
現代に蘇った70年代スニーカー。アディダスのカントリーがこなれている
「スーパースター」や「スタンスミス」と並んで『アディダス オリジナルス』を代表する名作の1つに数えられる「カントリー」。昔も今も変わらない魅力をご紹介します。
本コンテンツはTASCLAPが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
当時の空気を存分に。『アディダス』の「カントリー」が今また新鮮
1973年に『アディダス』から登場した名ランニングシューズ「カントリー」。「スーパースター」や「スタンスミス」といった定番と肩を並べる、『アディダス オリジナルス』の三大アイコンモデルの1つです。その名は未舗装のコースを走るクロスカントリーに由来し、まさにそのために開発されたシューズになります。70年代当時としては、かなり革新的なモデルでした。80年代には映画『ビバリーヒルズコップ』でエディ・マーフィー氏扮するアクセル刑事が履いたことで世界中で人気が一気に爆発。今でも多くのファンを魅了しています。
「カントリー」といえば、70年代ならではのクラシックなデザインが魅力です。そして余分なギミックをそぎ落したアッパーは、ホワイトをメインに、グリーンで統一されたスリーストライプス、シュータンラベル、ヒールと、シンプルなカラーリングでどんなスタイリングとも好相性。ジーンズなどのアメカジアイテムだけでなく、トレンドのワイド系ボトムスやクロップド丈のパンツともマッチして、さりげなくスポーツテイストを添えてくれます。
ここが70年代。『アディダス』の「カントリー」のポイントを網羅
1970年代初頭に登場して以来、現在までほとんど形を変えずに愛され続けている「カントリー」。ここではその特徴的な3つのディテールをじっくりと解説し、時代を超えて多くのファンが虜にされる秘密を読み解いてみましょう。
ポイント1
高級感としなやかさを両立してくれる、天然皮革のアッパー
「カントリー」のアッパーといえば、70年代当時のオリジナルはカンガルー革が主流。その後、通気性を追求したナイロンアッパーという派生モデルも存在しましたが、現在はより優れた耐久性を考慮して天然皮革がメインとなっています。上質な天然由来のレザーをメインに使用して高級感を持たせながら、トゥやヒール周りのオーバーレイにはスエードの補強を加えて耐久性をさらに向上。さりげないデザインアクセントとしても機能させています。
ポイント2
温かみのあるガムソールを主体とした、クッション性に優れる3層ソール
「カントリー」の1番の特徴といえるのが、2層に重なったミッドソール。堅さの違うEVAを重ねることで、悪路にふさわしい優れたクッショニングと安定性を両立させています。そして層によってグリーン&ホワイトとカラーリングを分けることで、ポップなルックスを形成! アウトロールはガムソールを採用することで、耐久性とグリップ力を高めています。
ポイント3
密かなこだわりも潜む、オリジナルに忠実なレトロなフォルム
アウトソールはレトロランニングならではのヘリンボーンタイプのトレッドパターン。トゥやヒール付近のパターンを太く変化させることで耐久性を高めながら覆うようにまくり上げた形状から、ドライビングシューズとしても人気があります。そしてオリジナルに忠実に、トレフォイルロゴを排したヒール部分も特徴的ですね。
今買える『アディダス』の「カントリー」はこの3色
「カントリー」といえばアイコニックカラー“フットウェアホワイト×カレッジグリーン”ばかりをイメージしがちですが、他にもカラバリが存在します。タイミングによってはユニークなカラーも存在しますが……ここでは定番色を筆頭に、新鮮なイメージのブラックベースまで、すぐに入手可能な3色の「カントリー」を披露します。
カラー1
どこか「スタンスミス」を思わせる、フットウェアホワイト×カレッジグリーン
「カントリー」を特徴付ける最も代表的なカラーリングといえるのが、このフットウェアホワイト×カレッジグリーン。「スタンスミス」を思わせるカラーリングで、シンプルかつクリーンなイメージを構築しながら、ガムソールのブラウンがどことなく武骨でスポーティな雰囲気を添えています。
カラー2
汎用性の高さはピカイチ。フットウェアホワイト×コアブラック
フットウェアホワイト×カレッジグリーンに次いで人気なのがこちらコアブラック×フットウェアホワイト。スリーストライプスやヒールなど特徴的ディテールがブラックに差し替わることで、より都会的で男っぽい雰囲気へとアレンジされています。
カラー3
より大人っぽい雰囲気を醸し出したいなら。コアブラック×フットウェアホワイト
「カントリー」といえばホワイト、というイメージを一変させるコアブラック×フットウェアホワイト。ブラックをベースにすることで重厚感が増し、より大人っぽい雰囲気を醸し出しています。さらにシュータンラベルがゴールドに切り替えられたことで、ラグジュアリー感も加わりました。
大人にはこちらの「カントリー」。よりレトロさを求めるならナイロン素材を
1970~1980年代のオリジナルに存在していた、ナイロンアッパーエディション。通常版よりも通気性や軽量性が高められたアレンジバージョンです。アッパーのメインパーツとなるレザーのインレイをナイロンに切り替えることで全体にメリハリがつき、より強い存在感を放っています。一般的にはあまり知られていないモデルなので、まさに通好みな1足といえますね。
KEYWORD関連キーワード
STAFF STYLING
スタッフスタイリング
VIDEO
注目動画
ACCESS RANKING
アクセスランキング
ITEM RANKING
アイテムランキング