
“チャームなし”でいこう。チェーンネックレスがシンプル派の大人に効く
シンプルコーデ特有の清潔感や上品さは大きな魅力。ただ、どこか物足りない……と感じることもあるのでは? 適度な華やぎが欲しいならチェーンネックレスに頼りましょう!
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首元にひとさじの洒落感を。大人のシンプルコーデにはチェーンネックレスが必要だ
清潔感や上品さといった、いわゆる好印象な要素を多分に含んだシンプルコーデ。しかし一方で、どことなく味気ない仕上がりになりがちという弱点も併せ持っています。その打開策として手っ取り早い方法が、アクセサリーの投入によるひとさじの味付けです。リングにバングル、ブレスレットなど選択肢は多彩ですが、筆者がオススメしたいのは人目につきやすい首元を彩ってくれるネックレス。中でも特に、チャーム(ネックレストップ)のないスマートなチェーンネックレスタイプを選べば、シンプルコーデの持ち味を損なうことなく、バランス良く洒落感を高めることが可能です。そんな好都合なアイテム、取り入れないのは実にもったいない話!
理想のチェーンネックレスに出会うために。知っておきたい3つの視点
いくらチェーンネックレスが優秀な小物だといっても、ただ闇雲に選ぶのはNG! 合わせてみたらどうにもしっくりこなかった……なんてことになりかねません。まずは「長さ」「種類」「カラー」の3つの視点から、自分にマッチする逸品を探してみましょう。
▼視点1:チェーンの長さ
最初にチェックしたいのは長さです。現在ネックレス系アイテムで中心となっている3タイプの長さを、それぞれの特徴とともにご紹介していきます。数字で見ると小さな違いに感じるかもしれませんが、実際に着けてみると結構印象が変わりますので購入時はご注意を。
長さ1
さりげなく主張。きれいめな服装に合う「45cm」
女性用のネックレスではもっともポピュラーな45cmですが、メンズジュエリーにおいてはやや短めの部類。写真からもわかる通り、ちょうどTシャツのネックくらいの位置にくる長さです。チェーンが短めなぶん主張度は控えめなので、品良いコーディネートにさりげなく合わせたいときなどに◎。
長さ2
ベーシックな長さでどんな服装ともマッチする「50cm」
50cmは男性用ネックレスで1番ベーシックとされる長さで、Tシャツのリブより若干下に来るくらいのバランス感です。長過ぎず・短過ぎずの程良い塩梅ですから、カジュアル~きれいめまでオールラウンドに合わせることができます。使い勝手に長けるので、ネックレスビギナーにもおすすめ。
長さ3
オーバーサイズシルエットにも負けない存在感の「60cm」
昨今シーンで人気が高まっている60cm。かなり長めなので上記2タイプと比べて存在感があり、トレンドのオーバーサイズトップスとも高い親和性を見せてくれます。また、パーカーやニットといった厚みあるアイテムのうえにもさらりと合わせられるというメリットも。あまり幅太なチェーンを選ぶと野暮ったく見えがちなので、その点は気をつけましょう。
▼視点2:チェーンの種類
一口にチェーンといっても、実はその種類は膨大! すべてのデザインをフォローすることは難しいので、ポピュラーな3タイプに絞ってナビゲートします。それぞれ違った美点を持っているので、購入時の参考にしてみてください。
種類1
オーソドックスでどんなコーデとも相性良好な「あずきチェーン」
その名の通り、あずき状の小さな輪っか型パーツを連ねたチェーンのこと。多くのネックレスで採用されている、1番オーソドックスなタイプです。クセがないルックスのため、スタイルのテイストを問わず合わせることが可能。輪っかの向きが正面と横向きで交互になった立体的仕様で、窮屈さを感じさせないのも特徴的です。
種類2
柔らかな印象を生み出してくれる「ボールチェーン」
金属製の小さなボールを連ねたデザインで、ボールに付属する“爪”を接合することによってつながっています。コロンとした丸みのあるフォルムが印象深く、どことなく柔らかな雰囲気。また、チェーンがねじれてしまうことがないなど実用的なストロングポイントも備えています。
種類3
抜群の存在感がメンズに人気。重厚感溢れる「喜平チェーン」
昨今メンズの間で支持率が高まっている喜平(きへい)タイプ。あずきチェーンと同じく輪同士をつなげた構造ですが、それぞれの輪が90度ひねられているためパーツの向きはすべて正面となっています。ぎっしりと密度があり、前述の2タイプと比較するとやや重厚な風貌です。
▼視点3:チェーンの色
最後は色。こちらも印象を大きく左右する重要なファクターなので、自身のコーディネートや好みを考慮しつつ選びたいところです。代表的な4色の特性を見ていきましょう。
