
最古の筆記具メーカー。ファーバーカステルから今手にすべき15品を厳選
デジタル化が進む中でも、筆記具はビジネスシーンにおいて必要不可欠なアイテムです。大人にふさわしい製品を展開するドイツの老舗『ファーバーカステル』にフォーカス!
世界最古の筆記具メーカー、ドイツの名門『ファーバーカステル』
『ファーバーカステル』が誕生したのは、なんと1761年。現存する世界最古の筆記具メーカーです。ドイツ・ニュルンベルク郊外で家具職人のカスパー・ファーバー氏が鉛筆の製造販売をはじめたことから、ブランドの歴史がスタートしました。4代目のローター・フォン・ファーバー氏の功績が称えられ、爵位を授かって伯爵家に。現在も『ファーバーカステル』伯爵家が経営を続け、確かな品質と価値を提供する筆記具メーカーとして揺るぎない地位を築いています。
1851年に発売された六角形の鉛筆の長さ・太さ・硬度が世界的な基準になるなど、『ファーバーカステル』は筆記具に特別な付加価値を与えた立役者でもあります。現在では万年筆やボールペン、シャープペンシルといった筆記具に加え、画材やデザイン用品など幅広く展開。また、お手頃なモデルから至高のモデルまで、価格レンジの広さも1つの魅力になっています。
アイテム別にピックアップ。『ファーバーカステル』のおすすめ筆記具15選
『ファーバーカステル』はさまざまな筆記具をラインアップしていますが、ここでは万年筆・ボールペン・シャープペンシルにフィーチャー。それぞれの特徴などを解説しつつ、おすすめのモデルをご紹介します。
▼アイテム1:大人の貫禄をアピールするのにうってつけな「万年筆」
『ファーバーカステル』の万年筆には2つの商品ラインがあります。1つは”グラフ・フォン(伯爵)”という言葉から”伯爵コレクション”とも呼ばれている「グラフ・フォン・ファーバーカステル」。こちらは上質な木材を使用した気品溢れるモデルが多く、価格は30,000円以上とお高め。もう1つの通常ラインの価格帯は20,000円以下で、初心者向けのモデルを展開しています。いずれも使いやすくて書き心地が良く、バランスが取れた万年筆といえるでしょう。
モデル1
ギロシェ
波縞模様をかたどったヨーロッパ伝統の装飾技術の1つであるギロシェ。その伝統技術を胴軸に刻んだのが「ギロシェ」シリーズです。1本1本丁寧に職人がラッカーをかけて磨き上げることで表現した独特な質感や緻密な模様は、シンプルな中にもどこかモダンな雰囲気を感じさせる仕上がり。
モデル2
タミシオ ブラックエディション
スリムでスタイリッシュな「タミシオ」は、”最初に”という意味を冠した”伯爵コレクション”のエントリーモデル。こちらのブラックエディションは、独自開発のブラックマットラッカーを何度も塗り重ね、ブランドのアイコンであるリブパターンも施されています。胴軸は首軸との段差がほとんどないため手に馴染みやすく、鉄ペンでありながら書き味もなめらか。
モデル3
クラシック アネロ
100以上もの工程をすべて職人が手作業で完成させているシリーズ。”アネロ”はイタリア語で”リング”という意味があり、胴軸にはプレシャスレジンとプラチナコーティングが施されたリングがはめ込まれています。アイボリーとシルバーの品のある配色に加え、バイカラーが美しいペン先も印象的。
モデル4
エモーション
中央部分が膨らんだ、まるでシガーのようなフォルムが特徴的な「エモーション」。温もりある木軸と磨き抜かれたクロームメタルが、美しいコントラストを演出します。インクカートリッジとコンバーター両用式なので、万年筆初心者でも使いやすいでしょう。
モデル5
グリップ2011
「グリップ2011」はリーズナブルな価格だけでなく、人間工学に基づいた設計で長時間使って疲れにくいというのが魅力。長さや重さなども使いやすさが考えられており、滑り止め防止のグリップドットがデザインアクセントにもなっています。右利き・左利き両用なのも見逃せない特徴。
▼アイテム2:気軽に使えて品格も醸し出す「ボールペン」
『ファーバーカステル』のボールペンは、筆記時に持ちやすく手に馴染みやすいのが特徴。耐久性にも優れていて、さらに胴軸部分のデザインや素材にこだわることで機能性とデザイン性を両立させています。万年筆同様、ボールペンも1,000円以下のモデルから30,000円以上のモデルまで幅広くラインアップ。
モデル6
アンビション オプアート
