
“ほりにし”が火付け役。今、外グルメにアウトドアスパイスが欠かせない
たった1本でキャンプ料理が格段においしくなる。それがアウトドアスパイスです。2019年に味付けの新カテゴリとして登場し、今やキャンプメシの定番調味料になっています!
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まさに万能。何にかけてもおいしくなる魔法の「アウトドアスパイス」とは
アウトドアスパイスとは、キャンプや登山などアウトドアシーンでの料理で使うためのスパイス。10種類以上のスパイスや調味料が配合されており、肉・魚・野菜など使う食材を選びません。料理の味が一発でキマり、調理がより手軽になるメリットもあります。その火付け役となったのは、和歌山県のアウトドアショップ「オレンジ」が開発した『ほりにし』。2019年の発売から1年で約10万本を販売。瞬く間にキャンプ料理における定番となりました。現在はさまざまなアウトドアスパイスが登場して味の選択肢も広がり、さらに身近なものになっています。
例えばこんな一品を。アウトドアスパイスでできる料理って?
アウトドアスパイスは肉・魚・野菜はもちろん、米にも合う万能調味料。とはいえ、最も相性が良いのはやはり肉料理です。牛肉・豚肉・鶏肉などのシンプルなステーキをはじめ、スペアリブの味付けなどもぴたりとキマります。焼き魚やムニエルといった魚料理にも◎。くさみが取れて香ばしく仕上がるのでおすすめです。野菜のグリルも、アウトドアスパイスを一振りするだけ。とにかく簡単なんです。
アウトドアスパイスは素材に振りかけるだけでなく、料理の味付けにも活躍します。チャーハンや肉野菜炒めなどの炒めものの味付けに、ポテトフライなど揚げ物のアクセントに、アヒージョやパスタなどの味の仕上げにと、用途はほぼ無限大。広い意味でスパイスの一種なので、普段コショウを振って食べている料理なら、ほぼ相性はバッチリ。目玉焼きやマカロニサラダに振って、いつもと違う味を楽しむのも良いでしょう。
アウトドアスパイスの基本の“き”。まず選ぶべきは、この御三家
多様な種類が登場しているアウトドアスパイスの中でも、特に人気の3種は、ファンの間でアウトドアスパイス御三家と呼ばれています。1つはアウトドアスパイスブームのきっかけとなった『ほりにし』、もう1つは宮崎県の精肉販売・食肉加工会社「中村食肉」が手掛けた『マキシマム』、そして福岡県の鶏肉専門店「かしわ屋くろせ」が作った『黒瀬のスパイス』。この3種はどれもスパイスとして汎用性がある配合になっており、幅広い料理に使えます。
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軽やかなスパイシーさがどんな料理にもマッチする『ほりにし』
上でも説明しましたが、アウトドアスパイスブームの火付け役として有名な一品。食塩や粉末醤油など、20種類以上の調味料やスパイス、ハーブを使用。七味唐辛子にも使用されている陳皮を入れることで軽やかさを演出し、脂っこい肉でもさわやかに味付けできます。ちなみに『ほりにし』という商品名は、和歌山県の有名アウトドアショップ「オレンジ」のマネージャーであり、同商品を開発した堀西氏からきています。
『ほりにし』の最大の魅力は、幅広い料理に合う抜群の万能性。肉や魚のステーキに合うのはもちろん、炒めものや揚げ物とも好相性。野菜のグリルも一振りするだけで味がキマります。ガーリックも利いているので、豚バラ肉や牛カルビなど濃厚な肉料理のくどさを隠してくれる効果も。ドレッシング代わりに生野菜に振りかけるのもおすすめですよ。
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しょっぱめの塩味が濃厚な食材にマッチする『マキシマム』
宮崎県で精肉販売や食肉加工を手掛ける「中村食肉」が作ったアウトドアスパイスが『マキシマム』です。肉のプロが作っただけに、肉の味を格上げするようスパイスが調合されています。1番の特徴は強い塩気。御三家の中で最もしょっぱく、パンチの利いたスパイシーさが感じられます。ナツメグ、クミン、ローレルが入っていることもあり、カレーっぽい風味も。かつお調味粉末が入っているのもポイントです。
スパイスらしいスパイスといえる『マキシマム』と合うのは、やはり肉。ステーキや焼き肉、フライ、炒めものなど濃厚な肉の味を生かした料理の味付けに最適です。スパイシーという意味では、魚のくさみとりに使うという手もあります。しょっぱいので、フライドポテトをはじめ味が濃い野菜料理と合わせても良いでしょう。
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鶏肉料理ならこれに決まり! 『黒瀬のスパイス』
