ビジネスソックスのマナーをおさらい。スーツに合わせたいのはこんな15足
スーツの着こなしにはこだわるのに、意外とおざなりになりがちなソックス。その重要性を解説しつつ、注意すべきポイントやおすすめのビジネスソックスをご紹介します。
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スーツスタイルをおしゃれに着こなすうえで、“足元”は重要です
どうせ足元は見えないから？ スーツスタイルにおいてソックスは脇役だから？ そんな理由でソックスを適当に選んでいる人は意外と多いものです。しかし、座ったりしゃがんだりしたときに、くるぶし丈や派手な色柄のソックスが見えてしまうと着こなしの完成度が半減するだけでなく、取引先などに不快な印象を与えてしまうことも。だからこそソックスにもしっかり気を配るべきですし、スーツスタイルに合った丈や色柄を選ぶこともビジネスマナーの1つといえるのです。
今一度おさらい。ビジネスソックスの正しい選び方とは
スーツスタイルにどんなソックスを合わせれば良いのか、きちんと理解していない方は意外と多いものです。そこでビジネスソックスを選ぶ際の4つのポイントをご紹介。どれも必須の項目なので、さっそくチェックしてみましょう。
ポイント1
素肌が見えない丈であることは絶対
ビジネススタイルの多様化により最近は足元事情も変わってきているものの、スーツスタイルにはロングホーズ（ハイソックス）やクルー丈（ふくらはぎにかかる程度）を合わせるのがやはりベストだと思います。なぜなら素肌が見えると不快に感じる人はいますし、マイナスなイメージを与えてしまうことがあるから。また、ルーズソックスのようにたるませて履くのもNGなので注意しましょう。
ポイント2
スーツか靴とリンクさせた色を
カジュアルスタイルでは派手色のソックスをアクセントとして使うこともありますが、スーツスタイルにおいてはご法度。黒やグレー、ネイビーなどのダークカラーがふさわしいとされています。さらにスーツか靴の色とリンクさせると、よりソックスが着こなしに溶け込んで◎。ちなみに学生服のように白ソックスを合わせるのはマナー違反になるので、絶対に避けること。
ポイント3
基本的に柄は控えめなものを
ビジネスソックスは無地であることが好ましいですが、小紋やドットといった主張が控えめな柄なら取り入れてもOK。ドットは大きくなるほどカジュアルな印象を与えるので、ピンドットなどの細かなものを選ぶようにしましょう。ちなみにストライプは冠婚葬祭で男性がモーニングコートと合わせて使用するのが主なので、ビジネスシーンではふさわしくありません。
ポイント4
素肌が透けないくらいの厚さがベスト
ビジネスソックスは基本的にどんな素材でも構いませんが、1つ気を付けたいのが厚さです。たとえ丈や色柄が問題なくても、スポーツソックスなどの厚手のものは当然NG。とはいえ、ストッキングのように薄手のものは抵抗があると思うので、素肌が透けないくらいの厚みのソックスをセレクトするようにしましょう。
ちなみに足元がスニーカーの場合は、くるぶし丈ソックスもOK
最近はスーツにスニーカーを合わせる着こなしも一般的になっています。となれば、その場合のソックス選びについても気になるところ。そもそもスニーカーをセレクトするのは、Tシャツなどのカジュアルなインナーを合わせたときですよね。となると、くるぶし丈のソックスでも問題ないでしょう。ただ、秋冬にそれを実践してしまうと季節感のない足元に仕上がってしまうので、クールビズシーズン限定にするのがベター。
ワードローブに加えたい。ビジネスソックスのおすすめ15選
スーツスタイルにおけるソックスの選び方を理解したら、実際におすすめのビジネスソックスを見ていきましょう。ロングホーズとクルー丈の2つのタイプに分けてご紹介するので、購入時の参考にしてみてくださいね。
▼タイプ1：ビジネスシーンはもちろん、冠婚葬祭にも対応する「ロングホーズ」
ロングホーズのソックスはスーツスタイルの基本中の基本。足を組んだりしても素肌が見えることがないので、いかなるときも品格をキープできるというのが最大の魅力です。また、冠婚葬祭にはロングホーズが好ましいので、1足は持っておくと何かと重宝しますよ。
アイテム1
『シップス』ソリッド ロングホーズ ソックス
コットン×ナイロンの混紡素材を使った『シップス』のロングホーズは、マットな風合いでフランネルなどの秋冬素材のスーツとの相性も抜群。リブ部分をやや長めにしているので、歩いたり走ったりしてもズレ落ちる心配がないのもポイントです。
アイテム2
『ブリッラペルイルグースト』2トーンリブホーズ
一見するとベーシックなロングホーズに見えますが、実はツートーンで構成された技ありソックス。凹凸あるリブとの切り替え部分で、さりげなくトーンに差がつけられているのです。着こなしに直接関係ないものの、この洒落感ある演出に心踊る男性も多いはず。
アイテム3
『エストネーション』オリジナル ビジネス用リブロングホーズ
奇をてらわないオーソドックスなリブ編みのロングホーズは、ギフトとしても人気のアイテム。上部が細かなリブ編みに切り替えられているのでフィット感が高く、快適な履き心地を提供してくれます。明るすぎない深めのネイビーでスタイリングしやすいのも魅力。
アイテム4
『ブレッシアーニ』ウールリブ ロングホーズソックス
1970年にイタリアで創業した『ブレッシアーニ』は、確かな品質に世界各国から支持を得ている老舗のソックスブランド。ウールにナイロンをブレンドしたこちらのロングホーズは、心地良い履き心地と耐久性を両立させた優れモノ。ファッションにこだわりを持つ大人の男性におすすめです。
アイテム5
『ナイガイ』ハイソックス
