
冬アクティビティにおすすめ。バラクラバでひと味違った防寒対策を
厳しい寒さと向き合う必要がある冬のアクティビティ。そこで役立つのが、顔をすっぽりと覆うことのできるバラクラバです。コレがあるだけで体感温度が驚くほど変わります!
顔をすっぽり覆って温か。バラクラバを知ってる?
氷点下も当たり前となる冬のアクティビティは寒さとの戦い。しっかり対策したいなら、ハイスペックな機能服に頼るだけでなくカラダの末端部分にも気をつける必要があります。なぜなら、末端が冷えると体感温度も下がってしまうからです。手足はグローブやソックスなどで容易にフォロー可能ですが、問題なのは顔周り。耳・鼻・口・首とカバーすべき箇所が多く、手足と比べて対策が不十分になりがちです。そこで推奨したいのが目元以外をまるっと覆える“バラクラバ”。その名は1854年にイギリス軍とロシア軍が激突したバラクラバの戦いに由来し、当時イギリス兵たちが着用していた顔ごと覆うウールの帽子がルーツとなっています。ここ日本では“目出し帽”と呼ばれることも。
前述の通り、目元以外をフルカバーできるためその防寒性は非常に優秀! スキー&スノボや登山、ツーリングなど厳しい冬風にさらされるアクティビティにおいて幅広く活用されています。また、ネックウォーマーのようにずり下がってしまう心配がないのも便利なポイント。薄手のモノであればヘルメットやニットキャップとの重ね着けも問題なくできます。とにかく優秀なアイテムなので、より快適に冬の外遊びを楽しみたいなら1つ押さえておくことを推奨します!
バラクラバの選び方をポイント別に解説
アウトドアマンたちの間では定番アイテムとなっているバラクラバ。それだけに実に多種多様なデザインバリエーションが存在しています。ここからは3つの視点で重要ポイントを解説していくので、自分のニーズを踏まえつつチェックしていきましょう。
ポイント1
素材は何を使用しているか
まずチェックしておきたいのが素材。スペックを左右する最も重要な要素といえるでしょう。代表的なのは天然の機能素材であるウールで、保温性・防臭性・通気性などさまざまな美点を備えています。他にも温かくて速乾性も高いフリースや、薄手で着けやすいナイロン&ポリエステルなどもポピュラー。モノにもよりますが、プライス面ではやはりウールが高価となる傾向にあります。
ポイント2
シーンに応じた適切なフィット感
ピタッと密着するようなモノから適度にゆとりのあるモデルまで、フィット感もさまざま。基本的にはウインタースポーツや登山といった激しい動きが求められるシーンでは、ぴったりとしたズレにくいバラクラバを選ぶのが◎。キャンプやフィッシングなどさほど運動性が求められない場面であれば、多少ゆとりがあるタイプのほうがストレスなく過ごせるでしょう。
ポイント3
呼吸のしやすさ
防寒性は折り紙付きのバラクラバですが、口元も鼻もカバーするその作りゆえに素材や作りによっては息苦しく感じることも。激しいアクティビティにおいて、これは大きな問題になりかねません。呼吸のしやすさを重視するのであれば、こちらのモデルのように通気性の良いメッシュで口元を切り替えたモデルがおすすめ。その他、口元部分が開閉できる仕様となっているモノなどもあります。
バラクラバを取り入れよう! おすすめしたい12のブランド
アウトドアブランドを中心に数多くリリースされているバラクラバ。素材もデザインもディテールも多種多様にお目見えしています。自分の使用シーンを想定しつつ、お気に入りを探し出してみてください。
アイテム1
『アークテリクス』モータス バラクラバ
フェイジックAR IIと呼ばれる、透湿性&速乾性を備えるメカニカルストレッチ生地を使用した1品。顔全体をカバーしながら、優れた快適性を提供してくれます。フード部分を被らず、ネックゲイターのように使用することが可能なのも魅力。あらゆるアウトドアシーンと親和性の高いアイテムです。
アイテム2
『アノン』MFI フーデッド バラクラバ
伸縮性と保温性に長けるストレッチボンディングフリース素材を使用。自社のゴーグルと簡単に連結できるMFIテクノロジーに対応しているのも美点で、ウインタースポーツとはとりわけ好相性です。しかも、透湿性にも秀でた生地ですから、ゴーグル着用時にレンズが曇ることもありません。ドローコード付きなのでフィット感のコントロールも自由自在!
アイテム3
『ザ・ノース・フェイス』ミッドウェイト バラクラバ
中厚でフィット感の良いサーマルバーサグリッドをメイン生地にチョイス。寒さを感じやすい首元部分には、防風性のあるパワーストレッチフリースを配しています。隙間なくフィットする立体的なパターンとなっているのもキモで、運動量の多いアクティビティにおいては特に強さを発揮!
