
まさに名脇役。焚き火テーブルが盛り上げる、外遊びの夜
焚き火の名脇役をご存じでしょうか? その名は、焚き火テーブル。カップや道具を置いたり、調理や盛り付けをしたり、焚き火のひとときを有意義なものにする万能選手です。
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焚き火テーブルの導入で、いつもの焚き火がもっと有意義に
“焚き火”はキャンプの夜の最高におけるエンターテインメント。焚き火台だけでも十分楽しめますが、ツウなキャンパーたちはさまざまなグッズを使うことでチルタイムを優雅に演出しているんです。なかでも焚き火愛好家の間で人気の高いギアが、焚き火テーブル。焚き火の近くに設置するために作られたテーブルは、ドリンクやギアを置いたり、調理や盛り付けをしたり、焚き火を全方位的にサポート便利なギアです。焚き火の本格シーズンを控えた今、自分のキャンプスタイルにマッチするとっておきの1台を準備しましょう。
まずは基本の“き”。焚き火テーブルには2つの種類がある
老舗から新鋭まで、さまざまなアウトドアブランドがリリースしている焚き火テーブル。種類も豊富で、大別すると、焚き火を取り囲むようにして設置する「囲炉裏タイプ」と焚き火のそばで調理などを行うための「調理台タイプ」の2つに分けることができます。火を囲む人数や用途に応じて選びましょう。
種類1
みんなで囲んでワイワイ。団らんを楽しむなら、やっぱり「囲炉裏タイプ」
囲炉裏タイプの焚き火テーブルは、囲炉裏のように焚き火台を囲む形状のもの。家族や仲間とワイワイ火を囲みたいなら、このタイプを選ぶといいでしょう。フードやドリンクを置くのに便利なだけでなく、焚き火の四方を囲むことで火から小さな子供を守るガードの役割も果たします。囲炉裏タイプはその形状からどうしてもサイズが大きくなりがちですが、最近は持ち運びやすいようコンパクトに収納できるモデルも増えています。
囲炉裏タイプの焚き火テーブルを購入する際は、サイズのチェックを忘れずに。使用する焚き火台よりも一回り大きめ。燃え移らないよう台とテーブルの間に適度な隙間ができるものを選びましょう。ちなみに囲炉裏タイプは焚き火台だけでなく、バーベキューコンロやトライポッドを真ん中に設置して使うこともできます。
種類2
焚き火の横で調理にいそしむなら、「調理台タイプ」がおすすめ
焚き火の火力を使って料理を作りたいキャンパーには調理台タイプがおすすめ。このタイプは火にも強い耐熱天板を持つモデルが多く、丈夫な作りのものなら、鍋やダッチオーブン、やかんなどを直置きできます。なかには天板だけを取り外して鍋敷きとして使える、などギミックを備えたモデルもあります。囲炉裏タイプよりもコンパクトなものが多いので、持ち運びも楽々! 調理のほか、食卓や盛り付けなど幅広く使える万能アイテムです。
それぞれに長所あり。焚き火テーブルの素材は主に2つ+α
焚き火テーブルのタイプが決まったら、次は天板の材質を検討しましょう。焚き火テーブルの天板に使われる主な材質は、軽量性とイージーケア性に優れたステンレスをはじめ、丈夫でハイコスパなスチールがメイン。加えて、中~上級者には見た目の雰囲気はナンバーワンであるウッドという選択肢もあります。それぞれの素材が持つメリットとデメリットをチェックして選んでください。
素材1
初心者にこそおすすめ。「ステンレス製」は軽くてケアも簡単
ビギナーのファーストチョイスにおすすめなのがステンレス製の焚き火テーブルです。軽量な素材のため、持ち運びやセッティングが簡単にでき、かつ錆びや汚れにも強く、お手入れの手間がかかりません。焚き火台にも使われる材質だけあって、耐熱性や耐久性も優秀です。目立った欠点はほとんどありませんが、強いて挙げるならプライスがスチール製よりはやや高めなことくらい。調理台タイプはこのステンレス製のモデルが主流です。
素材2
重量があってグラつかない。価格もお手頃な「スチール製」
