
大人が実践したいセンターパート。王道から今どきスタイルまで20選
端正さとこなれ感を併せ持つセンターパートは、現在メンズヘアのトレンド真っ只中。アプローチ次第で変幻自在の個性を演出できるため、大人もぜひ積極的にトライを!
今、メンズヘアの中でセンターパート(センター分け)が人気です
ここ数年でメンズヘアの主流となってきているセンターパート(=センター分け)。時代の流れとしてはレイヤーヘアからマッシュヘアへの変遷が2010年代のメンズヘアにおける重要トピックであり、ここ近年はマッシュベースのスタイルが大きな軸となっていた。そんなマッシュトレンドが長く続くなかで、重たい前髪をそのまま下ろすだけでなくアレンジしていく風潮となったことから、センターパートが注目を浴びるように。そしてセンターパートをベースにマッシュだけでなくウルフやレイヤースタイルにも波紋し、センターパートスタイル自体がトレンドの主軸を担うようになったのだ。
なぜセンターパートが大人の男にも刺さるのか? その魅力とは
センターパートとは、いわゆる前髪アレンジのひとつであり、やや長めに残した前髪を5:5、または6:4で両サイドに分けるというもの。センターパートにすることで顔周りがすっきり見え、端正さや爽やかさを打ち出すことが可能だ。しかもアップバングのようなアグレッシブな印象でなく、分け流したりかき上げたりするアレンジなので洒落感を演出できるのもメリット。そういうわけで大人の間でも支持を集めている。
気になるメンズのセンターパート。そのヘアスタイルサンプルを一挙公開!
一口にセンターパートといっても、あくまで前髪のアレンジテクニックのひとつにすぎない。そのため、ベースの髪型の個性に依存する部分が大きく、スタイルによって与える印象も千差万別だ。以下では、7つのタイプ別に今どきなセンターパートスタイルをご紹介。
▼タイプ1:王道かつ合わせやすい「マッシュ×センターパート」
メンズヘアも多様性が求められる時代であるが、依然としてマッシュは正統派の立ち位置。前髪を重めにしたスタイルだけにセンター分けとの相性は抜群なうえ、アジア人の骨格に合う髪型ということもあり多くの人が合わせやすいのも特徴。初めてトライするなら、まずはマッシュベースが間違いないだろう。
ヘアスタイル1
誰にでも好印象な黒髪センターパート
黒髪&センターパートの組み合わせは、好印象ヘアにおける基本。さらに、パーマやヘアアイロンを駆使して毛先にウエービーな動きをプラスすれば、今っぽさにも同時にアプローチできる。襟足をタイトに仕立て、シャープなアウトラインを描き出しているのもポイントだ。
ヘアスタイル2
定番マッシュを額見せ&パーマで軽やかにアップデート!
額を広めに露出させたセンターパートがキモ。これによってマッシュスタイルの軽快さがグッと増している。加えて、ゆるめのパーマでナチュラルな毛流れを出せば、やさしげな雰囲気も両得可能だ。スタイリングにはジェルバームやグリースを使い、動きが出るように揉み込もう。
ヘアスタイル3
ボリュームあるミディアムマッシュもデコ出しで軽やかに!
適度に長さを残したボリューム感あるマッシュスタイル。ただし、センターパートによるデコ出しの恩恵を受けており、重々しさは感じさせない。パーマでふんわりとしたエアリー感を出してあげると、よりこなれた雰囲気に。セットの際にはジェルグリースを用い、適度にツヤ出しすると◎。
▼タイプ2:大人っぽくキマる「かき上げ×センターパート」
例えばビジネスシーンなどで、印象としてカジュアルすぎるのはNG、という人にはかき上げアレンジのセンターパートスタイルが良いだろう。額をしっかりと出すことで端正な面持ちときちんと感を演出できるうえ、大人っぽい印象を与えることが可能だ。また、ベースもシンプルなスタイルが多いため、アレンジせずとも爽やかという点も魅力。
ヘアスタイル4
長めのバングだからこそかき上げが映える!
耳周りからバックにかけてボリュームを落としながらも、前髪は長めに設定したメリハリショート。このようにバングに長さを持たせると、かき上げた際に大人びた雰囲気がより強まる。眉が露出するようにスタイリングすると、爽やかなイメージが増幅して一段とGOODだ。
ヘアスタイル5
色気ときちんと感が好バランスで共存
オイルやバームなどで一度ラフにかき上げた後、額との間に空間を作るようにふんわりと前髪を下ろすのがセットのコツ。センターパートならではのきちんと感がある一方、セクシーさも感じさせてくれるヘアスタイルだ。きれいめなファッションと組み合わせるのが特におすすめ!