レッグウェアを展開する日本生まれの『ナイガイ』から、1965年の開発以来のロングセラーをピックアップ。前面を縦に伸縮するパール編み、後面を横に伸縮するリブ編みという特殊設計によって、不快な締め付け感がないながらもズレにくい履き味を実現しています。履き口には耐久性が高くてフィット感は快適な高品質なゴム糸、NDXを採用。
アイテム6
『ハリソン』ワイドリブロングホーズ
『ハリソン』のベストセラーソックスであるワイドリブロングホーズ。レッグから足の甲までは適度なフィット感を生むリブ仕上げに、かかとは履きズレを軽減する編みを採用しているのがポイントです。細番手の高級エジプト綿を使ったシルケット加工糸により、上品な光沢感とドライな質感を両立させたところも見逃せません。
アイテム7
『タビオ』メンズ9×2つやリブビジネスロングホーズ
『タビオ』のロングセラーの1つであるこちらのビジネスソックスは、“足が最も喜ぶ履き心地”を追求。裏糸にオリジナルのポリウレタンを用いることで、しっかりとしていながらやさしい履き味を提供してくれます。フィット感に優れ、ズレにくいというのも◎。
アイテム8
『ナッソー』定番リブ編みロングホーズ
数多くのセレクトショップのオリジナルソックスも手掛けている『ナッソー』は、日本製にこだわったクオリティの高さに定評があるブランドです。このロングホーズはつま先やかかかとハンドリンキングが完璧で美しく、とにかく履き心地抜群。ナイロンを混紡しているので耐久性も高く、長く愛用できますよ。
▼タイプ2：オンもオフも使いたい人におすすめのクルー丈
スーツスタイルにはロングホーズが適していますが、抵抗がある人も多いと思います。そんなときに頼りになるのが、カジュアルシーンでも馴染みのあるふくらはぎにかかる程度のクルー丈。セレクトするソックスによってはオン・オフともに活躍する点もメリットです。
アイテム9
『ビーミング by ビームス』ドレスソックス
無駄な装飾のないオーソドックスなリブソックスは、スーツにもカジュアルスタイルにも使いやすいデザイン。コットンにナイロンをブレンドした素材は光沢感が控えめなので、合わせるボトムスを選ばずに幅広い着こなしで活躍すること請け合いです。
アイテム10
『ハルサク』プレーン リブソックス
メンズの靴下に特化した靴下専門ブランド『ハルサク』からセレクトしたのは、定番のリブソックスシリーズ。コットン100％なので肌触りや通気性が良く、さらには消臭効果のある裏糸を採用しているので臭いが気になりません。日本製というのも特筆すべき魅力。
アイテム11
『ラコステ』ヘリンボーンリンクス クルーソックス
リンクス柄にワニのロゴがワンポイントになった『ラコステ』のソックス。消臭機能糸を使用しているので足の臭い対策も◎ ビジネスシーンはもちろん、カジュアルスタイルにもマッチする使い勝手の良い1足です。
アイテム12
『シップス』レギュラーシャドーコモンソックス
全面にドットのように配されたエレガントな小紋柄が印象的。ブラック×グレーという落ち着いた配色で構成されているので、スーツスタイルにも取り入れやすいはずです。かっちりとした革靴と合わせてもごわつくことのない薄手タイプなのも特筆すべきポイント。
アイテム13
『グリーンレーベルリラクシング』SKN 小紋×DIA ジャカード 32 ドレスソックス
ダイヤ型の小紋柄がさりげないアクセントになった1足。グレーにパープルと洒脱なカラーリングで構成されていますが、小紋柄は薄らと入っているので主張は控えめ。タイドアップのかっちりとしたスーツスタイルにも難なく対応しますよ。
アイテム14
『トゥモローランド』シルクナイロン ソリッドソックス
ソックスでクラス感を醸し出したいなら、シルクを使用したこちらがおすすめ。ナイロンもブレンドされていますが、シルクならではの品のある光沢は健在。シンプルな編みに仕上げられているので、その上質な風合いを存分にアピールできます。
アイテム15
『ブラックレーベル クレストブリッジ』ジャカードクレストブリッジチェックドレスソックス
スーツスタイルにチェック柄ソックスはカジュアルなイメージがあるかもしれませんが、こちらは同トーンで構成されているので悪目立ちの心配は無用。さりげなく存在感を放ち、洒脱な足元を構築できます。日本で丁寧に作り上げられたクオリティの高さにも注目を。
この記事の掲載アイテム一覧（全8商品）
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『エストネーション』 オリジナル ビジネス用リブロングホーズ -
『ブレッシアーニ』 ウールリブ ロングホーズソックス
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『ナイガイ』 ハイソックス
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『ハリソン』 ワイドリブロングホーズ
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『タビオ』 メンズ9×2つやリブビジネスロングホーズ
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『ナッソー』 定番リブ編みロングホーズ
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『ビーミング by ビームス』 ドレスソックス
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『ハルサク』 プレーン リブソックス
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