
サイクルキャップはツバ付きを選ぼう。おしゃれ使いも可能な12のおすすめ
自転車乗りにとってはお馴染みのサイクルキャップですが、最近はタウンユースできるモノも増加中。本記事ではその魅力を掘り下げながら、イチ押しのモデルをご紹介します。
自転車愛好家もファッション好きも。サイクルキャップをおしゃれに被ろう
ひと昔前は自転車愛好家だけのものという印象が強かったサイクルキャップ。そう、ロードバイクに乗る人たちがヘルメットの下によく被っている“アレ”です。しかし最近はスポーツトレンドの後押しもあって、ガチなサイクリストだけでなくファッションユーザーも増えてきています。そんな潮流もあってか、タウンユースしても違和感ないおしゃれなサイクルキャップが続々と登場中! 自転車用ということもあり吸水速乾や撥水などの快適機能を備えるモデルも多いので、取り入れないのは損というものです。
そもそも、自転車乗りがサイクルキャップを被ることで得られるメリットとは?
旬なスポーツテイストを主張できるおしゃれアイテムとしてもシーンで注目を浴びつつあるサイクルキャップ。ですが、まずはデザインではなく実用性の面からそのメリットを見ていきましょう。すでにご存じの方もいると思いますが、復習の意味も込めてぜひご一読を。
メリット1
ヘルメットとの隙間を補正して密着度アップ
多くの場合、サイクリストたちはヘルメットの下にサイクルキャップを着用します。それによってヘルメットと頭部との間の隙間を補正でき、フィット感が上がるためです。また、密着度が上がることでキャップが汗止めの役割を果たすというのもポイント。暑い日に額から汗が垂れてくる……というリスクも、この“重ね被り”により軽減できるんです。なお、サイクルキャップは上にヘルメットやカスクを被ることを想定して作られているため、カタチはかなりコンパクト。風の抵抗を受けないよう、かなりツバが短くなっているのも特徴です。
メリット2
直射日光を防いで熱中症予防
そして、直射日光を防ぐ日よけのアイテムとしても大いに活躍。特に自転車に乗るときは、どうしても長時間にわたって太陽光にさらされがちです。サイクルキャップはデリケートな目や肌を日差しのダメージから守ると同時に、熱中症予防にも効果を発揮してくれます。ちなみに多くの場合、サイクルキャップはツバの上げ下げが可能。日差しが強い時はツバを下げて被り、曇りのときはツバを上げてより視界をクリアに……と使い分けている人も多いようです。
メリット3
寒い季節には防寒対策になる
頭の形に添ったコンパクトな形状で密着度が高いため、秋冬は防寒アイテムとしてもお役立ち。頭部が暖かいと、体感温度もかなり変わってきます。とりわけおすすめなのは、吸水速乾素材のもの。仮に汗をかいてもすぐ乾くため、冬の大敵である“汗冷え”を起こしにくいからです。最近は耳当てが付いた冬用のサイクルキャップも多く販売されているので、防寒対策を徹底したい人はそちらを使用するのも良いでしょう。
普段使いするなら“ツバあり”がベスト!
ちなみにサイクルキャップには写真のような“ツバあり”タイプ以外にも、ツバのないビーニータイプや、後ろで結ぶバンダナタイプもあります。どの型にも違った長所がありますが、自転車シーン以外での普段使いも考慮するあらば、それ単体でもおしゃれ感のあるツバありがベストといえるでしょう。ツバを上げたり下げたり、はたまた後ろ向きに被ったりと、アレンジが効くのもこのタイプの大きな強み!
サイクルキャップをファッションとして活用するなら、おしゃれ上手を参考に
実際のところ、サイクルキャップをファッションとして取り入れるにはどう被るのが正解? それを知りたいなら街ゆくおしゃれ上手の着こなしをお手本とするのが最善策です。普段着スタイルにも難なく溶け込んでくれることが、このコーデサンプルからもよくわかるはず!