ストレートな丸軸とスリムでシンプルなデザインが特徴の「アンビション」シリーズから、ギロシェパターンが刻まれた「オプアート」をセレクト。このパターンは目の錯覚によって図柄が浮き上がったり色が変わって見えたりする効果があり、独特な存在感を放ちます。ポケットを痛めにくいよう、クリップ部分にはスプリングが内蔵。
モデル7
クラシック
弦楽器の弓部として使用されることでも有名な赤褐色の高級材、ペルナンブコを胴軸に採用した「クラシック」のボールペン。プラチナコーティングが施された金属部分と相まって、品格漂う美しいルックスに仕上がっています。まさに”伯爵”という名にふさわしいコレクションです。
モデル8
オンドロ
鉛筆のような六角形のフォルムが特徴的な「オンドロ」シリーズから、人気の高いレジン製軸タイプをチョイス。適度に太さがあるので手の大きな男性でも握りやすく、かつマットなブラックが洗練されたミニマリズムやエレガントなムードを醸し出します。
モデル9
ネオスリム
「ネオスリム」のボールペンは、スリムで美しいストレートラインが目を引くデザイン。マットで落ち着いたゴールドがリッチな雰囲気を放ち、それでいて3,000円台で手に入るコストパフォーマンスの高さも支持されているシリーズです。
モデル10
エッセンシオ
アルミニウムとアルマナイト加工の組み合わせが、独特な質感と色合いを生み出している「エッセンシオ」。グリップ部分に溝が刻まれ、握りやすくて書きやすい実用的なシリーズになっています。手が出しやすい価格なので、『ファーバーカステル』のエントリーモデルとしてもおすすめ。
▼アイテム3:デザイン性と機能性を両立させた「ボールペン」
「クラシック」や「エモーション」など、万年筆やボールペン同様のモデルも展開している『ファーバーカステル』のシャープペンシル。書き心地やグリップ力に優れているのはもちろん、格納式のペン先や芯折れを防ぐクッション機能など、あると便利な機能も搭載されています。今回は手に取りやすい20,000円以下のモデルをピックアップ!
モデル11
アンビション
ストレートでスリムなフォルムが美しい「アンビション」シリーズから、胴軸に表情豊かなココナッツウッドを使ったシャープペンシルをチョイス。磨き抜かれたクロームメタルのキャップや首軸とのコントラストも印象的で、それぞれの素材の魅力が引き立っています。
モデル12
エモーション
『ファーバーカステル』ならではのデザインを楽しめる「エモーション」のシャープペンシル。人間工学に基づいたふくよかなボディと、ゆるやかな曲線を描く太軸のフォルムが何とも独創的です。マットな質感と網目模様のコンビネーションがモダンな印象。
モデル13
グリッププラス
太めで握りやすいラバーグリップは、トライアングルシェイプのオリジナルデザイン。ペンシルの先端は、ポケットなどにそのまま入れても布地を傷めにくい格納式になっています。使用するときはノック部分を回転させるとイレーサーが出る仕組み。
モデル14
TK-FINE GRIP II
ラバーグリップゾーンでしっかりとした握りをサポートするので快適な書き心地。芯折れを防ぐクッション機能や格納式になったペンシルの先端など、リーズナブルながら優れた機能が満載です。軸尾のペンシルノック部分を回転させると消しゴムがお目見え。
モデル15
オンドロ
直線の美しさが際立ち、鉛筆同様に握りやすい六角形のフォルムが印象的な「オンドロ」シリーズのシャープペンシル。マットブラックの銅軸とクロームメタルのエンドキャップ&首軸の組み合わせが、書き姿をスタイリッシュかつクールに演出してくれます。
この記事の掲載アイテム一覧(全15商品)
画像をタップクリックするとアイテム詳細が表示されます
-
『ファーバーカステル』 グラフ フォン ファーバーカステル ギロシェ
-
『ファーバーカステル』 グラフ フォン ファーバーカステル タミシオ ブラックエディション
-
『ファーバーカステル』 グラフ フォン ファーバーカステル クラシック アネロ
-
『ファーバーカステル』 エモーション
-
『ファーバーカステル』 グリップ2011
-
『ファーバーカステル』 アンビション オプアート
-
『ファーバーカステル』 グラフ フォン ファーバーカステル クラシック
-
『ファーバーカステル』 オンドロ
-
『ファーバーカステル』 ネオスリム
-
『ファーバーカステル』 エッセンシオ
-
『ファーバーカステル』 アンビジョン
-
『ファーバーカステル』 エモーション
-
『ファーバーカステル』 グリッププラス
-
『ファーバーカステル』 TK-FINE GRIP II
-
『ファーバーカステル』 オンドロ
掲載アイテムをもっと見る(3商品)