
知的でおしゃれ。メタルフレームのメガネが人気再燃している理由を探る
ひと昔前はマイナスイメージがあったメタルフレームのメガネが、最近はおしゃれアイテムとして注目されています。その魅力からおすすめ品、コーデ例まで深堀りしてお届け!
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シャープで知的な印象を放つメタルフレームのメガネが今、再評価されています
メタルフレームとは、その名の通り金属を使用したフレームのこと。その素材はチタンやニッケル合金といったさまざまな種類があり、それらを総称してメタルフレームと呼ばれています。シンプルで飽きがこないデザインが多く、トレンドに左右されることなく長く愛用できるのが最大の魅力。また、セルフレームのメガネに比べると主張は控えめで、着用するシーンや着こなしを選ばないというのもメリットです。
メタルフレームのメガネと聞くと、”昔っぽい“というマイナスのイメージを持っている人も多いでしょう。かくゆう筆者もそうでした。しかし最近は、メタルフレームならではのレトロでクラシックな雰囲気が逆に新鮮と捉えられ、おしゃれアイテムと認識されているんですよ。そういうわけで、周りとひと味違うおしゃれなメガネをお探しなら、メタルフレームがおすすめなのです。
メタルフレームメガネとセルフレームメガネの違いを確認
メタルフレームとセルフレームの決定的な違いは当然、素材使いです。メタルフレームは金属素材。プラスチックのセルフレームに比べると重さはあるものの、強い素材ゆえにフレームを細くすることができるので見た目の主張が控えめ。一方、セルフレームは強度を出すためにある程度の太さが必要なので、どうしても掛けたときの印象が強くなってしまいます。また、メタルフレームのメガネに使われる金属は意外と柔軟性があるため、セルフレームメガネ以上のフィット感を実感できるはずです。
メタルフレームのメガネはこんな人におすすめです
メタルフレームのメガネを選ぶか、セルフレームのメガネを選ぶかは完全に好みの問題。ただ強いていうなら、目鼻立ちがはっきりとした濃い顔の人にはメタルフレームがおすすめです。というのも、存在感あるセルフレームは、濃い顔の人がかけると印象が強くなりすぎてしまう場合があるんです。その点、メタルフレームは主張が控えめなので、顔の印象を引き立てつつさりげないポイントになってくれます。
お気に入りの1本がきっと見つかる。メタルフレームのおすすめメガネ10選
メタルフレームならではのクールさは、リラックス感漂う今どきなカジュアルコーデの引き締め役としてもぴったり。以下では個性的なラウンド型&ボストン型と、汎用性が高いスクエア型&ウェリントン型でおすすめモデルをピックアップしました。
▼タイプ1:着こなしの洒落度をアップできる「ラウンド型&ボストン型」
ラウンド型とボストン型のメガネは丸みを帯びているため、柔らかでやさしい印象を与えられます。その半面、個性的ルックスで難易度が高いと思っている人もいるかもしれません。しかし、メタルフレームなら主張は控えめなのでラウンド型やボストン型を取り入れやすく、かつ着こなしをおしゃれに格上げできるんです。
アイテム1
『オリバーピープルズ』コールリッジ
1986年にハリウッドで創業し、世界中のセレブから絶大な支持を得ている『オリバーピープルズ』。「コールリッジ」のラウンド型はすっきり無駄のない繊細なフレームラインと、ヴィンテージフレームにインスパイアされた馬蹄のようなブリッジが特徴的なモデルです。柔らかいシルバーなので、上品な雰囲気を演出できるのもポイント。
アイテム2
『レイバン』ラウンドメタル
『レイバン』といえばサングラスですが、実はメガネも名作揃い。今回ピックアップした「ラウンドメタル」は、1960年代のカウンターカルチャーからインスピレーションを受けたレトロなデザイン。メタルフレームでは珍しいブルーも特徴で、さりげない挿し色として活躍してくれます。
アイテム3
『ユナイテッドアローズ バイ 金子眼鏡』ジェームス
国産メガネの聖地である福井・鯖江を代表する『金子眼鏡』と『ユナイテッドアローズ』がタッグを組んだアイウェアライン。正円ではなく下に伸ばしたラウンド型になっているので、ソリッドなメタル使いながらやさしい印象を与えます。テンプルと先セルを一本化したスマートなディテールにも注目。
アイテム4
『ニュー』マイケル-T
1950年代のアメリカンヴィンテージのディテールをベースに、現代的なエッセンスをプラスしたアイウェアを展開している『ニュー』。こちらは詩人であるマイケル・マクムーア氏からインスパイアされた人気モデル「マイケル」をアップデートしたもの。テンプルにチタンを用いているのでより繊細な雰囲気を放ち、それでいて耐久性も向上しています。
アイテム5
『ゾフ』ゾフ・スマート クラシック
『ゾフ』の「ゾフ・スマート クラシック」は軽くて疲れにくく、しなやかなフレームのおかげで壊れにくくてフィット感も抜群。このボストン型はフロントに高機能金属であるチタン、テンプルに高機能プラスチックであるULTEM樹脂を組み合わせているので、フロントとサイドで異なる表情を演出します。
