
慣れ親しんだデニムをショートパンツでも。ハズさない大人コーデの作り方
普段ジーンズを愛用しているならば、夏はデニムのショートパンツを活用してみましょう。アイテム選びや着こなしのコツさえ押さえれば、大人なコーデを築くのも簡単です!
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ジーンズ好きはぜひ活用を。夏にはデニム生地のショートパンツが良いんです
ジーンズの魅力は改めて説明するまでもありませんが、長く愛用できるタフさ、味のある質感、着こなしやすい汎用性などが挙げられるでしょう。そうした特徴はデニム地のショートパンツにもそのまま継承されています。とくれば、夏のコーディネートで使わない理由はありません。ちょっとしたポイントさえ押さえれば、大人っぽい着こなしを構築することも容易。前述したジーンズの利点にショートパンツならではのリラックス感が加わって、夏用ボトムスとしてヘビロテで活躍してくれること間違いありません。
デニムショートパンツをはく前に。知っておくべきアイテム選びの三大ポイント
どんなコーディネートにも使いやすいデニム地のショートパンツですが、大人がはきこなすには、どんな1本を選ぶかが大切です。特に重要な3つのポイントをご紹介するので、すべての条件をクリアするアイテムを探してみましょう!
ポイント1
狙うはややゆったりめ。タイト過ぎるシルエットは避ける
ショートパンツはスリムなほど品が良いと思いがちですが、あまりに細身だと不自然に映ったり、アンダーウェアのように見えてしまったりすることがあります。コーディネート全体のバランスを考慮しつつ、適度にゆとりのあるシルエットのショートパンツを選ぶのがおすすめ。そうしたほうが、デニム独特のリラックス感が生きてきます。
ポイント2
長さは、ひざ丈~ひざ上5cm丈を目安に
ショートパンツ選びでは、レングスも重要。短くなるほど競泳用のスイムウェアやアンダーウェアのような印象に近づき、長くなるほどクロップド丈のパンツに近づきます。ショートパンツならではの開放感を打ち出すには、ひざが覗くくらいの丈を選ぶのがおすすめ。ひざ上5cmくらいの丈感がイチ押しで、長くてもひざがギリギリ隠れるくらいまでが好バランスです。ひざ周りのムダ毛などが気になる場合は、ケアしつつひざを出すようにしましょう。
ポイント3
加工感が控えめなタイプを選ぶ
デニム生地のショートパンツは、ジーンズと同じく加工の具合によって印象が大きく変わります。加工感が少ないほど上品に見えるのが基本。ハードなユーズド加工やダメージ加工が施されたタイプはかなりラフな印象になるので、大人っぽいコーディネート作りには不向きです。なお、全体的に均一な色落ち具合であれば、明るいトーンまで色落ちしたタイプでも上品に着用可能。濃淡のコントラストが抑えめで、ヒゲやアタリなどの味感が控えめなタイプを選ぶようにしましょう。
必修。デニムショートパンツを大人っぽくコーデに組み込む5つのテクニック
デニムのショートパンツを大人っぽくはきこなすためには、コーディネートの方法も大切。実例をピックアップしつつ5つの着こなしテクニックについて解説するので、気になるものから実践してみましょう!
▼テクニック1:白シャツでクリーンな品格を加味するのが定番技
デニムのショートパンツはカジュアルな雰囲気。それを中和すべく、クリーンで上品な白いシャツを合わせて全体のバランスを大人っぽく整えるというテクニックです。ブルー系カラーのシャツなどでも同様の効果が期待できますが、まずは王道の白シャツからマスターするのがおすすめ。
コーデ1
長袖のバンドカラーシャツを合わせて清潔感を演出
シャツのなかでも長袖タイプは特にエレガント。長袖を選びつつリラックス感を加味するなら、少し大きめなシルエットのシャツを選ぶのがポイントです。また、襟型がバンドカラーなら堅過ぎる印象になることがないためおすすめ。このお手本では、ダークなデニムショートパンツを選びつつ、黒のキャップ&スニーカーで大人っぽく引き締めています。
コーデ2
Tシャツ×ショーツのラフスタイルをシャツで格上げ!
Tシャツにデニムショーツ、足元はサンダルという気負わないスタイリングがベース。ただし、清々しい白シャツを羽織りものとしてプラスすることで、ひとさじの上品さも注入しています。ハットや首元に引っ掛けたサングラスなど、旬なリゾートテイストを感じさせる小物使いもGOOD!