スチールでできた焚き火テーブルのストロングポイントは鉄ならではのタフさ。ずしりと重い鉄製テーブルは丈夫でグラつきにくいため、焚き火の近くでも安心して使うことができます。また、ステンレスやウッド製と比べて価格がリーズナブルな点も長所の1つ。錆びやすい、重いといったデメリットはあるものの、きちんとお手入れさえすれば、末長く使うことが可能。スチール製ならではの重厚な質感や落ち着いたカラーリングも男心をくすぐります。
ちなみに
雰囲気にこだわるなら。手間さえ愛おしくなる「ウッド製」という選択も
ウッド製の焚き火テーブルの魅力、それは金属とは一味違う温もりのある風合いに尽きます。ただ、焚き火の煤や調理の汚れなどが付着しやすく、水濡れにも弱いため、手入れに手間がかかるのがデメリット。重さもそれなりにあるため、持ち運びの際に不便を感じる可能性も。とはいえ、使い込むほどに味わいを増していく木の風合いは唯一無二の味わいがあります。木製のパーツがワンポイント使いされたステンレスやスチール製のテーブルを選ぶのも賢い手です。
持ち運びしやすいか、物を置けるか、が焚き火テーブル選びの重要ポイント
タイプ、材質とさまざまなモデルをご紹介しましたが、焚き火台はあくまでテーブル。「必要なものを過不足なく置くことができること」がテーブルとしての生命線です。長く使うためにも、購入する際は天板の広さや脚の安定感などを確認する必要があります。また、意外と見落としがちなのが天板の高さ。焚き火台の高さとのバランスはもちろん、調理台や食卓としても使う可能性もあるので、自分の身長やチェアとの相性も考慮しましょう。
焚き火テーブルはアウトドアギアですから、持ち運びや収納のしやすさも重要な選びのポイントです。折りたたんだ際のサイズや、パーツをまとめられるケースの有無などをチェックしましょう。設営&片付けがスムーズにできる折りたたみ式が主流ですが、コンパクトさを重視するなら天板と脚をバラバラに分離できるタイプがおすすめ。スチールやウッド製の場合は自分が持ち運べる重さかどうかも確認する必要があります。
真っ先にチェック必須。圧倒的支持を得ている『ユニフレーム』の「焚き火テーブル」
道具に一家言あるキャンパーたちに「買って間違いのない焚き火テーブルといえば?」と問えば、真っ先に名前が挙がるのがこちら。『ユニフレーム』が誇るロングセラーモデルは、“焚き火テーブル”という名称を一般化させたといわれる名作です。天板は軽くてケアが簡単なステンレス製。その両サイドにウッドパーツをあしらうことで、金属特有の冷たいイメージを感じさせないデザインも技ありです。他にもキズに強い天板のエンボス加工や収納&持ち運びに便利なコンパクト設計、2.8kgの軽量性と、アンダー1万円のギアとは思えない完成度を見せつけます。2.3kg、使用時:55×35×37cm、収納時:55×35×2.5cm。
天板のメイン素材は熱に強いステンレス。さらに50kgという耐荷重のおかげで、大型のダッチオーブンを直載せすることが可能です。天板の表面に施された特殊エンボス加工にも要注目。細かいキズが目立ちにくく、かつ汚れがつきにくくなるほか、上に載せたものが滑りにくくなるという効果も。凹凸感のある独特の加工は高級感のアップにも一役買っています。
『ユニフレーム』の「焚き火テーブル」が数多のキャンパーたちに絶賛される理由の1つが、収納のしやすさ。収納時は脚を外し、たたんで天板に収めるだけ。脚が天板の内側にすっぽり格納されるため、天板だけの薄さになるという省スペース性もポイント。厚さはわずか2.5cm! これなら車のトランクに積み込む際、ちょっとした隙間に収納することが可能です。
定番ブランドからもリリース多数。焚き火テーブルのおすすめをピックアップ
ここまで読んだ読者諸兄の頭の中には、すでに理想的な焚き火テーブルのイメージが浮かんでいるのではないでしょうか? そこで以下では、今キャンパーたちの熱い視線を集めている8台の焚き火テーブルをご紹介します。囲炉裏タイプと調理台タイプ、そして素材もステンレスにスチール、ウッドの3種類をピックアップ。人気モデルの中には夏のうちに売り切れるモデルも少なくないので、ビビッときたら早めの入手をおすすめします!
