
脱・部屋着感。スウェットを上下セットアップで着こなすテクと厳選12ブランド
部屋着の印象が強いスウェットの上下セットアップですが、旬のリラックス感を打ち出せるおしゃれアイテムとして人気急上昇! 正解コーデ術&注目ブランドを押さえましょう。
トレンドはリラックス感。スウェットの上下セットアップは、その最たるモノだ
上下をスウェットで揃えたセットアップスタイルと聞くと、部屋着やご近所着のイメージを持つ人も多いかもしれません。確かにもともとは運動着だったアイテムですから、楽ちんさに関してはお墨付き。しかし、リラックス感やスポーツMIXがトレンドキーワードに挙げられる昨今において、ただのワンマイルウェアに留めておくのは実にもったいない話です。着こなし方や押さえるべきアイテムを把握し、上手にタウンユースするのが賢い選択といえるでしょう。
例えば、昨今街着として人気なのがカラースウェット。グレーの印象が色濃いスウェットセットアップですが、写真のような落ち着いたカラーであれば大人でも難なく取り入れられます。もちろん、定番のグレーであってもコーデやモノ次第では全然アリなのでその点はご安心を。どういった着こなし&アイテムが大人にハマるのかは、以下より詳しく解説していきます!
スウェットセットアアップのおしゃれな着こなし方を4つのポイントで解説
まずはスウェットのセットアップを単なる部屋着に見せないための着こなしテクニックからレクチャー! 比較的実践しやすく、それでいてスタイルアップ効果が非常に高い4つの手法を、コーデサンプルとともにご紹介していきます。これらのテクを押さえておけば、上下スウェットを使って簡単におしゃれな街コーデが築けるはずです。
ポイント1
アメカジテイストのアイテムと合わせてこなれ感をプラス
良くも悪くも“ゆるさ”が前面に出るスウェットセットアップ。それをセンス良く料理したいのなら、こなれ感のあるアメカジ系アイテムと合わせるのが有効です。コーディネートに程良く味が加わって、グッと大人顔な雰囲気に仕上がります。ちなみに写真の着こなしでは、表情の良いデニムシャツを投入。スポーティなスウェットコーデにさりげなくコクを出しています。
こちらは、クラシックアメカジを彷彿とさせるコーデュロイアウターをスウェットにオン! コーデュロイ×スウェットという意外性のある組み合わせですが、全体をワントーンでまとめれば違和感なく帰結します。モノトーン基調というシックな色使いですが、リラクシングなスウェットセットアップが軸となっているので、重苦しく見えることはありません。
ポイント2
グレー以外のカラーでセットアップに挑戦してみる
冒頭でも述べた通り、今季は“グレー以外”のカラースウェットが人気爆発中! シンプルに着こなすだけでもトレンド感をアピールできるので重宝します。ホワイトやベージュのような明るい色ならクリーンな印象に振れますし、ネイビー、グレー、ブラックなどのダークトーンモデルならば落ち着いたニュアンスを打ち出すことが可能です。ただし、派手すぎる色は大人向きではないので注意しましょう。
もし、スウェットセットアップだけではちょっと物足りない……と感じる場合には、このようにインナーとのレイヤリングでコーデメイクするのも手。ラフなカットソーや、品の良いニットなどが合わせる候補となります。インナーの色はスウェットと統一しても良いですし、こちらのスタイルのようにコントラストカラーを選んでメリハリ良く仕上げてもOK。
ポイント3
裾からインナーをチラ見せして抜け感を狙う
インナーのチラ見せも、イージーかつ効果的な手法。裾から少し覗かせるだけで装いに今っぽい抜け感を生み出せますし、味気なさも解消できます。基本的には、スウェットとインナーは対照的なカラーを選ぶのが◎。チラ見せでのアクセント効果がより高まるからです。なお、きれいに裾から見せたいならば、インナーはワンサイズオーバーのアイテムを選ぶと良いでしょう。
さらに一歩先行くテクニックとして、シューズとインナーの色合わせもレコメンド。両者の色をシンクロさせることで、一層洒脱な雰囲気へと導けます。上下揃いとなっているセットアップコーデはあっさりと見えがちなので、こういった“小技”をうまく活用していきたいところです。その他、被りものとインナーの色を合わせるのもおすすめ。
ポイント4
きれいめアウターのインナーに使ってみる
トレンドのリラックス感を意識しつつもあくまでスマートに装いたいなら、きれいめアウターをスウェットに組み合わせるのが合理的な手段! 秋冬ならば、コート系アウターが1番手軽に取り入れられるでしょう。こちらのサンプルコーデでは、トラッド感あるチェスターフィールドコートを採用。コート&スウェットともベーシックなデザインを選んでいるため、両者がスムーズに調和しています。
王道のグレースウェットも、風格あるオイルドコートで味付けしてあげれば街着として難なくコーディネート可能。むしろ、プレーンな顔立ちのグレースウェットは、オイルド素材の深みを一層引き出してくれます。シューズでコートの色を拾って、スタイルにまとまり感を演出しているのも真似したいポイント!
