
アウトドアブランドならでは。メレルのサンダルがアクティブな夏をサポートする
アフタースポーツシューズや水陸両用フットウェアなど、常に新たなアウトドアシューズのジャンルを切り開いている『メレル』。その本領発揮ともいえるサンダルに注目です!
快適さもしっかり担保。『メレル』はサンダルも充実のラインアップ
1983年にウエスタンブーツ職人のランディ・メレル氏がオーダーメイドでハイキングブーツを作ったことから歴史が始まった『メレル』。しかし、その名が爆発的に知られるきっかけとなったのは、1998年の「ジャングルモック」のリリースでしょう。アウトドアスポーツの後に履くコンフォートシューズというコンセプトで作られたこの「ジャングルモック」を好例として、数あるアウトドアブーツブランドの中でも『メレル』は常に新しいテーマと機能を有するアイテム作りを行っているメーカーです。
そして、その精神はサンダルにおいても健在、というよりもむしろサンダルこそがもっとも『メレル』の革新性を味わえるアイテムといえるかもしれません。ウォーターシューズとアフタースポーツシューズの両方の特性を兼ね備えた「ハイドロモック」やハイキングシューズの名作「モアブ」のエッセンスをサンダルに落とし込んだシリーズなど、常にオリジナリティ溢れるプロダクトを作り続けているんです。
そんな『メレル』の特徴の1つが、いかにもアウトドアブランドというビジュアルのビビッドなカラー使い。その源流は1988年に発売したロッククライミングシューズ「フラッシュダンス」にまで遡ることができます。当時は黒や灰色、茶色といったアースカラーばかりだったアウトドアシューズに鮮やかなピンクやスカイブルーといったカラーを採用した「フラッシュダンス」は瞬く間に人気を博し、近年ではキャンバスボディにスワップしてタウンユースモデルとしてリプロダクションされたのも記憶に新しいところ。もちろんサンダルにおいてもそのデザインセンスは通底するところであり、ファッションにカラーリングやギア的なルックスでアクセントを加えるアイテムとして親しまれています。また、「ハイドロモック」と「ハイドロスライド」「モアブスライド」と「モアブドリフト」のように共通のコンセプトやデザインエッセンスを有しつつも、スリッポンやストラップサンダル、トングサンダルなど複数のバリエーション展開を行っているのも同ブランドの特徴です。
ディテールまできっちり紹介。『メレル』のサンダル、おすすめ8選
アウトドアシューズブランドの中では比較的後発メーカーということもあってか、常に新しいジャンルに挑戦してきた『メレル』。そして、ちょうどブランドが立ち上がった80年代はアウトドアサンダルというジャンルが勃興し、人気を博していたころ。そのため『メレル』も創業初期から積極的にサンダルをリリースしています。ここではそんな『メレル』のサンダルを、ディテールも含めてしっかりとご紹介します!
1足目
ハイドロモック
『メレル』が作り上げたアフタースポーツシューズというコンセプトに、さらにウォーターシューズという特性を加味した「ハイドロモック」。『クロックス』と同様にEVAフォームの一体成型で形作られており、軽量かつクッション性に優れ、抜群のコンフォートさを誇ります。水遊びはもちろん、そのままキャンプサイトでリラックスするときにも履き続けることが可能です。
「ハイドロモック」のポイントが、アンクルストラップに加えてしっかりとグリップするように作られたソール。渓流を遡行するようなアクティビティは無理ですが、潮溜まりでの生き物観察や水場での足の保護には十分。もちろんぬかるんだキャンプサイトでもきちんとグリップしてくれます。
2足目
アルパインスライド
“FUTURE RETRO”をテーマに掲げ、懐かしさと新鮮さを感じさせるプロダクト作りを行っている「アルパインシリーズ」より、シャワーサンダルが2021年に新登場。2バックル留めに加え、ウェットスーツにも使われる伸縮性に富んだライクラ素材をアッパーに使うことでフィット感も上々。100%リサイクル素材をウェビングテープに使うなど、環境にも配慮しています。
シャークソール風のパターンを採用。砂地でのグリップ性に優れたラバーアウトソールにEVA素材のインソールを一体成型で接合することで、EVAならではのクッション性の高さとラバーソールの耐久性を確保しています。黒、オレンジ、ブラウンの3配色で構成されるソールのルックスもレトロでGOOD。
3足目
カフナ ウェブ
1984年に『テバ』が作り上げ、今ではアウトドアサンダルの定番となったストラップサンダルを『メレル』が再解釈。小指部分の三角リングを使って最小限で構成される甲側のストラップに対し、ヒール部分はベルクロと速乾性を備えたメッシュ素材でしっかりとホールド。アウトソールには信頼性に優れるビブラムを採用しています。
アウトソールにはアウトドアの定番であるビブラム社のソールを使用しており、グリップ性能の高さはいうまでもありません。さらに「カフナ」ではヒール部分に『メレル』独自の衝撃吸収材を採用することで地面からの突き上げを防ぎ、長時間履いても疲れにくいように配慮されています。