▼テクニック2:ブルー系のチェックシャツで大人なカジュアルスタイルを構築
前述の白シャツに限らず、トップスをシャツにするだけで大人っぽいカジュアルスタイルの土台を築くことができます。アメカジやアメトラの定番であるチェック柄のシャツならデニム生地と相性抜群。ショートパンツと同系色となるブルー系をチョイスすれば、大人っぽいカジュアルスタイルが簡単に完成します。
コーデ3
タータンチェックのシャツを使った上品なアメカジスタイル
チェックシャツにジーンズを合わせるのはアメカジの王道コーディネート。その定番スタイルのボトムスをショート丈にアレンジしたようなイメージの着こなしです。シンプルに着こなしつつ、ホワイトのローカットスニーカーを合わせてクリーンな品格も付加しています。
コーデ4
ギンガムチェックのシャツを用いた軽妙なアメトラスタイル
アメトラスタイルの定番、ギンガムチェックのシャツをセレクト。ダークなショートパンツを選ぶことで、大人っぽい落ち着きを感じさせるコーディネートに仕上げています。スポーツサンダルとトートバッグをホワイトで統一し、清潔感のあるアクセントとして効かせた小技も巧妙!
▼テクニック3:ソックスを合わせて足元からトラッドな品格を醸成
ショートパンツのカジュアル感を緩和するテクニックとして、ソックスを活用する手もあります。デニム地のショートパンツにマッチするのは白いソックス。足元でトラッドな品格が確保できれば、コーディネート全体がおのずと大人っぽくまとまります。合わせるシューズは、サンダルではなく革靴やレザースニーカーがバランスGOOD。
コーデ5
モカシンシューズ×ソックスでトラッドな足元を形成
白いソックスにモカシンシューズやデッキシューズを合わせると、トラッドなニュアンスが生まれます。そんな上品な足元ならデニムショートパンツとも相性が抜群。トップスにはTシャツをチョイスしていますが、深みのあるグリーンの色みのおかげで大人っぽくまとまっています。
コーデ6
ジャケット×ソックスで上品なスニーカースタイルに
デニムショートパンツにスニーカーを合わせたコーディネートはカジュアルになりがちですが、ソックスを挟むことでトラッドなムードを注入。さらに、ブラックのテーラードジャケットを合わせてドレスな落ち着きも与えています。キャップとスニーカーをグレーでリンクさせ、モダンなアクセントを加味しているのもおしゃれ。
▼テクニック4:デニムのセットアップスタイルで個性を増幅
ショートパンツも他のパンツと同じく、セットアップで着こなすとスタイリッシュ。さらに、デニム生地の個性を強調することにもつながります。トップスはややルーズなシルエットが今どき。ラフになり過ぎないよう、ショートパンツは適度にスリムなタイプにするのがおすすめです。少し例外的ですが、シルエットでメリハリをつけながら大人っぽくまとめましょう!
コーデ7
ダークなセットアップで都会的にまとめた着こなし
インディゴブルーのデニム地を使ったショートパンツ&シャツジャケットのセットアップを着用。ダークな色味がシックな雰囲気を放っています。その一方で、生地にデニムならではの表情があってこなれたムードも漂っています。Tシャツとスニーカーをブラックで揃え、さらにクールに引き締めているのも有効なテクニックです。
コーデ8
男前なデニムセットアップにインナーで抜け感を加味
程良いヴィンテージ加工が施された、『ジースターロゥ』のデニムジャケット&ショーツで男らしさを主張。その一方、インナーには鮮やかな色味のカットソーを取り入れ、ワイルドなデニムセットアップにほんのりとリラックスムードを加えています。この絶妙なテイストMIXはぜひ参考にしたいところ。
▼テクニック5:Tシャツを合わせるなら黒を選んで大人な落ち着きを
ジーンズ×Tシャツは夏のコーディネートの王道。それはデニムショートパンツも一緒です。白いTシャツで軽快に仕上がるのが定番ですが、大人っぽく仕上げるなら黒いTシャツがおすすめ。パンツもTシャツもシンプルなタイプを選び、小物で個性を加えるとバランス良くまとまります。
コーデ9
スト系の着こなしだって黒Tメインなら大人顔!
'90sストリートテイストを思わせる着こなしですが、ミニマルな黒Tをメインに据えることにより大人感にも隙なくアプローチ。軽快さもスマートさも欲張った、理想的なコーディネートに仕上がっています。ハット&スニーカーをベージュ系カラーでさりげなく同調させれば、こなれ感はさらにアップ。
コーデ10
カラーをダークトーンで揃えてシックに仕上げた好例
ダークなインディゴブルーのショートパンツを選びつつ、黒いTシャツを合わせることで落ち着いたコーディネートのベースを確立。デニム地のハットを合わることでショートパンツとの統一感を生み出し、こなれた大人のカジュアルスタイルを築いています。白いサンダルで軽やかな抜け感をプラスしているのもポイント。
今ならココからどうぞ。大人におすすめのデニムショートパンツ10選
コーディネートのイメージトレーニングが終わったら、デニム地のショートパンツをワードローブに加えましょう。大人がはきこなしやすい逸品ばかりを選りすぐってご紹介します。どれを選んでも大活躍間違いなし!
