも適しています。
メリット3
バッテリーが長持ちする
電子書籍リーダーに使用している電子ペーパーは、他のディスプレイと比べて消費電力が少ないのも特徴。しかも用途を読書に特化しているので、その点でもバッテリーの消費が抑えられます。1度の充電で数日~数週間ほど使用でき、外出先でもバッテリーを気にせず読書が楽しめます。
まずはここを見る。電子書籍リーダーを選ぶ際の重要チェックポイント5つ
実際に電子書籍リーダーを選ぶ際には、押さえておくべきポイントがいくつかあります。必ず確認しておきたい項目を5つに絞って解説しますので、購入時には確実にチェックするようにしましょう!
チェックポイント1
対応している電子書籍ストア
日本で利用されている主要な電子書籍ストアは「Amazon」と「楽天」で、それぞれ『Kindle(キンドル)』『Kobo(コボ)』という電子書籍リーダーが対応しています。また、AndroidのOSを採用し、アプリを使用するタイプの電子書籍リーダーもあります。
チェックポイント2
自分が読むものに合った解像度とカラー表示
画面の解像度が高いほど、写真やイラストの細部まで美しく映し出すことができます。マンガや写真集など、ビジュアル的な要素が重要な電子書籍を読む場合、解像度は高いほうがベター。目安としては300ppi以上がおすすめです。また、カラーで見たい場合には、電子書籍リーダーではなくタブレットを使わなければならないのが現状。ただし、カラー表示ができる電子ペーパーも開発されていて、海外では電子書籍リーダーに実装されはじめています。そう遠くないうちに日本にもカラーの電子書籍リーダーが登場することでしょう。
チェックポイント3
記憶容量などのスペック
保存できる冊数に関わる記憶容量も大切なチェックポイント。テキスト中心の電子書籍よりも画像メインのほうが容量は多くなるため、どんなタイプの電子書籍を読むのかを想定しつつ選ぶのがポイントです。ちなみに、コミックで換算した大まかな保存可能冊数は、容量8GBで約130冊、32GBで約650冊です。また、PDFファイルが閲覧できる仕様だと便利。仕事用の資料や自作したデータなどを電子書籍リーダーで確認することができるので、用途がさらに広がります。
チェックポイント4
使いやすいサイズ
電子書籍リーダーが同じなら、どんな電子書籍を読むときも手に触れる端末は一緒です。文字の大きさや明るさなどを変えることはできても、端末や画面の大きさや手触りなどは変えることができません。だからこそ、こだわって選ぶのがおすすめ。自分が持ちやすいサイズ、見やすい画面などをきちんとチェックするようにしましょう。
チェックポイント5
お風呂でも読める防水機能
電子書籍リーダーの中には、防水機能を備えたタイプもあります。水に強い端末なら、お風呂に浸かりながら電子書籍を読むことが可能。さらに、ビーチやプールサイドでも使用できます。飲み物をこぼしても安心なので、予算に余裕があるなら防水性の高い電子書籍リーダーを選ぶことを推奨します。
快適な読書環境のために。 おすすめ電子書籍リーダー10選
以下では、現在すぐに購入できる主な電子書籍リーダーをご紹介。 似たようなデザインでも細かいスペックや機能、特徴などは異なりますので、気になる端末を見つけたら細部までチェックしながら検討してみましょう。
アイテム1
『キンドル』
もっともポピュラーな『キンドル』の中で、もっともベーシックな端末。モデル名がないほどスペックもベーシックですが、だからこそリーズナブルな価格を実現しています。文字を読むには十分なので、電子書籍リーダーのエントリーモデルとして最適!
アイテム2
『キンドル』ペーパーウェイト
防水機能を備えているのが大きな特徴。毎日のお風呂時間が読書タイムに変わります。ベーシックなモデルより解像度が高く、容量も8GBと32GBからセレクト可能。軽くて薄い作りなので、持ち運ぶのにも便利です。
アイテム3
『キンドル』オアシス
大きな画面が最大のポイント。『キンドル』の他モデルは6インチですが、この「オアシス」は7インチになっています。色調調節ライトを搭載し、色味を変えられるのも特徴。クリアなホワイトから柔らかい暖色まで調整することができます。
アイテム4
『コボ』ニア
楽天が展開している『コボ』のエントリーモデル。基本的な機能はクリアしているので、快適かつ気軽に読書を楽しむことができます。普段から楽天でショッピングをする機会が多い人は、最初に検討したい端末です。
アイテム5
『コボ』クレア HD
コンパクトなサイズ感と最高クラスの解像度を両立した人気モデル。「高速ページめくり」を搭載しているので、ストレスなく読書に没頭できます。記憶容量は8GBで、普段使いならまったく問題ありません。
アイテム6
『コボ』ライブラ H2O
『コボ』が誇る最高級モデル。画面は7インチと大きく、IPX8規格準拠の防水性能を備えていて、ページめくりボタンで簡単に読み進めることができます。また、横向きにすることで見開き表示が可能。ベゼルや背面カバーのカラーをブラックとホワイトから選べるのも魅力です。
アイテム7
『ライクブック』マーズ 7.8インチ
Android OSを搭載しつつ電子ペーパーを採用しているのが特徴。電子書籍リーダーに近いタブレットといえる端末で、「Google Play」からアプリをダウンロードして使用します。ディスプレイはかなり大きめで7.8インチ。
アイテム8
『ライクブック』アレスノート 7.8インチ
ネーミングの通り、スタイラスペンでノートのように書き込むことができるモデル。手書き文字をテキストに自動変換する機能も備えています。フロントライトを搭載し、状況に合わせて暖色と寒色の切り替えができるので、目をケアしつつ読書が楽しめます。
アイテム9
『ブークス』ノート2
『ブークス』もAndroid OSを搭載。画面のサイズが数種類あり、「ノート」はA5サイズよりも大きな10.3インチのディスプレイを採用しています。2画面表示ができ、半分で電子書籍を開き、もう半分でノートアプリを使用することも可能。スタイラスペンが付属しています。
アイテム10
『ブークス』マックス ルミ
「マックス」はその名の通り、電子書籍リーダーとしては別格なほどの大画面。13.3インチのディスプレイを採用しています。しかも高機能モデルの「マックス ルミ」は、フロントライトの色調調整機能も装備。大きな画面でストレスなく読書やメモができます。
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