
人気のヘアドライヤーはなぜ選ばれる? その理由と今おすすめの15モデル
ただ髪を乾かすための道具と考えていたら大間違い。人気のヘアドライヤーには納得するだけの理由がある。ここではそのポイントや選び方、おすすめアイテムをご紹介しよう。
本気でヘアケアしたいなら、ヘアドライヤーにもこだわるべし
最近では頭髪、頭皮の健康を第一に考えたさまざまなヘアケア商品が店頭に並んでいる。シャンプーだけでもアミノ酸系やノンシリコンシャンプーなど種類は豊富で、他にもリンス、コンディショナー、トリートメント、髪を乾かした後のヘアクリームと、挙げたらキリがないほど。そんな中で、おざなりになりがちなのがヘアドライヤー。髪を乾かすことが目的ではあるが、今や髪質改善にも効果的でプロフェッショナルも絶賛する商品まで登場している。ヘアドライヤーにこだわることで、あなたの髪はさらに健やかに、さらに美しく生まれ変わることができるのだ。
良いヘアドライヤーはなんで良い? 3つのメリットを解説
プロフェッショナルたちの率先した情報発信により、ヘアドライヤーの重要性がこれまで以上に知られはじめている。そのためシーンでは“ただ乾けばいい”から“どう乾かせばいい”かを求める人が急増中のようす。では、良いヘアドライヤーとは何か、それによりどんなメリットがあるのかをここではかいつまんで解説していきたい。
メリット1
髪が傷みにくい「温度」と「風量」を実現
温風による熱は髪をすばやく乾かすために必要で、髪自体を柔らかくして整えやすくする役割も果たす。しかし、温度に気をつけないと逆に痛む原因にもなりかねない。100度以上の加熱が繰り返されると毛髪内部のたんぱく質(髪の毛の8割はたんぱく質)が部分的に変性し、内部の空洞化が起こる。それにより弾力が低下。ゴワつきが出始め、しなやかさやツヤが低下してしまうおそれがあるのだ。ただ、気の利いたヘアドライヤーは1200Wでも10センチほど離して使用すれば90度以上になることは考えにくく、その分風量も強めで髪をすばやく乾かすことができる。
メリット2
豊富な機能で「ヘアケア効果」が期待できる
人気のヘアドライヤーには、髪を乾かす以外のプラスαの機能が備わっていることが多い。例えば、空気中の水に高電圧を加え生まれるナノサイズの微粒子イオン(ナノイー)を発することで髪に潤いを与えるものや、温風と冷風を交互に当て乾かすだけでなくキューティクルの引き締めを促すものまである。ヘアコンディションを整えるために必要な機能が盛り込まれているアイテムは、率先して選択肢の中に加えたい。
メリット3
なかにはヘアだけではなく「頭皮ケア」ができるものも
温風を長時間当て過ぎるなど、ヘアドライヤーの使い方次第で頭皮に悪影響を及ぼすことはこれまでさまざまなメディアでも述べられてきた。それだけに、抜け毛などが気になる大人にとっては、ヘアドライヤーに対し苦手意識を覚えている人も少なくない。しかし、昨今の優秀なアイテムは頭皮環境の改善までを視野に入れたものがラインアップ。適切な温度設定がなされ、頭皮マッサージの機能まで搭載しているものさえ存在する。
ヘアドライヤー選びの際にマストでチェックしておきたい二大ポイント
ベストなヘアドライヤーの主な特徴を押さえたとしても、いざ選ぶとなると目の前に並ぶ豊富なアイテムに目移りしてしまう。そこで、最低限注目したいのは風量と温度。あとは、“髪質を改善したい”“頭皮にやさしいアイテムがほしい”など、自分の理想に近づくための機能が備わっているものを選ぶようにしたい。
ポイント1
風量&温度