ヘアスタイル6
ランダムなパーマで雰囲気アップ!
あえてはっきり分け目の位置を見せることによって凛々しさを巧妙に創出。サイド&バックを短くカットすれば、キリっとしたイメージは一層強まる。そして、パーマでランダムな毛流れを生み出しているのもポイントで、精悍なだけでなく洒脱な雰囲気も香り立つ。
▼タイプ3:メリハリが立体感を生む「ツーブロック×センターパート」
耳周りから襟足にかけて短く刈り上げて、トップやサイドの髪を上からかけるツーブロックスタイル。長い髪と短い髪とのメリハリが生まれることでヘア自体に立体感が出て、さらにセンター分けによるこなれ感も上乗せされ、軽快かつ動きのあるスタイルに。爽やかさを打ち出したいなら、ツーブロックとの合わせ技は見逃せない。
ヘアスタイル7
クセ毛風ヘアをツーブロックで引き締め!
弱めのツイストパーマによって外国人っぽいクセ毛感をメイク。ふんわりとした毛流れが柔和なムードを呼び込んでくれる。野暮ったいシルエットにならないよう、インナーサイドと襟足は刈り上げてシルエットを引き締めた。タオルドライ後にワックスを揉み込むだけと、スタイリングはすこぶるイージー!
ヘアスタイル8
ウェーブがかったセンターパート×すっきりツーブロックのコンビが絶妙
クセ毛風のウェーブを生かし、ふんわり分けたこなれ感漂うセンターパートが決め手。サイド、バックを刈り上げすっきりとさせているため、清潔感や好印象も獲得できる。ツヤ感のあるソフトワックスを揉み込み、前髪をセンターでラフに分けるだけという、スタイリングの手軽さもポイントだ。
ヘアスタイル9
ツーブロックならボブベースでもすっきり!
長さのあるボブスタイルだが、内側を3mmでコンパクトに刈り上げているのでもたつきのない美麗なシルエットに帰結している。また、センターパートによる額出しもボブ特有の重さを緩和するのに一役。仕上げに明るめのブラウンカラーをオンして、軽やかさをブーストした。
▼タイプ4:アンニュイな佇まいなら「ストレートマッシュ×センターパート」
自然体な雰囲気と中性的な要素で人気のストレートマッシュ×センターパート。韓流アーティストなどにもよく見られるスタイルで、アンニュイな印象を与えられるいわゆる雰囲気のあるスタイルだ。ファッションとの親和性も高く、スタイリングも楽なことからここ最近人気が急上昇している髪型でもある。
ヘアスタイル10
重さと軽さの絶妙なバランスがミソ
長めのバングとサイドを自然につなげたストレートマッシュ。耳に髪が被さっているため程良く重さがあるものの、額を広めに出しているのでヘビーに見えすぎない。フロント&サイドに対し、バックを短めに仕上げているのもリズミカルで好バランス。セットにはオイルを使い、手ぐしでざっくりと毛流れを整えればOK。
ヘアスタイル11
日本人の骨格とも相性良好なテクニカルショート
耳周りをソフトに刈り上げ、そのうえに毛を被せているのが特徴的。このテクニックが奏功し、日本人に多い“ハチ張り”が目立たなくなっている。セットの際は、サイドをコンパクトに仕上げることを心掛けよう。センターパートの分け目をくっきりと作って、キリッとした雰囲気を打ち出しているのも参考にしたいテクニック。
ヘアスタイル12
女子ウケ確実な韓流マッシュ!