福岡県の鶏肉専門店「かしわ屋くろせ」が作ったアウトドアスパイス。御三家の他2品と比べて醤油の味が前面に出ており、ちょっと和風な印象を受けます。醤油と同じくらいガーリックの味も強めです。原材料にガーリックとフライドガーリックが使われており、ガーリック風味をより強調したいという意図が伝わってきます。アウトドアスパイスではありますが、普段の食卓でも重宝するという声もあり、チャレンジする価値は大いにありそうです。
『黒瀬のスパイス』と1番相性が良いのは、鶏肉。焼いた後に振って味をキメるも良し、調理する前に下味をつけるも良し。独特の醤油とガーリックの風味が鶏肉の甘い風味を引き立ててくれます。醤油風味なのでハンバーグや目玉焼き、ご飯などにかけても違和感なく馴染み、風味をアップデート。唐揚げの衣に混ぜたり、揚げた後に振ったりしてもいけるので、普段の食事で試してみてはいかがでしょう。
他にもいろいろ。男の好みを刺激するアウトドアスパイス5選
御三家以外にも、注目のアウトドアスパイスがあります。今がアウトドアスパイスブームということもあり、新商品が次々と登場し、活気に満ちた様相。味わいも御三家がどちらかといえば王道のスパイスなのに対し、和風の味を強調していたり、洋風だったり、甘かったり、辛かったりとバラエティ豊か。ちなみに、御三家でも『ほりにし』と『マキシマム』は味のバリエーションがあるので、興味を持ったらぜひそちらも調べてみてください。
アイテム1
『ピーエルエム』アウスパ
2020年にスタートした国産アウトドアブランド『メレーム』が企画したアウトドアスパイス。東京の人気カレー店「秋葉原カリガリ」が監修し、10種類ものスパイスが配合されています。ガーリックと花椒が使われており、どこかアジアな雰囲気を感じる仕上がりも特徴的。肉や魚料理はもちろん、麺類、揚げ物とも相性良し。オリーブオイルと混ぜてスパイスドレッシングとして使うこともできます。
アイテム2
『スポーツオーソリティ』和風だし旨味スパイス 幕張
スポーツ用品専門店チェーンが開発したオリジナルのアウトドアスパイス。かつお、昆布、しいたけの和風だしを利かせて、和風の味に仕上げられています。陳皮や唐辛子、ガーリックも配合されているものの辛さは控えめで、子供でも安心して食べられる味わい。和の旨みが利いているので、脂が少ないさっぱりとした牛肉や鶏肉、魚料理におすすめです。
アイテム3
『クエストページ』バカまぶし 辛いの
キャンプ芸人として人気のバイきんぐ・西村瑞樹氏が監修。世界中のスパイスから食欲をそそる組み合わせを模索し、厳選された13種類のスパイスを黄金比率で配合。一般的な調味スパイスと比べて塩分が1/3のため、「バカみたいにまぶしてもOK」なことからこの名がつきました。味はもちろん香りや食感にもこだわっており、ごまはホールとパウダーを両方ブレンドし、食欲をそそるクミンもプラス。姉妹品に「辛くないの」もあります。
アイテム4
『ヨーデル』サワークリームオニオンスパイス
福岡県の理美容メーカー、西部頭髪が立ち上げたアウトドアブランド『ヨーデル』のアウトドアスパイス。同ブランドは、キャンプ好きな社長が家族とよりキャンプを楽しめるようにと立ち上げられたというユニークな経歴を持ちます。サワークリームオニオンスパイスは、香ばしいフライドオニオンとガーリックが利いた味わい。レモングラスなどのハーブもさりげなく香り、さわやか味の配合となっています。焼き肉やポテトのほか、天ぷらやサラダなどにも合うやさしい風味が魅力。辛さがないので子供でもおいしく食べられますよ。
アイテム5
『モッテコ』甘いスパイス
テレビやYouTubeで活躍する女子キャンパー森 風美氏がプロデュースしたアウトドアスパイス。シナモンとジンジャーをベースにカルダモンやクローブをMIXし、甘味と香りが引き立つようブレンドされています。キャンプの定番ホットワインや焼きリンゴに、ひとさじかけるだけで、味に奥行きが生まれます。配合されたハーブにはリラックス効果が期待できるものもあり、このスパイスを一振りした料理を食べればいつもよりちょっと贅沢な夜を過ごせそう。
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『ピーエルエム』 アウスパ
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『ヨーデル』 サワークリームオニオンスパイス
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『モッテコ』 甘いスパイス
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