髪や頭皮は熱に強くないため配慮が必要。一定温度を排出し続けるヘアドライヤーであれば、距離を取り、ヘッドを振りながら小気味良いタイミングで乾かす場所を変えていく必要がある。ただ、温度調節機能のついたアイテムであれば乾かしすぎや熱によるダメージを受けにくい。また、低温でも風量が強ければ乾かす時間は短縮される。風量は「立方メートル/分」で表記されている場合が多く、2立方メートル/分以上であれば相当なもの。1つの目安として覚えておこう。
ポイント2
自分がほしい機能があるかどうか
今であれば多機能を搭載したモデルが人気。とはいえ、それがあらゆる大人に必要かというとそうではない。乾燥が気になる人であればナノイーやマイナスイオンを発するもの、頭皮環境を改善したい人なら低温乾燥やマッサージ機能がついたものを選ぶのが良いだろう。モノによっては機能数に比例して値が張ったり、乾きの速度が若干遅かったりするなどの要素もあるため、自分に何が必要かをまずはしっかり把握して選びたい。
人気のヘアドライヤーから厳選! おすすめアイテム15品をタイプ別にチェック
毎シーズン、各メーカーよりそれぞれの強みを備えたさまざまなアイテムが登場し売り場をにぎわせているが、その中から「これぞ!」な逸品を厳選。良いヘアドライヤーの定義や、選ぶポイントをすべて踏まえたアイテムたちをカテゴリ別にまとめてみた。プロも認める実力派から高評価を得続けるロングセラーまで、とくとご覧あれ。
▼タイプ1:髪の健康を促すヘアドライヤー
クリーンさを保ち、髪の健康をキープするにはやはり髪を洗った後のブローは不可欠。とはいえ、熱や静電気、乾かしムラによる悪影響も気になるところだ。そんな状況をあらゆる手段で打破してくれる頼もしいアイテムをばかりをピックアップ。なかでもプロフェッショナルや利用者からポジティブな声多数な逸品をご紹介したい。
アイテム1
『リュミエリーナ』レプロナイザー 4D Plus
生命情報学の分野において、研究者が目的達成のために考案したアルゴリズム(計算方法)に従ってプログラミングを行うことをバイオプログラミングという。こちらはそのバイオプログラミングを背景としたハイレベルな技術設計力をもとに、美を徹底的に追及したことで生まれたプロダクト。ダメージを与えることなく、使うほどに髪が潤っていく。2時間、髪の毛に温風を当ててもほとんど傷まないようすが見られる公式YouTube動画は必見だ。
アイテム2
『リファ』ビューテック ドライヤー プロ
ヘアサロン帰りの髪は、ツヤやハリがありトップにふんわり感も出ている。それもまたプロフェッショナルの技の賜物。そんな彼らの技術を徹底的に研究しヘアドライヤーに落とし込んだのが「ビューテック ドライヤー プロ」だ。独自センサーが頭皮と毛先の温度を敏感に感知し温風と冷風を自動的に切り替えながら、熱ダメージから髪をガード。また、ドライヤー内部に搭載したイオナイザーが空気中の分子をイオン化させ髪へと届けてくれる。
アイテム3
『テスコム』プロフェッショナル プロテクトイオン ヘアドライヤー
ヘアドライ後の不安要素の1つに、髪摩擦などにより発生する静電気が挙げられる。この静電気、髪のまとまりを阻害してツヤを失わせる要因になりかねないものだが、ヘアサロンにおいて指折りのシェアを誇るメーカーのドライヤーなら問題無し。特にこちらは放出されるプラスとマイナスのイオンがしっかりと静電気を抑制。ムラなく温風を当てるプロの技に着目して作られた、吹き出し口のケアドライフードで熱ダメージも軽減してくれる。
アイテム4
『シャープ』プラズマクラスタードレープ