サラッとした毛流れの韓流マッシュは、直毛の人にうってつけ! ペタっと寝かしつけるのではなく、柔らかめのバームやワックスでエアリーにセットするのが大事なコツだ。前髪はオールバックにするようにしてドライすると、下ろした際に根元をふんわりとさせられる。
▼タイプ5:動きのある束感が印象的な「無造作パーマ×センターパート」
よりファッショナブルに、そして毛先を遊ばせたいならこちらのスタイルはいかがだろう。イレギュラーにうねらせる無造作パーマをあしらったスタイルは、束感の動きが洒脱に作用するためカジュアルシーンでより引き立つこと請け合いだ。おまけに、センター分けのアレンジもしやすくスタイリング性も高いことから、毎日のヘアセットも楽しくなるに違いない。
ヘアスタイル13
スパイラルパーマでセンターパートを大胆に遊ぶ
品の良いセンターパートのマッシュスタイルに、大胆なスパイラルパーマで遊び心をトッピング。トップ&フロントとも長めなので、パーマによるアクティブな毛流れが一段と鮮明になっている。ボリュームが過度にならないよう、サイド&バックは刈り上げてバランスを上手く調整。
ヘアスタイル14
毛先を外ハネさせたカジュアルなセンター分け
ゆるパーマによって毛先をラフに外ハネさせたスタイル。大人顔なセンターパートヘアに、カジュアルなイメージが加わっている。パーマのリッジ感がくっきりと出るように、セットはハーフドライ状態でグリースを揉み込むのが吉。毛先を散らすようにしてスタイリングしよう。
ヘアスタイル15
大きく毛束を動かして存在感あるヘアスタイルに!
コールドパーマによるリズミカルな毛束に視線集中! ブラウンを入れて、華やかなムードを盛り上げているのも見逃せない。半乾き状態でクリームやワックスをくしゃっと揉み込むだけと、スタイリングも実にお手軽。まさしく“いいことずくめ”の髪型なので、チャレンジする価値大だ。
▼タイプ6:トレンドムード満点な「前下がり×センターパート」
後頭部からフロントに向かって髪が長くなっていくスタイルが“前下がり”。女性たちの間で人気に火がつき、現在ではメンズシーンでもビッグトレンドとなっているヘアだ。簡単に洒落感が出せるうえ、フェイスラインの補正効果が高いのも魅力。センターパートとの相性も申し分ないので、ぜひトライしてみては。
ヘアスタイル16
長めに残した前髪が骨格をフォロー
かなりバングを長めに取った前下がりマッシュヘア。頬骨を覆うくらいの長さのため骨格補正効果は絶大で、どんな顔型の人でも気兼ねなく挑戦可。その上、センターパートで仕上げているおかげで、前髪が長くともすっきりと見える。毛先にワンカールのパーマを掛け、ニュアンスを出しているのもカギ!
ヘアスタイル17
黒髪+前下がりでもセンター分けなら軽やか
フロントにたっぷりとボリュームを残した前下がりの黒髪スタイルによって、色気のある雰囲気を描き出すことに成功。それでいて重く見えないのは、センターパートによる額見せのおかげだ。さらに、コンパクトに仕上げた耳周りが、さりげなく爽やかさを感じさせる一因に!
▼タイプ7:アクティブさを打ち出すなら「ショート×センターパート」
基本的に前髪が長いほうがセンター分けにしやすいが、短めだと諦めざるを得ない……というわけではない。髪質にもよるため万人にできるスタイルだとはいえないが、短めショートでも可能なセンター分けもあるのでご紹介しておこう。ショートらしいアクティブ感が他にはないエッセンスを与えてくれるため、アレンジ可能ならトライする価値はあるだろう。
ヘアスタイル18
トップに高さを出したダイヤモンドショート
ザクザクとしたイレギュラーな毛束感が印象的な若々しいヘア。明るめのカラーをオンすればアクティブな雰囲気が一段と加速するが、もちろん黒髪のままでも問題なし。トップに高さを出してひし形シルエットを作り、“小顔見え”を叶えているのも高ポイントな要素。うねりやすい耳周りから襟足を短くカットしているので、クセ毛の人でも心配なし!
ヘアスタイル19
アクティブショートにツヤで大人感をMIX!
バックに流すようにしてセンター分けを作ることで、ワイルド感を香らせたこちらのショートヘア。セットが簡単にできるようサイド&バックはタイトに仕上げている。そして、濡れ感を落とし込むことによって大人びた雰囲気にも隙なく訴求した。スタイリング剤は光沢を出しやすいグリースがベストだ。
ヘアスタイル20
旬な“コンマバング”で女子ウケを狙う!
韓流アーティストが火付け役となったコンマバングで勝負! まるで記号のコンマ(,)のように、内側にゆるくカールしたバングがこのスタイル最大の特徴だ。眉位置程度の短い前髪でも挑戦できるというのが大きな美点で、おしゃれ見せ効果も高い。前髪のカールを作る際には、ヘアアイロンを使うのがおすすめ。
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※EPARKビューティは2023年6月30日をもってサービス終了となり、
予約・来店ともに同日までの受付となります。
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