アイテム4
『サロモン』バラクラバ
良質なメリノウール素材を駆使したバラクラバは、実にコンフォートな着用感。温かいのはもちろんのこと、速乾性や通気性にも富んでいます。加えて、わずか37gという非常にライトウェイトな作りにつき、長時間着用していても疲れを感じさせません。ウール100%ですが家庭洗濯もOK。
アイテム5
『レイドスノー』ウールブレンド バラクラバ
那須高原のセレクトストア『レイド』が手掛けるビーニーブランドより、アクリル×ポリエチレン×ウール素材のバラクラバ。天然素材の温もり感と、化繊の耐久性を見事に両得しています。日本国内のファクトリーでソーイングを行うなど、素材だけでなく縫製にも妥協なく注力。こちらのライトグレーに加えて、カラーバリエーションとしてダークグレーも展開されます。
アイテム6
『ドレゲン』アモット タイプシー
薄手のナイロン×ポリウレタン生地のため、ニットキャップやヘルメットのインナー使いにもおあつらえ向き。防寒性能はやや控えめなので、春先の紫外線対策に取り入れるのも良いでしょう。口元に呼気が通りやすいメッシュホールがあしらわれるなど、細部もきちんと気が利いています。
アイテム7
『プーマ』EGW ゴルフ バラクラバ キャップ
太畝のアクリルリブニットを使った今作。抜群の保温性と、ニット素材らしい心地良い着用感を持ち味としています。野外での直射日光を防いでくれるツバ付き仕様も特徴の1つ。ツバ上にはお馴染みのキャット刺繍があしらわれ、ちょっとしたデザインアクセントとなっています。
アイテム8
『バフ』カム&アングラー UVX バラクラバ
スペイン生まれのネックウェアブランド『バフ』が放つ1品。薄手のポリエステル生地は上下左右4方向にストレッチが効いており、顔の動きにばっちり追従してくれます。伸縮性以外にも、速乾・UVカット・抗菌防臭、湿度コントロールなど実に多才! おまけに、シームレスな仕様のおかげで縫製糸によるチクつきとも無縁です。
アイテム9
『アレン』バラクラバ[リアルツリー]
カモフラージュパターンデザインで有名なモッシーオーク社のリアルツリーカモをプリントした逸品。迷彩効果が高いことから、サバゲーでも愛用されているアイテムです。生地は速乾性や伸縮性、防シワ性に優れる機能ポリエステルで、口元には通気性の良いメッシュを起用。
アイテム10
『ロスコ』バラクラバ
ミリタリーブランドらしいオリーブカラーを纏ったこちらは、軽量性・防寒性・速乾性の三拍子が揃ったポリエステルフリース製。ネックウォーマーとして着用できる便利な2WAY仕様もGOODです。シルエットはかなりゆとりがありますが、ドローコードを使えば自分好みに調整可。
アイテム11
『フーディニ』アクティビストバラクラバ
メリノウールとテンセルをブレンドしたアクティビスト ツリーメリノという生地を用いたこちら。高次な耐久性・透湿性を備え、なおかつ天然の抗菌防臭効果と帯電防止機能も有しています。ご覧の通り生地は薄手なので、他のヘッドウェアとのレイヤリングも余裕。上部を折りたためばネックチューブとしても使えます。
アイテム12
『カンゴール』イッツ オーケー フォールディング バラクラバ
アクリルニット素材のあったかバラクラバは、口元に刺繍があしらわれた遊び心たっぷりなデザインも印象的! 加えて、首の後ろ部分には「It’s gonna be okay(=なんとかなるさ)」のメッセージが配されています。鼻と口に当たる部分の内側にはフィルターを入れられるポケットが付属するなど、実用面にもきちんと配慮。フードを後ろに垂らせばネックウォーマーになるので、街使いにも向いています。
この記事の掲載アイテム一覧(全11商品)
画像をタップクリックするとアイテム詳細が表示されます
-
『アークテリクス』 モータス バラクラバ
-
『アノン』 MFI フーデッド バラクラバ
-
『ザ・ノース・フェイス』 ミッドウェイト バラクラバ
-
『サロモン』 バラクラバ
-
『レイドスノー』 ウールブレンド バラクラバ
-
『ドレゲン』 アモット タイプシー
-
『プーマ』 EGW ゴルフ バラクラバ キャップ
-
『バフ』 カム&アングラー UVX バラクラバ
-
『アレン』 バラクラバ[リアルツリー]
-
『ロスコ』 バラクラバ
-
『フーディニ』 アクティビストバラクラバ
掲載アイテムをもっと見る(-1商品)
KEYWORD関連キーワード