着こなし1
男らしいアメカジコーデに帽子でスポーツ感をブレンド
デニムジャケットにカーゴパンツ、さらにスニーカーは『コンバース』という正統派アメカジコーデ。そこにサイクルキャップを投入すれば、定番スタイルに旬なスポーツムードが生まれます。インナーやボトムスと同じアースカラーでまとめれば、一段とあか抜けた着こなしに帰結!
着こなし2
ツバ裏プリントのサイクルキャップでストリート感満点に!
袖プリントのロンTに膝上ショーツを合わせた、'90sスケーター風スタイル。ツバ裏にロゴプリントが入った主張あるサイクルキャップなら、着こなしのストリートなテイストにすんなりと溶け込みます。足元は黒スニーカーで適度にトーンダウンして、アクティブに仕上げつつ大人っぽさもキープ!
着こなし3
トップスと同系色を選び一体感ある着こなしをメイク
ショーツやスニーカーで派手色を選んだぶん、サイクルキャップはシックなブラックを選択。Tシャツと同系色で連動させて、統一感を出しているのもポイントです。アクセント的に使うだけでなく、こんな風にバイプレイヤーとして着こなしに溶け込ませるやり方も当然アリです。
デイリーユースにも対応可能。おしゃれなサイクルキャップ12選
サイクルシーンはもとより、デイリーユースでもOKなサイクルキャップを一挙見せ。どれも機能と見た目を兼ね備えており、日常の頼れるパートナーとなってくれます。シンプル顔からお目立ち系まで、その顔ぶれは多種多様!
アイテム1
『ナリフリ』シアサッカージェットキャップ
サイクルアパレルブランドの先駆け的存在である『ナリフリ』の1品は、アクセント効果絶大なブルーチェック。クールマックス素材を使用したシアサッカー生地によって、吸水速乾性もきちんと担保しています。常に清潔な状態を保っていられるウォッシャブル仕様もうれしいですよね。本気系サイクリストからカジュアルユーザーまで幅広く満足させてくれる、完成度の高い逸品です。
アイテム2
『ゴアウェア』C7 GTX SDキャップ
ゴアテックスで有名なゴア社が手掛けるスポーツブランドから到着。本モデルでは撥水性と透湿性に特化するゴアテックスシェイクドライを採用しており、ヘルメットの下に長時間被っていても蒸れることはありません。モノトーンを基調としたミニマルかつ洗練されたなデザインゆえに、スポーツMIXコーデに落とし込むのも◎。
アイテム3
『チネリ』チャズ・クリスチャンセン キャップ
『チネリ』といえば、言わずと知れたイタリアのトップサイクルメーカー。こちらはブランドにゆかりあるライダーがデザインをプロデュースする“ライダーコレクション”から放たれるアイテムです。全面に散りばめられたポップなアートワークは、有名ライダーのチャズ・クリスチャンセン氏によるもの。素材には乾きが早く、耐久性も高いコットンポリエステルが用いられています。
アイテム4
『パールイズミ』471プリントサイクルキャップ
1950年に創業し、1964年からサイクルウェアの生産を行っている日本の老舗ブランド。定番アイテムとして展開されているサイクルキャップは、優れた吸水速乾性と夜間時の視認性を高めるリフレクター仕様が特徴になっています。フェザー柄がフロントパネルにオンされた、アイキャッチ効果の高いデザインも印象的。
アイテム5
『リンプロジェクト』プリントサイクルキャップ ポテトチップス4520ミックス
スタイリッシュかつ実用的なサイクルアパレルを展開する『リンプロジェクト』からお目見え。日本人の頭に合わせたフィット感良好な作りと、コットン100%ならではの柔らかな風合いがGOODです。直接肌に触れるスベリ(内側の縁部分)には吸汗速乾素材を使い、快適さにも配慮しています。そして、ポテトチップスをモチーフにしたその大胆なルックスでも魅了。ベーシックな大人カジュアルに遊び心を演出してくれます。
アイテム6
『ナチュラルバイシクル』サイクルキャップ
北海道・札幌を拠点とするストリートアウトドアブランドが『ナチュラルバイシクル』。ブランド初となるサイクルキャップは、札幌の有名サイクルショップ「サムズバイク」とのコラボアイテムとなっています。本体左右に各々のロゴマークが入るほか、ツバ裏には“SAPPORO CITY”のプリントが堂々と鎮座。クールマックス素材を使っていたり、バックがゴム仕様になっていたりと、機能面にもこだわり抜きました。
アイテム7
『カペルミュール』サイクルキャップ
ブランド名はベルギーの伝統的ロードレース“ロンド・ファン・フラーンデレン”に登場する難所に由来。ただし、れっきとした日本ブランドです。中央を走るベルギーカラーのラインがユニークなこのモデルは、撥水・吸水速乾・ストレッチなどスペック面の充実っぷりもお見事! ポリエステル100%素材だけあって軽量性にも秀でています。