カラー1
汎用性抜群。最初の1本にふさわしい「シルバー」
チェーンネックレスにおける基本カラーといえばやっぱりシルバー。どんなトップスとも相性が良いため、最初の1本はまずこの色から押さえておくのが正解といえるでしょう。なお、素材はシルバー925が一般的ですが、アレルギー反応が発生しにくいステンレスが使われているケースも多くあります。
カラー2
いつもの着こなしに品をもたらす「ゴールド」
上品でエレガンスなイメージを振りまくゴールドのチェーンネックレスも、大人に味方してくれるアイテム。10K・18Kといった本物の金を使った素材のほか、シルバーやステンレスにゴールドメッキを施したモノもあります。注意点としては、できるだけ華奢なモノを選ぶこと。ボリューム感がある“ブリンブリン”なゴールドネックレスは、かえって嫌味に映ってしまう恐れがあります。
カラー3
シックなムードを着こなしに加えてくれる「ブラック」
そしてブラックも近年ネックレスの定番として市民権を獲得しているカラー。主に素材に使われているのはシルバーorステンレスで、その色はコーティング加工によって表現されています。最大の持ち味はなんといってもシックさ。きれいめコーデのラストピースとしても、カジュアルスタイルの引き締め役としても奏功します。
カラー4
経年変化も楽しめる「真鍮」
真鍮とは厳密には色ではなく銅×亜鉛の合金素材のことですが、こちらも独特の色で人気がありますので最後に番外編としてご紹介。黄銅(こうどう)と呼ばれることもあり、身近なモノだと5円玉の材料として使われています。アンティークを思わせるくすんだ黄金色をしており、使い込むほどに味わいが深まっていくのが魅力です。
首元でさりげなくアピール。チェーンネックレスのおすすめブランド10選
チェーンネックレスを選ぶうえでの重要な視点をご理解いただいたところで、ここからは今リリースされている秀作を一挙レコメンド。アクセサリー専業ブランドからファッションブランドまで、着こなしを格上げしてくれる逸品を幅広くお披露目します!
アイテム1
『ジャムホームメイド』安全ピン ダイヤモンド シンプル チェーン ネックレス S
ブランド定番の安全ピンモチーフを留め具に取り入れたネックレス。さらに、この留め具にはブラックダイヤモンドが埋め込まれており、上質な雰囲気を漂わせます。チェーンの長さは自在にコントロールでき、調整すればブレスレットとしても着用可。まさしく一石二鳥なアイテムです。
アイテム2
『ライオンハート』ラージシルバーチェーンネックレス
そのままで着けるのはもちろん、重ね着けしても◎なシンプル顔のあずきチェーン。表面にスモーク加工を施して、ヴィンテージっぽいコクのあるムードを演出しているのもカギです。チェーンの長さは50cm&60cmの2タイプで展開されるので、好みに応じたセレクトを。
アイテム3
『ビル ウォール レザー』N863 5.5mm ボールチェーン
カリフォルニア州・マリブを拠点に、MADE IN USAを貫き続ける老舗シルバーブランドの放つ1品。5.5mmサイズの大粒なボールチェーンが使用されており、プレーンなデザインながら確かな主張を感じさせます。留め具にゴシッククロスモチーフのカバーをあしらい、ささやかに“らしさ”を描き出しているのもキモ。
アイテム4
『ブラスストア』真鍮ボールチェーン ネックレス
小ぶりな2mmサイズのボールチェーンを連ねたネックレスは、使い込むほどに表情が深まるブラス製。じっくりと時間をかけて経年変化を堪能したいアイテムです。しかも、チェーンは45cm・50cm・60cmの3サイズをフォローしていますので、自分に合った長さを選択できます。
アイテム5
『エディフィスアクサン』ネックレスC_カット キヘイ
人気セレクトショップ『エディフィス』のアクセサリーラインから放たれる喜平ネックレスは、国内有数のジュエリーメーカーと共同で製作。つまり、そのクオリティは折り紙付きです。ネックレス&二重巻きブレスレット、どちらにもシフトチェンジできるというマルチっぷりも頼もしい限り! さらに、留め具には滑らかな曲線を描くフックを取り入れ、洗練された印象を加味しています。
アイテム6
『パブリックトーキョー』シルバー925チェーンネックレス
シルバー925製の喜平チェーンネックレスは国内のファクトリーにて生産。信頼の置ける作りで、長く濃く付き合っていくことが可能です。ブランドがオリジナルで開発したマンテル金具を用いるなど、ささやかにオリジナリティを感じさせるデザインもさすがの一言。
アイテム7
『ビームスライツ』スターリングシルバー ナローチェーン ネックレス
