
インテリアに馴染むエバーフレッシュ。育て方のポイントと飾り方のアイデア
ライトグリーンの葉が部屋に明るくやさしい印象をもたらしてくれる観葉植物のエバーフレッシュ。インテリアとの馴染みが良く、取り入れる人が増えているんです。
本コンテンツはTASCLAPが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
人気の観葉植物。エバーフレッシュってどんな品種?
エバーフレッシュは、熱帯アメリカが原産のマメ科コヨバ属の常緑高木です。公園などの公共施設、家の庭に植えられているネムノキの仲間 で、アカサヤネムノキという和名で呼ばれることもあります。
エバーフレッシュの特徴といえば、葉の開閉を行うこと。昼間は葉を開いていますが、夜になると葉を閉じて眠り、朝になるとまた開くという動きをします。これを「就眠運動(しゅうみんうんどう)」といい、枝豆や大豆などマメ科の植物ほとんどに見られます。ちょっとした動きですが、植物が生きていることを実感しやすく、“観葉植物と一緒に暮らしている”という楽しみを味わうことができます。
またエバーフレッシュは、春から夏前ごろにクリーム色のフワフワとした花を咲かせることもあります。
エバーフレッシュの選び方。ポイントはこの3つ!
いざエバーフレッシュを購入しようとなったら、たくさんある株の中から一体どの個体を選べば良いのでしょうか……? そこで株を選ぶ際にチェックしたいポイントをまとめました。店頭だけではなく、通販でも使えるポイントですよ。
ポイント1
葉の色、ツヤが良いものを選ぶ
健康なエバーフレッシュの葉色は明るいグリーンです。生長して出てきた新芽は茶色っぽかったり、黄金色だったりしますので緑じゃなくてもご安心を。葉先が乾燥していてパリパリなものではなく、色ツヤの良い株を選びましょう。
ポイント2
樹形が個性的! 気に入ったシルエットを選ぶ
部屋の印象を左右するともいえるのが樹形。同じ姿の株はなく完全なる1点ものなので、吟味して選びたいですよね。置きたい場所や他の観葉植物とのサイズバランスを考慮しながら選びましょう。あえて小さい株を選び、自分好みに仕立てていくのも観葉植物の楽しみ方でもあります。
ポイント3
置くスペースに合わせてサイズを選ぶ
エバーフレッシュは比較的生育が早い観葉植物です。置く場所の環境が良く、すくすく育つと1年後にはぐんと大きくなっていたなんてことも。生長することを考えて、いきなり大きいものを選ぶよりは伸びしろを見込んで選ぶのも◎。家に持ってきたらお店で見たときより大きく感じるなんてこともよくあるので、あらかじめ置く場所のスペースを把握しておくとサイズ選びにで敗しにくいです。通販の場合は採寸をお忘れなく。
5つのポイントを意識して、エバーフレッシュを育てよう
水やりや植え替えのタイミング、置く場所などエバーフレッシュを育てるために知っておきたいポイントをまとめました。普段の管理にあると便利なアイテムや土も一緒にご紹介します。
ポイント1
水やりは土が乾いてからたっぷりと
春以降の気温が高い時期は、土の表面が乾いたら水やりをします。冬場の気温が低い時期は生長が緩慢になるので、水やりの回数を減らします。先にご紹介したように、エバーフレッシュは昼間は葉を広げ夜は閉じる習性があります。日中なのに葉が閉じっぱなしという場合は、水不足のサインです。水やりの頻度を増やすなど調整をしてください。
ポイント2
葉に水を与えて適度な湿度を保つ
エバーフレッシュは細くて繊細な葉をしているので、気を付けたいのは乾燥です。乾燥しているとハダニやカイガラムシなどの発生の原因になります。適度な湿度を保つために、こまめに葉に水を与える「葉水」をすることを忘れずに。ボタンを押すだけで水が出るオートスプレーなど、簡単に霧吹きできるアイテムもあるので取り入れてみるのも良いですね。空調の効いた部屋は特に乾燥しやすいので、葉水をお忘れなく。
ポイント3
寒さは苦手。冬は暖かい場所での管理が理想
季節を問わず、日がよく当たる場所に置くのがベターです。日光が強すぎる場合は、レースカーテン越しに置いてください。 エバーフレッシュは寒さにあまり強いとはいえないので、冬は暖かい場所で管理をしましょう。できれば日が当たる窓辺が理想ですが、朝晩の窓辺は冷え込みますので、昼間の暖かい時間帯に窓辺に移動するのが◎。なお、空調の風が直接当たらないようにしてくださいね。
ポイント4
適宜、剪定して樹形を整える
剪定と聞くと難しそうなイメージで、本当に切って良いの? と思う人も多いかもしれません。エバーフレッシュは生長が早いほうなので、適宜剪定をすることが必要になります。4月以降気温が安定して暖かくなってから梅雨前くらいまでは剪定に向いた時期。剪定をしてもまた生長するので、怖がらずにチャレンジしてみてください。
ポイント5
植え替えは春から初夏がベストタイミング
生長期に入るちょっと前に植え替えをすると、生長期に根が土に馴染みます。エバーフレッシュの場合は、4月から真夏になるまでに植え替えを行うのがベター。真夏の猛暑日は避けてください。大きくなった株を植え替える場合は、一回り大きい鉢を選ぶように。古い根は取り除いてから植えるようにしましょう。虫が湧きにくい土もありますので、観葉植物を育てたいけれど虫が気になる……という方は購入後に植え替えるのも1つの手です。
これって枯れているの? エバーフレッシュにまつわるトラブルとその対処法
葉の色が緑ではないなど、これは大丈夫? と明らかに買ったときから見た目が変わってきた場合は、何かしらのサインが隠れていることも。 どんなサインなのか、その対処法も合わせてチェックしておきましょう。
新芽以外で黄色っぽい葉があるのは、枯れているの?
