
外遊びの新常識。防水ソックスでレジャーシーンの快適さが段違いに
水際でのレジャーや外遊び中の突然の降雨で、靴の中がびしょ濡れになることほど憂鬱なものはありません。そんなとき、防水ソックスがあれば心強い味方になってくれますよ。
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靴下が……防水だって!? 防水ソックス1つで、外レジャーが見違える
ランニングシューズや帽子といったアイテムでも防水をうたう製品が珍しい存在ではなくなった昨今。ではありますが、実はソックスにも防水仕様のものが存在することをご存じでしょうか。防水ソックス自体はかなり前から登山&アウトドアギアショップに流通しており、国内外のさまざまなブランドが製品を手がけています。キャンプ人口の増加もあってじわじわと注目されつつありますが、まだまだニッチな製品。なので、「そもそも防水ソックスってどんなもので、どういったときに必要なの?」という疑問を持つ方も多いかもしれません。
防水ソックス自体は価格などによって個体差はあるものの、その多くが防水透湿性のある素材を採用。外からの浸水を防ぎながら、運動量に伴って発生する湿気を排出するものがアウトドア業界では重宝されているんです。気になる用途ですが、例えば登山やトレッキング、あるいはトレイルランニング、カヌーや釣りなどがメイン。天候変化が激しく、突然の降雨も想定されるうえ、ぬかるみを歩いたり、浅い沢を渡ったりすることも状況として考えられます。また、長靴を履くとペダルさばきに影響するという理由から、サイクリストにも愛用者が多い様子。こうしたシーンでうっかり足を濡らしてしまった場合、そのまま過ごす不快さは筆舌に尽くしがたいものがあります。
また、長時間濡れたままだと足が冷え、怪我や事故の原因にもなりかねません。もちろん防水性能のある靴を履くことで対処できる問題ですが、登山靴やトレッキングシューズは完全防水のものばかりではないでしょう。そんなとき、防水ソックスを履いていればこうした問題に簡単に対処でき、快適さを保てるというわけです。ちなみに、完全防水シューズを履いている場合でも使用状況によっては履き口や縫製部分から浸水してしまう可能性もゼロではありません。念には念を入れて、防水ソックスを履いておけば安心感もひとしおです。
防水ソックスにおいて、防水性と同じくらい大事なのは“蒸れない”こと
冒頭でも少し触れましたが、アウトドア派やアクティブ派の間では、防水性に加えて、透湿性も備わっている防水ソックスが選ばれています。厳密にいうと防水透湿素材自体の性能は使用状況によって変わるもので、発汗量が多かったり足裏に強い圧がかかって想定の耐水圧を超えてしまったりした場合、最悪浸水も考えられます。ですが、やはり採用しているのといないのでは快適さが雲泥の差。水が染み込まないことは快適さを担保するうえで重要ですが、動けば当然足裏は蒸れます。その意味でやはり、透湿性能も必須と考えるのが賢明です。
いつもの1足に重ねるのも手。防水のオーバーソックスも検討を
多くの防水ソックスは一般的な靴下と同じように単体で履くものですが、普通の靴下の上にもう1枚追加する形で履くオーバーソックスタイプも存在します。晴天時は肌触りや吸汗性を重視した靴下を履き、濡れる可能性があるというときになったらレインウェアを着る感覚で防水透湿素材のオーバーソックスを履く。そんな使用スタイルもいいでしょう。
防水ソックス10選。次の休日から試したい、おすすめラインアップ
ここでは、アウトドア専門店でお馴染みの定番モデルに加え、定番とはまた違ったニーズに応える新顔も含む全10モデルをピックアップ。外遊びのプランがある方は、さっそく次の休日から新しい相棒として迎え入れて足元の快適指数を上げてみてください。
1足目
『デクシェル』ランニング
登山専門店での取り扱いが多い防水ソックス専門ブランドといえば、この『デクシェル』。製品ラインアップは豊富で、ポレールと呼ばれる独自開発の防水透湿素材のメンブレンを表地と裏地でサンドイッチしているのが共通スペックとなっています。その中でもこの「ランニング」は、人気モデルの1つ。吸汗速乾性に富むメリノウールとブレンドされたドリレリースと呼ばれる独自開発素材は、速乾性に加え、保温・防臭性の面でも優秀。ポレール自体が4WAYストレッチ素材ゆえ、締め付け感なしの履き心地も魅力です。
2足目
『シールスキン』ウォーム ウェザー アンクル レングス ソックス ウィズ ハイドロストップ
防水ソックスに加えて防水手袋も手がける英国ブランドの『シールスキン』も、このジャンルにおける代表ブランドです。これは防水透湿に加え、抗菌性と伸縮性も備えた新素材、バンブーライナーをライニングした2レイヤーのアンクルソックス。足全体にぴったりとフィットし、ずれにくい設計なので、マメ防止効果も期待できます。履き口内側のシリコンテープが肌に密着し、水や砂埃をブロックする設計も特徴的。
3足目
『デクシェル』ウルトラ シン ソックス
前出の「ランニング」より薄手で、保温力を抑えたバージョンが「ウルトラ シン ソックス」。気温が高い季節や厚手の靴下が合わない靴の場合は、こちらが良き相棒に。普通の靴下とほとんど変わらない厚みなので、自転車などに乗る時の街履きとしても使い勝手が良さそうです。防水透湿素材のポレールを中間層に用いた3レイヤー構造ながら厚みを抑えた作りで、裏地には通気性と吸水性に加えて抗菌・防臭性にも優れるバンブーレーヨンを採用。
4足目
『フーバー』防水ソックス