4足目
アンコールバイパス2
クロッグサンダルやサボと呼ばれるシルエットを採用したのが「アンコールバイパス2」です。アッパーには通気性に優れるメッシュ素材を採用し、履き口部分にはフルグレインレザーのトリムをセット。『メレル』のサンダルの中でもウォーキングラインに当たるため、極上の歩き心地を誇ることは間違いありません。
分厚いミッドソールにはエアクッションを内蔵し、路面からの衝撃を吸収。さらにインソールには『メレル』の最新にして独自技術であるコンフォートベースアクティブを採用。高密度素材が足型に合わせて変形するため、ヒールや土踏まずをしっかりサポートして歩行時の疲労を軽減してくれます。
5足目
ハットモック
マイクロファイバー素材の折りたたみ式ヒールカウンターを採用しており、シューズとして使うだけでなく、かかとを履き潰せばサンダルとしても使えるのが「ハットモック」。超軽量でナイロンキルティング素材のアッパーには芯地が入れられていないので、リュックの中に忍ばせておいたり、アッパーのハンガーループを利用してリュックに付けたりといった使い方も可能です。
エラスティック素材を採用した履き口は脱ぎ履きしやすくホールド感も抜群。乾燥時や携行時に便利なハンガーループも付属します。コンフォートなキルティング素材のため、アウトドアユースとしてだけでなくルームシューズとして使うのもおすすめです。
6足目
ベリーズ コンバート ウェブ
『スイコック』や『シャカ』の登場以来、タウンユースでも人気なのが90年代ごろのハイテク系サンダルを彷彿とさせるデザインのストラップサンダル。こちらの「ベリーズ コンバート ウェブ」は『メレル』が90年代に発売していた伝説のサンダルを、現代版としてリニューアルし復刻したものです。絶妙にいなたい雰囲気は、今のトレンドともがっちりとフィットしていますね。
ガンダムのようにスクエアでボリューミーなソールは、いかにも当時らしいルックス。デザインは90年代調でありながら、ミッドソールにはエアクッション(こちらも同年代の『ナイキ』でお馴染みのテクノロジー)を採用し、EVA素材と相まってコンフォートな履き心地を実現しています。
7足目
モアブ ドリフト2
2007年に登場したハイキングシューズの傑作「モアブ」の系譜を継ぐトングサンダルがこちらの「モアブ ドリフト2」。ストラップ部分にスエード&メッシュを組み合わせたシリーズ伝統のデザインを踏襲しており、ラフなビーチサンダルの中に取り込まれたタフなアウトドアブーツのエッセンスが足元にポイントを加えてくれます。
濡れた路面など悪路に強いソールパターンを持ち、高いグリップ力と耐久性を備えるMセレクトグリップをアウトソールに採用。エアクッションとEVAフォームも採用しているため、薄手のソール構成ながらも快適な歩行感とグリップ性能を確保しています。
8足目
サンドスパーバックストラップレザー
『メレル』の中でも、もっともタウンユースを想定したサンダルがこちら。アッパーには経年変化の風合いを楽しめるフルグレインレザーを採用し、アウトソールには安定性とグリップ力を兼ね備えた独自技術のアウトソールを搭載。シンプルでアーバンなルックスに『メレル』の技術がふんだんに盛り込まれています。
シックな印象に仕上げるためか、ソールの厚みはやや薄め。そのため路面からの突き上げを防ぎつつフットベッドのフィット感を高めるためにナイロンアーチシャンクを内蔵。エアクッションとEVA素材の快適さは、もちろん本モデルでも健在です。
この記事の掲載アイテム一覧(全8商品)
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『メレル』 ハイドロモック
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『メレル』 アルパインスライド
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『メレル』 カフナ ウェブ
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『メレル』 アンコールバイパス2
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『メレル』 ハットモック
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『メレル』 ベリーズ コンバート ウェブ
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『メレル』 モアブ ドリフト2
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『メレル』 サンドスパーバックストラップレザー
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