おしゃれなスウェットセットアップスタイルを叶える12ブランドをレコメンド
流行アイテムとして熱視線を浴びているだけに、今季は非常にラインアップが豊富。その中から、大人のカジュアルスタイルにハマる逸品を12ブランドから厳選してご紹介します。ルームウェアに、タウンユースにとマルチに活用していきましょう!
ブランド1
『ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ』ダブルニット スウェット パーカー
毛羽の少ないスマートな表情と、適度なストレッチ性を特徴とするダンボールニット素材で仕立てたセットアップ。パーカーはジャストよりもややゆるめのフォルムで、一方のパンツはすらりとしたスリムシルエットとなっています。トップスの両サイドにジップポケットが付いていたり、パンツがバックポケット仕様になっていたりと機能性にもしっかりと配慮!
ブランド2
『チャンピオン』×『ジャーナル スタンダード』別注 リバースウィーブクルーネックスウェット
『チャンピオン』の代名詞的アイテムであるリバースウィーブスウェットの別注モデル。お馴染みのCロゴを通常よりビッグサイズに変更したり、ロゴの配色を部位ごとに変えたりと、さりげない遊び心が光ります。こなれ感を醸し出す、くすんだベージュカラーも好印象。周囲との差別化を図りたい人にはうってつけの逸品といえるでしょう。もちろん、リバースウィーブ生地ですから耐久性に関しても随一です。
ブランド3
『フリークスストア』12オンス ヘビーウェイト ビッグシルエット クルーネックスウェット
ヘビーウェイトな12オンスのスウェット生地で仕立てられており、そのタフさは折り紙付き! 街着に、ワンマイルウェアにとガシガシ着回せること請け合いです。しかも、素材にはサステナブルな生産背景を持つコットンUSAが用いられています。トップスはドロップショルダー、ボトムスはワイドバルーンと、今っぽい抜け感あるシルエットも魅力の1つ。
ブランド4
『ザ・ダファー・オブ・セントジョージ』セットアップ カレッジロゴ クルースウェット
1990年代のスウェットウェアを着想源としたアイテム。当時を彷彿とさせる粗めな表情のヘビーウェイト生地を使っている他、フロントに付属するオリジナルのカレッジロゴもクラシカルな雰囲気を盛り上げてくれます。なお、シルエットは『ザ・ダファー・オブ・セントジョージ』らしく適度に細身の設定。大人っぽいスポーツMIXスタイルを簡単に叶えられます。
ブランド5
『ニューエラ』吸水速乾 ドライスウェット
ブランド独自の吸水速乾素材であるクールエラを用いたアイテムなので、街使いからワークアウトまであらゆるシーンで快適に着用可。しかも、ふんわりとした裏毛仕様ですから肌触りも抜群です。ブランドロゴが大胆に施された、程良くスタイリッシュなルックスも高ポイント。“デザイン派”も“機能派”も満足できる、完成度の高いセットアップです。
ブランド6
『キャンバー』クロスニット プルオーバー
MADE IN USAを貫くペンシルバニア州の実力派スポーツウェアブランドより。使われているのは、縦方向のみならず横方向へも交差するように編み込まれたブランドお得意のクロスニットという素材です。極めて高強度で、型崩れしにくいのがその特徴。USメイドらしいゆったりしたフォルムも、昨今らしいリラクシングな装いをメイクするうえで大きな強みとなってくれます。
ブランド7
『シップス』×『ケルティ』ネイビーロゴ スウェット ジップ パーカ
光沢を持たせた上品なスウェット生地が今作最大のポイントで、着こなしに洗練された印象をもたらしてくれます。『シップス』のコーポレートカラーであるネイビーにアレンジされた、特別なロゴワッペンが付属するのもソソる要素。おまけに、優れたストレッチ性があるため、着心地の快適さも文句なしです。
ブランド8
『アルファ』ヴィンテージ スウェットパーカー
ホワイトカラーのセットアップは、クリーンな雰囲気を狙いたい人におすすめ。『アルファ』が手掛けるこちらは、ヴィンテージライクなレタードプリントが施され存在感も十分です。ボディはナチュラル感のあるコットン100%で、着込めば着込むほどに風合いがアップ。太さを抑えたすっきりしたフォルムも印象的で、“部屋着見え”してしまう恐れはありません。
ブランド9
『ナンバーナイン』マルチポケットルーズプルオーバースウェット
