
“おきに”のコーヒーは、キャニスターでずっとおいしく。見た目良好なおすすめ8選
コーヒーにこだわるなら、豆の保管にも細心の注意を払いたいもの。おいしい1杯が飲めるうえ、おしゃれなモノならインテリアにもなり、コレクション欲がかきたてられます!
コーヒーキャニスターの存在が、1杯のコーヒーをよりおいしく導いてくれる
そもそもキャニスターとは、主に酸化や湿気に弱い食品を保存するための、密閉性に優れた保存容器のこと。その中でコーヒー豆用に作られたものやコーヒー豆にも使用できるものを、コーヒーキャニスターと呼びます。コーヒー豆にとって、酸素と湿度は風味を損なう大敵。この2つからコーヒー豆を守ってくれるのがコーヒーキャニスターのメリットです。ただし、コーヒーキャニスターに入れておいても保存期限はあります。豆や環境にもよりますが、冷蔵庫に入れて1か月が目安。それ以上コーヒー豆を保存したい場合は、キャニスターを使わず冷凍庫で保存しましょう。
より効果的に保管するために。コーヒーキャニスターの使用方法
コーヒー豆が入ったガラスのコーヒーキャニスターが明るい部屋に飾られている風景を見たことがある人もいるかと思います。でも実はその使い方、必ずしも正しいわけではありません。コーヒー豆は紫外線にも弱いので、透明なコーヒーキャニスターで豆を保管する場合は、袋ごと入れるのがおすすめ。また、豆は高温にも弱いので、保管場所は冷蔵庫がベスト。どうしても直接豆を入れて外に置いておきたい場合は、冷暗所に保管するのが良いでしょう。木製や陶器など遮光性に優れる素材は、豆を直接入れてもOKです。
必要な特徴からセレクト。コーヒーキャニスターの選び方
コーヒーキャニスターを選ぶときに大切な3つのポイント、サイズ・素材・デザインについて解説します。自分のコーヒースタイルに合ったサイズや素材を選んだほうが便利なのはいうまでもなく、好みのデザインのほうが長く使いたくなるもの。特にサイズは意外と重要です。
ポイント1
購入頻度から考える、コーヒーキャニスターの「サイズ」
コーヒーキャニスターのサイズは、1週間に飲むコーヒーの杯数、つまり週単位のコーヒー豆の消費量が目安になります。コーヒー1杯分の豆は約12g。1人暮らしで平日は1日2杯、休日は1日3~4杯と考えると、1週間で168~216gのコーヒー豆を消費する計算になります。毎週コーヒー豆を購入するなら、コーヒーキャニスターは200~300gがジャストサイズですが、隔週でまとめ買いするなら、余裕を持って500g以上のサイズが良いでしょう。冷蔵庫に入るかどうかなど、保管場所との兼ね合いも事前に調べておきましょう。
ポイント2
遮光性&におい移りを考慮して選ぶ、コーヒーキャニスターの「素材」
コーヒーキャニスターの代表的な素材は、ガラス、陶器、ホーロー、ステンレス、プラスチック、木製になります。素材による大きな違いは、遮光性のある・なしと、におい移りするかどうか。ガラスやプラスチックなど、透明な素材は遮光性が低く、紫外線を通しやすい傾向にあります。におい移りは気にしなくて大丈夫な素材が多いですが、ステンレスなど金属系は、豆に金属のにおいが移ることがあります。
ポイント3
どうせなら、気持ちが高まる逸品を。コーヒーキャニスターの「デザイン」
機能性も大事ですが、愛着を持って使うなら、やはりデザインにはこだわりましょう。陶器やホーローのマットな質感は清潔感があってキッチンに映えますし、金属製で背が低いコーヒーキャニスターは武骨な雰囲気があり、ブルックリン風のインテリアにマッチします。いくつか揃えるなら背の高さと素材を合わせると、より見栄えします。迷ったら、他のコーヒーグッズとメーカーを揃えるのがおすすめ。統一感を演出できて、おしゃれ度が増します。
人気メーカーから続々。コーヒーキャニスター、おすすめ8選
上記を踏まえて、おすすめのコーヒーキャニスターをセレクトしました! 有名コーヒーメーカーをはじめ、インテリア雑貨のメーカーのモデルなどもあります。幅広く展開されているモデルなら、コーヒー専用以外のキャニスターも揃えるのもアリでしょう。
アイテム1
『カリタ』キャニスター オール クリアー ボトル 250
コーヒー豆を取り出しやすい広口タイプ。パッキン部分は抗菌ポリエチレンが採用されており、衛生的です。透明なガラス瓶はにおい移りが少なく、蓋も透明なので、中のモノがひと目でわかるのがメリット。専用メジャーカップが付属するのもうれしいですね。直径10.4cmで、凹凸がないフォルムなので、ちょっとしたスペースに置いておけるのもGOODです。
■DATA
サイズ:∮10.4×H13.4cm
容量:750ml(コーヒー豆約250g)
素材:ソーダガラス
アイテム2
『ゼロジャパン』コーヒーキャニスター340
アメリカで高く評価され、大手コーヒーチェーンにも採用されている本格的なコーヒーキャニスター。遮光性に優れた陶器素材は紫外線からコーヒー豆を守り、密閉性も優れているので、豆が劣化しにくい特徴があります。コーヒー豆のほか、パスタや小麦粉などの保存にも適しており、汎用性が広いので長く使えそう。マットなホワイトの質感は清潔感があり、キッチンやダイニングに馴染みます。『ゼロジャパン』のコーヒーキャニスターは現在、国産では唯一の陶製で、150gや200gなどサイズ展開も豊富です。
■DATA
サイズ:∮10.5×H24.5cm
容量:1420cc(コーヒー豆約340g)
素材:陶器
アイテム3
『ハリオ』珈琲キャニスタースリムM
