この夏武器になるビーサンは、洗練された都会的な1足

この夏武器になるビーサンは、洗練された都会的な1足

“ビーサン”は、もともと砂の上や水の中を行き来するためのもの。持ち前のラフさは強みだが、下手すると手抜きとも見られかねない。そこで、我々大人が選ぶべき1足とは。

菊地 亮

2015.08.01

サンダル
ビーチサンダル

都市でも大人としての面目を保てるビーチサンダルが重要だ

海専門、といった考えはもう昔の話。もちろん、「ちょっとそこまで」的な1足とも違う。我々大人が求める“ビーサン”は、街でも違和感なく履けるアイテムだ。だからこそ“楽”の先を追い求めた1足でないと満足はできない。となれば、素材やデザインに一家言あるこだわりのアイテムにこそ求めるべき解答がある。

武器となるサンダル1ハワイが誇る世界的ビーチサンダルブランド『アイランドスリッパ』が頼りになる

1足に技術とこだわりを込める職人気質なブランドこそ、この『アイランドスリッパ』。1946年の設立以降、頑なにハワイメイドへこだわり、現地の柄や厳選された米国産革を使用。自社工場には精密機器など一切置かず、熟練工の研ぎ澄まされた感覚によってのみ仕上げられる。創業者は本永龍蔵氏という日本人。

トレンドを加味したモデルの他、セレクトショップ限定の1足も展開

快適な履き心地が多くの支持を集める『アイランドスリッパ』だが、デザイン面に関しても秀逸。定期的に展開される定番モデルのほか、トレンドを落とし込んだデザインモデルや、ハイセンスなセレクトショップをはじめとしたエクスクルーシブなモデルも展開。人気ブランドの1足だからこそ差をつけたいなんて願望にも応える。

足を優しく受け止めるスエードとトレンド柄のミックス

確かな素材感と豊富なデザインバリエこそアイランドスリッパの真骨頂。こちらは、それらを凝縮した1足といえる。毛羽立ちの少ないスエード地はそれだけでも品の良さを醸し、さらにスパイシーなカモ柄をのせたことで足元のワンポイントにも。鼻緒部の根本をレザーでコーティングするなど、細部の作りこみもお見事。

人気セレクトショップのエクスクルーシブモデルも選択肢に入れたい

他では手に入れられない特別な1足も、我々にとっては大好物の部類。例えば、日本を代表するセレクトショップ『ビームス』のエクスクルーシブモデル。『アイランドスリッパ』の象徴的モデルをベースに、フットベッドにはベジタブルタンニンで鞣された上質なレザーを採用。しかもすべてを黒でまとめた新鮮な1足となっている。

武器となるサンダル2“中身”にこだわってこそ大人のビーサンは、素材使いにも注目したい

色やデザインで選ぶのもひとつの手。しかし、見えない部分にこだわってこそセンスの良さを発揮できるというもの。例えば、“ビーサン”の大半はラバー製だが、そこをあえて上質なレザーのアイテムを選ぶ。それだけでも、足元へヌケ感をつくりながら大人としての品格も保持でき、夏スタイルをワンランク高めてくれるはずだ。

スエード

カジュアルへ傾倒しがちなビーチサンダルも、上品なスエードにすることでビジュアルがグッと大人っぽく仕上がる。そのフットベッドに採用しているのは、ソフトなうえにタッチもいいマイルドなスエード地。肌への負担を考慮した、表革とのコンビネーションによって仕上げられた鼻緒部分にはさり気ない遊び心を感じさせる。

デニム

クッション性に優れたアウトソールや指の擦れをケアするスエード地の鼻緒など、細部にまで作りこまれたこちらの1足。注目すべきはやはりフットベッドだ。そこへ配したのは、ノンウォッシュのリジッドデニム生地。今のトレンドにもしっかりハマり、しかも履くほどに渋さをほのめかす1足に育て甲斐を感じるはず。

バンブー

古来より日本でも馴染みのある竹をビーチサンダルに採用した変わり種。見た目にも斬新だが、それ以上に同素材を採用することは実に理に適っている。足を滑り込ませれば、竹のひんやりとした触感が伝わり、履き心地も抜群。しなやかで長持ちする素材で、ソールは柔軟なゴム仕様だから毎シーズン清々しい感覚を楽しめる。

武器となるサンダル3ビーチサンダルでもエレガント! 世界が認めるトップメゾンの1足に注目

ファッションシーンの最先端をいく世界のトップブランド。彼らから発表されるアイテムは、たとえリラックス感が特徴のビーチサンダルであろうと、とことんエレガントで洗練された印象を与える。時代の先を走り続けてきたからこそ知りうる精巧なデザイン性、厳選された素材使いは足元の格上げを必然的に確約してくれる。

『サルヴァトーレ・フェラガモ』

イタリアで長年存在感を発揮してきた『サルヴァトーレ・フェラガモ』は、妥協なき質への求道者としても知られる。それはシューズにおいてより顕著で「革靴といえばフェラガモ」と称されるほど。今回は全面をゴム仕様にし、街だけでなく海や川でも使用可能に。鼻緒とソールの配色に同ブランドのセンスが垣間見える。

『ヴァレンティノ』

毎シーズン、新鮮なアプローチが目を引くイタリアの雄の手にかかれば、ワールドクラスのシェアを誇るビーチサンダルブランドの1足も一層スマートに。滑りにくくした凹凸のあるインソール部分には、今どきなカモ柄をのせ、シックなグレーの鼻緒部分へはスクエアのスタッズをプラス。そのアクセントが実に絶妙だ。

『ジバンシィ』

例えベーシックなものでも、ほんのひとつまみのユーモアで印象を一変させる。それを端的に表しているのが『ジバンシィ』のアイテムだ。オールブラックのラバーで製作されたこちらは、特有の自由さをしっかりと維持しつつ、いざサンダルを脱げばインソールにはキュートなバンビが。その驚きにレディの目線も釘づけだ。

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