ボリューミーな4つのポケットがそれぞれ配置されたスウェット&パンツ。シンプルに帰結しがちなセットアップスタイルに、ひとさじの個性をもたらしてくれます。手回り品の収納に便利という側面もあるので、手ぶらでフットワーク良く行動したい人にもおあつらえ向きです。フォルムは上下ともゆったりめとなっており、その着用感は締め付け知らず!
ブランド10
『ミスターオリーブ』アズマ裏毛 / ラグランスリーブ スウェットシャツ
1970年代頃の旧式編み機アズマで編み立てた、ヘビーウェイトの裏毛スウェット生地を採用。時間をかけてスローに編み立てられた生地は、度が詰まりながらもふっくらとしたしなやかさを備えています。表情の良いオートミールカラーも洒脱で◎! トップスは少しゆるめ、パンツは細身と、上下でメリハリを持たせたシルエットも見どころとなっています。
ブランド11
『ビームスプラス』クルーネックスウェット
こちらも同じく、アズマ編み機で生産されたスウェット生地。着心地の良さはいうまでもないでしょう。裏面の糸を起毛加工することにより、温かな肌触りを演出しているのもこだわりです。そして、そのカラーリングも見どころ! スウェットではあまり見かけない深みのあるオリーブ色で、一味違ったセットアップスタイルに訴求できます。
ブランド12
『カルバン・クライン』モダンコットン ストレッチ ラウンジ スウェットシャツ
ドロップショルダーのトップス×ワイドテーパードのボトムスによる、トレンド感あるシルエットが魅力的。さらに、トップスの胸元にロゴ刺繍、ボトムスのウエストにリピートロゴがあしらわれるなど、“らしさ”も隙なく封入されています。ストレッチ混生地ならではの、運動性の高さも特筆点。名門ブランドだけあって、全方位的に隙のない仕上がりとなっています。
この記事の掲載アイテム一覧(全12商品)
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『ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ』 ダブルニット スウェット パーカー
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『チャンピオン』×『ジャーナル スタンダード』 別注 リバースウィーブクルーネックスウェット
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『フリークスストア』 12オンス ヘビーウェイト ビッグシルエット クルーネックスウェット
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『ザ・ダファー・オブ・セントジョージ』 セットアップ カレッジロゴ クルースウェット
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『ニューエラ』 吸水速乾 ドライスウェット
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『キャンバー』 クロスニット プルオーバー
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『シップス』×『ケルティ』 別注 ネイビーロゴ スウェット ジップ パーカ
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『アルファ』 ヴィンテージ スウェットパーカー
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『ナンバーナイン』 マルチポケットルーズプルオーバースウェット
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『ミスターオリーブ』 アズマ裏毛 / ラグランスリーブ スウェットシャツ
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『ビームスプラス』 クルーネックスウェット
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『カルバン・クライン』 モダンコットン ストレッチ ラウンジ スウェットシャツ
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