アイテム8
『ビアンキ』レパルトコルサ レース サイクリングキャップ
1885年にイタリアで産声を上げた、世界最古の名門自転車メーカーより。『ビアンキ』を象徴するカラーである“チェレステ”を纏ったサイクルキャップは、図らずとも周囲の視線を惹きつけます。さらに、サイドに配されたビッグサイズのロゴマークも存在感を主張。素材は汗や雨で濡れても乾きやすいコットンポリエステル素材で、盛夏でもノーストレスです。
アイテム9
『スリフト』サイクルキャップ サイドメッシュ ブラックデニム
デニム製キャップを得意とする帽子ブランドらしく、このモデルでも使い込むほどに味が出るブラックデニムを素材にチョイス。しかも、ジンバブエコットンを使った高品質なデニム生地です。サイドパネルをメッシュで切り替えていますから、通気性に関しても申し分ありません。背面にはヌメ革製のアジャスターが付属し、フィット感は自在にコントロール可能。
アイテム10
『オンヨネ』プリントサイクルキャップ
1968年に設立された『オンヨネ』はプロアスリートからの支持も厚いスポーツ界の実力派。自転車総柄で彩られたお茶目顔なサイクルキャップは、ブランド独自のハイグレーターリフレクト素材によって高次元な遮熱効果を叶えています。それだけでなく吸水速乾性も併せ持っていますから、あらゆるシチュエーションでコンフォートを約束!
アイテム11
『ペース』ソリッドコットンサイクルキャップ
カリフォルニア・ハンティントンビーチで生産を行う、生粋のMADE IN USAブランド。薄手&丈夫なコットンツイルを使ったサイクルキャップは、非常に軽やかな被り心地が持ち味となっています。気分を高めてくれそうな、まっさらなホワイトカラーも魅力的! 内部にはスウェット製の汗止めバンドを装備し、目に汗が流れ込むのを防いでくれます。
アイテム12
『ソフトクリーム』N.03キャップ
ニュースタンダードをキーワードとする日本ブランド『ソフトクリーム』は、『ビームス』とのコラボも行うなど現在注目の存在。そんな同ブランドのサイクルキャップは、夏の日差しを思わせる鮮烈なカラーリングが見どころに。ボディは風合いの良いコットンツイル製で、愛用するうちにイイ感じで味が出てきます。サイドのベンチレーション穴にバックアジャスターなど、被り心地への配慮も忘れていません。
この記事の掲載アイテム一覧(全11商品)
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『ナリフリ』 シアサッカージェットキャップ
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『ゴアウェア』 C7 GTX SDキャップ
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『チネリ』 チャズ・クリスチャンセン キャップ
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『パールイズミ』 471プリントサイクルキャップ
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『リンプロジェクト』 プリントサイクルキャップ ポテトチップス4520ミックス
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『ナチュラルバイシクル』 サイクルキャップ
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『カペルミュール』 サイクルキャップ
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『ビアンキ』 レパルトコルサ レース サイクリングキャップ
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『スリフト』 サイクルキャップ サイドメッシュ ブラックデニム
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『オンヨネ』 プリントサイクルキャップ
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『ペース』 ソリッドコットンサイクルキャップ
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