取っ手が付いており、持ち運び至便なコーヒーキャニスター。室内での使用はもちろん、アウトドアでも活躍します。コーヒー豆・コーヒー粉のほか、乾物の保存にも最適。約8.5cmの大口径はコーヒー粉を出し入れしやすく、密閉性も十分です。耐熱ガラスなので熱湯で消毒でき、食洗機にもかけられるためお手入れ簡単。なお、『ハリオ』は創業1921年の耐熱ガラスメーカー。高い完成度を誇るコーヒードリッパーやサーバーなど、プロにも愛用者が多いメーカーの1つです。
■DATA
サイズ:W13×H15×D87cm
容量:コーヒー粉約190g
素材:耐熱ガラス
アイテム4
『キントー』保存容器 SCS コーヒーキャニスター
遮光性が高い磁器製のキャニスター。蓋部分にはシリコンも使用されており、密閉性も安心。紫外線や湿気、酸素からコーヒー豆を守ります。鈍みがかったブラウンのデザインは落ち着いた雰囲気で、渋めのコーヒーアイテムと合わせると雰囲気が出そう。円筒形で中央が少しくぼんだフォルムも、手にしっくり馴染んで使い勝手良好です。『キントー』は使い心地とデザインが両立したキッチンウェアブランド。おしゃれなコーヒーアイテムも豊富なので、キャニスターと合わせて揃えるのもアリでしょう。
■DATA
サイズ:∮11×H11.5cm
容量:600ml
素材:磁器
アイテム5
『籐芸』木のキャニスター
チェアなどインテリアにも使用されているビーチ材のコーヒーキャニスター。木製素材は、遮光性が高いのはもちろん、コーヒー豆の湿気を吸収してくれるのが特徴です。ビーチ材独特の小さな斑点と淡いオレンジがかった乳白色は味があります。蓋部分はシリコンパッキン付きで密閉性も問題なし。逆さまにしても蓋が外れません。同シリーズは塩や砂糖用もあるので、ナチュラル派は全部揃えたいところ。なお、『籐芸』は創業44年を数える老舗木工メーカー。特に木製のカトラリーやキッチンアイテムにこだわりがあります。
■DATA
サイズ:約∮9.5×H9.7cm
容量:250ml(コーヒー粉約125g)
素材:天然木
アイテム6
『グローカル スタンダード プロダクツ』ツバメ キャニスター ショート
『グローカル スタンダード プロダクツ』は、金属加工の街・新潟県燕市で誕生したコーヒーとキッチンウェアのブランド。こちらはその、ステンレス製のコーヒーキャニスターです。ヘアライン仕上げのボディが美しく、ツバメ印のワンポイントもおしゃれです。天然のチーク材を使用した蓋は、樹脂パッキン付きで密閉性十分。温かみのある木目の風合いと光沢のあるメタルボディとのコントラストが武骨な雰囲気を出しつつ、他に同じものがない木目のデザインが自分だけの唯一感を演出します。
■DATA
サイズ:W8.5×H9.5×D8.5cm
容量:350ml(コーヒー豆約120g、コーヒー粉約130g)
素材:ステンレス・チーク材
アイテム7
『ナルゲン』コーヒー ビーンズ キャニスター
“ナルゲンボトル”の名で有名な、アウトドアボトルなどを展開するブランドのコーヒーキャニスター。側面に目盛りが付いており、コーヒー豆の残量がひと目でわかるのが便利です。広口で取り出しやすい蓋部分は、パッキン部分がない独自のキャップシステムを採用。パッキンがないので洗いやすいうえに密閉性も優れており、コーヒー豆の風味劣化を防ぎます。コーヒードリッパーのロゴデザインもキュートなので、キャンプに持っていって、みんなに見せたくなりますね。
■DATA
サイズ:不明
容量:約700ml(コーヒー豆約200g)
素材:飽和ポリエステル樹脂
アイテム8
『アンコムン』密閉容器エバーロック
『アンコムン』は、2016年に誕生したキッチン・家庭用品ブランド。製品の高いクオリティから、アメリカをはじめ世界10か国以上で愛されています。こちらは、上部のダイアルを右に45度ひねるだけで簡単に密閉される独自システムを採用した、高気密密閉容器。容器内の少量の空気を抜くことで、容器内を微弱な減圧状態にし、蓋と容器が密着。空気や水分の侵入防止はもちろん、虫などの侵入も防ぎます。本体は樹脂素材なので、分解して洗浄でき、常に清潔に使用できるのが◎。
■DATA
サイズ:W10.5×H19×D10.5cm
容量:1.2L(コーヒー粉約300g、コーヒー豆約350g)
素材:PC樹脂、ABS樹脂
この記事の掲載アイテム一覧(全8商品)
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『カリタ』 キャニスター オール クリアー ボトル 250
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『ゼロジャパン』 コーヒーキャニスター340
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『ハリオ』 珈琲キャニスタースリムM
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『キントー』 保存容器 SCS コーヒーキャニスター
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『籐芸』 木のキャニスター
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『グローカル スタンダード プロダクツ』 ツバメ キャニスター ショート
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『ナルゲン』 コーヒー ビーンズ キャニスター
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『アンコムン』 密閉容器エバーロック
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