
アウトドアスタイルも都会的であれ。コロンビアブラックレーベルを、リサーチ
今の装いにおいて欠かせないアウトドアMIX。その主力を担ってくれるのが、『コロンビア ブラックレーベル』です。即戦力アウターと頼れる理由を改めてご紹介。
日本だけの特別。『コロンビア ブラックレーベル』を装いの選択肢に
『コロンビア ブラックレーベル』は、アーバンアウトドアを体現する日本限定のレーベル。ですが、皆さんもよくご存じの通り、その母体である『コロンビア』はオレゴン州ポートランドに本拠地とする歴史あるアウトドアブランドです。帽子の卸問屋として創業した同社が、本格アウトドアウェアブランドとして頭角を現したのは1960年代のこと。創業者の娘で“コロンビアの母”と呼ばれる現会長のガート・ボイル氏が釣り好きの夫のために作った「マルチポケットフィッシングベスト」のヒットが大躍進の足がかりになったことは、つとに有名。現在はアメリカを代表する高機能アウトドアウェアの作り手として、登山・キャンプ・ウィンタースポーツ・フェスといった多彩なフィールドからの信頼を集めています。
そんな『コロンビア』が、日本限定のタウンユースラインとして2016年に立ち上げたのが『コロンビア ブラックレーベル』。高機能素材の自社開発などで培ってきた技術やノウハウがバックボーンになっているので、ラインアップされた製品はアクティブ派も納得の機動力が自慢。ですが、デザイン面には、ポートランドのヒップな再開発エリアであるパール・ディストリクトの世界観を反映し、温故知新にして都会的という独自のアーバンアウトドアスタイルを打ち出しています。加えて、『マウンテンリサーチ』の小林節正氏やセレクトショップとのコラボにも意欲的に取り組んできた実績により、そのスタイルにはますます磨きがかかる一方。昨今、街を席巻しているアウトドアMIXの主力を担ってくれる粒揃いのウェアが揃っています。
『コロンビア ブラックレーベル』最大の特徴は、都会的であること
前項でも触れたように、『コロンビア ブラックレーベル』のデザインには、ポートランドに息づく温故知新なスタイルが盛り込まれており、『コロンビア』のアーカイブをベースにしたモデルを作ることも。こうしたタイムレスなスタイルに軸足を置いているので、ブランドアピールは控えめで、カラーリングも取り入れやすい定番色がメイン。なので、いつもの街カジュアルにもすんなり溶け込んでくれます。それでいて素材使いやディテール使いでアウトドア感がきっちり担保されているので、コンサバ見えも若造見えもしない大人のアウトドアMIXを叶えられるというわけです。
この秋冬、主力の8着。『コロンビア ブラックレーベル』のおすすめウェア
ここからは『コロンビア ブラックレーベル』のラインアップから、秋冬コーデの主役を担ってくれそうなアウターをご紹介。セレクトショップとのコラボモデルも秀作揃いゆえ、本格シーズン到来前に袖を通してみる価値は大いにありそうです。
アイテム1
『モンキータイム』別注 パス トゥ アベニュー ジャケット
こちらは、「ボーンヘッドシャツ」という『コロンビア』の代表的なフィッシングシャツのマルチポケットを取り入れたCPOジャケット。毛針を挿しておくためのアイレットやロッドホルダーといったフライフィッシングの意匠をデザインの一部として効かせてはいるものの、ボディは気楽に着られるデニム仕立て。ひと味違うカバーオールとして、広範囲なコーデでの活躍が期待できそうです。
アイテム2
『モンキータイム』別注 パインズ トゥ ベイシン ジャケット
モコモコのボアフリースを鮮やかに彩るプリント柄は、『コロンビア』が1995年に手掛けたモザイク柄フリースを再現したもの。身幅やアームにたっぷりとしたゆとりを持たせたシルエットに加え、アウトドアウェアではありそうでない大きめな襟も『モンキータイム』のセンスが光る別注ポイントです。
アイテム3
ストーム ボウル スリー ジャケット
体が発する熱を反射するオムニヒートの裏地とたっぷりフィリングされたダウンが、ダブルで保温力を発揮するショート丈ブルゾン。ウェア内の温かさが首元から逃げない二重襟仕様で、すっきりとしたデザインの袖もインナーカフスによって冷気の侵入を防げます。「ストーム ボウル ジャケット」自体は継続的に作られている定番モデルで、本作はフロントジップが見えない比翼仕立てでこれまで以上に街映えを意識した3代目。
アイテム4
フロイド ロック II