大正15年創業のおたふく手袋株式会社が手がけた本作は、中間層の防水シートが袋状に成形されているのが特徴。確かな防水性が期待でき、防風性も期待できる素材であるため、表地が湿った場合の冷えも低減できます。表地は耐久性と摩耗性に優れるナイロンニット製で、裏地には吸汗性の高いコットンニットを使用。タフさと爽やかな履き心地の両方を叶えた1足です。
5足目
『ウォーターフライ』防水ソックス
釣りなどで長靴を履く場合は、本作のようなハイソックスタイプを選べば安心感もひとしお。ふくらはぎにフィットするので、長靴の履き口からの浸水を防ぐことが可能です。バンブー繊維のブレンドで抗菌・防臭加工を施し、高反発の編み地で足を圧迫せずにズリ落ちを防いでいるのも特筆点。細部の作り込みもとことん快適志向です。
6足目
『ラフ&ロード』アウトドドライ ストレッチオーバーソックス
こちらは、いざというときに靴下の上から着用するオーバーソックスタイプ。伸縮性に優れるポリエステルナイロンに、アウトドライと呼ばれる防水透湿素材の膜をラミネート。バイクのライディング時にも使える設計ゆえ、すねまでしっかりカバーできる長さ設定なのがうれしいですね。雨足が強くなった際も、ブーツの履き口やパンツの裾から雨が浸水するのを防げます。
7足目
『リトルプレゼンツ』ウエーダー ドライソックス
ウエーダーや長靴の中に履くことを想定したハイソックス型。靴下の上から着用するオーバーソックスで、防水透湿素材によって長靴特有の蒸れを低減してくれます。ストレッチをしっかり効かせた生地は、重ね履きした際の締め付け感の解消にもお役立ち。
8足目
『デクシェル』プロ ヴィジビリティ サイクリングソックス
『デクシェル』の防水ソックスには、サイクル用もラインアップされています。運動量の多い使用状況を想定し、汗を素早く蒸散させて水分コントロールを行い、ソックス内を快適な湿度と温度に保つクールマックスを採用。アンクル周りのラインには反射材を用い、暗所での安全性にも配慮してします。また、メリノウールをブレンドすることで秋冬シーズンの使用に適した保湿・保温を実現。
9足目
『ブリッジデイル』ストームソックス ミッドウェイト・ブーツ
ナイロン製ニットの丈夫な表地と保温性に富むメリノウールの裏地で防水透湿メンブレンを挟み込んだ、登山&トレッキング仕様の防水ソックス。登山ブーツに適したレングス設定で、厚織りの編み地で足裏や甲部に心地良いクッション性を持たせた作りが魅力です。
10足目
『デクシェル』チルドレン ソックス
ファミリーキャンプ用として入手しておけば、きっと家族が喜んでくれるのがキッズ用防水ソックス。こちらは自社での耐水性テストにも余念のない『デクシェル』製ゆえ、性能面は折り紙付きです。S、M、Lの3サイズ展開で、16~22cmまで対応。水溜まりやぬかるんだ場所でも気兼ねなく遊ばせてあげられるうえ、汗をかいても蒸れにくいので活発なお子さんにもうってつけですよ。
そこそこ値の張るものゆえ。防水性能を維持したいなら常温手洗いを
冒頭でも触れたように、防水ソックスの多くが3レイヤー構造の中間層として防水透湿膜(メンブレン)を採用しています。素材的にはレインウェアやシェルアウターに近いものなので、洗濯にはそれなりの配慮をするのが賢明です。まず、防水透湿膜が傷んだり、ラミネートが剥がれたりする原因になりかねないので、乾燥機の使用は控えるべき。水温は40度以下での洗濯機の使用はよしとはされていますが、長持ちさせるなら手洗いするのがベター。防水透湿膜にダメージを与えないよう強く絞りすぎないようにして、日陰干しするのが理想です。一般的な靴下より値が張るものではあるので、少しでも長く使いたいですよね。
この記事の掲載アイテム一覧(全10商品)
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『デクシェル』 ランニング
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『シールスキン』 ウォーム ウェザー アンクル レングス ソックス ウィズ ハイドロストップ
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『デクシェル』 ウルトラ シン ソックス
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『フーバー』 防水ソックス
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『ウォーターフライ』 防水ソックス
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『ラフ&ロード』 アウトドドライ ストレッチオーバーソックス
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『リトルプレゼンツ』 ウエーダー ドライソックス
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『デクシェル』 プロ ヴィジビリティ サイクリングソックス
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『ブリッジデイル』 ストームソックス ミッドウェイト・ブーツ
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『デクシェル』 チルドレン ソックス
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