▼タイプ2:シーンを選ばず活躍する「スクエア型&ウェリントン型」
スクエア型やウェリントン型は、日常使いからビジネスシーンまで幅広く活躍するのが魅力。ラウンド型やボストン型に比べると個性は控えめながらおしゃれな印象もきちんと与えられるので、メタルフレームのメガネが初めてという人でもチャレンジしやすいでしょう。
アイテム6
『バーバリー』BE1352D
アイコニックなストライプをあしらったテンプルが特徴的な「ビーストライプコレクション」のメタルフレーム。トレンチコートの襟のシルエットからインスピレーションを得たテンプルチップでも、『バーバリー』の独自性が表現されています。可動域のあるノーズパッド付きのアジアンモデル。
アイテム7
『アイヴァン』パディ
日本発の『アイヴァン』からチョイスしたのは、シルバーとブラックの組み合わせが印象的なメタルフレーム。トップバーにはチェッカー柄の彫模様が施されており、ブリッジとよろいはヴィンテージデザインをブラッシュアップしてイチから製作されたもの。美しい曲線を描くテンプルも目を引きます。
アイテム8
『コモノ』オスカー
ベルギー・アントワープで2009年に設立された、腕時計とアイウェアを展開するアクセサリーブランド。”レトロフューチャー”をコンセプトに、ミニマルなデザインに時代性を落とし込んだユニークな素材使いが特徴です。こちらはクラシックなウェリントン型に、ステンレススチールという素材の意外性が魅力。
アイテム9
『プロジェクトプロダクト』FN-24
韓国発のアイウェアブランド『プロジェクトプロダクト』から、艶やかなゴールドメタルのスクエア型をセレクト。スクエア型といっても丸みを帯びているので顔馴染みが良く、柔らかな印象を与えられます。テンプルから先セルまで一本化したミニマムなデザインも特徴的。
アイテム10
『ゾフ』ゾフ クラシック
やや丸みを帯びたウェリントン型のメタルフレームは、落ち着いたブラウンを採用。繊細なラインながら適度な存在感があり、肌色とのさりげないコントラストが顔周りにメリハリをつけてくれます。先セルがべっこう調のプラスチック素材なのも印象的。
ぜひ参考に。メタルフレームのメガネを取り入れた着こなし例
メタルフレームのメガネは基本的にどんなコーデにも合いますが、ここでは大人におすすめしたい洒落者たちのコーデ例をご紹介。参考になるテクニックも満載なので、チェック必須です!
コーデ1
個性派メタルフレームでコーデの洒落度をアップ
ロンTにサスペンダー付きのベイカーパンツを合わせたカジュアルなスタイリングに、メタルフレームのメガネで知的なムードをプラス。しかもハーフリムタイプをセレクトしていて、さりげなく個性を上乗せしています。フレームとロンTの色をリンクさせているのもポイント。
コーデ2
メタルフレームでストリートスタイルを大人っぽく
主張が控えめなメタルフレームのメガネなら、シャツもパンツもオーバーサイズでまとめたストリートスタイルにも好マッチ。メガネによってほんのり大人っぽいムードが漂い、ライトトーンで統一したトップスと相まって、清涼感を醸し出すことに成功しています。
コーデ3
ロックな黒コーデは黒メタルのメガネが好相性
メタルフレームのメガネをはじめ、全体をブラックで揃えたワントーンスタイルを構築。キャップ&メガネの合わせは難易度が高いイメージがありますが、繊細なメタルフレームなら印象が強くなりすぎずバランス良く仕上がります。キャップはやや浅めに被るのが◎。
コーデ4
メガネをプラスすることで大人のカジュアルコーデが完成
ミリタリージャケットをはじめ、ベーシックなアイテムで構成したカジュアルスタイルにメタルフレームのメガネでほんのり個性を味付け。あえてノーアクセサリーで仕上げたことで、メガネの存在感がより引き立っています。全体のサイズバランスもぜひ参考にしたいところ。
この記事の掲載アイテム一覧(全6商品)
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『オリバーピープルズ』 コールリッジ
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『レイバン』 ラウンドメタル
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『ニュー』 マイケル-T
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『ゾフ』 ゾフ・スマート クラシック
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『バーバリー』 BE1352D
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『コモノ』 オスカー
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