ボアフリースジャケットの裏面は4方向に伸びるストレッチ素材で、裏返すとソフトシェルジャケットとしても着用できるリバーシブル仕様。ソフトシェルの面には撥水加工も施されているので、あいにくの雨天でも安心して着用できます。どちらの面にも施されているハンドウォーマーポケットは、手先が冷たくなる季節にはありがたさを感じる機能。
アイテム5
グレイトワーク ブラシジャケット
こちらのフリースジャケットは、ポケットやエルボー、フロントファスナー周りをシェル素材で切り替え、ミリタリーテイストを加味。ライニングは通気性が高く、滑りの良いメッシュ素材ゆえ、ボアフリースの温かさを享受しながら快適な着心地を担保できます。
アイテム6
ロウパス ジャケット
古き良きアノラックのような佇まいですが、こちらも体熱を反射するオムニヒートでダウンの性能を向上させた設計。それゆえ、頭1つ抜けた保温力が期待できます。表地は撥水性に優れるウェザークロスで、ポケットも止水ジップ仕様。小雨程度の雨なら気にせず着用でき、水濡れによるダウンの保温力低下も防げます。
アイテム7
タルボットハーバージャケット
撥水機能のあるオムニシールドと体熱反射機能のあるオムニヒートで中綿をサンドイッチした本作は、カーディガン感覚で羽織れるノーカラー仕様。中綿自体は薄手ながら見た目以上に暖かく、上にアウターを羽織っても襟元が干渉しないのでミッドレイヤーとしての使い勝手も良好です。Vネックのフロントは、丸首のインナーはもちろん、モックネックや襟付きのシャツを中に着たときも見栄え良く着こなせます。
アイテム8
ジェームスビュートジャケット
ミニマルデザインに落とし込んだこちらのマウンテンシェルジャケットは、独自の防水透湿素材であるオムニテックを用いた完全防水仕様。ポケットやフロントのファスナーは、いずれも止水仕様で、雨対策は万全です。ビジネスシーンでも違和感なく着られるすまし顔ですが、レインウェアとしての性能は極めて優秀な1着です。
都市型スタイルの正解集。『コロンビア ブラックレーベル』はこう着こなす
街馴染みの良さが『コロンビア ブラックレーベル』のアウターの持ち味。ですが、果たして街の洒落者たちはどんな合わせで、その旨味を堪能しているのでしょうか。3つの好サンプルが、都市型アウトドアスタイルの良きお手本になってくれそうです。
着こなし1
デニム・オン・デニムを脱マンネリに、CPOジャケットを活用
こちらは、前項でも昇華したデニム仕立てのCPOジャケットを主役にしたコーデ。ワンウォッシュの5ポケットデニムを合わせることで、Gジャン主体のデニム・オン・デニムとはひと味違う、アウトドア風味のアメカジに落とし込むことに成功しています。袖をまくることで襟と同じ別地を露出させ、アイキャッチを散りばめるなど、このジャケットだからこそできる小技も披露。
着こなし2
白の分量多めのモノトーンで、街映えするアウトドアコーデに!
黒シェルアウターにクリース入りのきれいめイージーパンツを合わせ、都会派のアウトドアスタイルに。白パーカーの投入で描いた清々しいモノトーンカラーの配色も、スタイリッシュさに拍車をかける一助になっています。アウターと同じ90年代の香り漂う『ティンバーランド』ライクなボートシューズで、足元の仕上げも抜かりなし。
着こなし3
色パンツ合わせで、'90s風のアウトドアMIXを再現
アイボリーカラーのボアフリースブルゾンを、カラーパンツのお目立ち感の中和剤に。ブルゾン自体が旬のビッグシルエットに落とし込まれているので、ワイドパンツのバルーンシルエットもしっかり受け止められ、上下のバランスも整った印象に。『コロンビア ブラックレーベル』のアウターを、90年代風アウトドアMIXの再現に活用した好例です。
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『コロンビア ブラックレーベル』×『モンキータイム』 別注 パス トゥ アベニュー ジャケット
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『コロンビア ブラックレーベル』 ストーム ボウル スリー ジャケット
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『コロンビア ブラックレーベル』 フロイド ロック II
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『コロンビア ブラックレーベル』 グレイトワーク ブラシジャケット
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