アイテム1
『グラミチ』×『ビームス』別注 コーデュラ デニム ショーツ
『グラミチ』の代名詞的アイテムともいえる、「Gショーツ」に『ビームス』が別注。強度の高さに定評のあるコーデュラをデニム生地に混紡し、タフな1本へと仕上げています。程良いゆとりのあるシルエットは着こなしに今っぽいムードを注入。ウェビングベルトなど同ブランドならではの機能も充実しています。
アイテム2
『ザ・ノース・フェイス』バーサタイル ナイロンデニムショーツ
ブランドを代表する定番アイテム「バーサタイルショーツ」を、表情豊かなナイロンデニム素材でアップデート。インディゴロープ染色により糸の中心部が白く残っているので、ナイロン製とはいえちゃんと色落ちも楽しめます。また、一般的なコットンデニムと比較して耐久性が高いのも長所。コンパクトに折りたためるので、外遊びの盟友としても◎です。
アイテム3
『リーバイス』シルバータブ ルーズフィット ショートパンツ
2018年以来の復刻となる『リーバイス』の「シルバータブ」ラインより。1990年代を彷彿とさせる、オーバーサイズなシルエットが同ラインの持ち味です。この1本は、ストーンウォッシュ加工による適度なフェード感が印象的。短すぎないひざ丈仕様につき、短丈に抵抗があるショーツビギナーにもおすすめです。
アイテム4
『ノーティカ』5ポケットデニムショーツ
14.5オンスを誇る、ガシッと肉厚なコットンデニムを素材にピックアップ。それゆえに耐久性は折り紙付きで、ガシガシはいてもへこたれません。また、ベルトレスで着用できるよう、ウエスト裏にはスピンドルをあしらっています。左裾には「ナイジェルグラフ」による書き下ろしロゴ刺繍が配置され、ちょっとしたアクセントに。
アイテム5
『ワイルドシングス』シェルテックブッシュショーツ
昨今話題の機能素材・シェルテックを使用したデニムショーツ。遮熱・接触冷感・吸水速乾・軽量・紫外線防止と5つものファンクションを備えており、あらゆるオケージョンで快適性を約束してくれます。前身頃に大型のフラップポケットが付くため、収納性も申し分なし。カラバリでは濃紺のワンウォッシュモデルを用意します。
アイテム6
『ニューバランス』メット24 デニムショーツ
都市生活者に24時間寄り添うアパレルコレクションとして展開されている「メット24」よりリリースの逸品。最大の特徴は、ポリエステル×ポリウレタンの“合繊100%”によるデニムファブリックです。約2年の歳月をかけて作り上げられたこの生地は色落ちしないという特性があり、美しいインディゴブルーをずっと楽しむことができます。その上、軽量性・伸縮性・撥水性といった機能性も兼備し、コンフォートな日常をアシスト。
アイテム7
『ユナイテッドアローズ』ハイツイスト デニム ショートパンツ
シャリッと軽やかな風合いが心地良い、コットン×ポリエステルの混紡デニム生地。バイオブリーチ加工でフィニッシュし、最初から履き慣れたような色合いを描き出しているのもポイントです。ゆったりフォルム×ショート丈という、トレンドを押さえたシルエットも『ユナイテッドアローズ』ならでは!
アイテム8
『カーハート WIP』デニムショーツ ルーズフィット
13.5オンスの中厚手のデニムを使用したタフな質感でありながら、野暮ったさとは無縁の洗練された仕上がりは同ブランドならでは。ワイドなシルエットも特徴で、今っぽく着こなすなら、同じサイズ感のTシャツと合わせてルーズに着こなすのがおすすめです。
アイテム9
『ディッキーズ』×『ムラサキスポーツ』デニム ワイドイージーショーツ
『ディッキーズ』定番の「ペインターショーツ」がベース。ひざにかかるくらいのやや長めの丈感とビッグシルエットが特徴で、バックにあしらわれたロゴ刺繍ワッペンとオリジナルプレミアムフラッシャーが個性を主張。ウエストをイージーゴム仕様にすることで履き心地を向上させている点も見逃せません。
アイテム10
『ザ トゥエンティーセブン』デニム&ヒッコリー イージーショーツ
軽やかな着用感のデニムショートパンツは、ライトオンスのデニム生地を使用。ブリーチで明るく仕上げられたライトブルーが見た目の軽快感も演出しています。カラバリとしてワンウォッシュのインディゴブルーもラインアップ。いずれもフラットな色落ち具合が上品で、エレガントなシャツやテーラードジャケットとも好相性です。
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『グラミチ』×『ビームス』 別注 コーデュラ デニム ショーツ
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『ザ・ノース・フェイス』 バーサタイル ナイロンデニムショーツ
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『リーバイス』 シルバータブ ルーズフィット ショートパンツ
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『ノーティカ』 5ポケットデニムショーツ
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『ワイルドシングス』 シェルテックブッシュショーツ
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『ニューバランス』 メット24 デニムショーツ
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『ユナイテッドアローズ』 ハイツイスト デニム ショートパンツ
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『カーハート WIP』 デニムショーツ ルーズフィット
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『ディッキーズ』×『ムラサキスポーツ』 デニム ワイドイージーショーツ
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『ザ トゥエンティーセブン』 デニム&ヒッコリー イージーショーツ
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