ゴールド系のアクセに抵抗がある人でもすんなりと着用できる、幅0.1mmのナローなチェーン。控えめな出で立ちですので、いつものスタイリングにサラッとプラスできます。留め具部分にはブランドロゴ入りのプレートを配置し、ちょっとしたデザインポイントに。
アイテム8
『マージン』シルバー喜平チェーンネックレス
今っぽいルーズシルエットなスタイルに合わせたい長めの60cmサイズ。余計な装飾性を省いたベーシック志向のシルバーネックレスですので、リラックス系の装いのみならず品良いスタイルとも親和性良好です。また、喜平チェーンらしい適度なボリューム感も見どころ。
アイテム9
『ビューティ&アンドユース』10K ネックレス
すらりとシャープな形状でどんなスタイリングとも違和感なく調和。しかも、10K素材が使われているのでリッチ感も程良く演出できます。こんな逸品ならば、カジュアルなスタイルを大人っぽく見せるうえで最良の一手となってくれるはずです。専用の収納袋が付属するのもうれしいポイント。
アイテム10
『マイノリティ』スチールリンクチェーン60cm
金属アレルギーの人でも安心して着けられるうえ、極めて耐久性も高い最上級ステンレス“ファインスチール”をマテリアルに抜擢。素材へのこだわりもさることながら、旬な60cmサイズやモダンなブラックカラーも刺さる要素です。バリエーションではシルバー&ゴールドもラインアップ。
チェーンネックレスを合わせるならこう使いたい。おすすめコーディネート5選
最後は、チェーンネックレスを取り入れたおしゃれなコーデサンプルをピックアップ。大人っぽいスタイルに投入したり、ラフなコーデをネックレスでクラスアップしたりと、彼らのスタイリングには“こなし”のコツが詰まっています!
着こなし1
チェーンネックレスがクリーンなシャツスタイルの隠し味に!
ストライプシャツを基軸にした、クリーンなムード感のコーディネート。そこに10K素材の品行方正なゴールドネックレスをプラスすることで、大人っぽさを巧妙に増幅させています。ワイドジーンズ&スリッポンのコンビネーションによる絶妙な抜け感出しもお見事!
着こなし2
ゆるっとリラクシングな装いには長めのネックレスが好バランス
ルーズサイズなデニムセットアップを用い、今季らしいリラックスな空気感をメイク。首元にはウェアのボリューム感に負けない長めのチェーンネックレスを持ってきて、全体をバランス良くまとめています。無垢な白T をインナーに選び、ネックレスの存在感を高めたのも技アリ!
着こなし3
モノトーンのクールな着こなしをゴールドで華やかに
シャツ・ボトムス・シューズまで一貫してブラックを貫いたモノトーンスタイル。そのままだと重たい印象に映りかねませんが、ゴールドネックレスの投入によって上手く華やかさを加味しています。シャープな細身仕様の1本を合わせていますので、嫌味に見えることはありません。
着こなし4
小物使いの妙で格上げしたストリート系コーデ
'90sストリート感のある『ナイキ』のナイロンジャケットをTシャツの上にさらり。足元には白スニーカーを合わせて、スポーティなノリをブーストしています。アクティブ感を色濃く打ち出す一方で、大人っぽさを担保すべく取り入れたのが端正なチェーンネックレス。このプラスワンが絶妙なこなれを生むんです。
着こなし5
無地中心だからこそネックレスがピリッと良いスパイスに!
すべて無地アイテムでまとめた簡潔なカジュアルスタイル。ともすれば淡白に見えてしまうものの、首元にチェーンネックレスを加えればスタイルのメリハリ感がグッと高まります。とはいえ、ボリューミー過ぎるとそれだけがコーデから浮いてしまう恐れがあるので、これくらいスリムなタイプを選ぶのが正解。
この記事の掲載アイテム一覧(全5商品)
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『ライオンハート』 ラージシルバーチェーンネックレス
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『ブラスストア』 真鍮ボールチェーン ネックレス
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『マージン』 シルバー喜平チェーンネックレス
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『ビューティ&アンドユース』 10K ネックレス
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『マイノリティ』 スチールリンクチェーン60cm
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