アイテム1
『チルキャンピング』アウトドアテーブル
焚き火テーブルのほか、ローテーブルやクーラーボックスタンドなど幅広い用途に使えるよう設計された1台。天板と脚は黒マットの耐火塗装によって約400度の熱にも耐えるスチールで、天板の両端にはロゴ入りの木製パーツを採用。デザインのアクセントにもなっているこのパーツは、天板が過熱した際に素手で持ち運ぶためのハンドルとしての役割を果たします。八の字に開く脚は安定感も抜群。2.8kg、使用時:62×30×18cm、収納時:62×30×2.5cm。
アイテム2
『ハングアウト』ファイヤーサイドテーブル ステンレストップ
軽くて丈夫なステンレス製の天板は表面のヘアライン加工によって高級感溢れる質感に。天板の両サイドに設けられたハンドルにシェラカップやギアを吊り下げたり、脚がクロスした部分に薪を重ねて置いたり、小技のきいたディテールも魅力的です。天板はフレームと分離することができるため、天板単体を鍋敷きとして使うことも可能。天板とフレームは付属のベルトを使ってひとまとめにすることができます。3.5kg、使用時:50×38×33cm。
アイテム3
『クイックキャンプ』ハーフスチールメッシュテーブル
熱や汚れに強いMFD素材のフラット天板と、熱い鍋やケトルを直接置けるスチール製のメッシュ天板を組み合わせたアイデア商品。脚は地面に直接座るときにちょうどいい27cmから、ローチェアとの組み合わせに最適な34.5cmまでボタンで調節できます。フレームは軽いアルミ製で、半分に折りたためば、厚さ4.5cmのスリムサイズに。付属の専用バッグを使えば持ち運びも楽々。1.4kg 使用時:60×40×27~34.5cm、収納時:40×30×4.5cm。
アイテム4
『キャプテンスタッグ』アルミロールテーブル
数ある焚き火テーブルの中でも軽さ、コンパクト性ともにトップクラス。重さはわずか約0.7kg。加えて脚部だけでなく天板自体も折りたたむことができるため、バックパックにも収納できるコンパクトサイズに。天板は汚れがつきにくくなるアルマイト仕上げのアルミニウム製ですが、鉄製の脚のおかげで安定感にも優れ、約30kgもの耐荷重を実現しています。ソロキャンプの焚き火に重宝。約0.7kg 使用時:33×21.5×10.5cm、収納時:30×5×4cm。
アイテム5
『スノーピーク』タキビ マイテーブル
本気の焚き火料理に取り組むなら、名作「マイテーブル」をアップデートした1台を。オールステンレスの天板は頑丈で熱に強く、熱々のダッチオーブンも置くことができます。天板のサイドにはシェラカップなどを引っ掛けられるハンギングバーを装備。アルミ合金製の脚が生む安定感もポイントです。下段に「ステンレストレーユニット1」(別売り)を棚板として追加することも可能です。2.9kg、使用時:49.6×33.2×40cm、収納時:45×33.2×7.8cm。
アイテム6
『ロゴス』焚き火台テーブル アイアンウッド
囲炉裏タイプの中でも、断トツの高級感を漂わせるのが『ロゴス』の焚き火テーブルです。古材を思わせるシックな色味のアイアンウッドが醸し出す風合いは、もはやアウトドアギアとは思えない風格。キャンプサイトの格上げを約束します。1分ほどで組み立てを完了できたり、収納時はスリムになったりなど、『ロゴス』らしい技あり設計も見どころです。持ち運びに便利な専用バッグ付き。10kg、使用時:93×93×27.5cm、収納時93×16×15.5cm。
アイテム7
『キャプテンスタッグ』ファイアグリルテーブル
熱に強いエポキシ樹脂塗装が施された鋼製の天板は、焚き火の近くに設置しても本体が熱くなりにくいため、子供がいるときでも安心。また、天板はメッシュタイプながら表面がフラットになっているため、コップなどを置いても不安定になりません。天板と脚に頑丈な鋼を使用しながら約5kg以下という軽量性を実現している点もこのモデルの人気の理由。脚部は折りたたんでコンパクトに収納できます。4.8kg、使用時:91×65×26cm、収納時:65×45×7.5cm。
アイテム8
『キャンピングムーン』マルチ ファイアープレイステーブル
マルチに使える焚き火テーブルが欲しい人にはこちら。焚き火台を設置するセンター部分を3枚のパネルで覆えば、通常のテーブルとして使うこともできる優れモノなんです。悪天候で焚き火ができないときも役立ちます。材質は丈夫なステンレス製で、天板の表面にはキズに強い凹凸のエンボス加工が施されています。収納時には厚さ6cmになるスリムな設計もポイントです。丈夫な帆布製バッグが付属。8.6kg、使用時:84.3×84.3×30cm、収納時:86×19×6cm。
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『チルキャンピング』 アウトドアテーブル
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『ハングアウト』 ファイヤーサイドテーブル ステンレストップ
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『クイックキャンプ』 ハーフスチールメッシュテーブル
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『キャプテンスタッグ』 アルミロールテーブル
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『スノーピーク』 タキビ マイテーブル
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『ロゴス』 焚き火台テーブル アイアンウッド
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『キャプテンスタッグ』 ファイアグリルテーブル
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『キャンピングムーン』 マルチ ファイアープレイステーブル
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