健康なエバーフレッシュは写真のような明るいグリーンです。枯れていると葉の色が悪くなり、乾燥してパリパリになってしまいます。枯れてはいないけれど、新芽以外の葉が明らかにグリーンではない場合は害虫がついている場合があります。ハダニやカイガラムシは葉、茎などについて養分を吸汁してしまいます。吸汁されているとその部分は色が変わり弱々しい見た目になります。ハダニ、カイガラムシは乾燥が原因とされていますが、環境として風通しが悪く暗い場所も好みます。葉が生い茂り下のほうに日が入っていない場合は剪定をして、日光と風が届くようにすると良いでしょう。
虫がついた場合は早めに対処する
気を付けたい害虫は、ハダニとカイガラムシです。どちらも小さく、葉裏や隙間などに見つかることもあり、よく見ないと気付かないことが多いです。 見つけ次第、手で取り除きます。その後薬剤を使用して予防すると良いでしょう。害虫が増えすぎてしまった場合は、思い切って葉や枝ごと切り取るという方法もあります。どちらにせよ、一度発生すると数日後にまたついているなんてことがあります。というのも、小さい虫なので見えない隙間などに潜んでいることがあるからです。対処した後でも定期的に観察して、見つけたら取り除くよう心掛けてください。
こんな風に飾るとおしゃれ! エバーフレッシュの飾り方のアイデア
エバーフレッシュはどんな風に飾ると良いのか? イメージが湧くようなインテリア例を集めてみました。エバーフレッシュが元気に育っている置き場がどんな場所なのかも注目してみてください。
アイデア1
キャビネットの上に置いてスペースを確保
日当たりの良い窓辺に床置きすると、出入りするたびに移動させないといけない……。そんな場合は、キャビネットの上などに置くのが良いでしょう。高さを出すことで日がよく当たり、植物にとってうれしい環境に。鉢カバーでテイストを合わせると一層インテリアに馴染みます。
アイデア2
観葉植物をコンテナにひとまとめ。グリーンコーナーを作る
窓辺に並ぶ観葉植物を同じ色のコンテナにひとまとめ。これなら水やり後でも床の汚れを気にせずに済むだけではなく、管理が1か所でできて便利です。日当たりに合わせて移動させたいときもコンテナごと移動できて楽ですよ。バラバラといろんな場所に鉢を置くと管理を忘れてしまいそう……という方にもおすすめです。
アイデア3
シンプルに、大きめサイズを1つ置く
コーナーに大きい観葉植物が1つあるだけで、色味が入りポイントになっているのがわかりますよね。エバーフレッシュの明るいグリーンがより際立ち、爽やかな印象になります。日光がしっかりと入る場所ならば、窓から離れたコーナーでも育てることは可能。大きい株を育てるときは、キャスター付きの台があると移動が楽になりますよ。
アイデア4
高い空間を有効活用
樹形によっては横に伸びるため、よく通る導線の近くに置くとぶつかって枝が折れたり、鉢をひっくり返したりなんてこともあります。そのため、ぶつかることのない場所を選ぶこともお忘れなく。高いところに置けば、空いている上の空間を有効に活かせます。
アイデア5
たくさんの植物と合わせて、ソファを囲むように飾る
まるでお店のワンコーナーのような、植物に囲まれた空間。エバーフレッシュを置いているラダーやスツールは鉢を飾るのにとても役立つアイテムです。窓の位置が高い場合、このようにスツールなどを使うと日当たりが確保できておすすめです。一緒に季節の花を活ければ四季を楽しむこともできますよ。
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