きっと誰もが耳にしたことのある『シャープ』が生み出した空気浄化技術、プラズマクラスター。その威力を同社の空気清浄機で実感した方も多いだろう。そのテクノロジーをなんとヘアドライヤーにも。さらに、2つの吹き出し口から髪の広範囲にまで風を届ける新速乾方式を採用し、通常よりも25%の時短を実現している。髪とドライヤーの距離を測り、髪へダメージを残さない適温に自動コントロールする賢い機能も見どころだ。
アイテム5
『カドー』カドークオーラ ヘアドライヤー BD-E2
美しい髪でい続けるために必要なもの。それは適度な風温、ハイクオリティな風質、最適な風量を満たしたドライヤーを使い続けること。それらの要素を完備したのがこちら。設定温度はキューティクルを傷めずに乾かせる85度。吹き出し口には遠赤外線を放射するセラミックカートリッジを、内部のヒーター線にはセラミックコーティングを施し、W遠赤外線効果で髪も速乾。静電気を抑制しサラサラの髪へと導くマイナスイオンも放出する。
▼タイプ2:クセ毛の人でもサラサラヘアが手に入るヘアドライヤー
クセ毛を生かした髪型はその人のパーソナルな部分をより魅力的に見せてくれる。しかし、乾きにくい、ムラができる、まとまらないなど、ブロー時にはその縦横無尽なうねりに手を焼くことも。ここでは、一般的なドライヤーではなかなか収拾がつかなかった髪質の人でも気兼ねなく使えるアイテムをピックアップ。これでもっと自分の髪を愛せるはず。
アイテム6
『クレイツ』ホリスティックキュア ドライヤーRP
ミネラルを豊富に含む天然の鉱石からは、人体の水分やたんぱく質に有効とされる“育成光線(テラヘルツ波)”が放出されている。「ホリスティックキュア ドライヤーRP」には、レッドストーン、ブルークレイという異なる特性を持った天然鉱石をブレンドし、特殊加工により内部へ組み込んでいる。それにより内部から髪の健康をサポート。3種類のテラヘルツモードで、髪質に関係なく理想の髪へと導いてくれる。
アイテム7
『パナソニック』ヘアドライヤー ナノケア
年齢を重ねるにつれ表面化してくる髪の老化。昔と違って髪型がキマらない、表面にボサボサと細かい毛が出てきた……なんていう現象はその兆候で、誘因の1つが髪のうねりである。しかし、こちらのヘアドライヤーから放出される微細なナノイーが髪の水分不足を補いバランスを整えてくれる。そうすることでうねりを抑制し、髪本来のツヤや滑らかな指どおりを実現。重さ475gと軽量なのもうれしいポイントだろう。
アイテム8
『KINUJO』ヘアドライヤー
プロの美容師100人が実際に体験しその実力を認めた逸材。搭載する第4世代のBLDCモーターにより2.2立方メートル/分と風量は強力で、毛量などにもよるが一般的なヘアドライヤーと比べ約半分の時間で乾かすことができる。さらには、遠赤外線を発生させる特殊天然鉱石を吹き出し口に採用し、驚異の速乾性とツヤ感を演出。また、3つのモードが用意され、グロスモードを駆使すればクセを伸ばす最適な温度&風量でブローができる。
アイテム9
『フェールプラス』セラミックドライヤー
サロンドライヤーのような機能や効果をキープしながら、家庭内でも使いやすいデザインに仕上げられたいいとこ取りなアイテム。ケイ素セラミックにより実現した理想的な遠赤外線熱により、均一に乾かしながらキューティクルを傷めることなく艶やかな髪を生み出す。その効果は、第三者専門機関である遠赤外線応用協会からもお墨付きをもらうほど。しかも、豊富なマイナスイオンを照射する特許技術、ウォームロケットにより使うほどに髪のツヤサラを促進。
アイテム10
『ダイソン』スーパーソニック イオニック
掃除機をはじめ数々の革新的イノベーションにより家電シーンに驚きを届けてきた『ダイソン』。その一端をこのドライヤーでも目撃できるだろう。即座に髪を乾かすパワフルな風量、コアンダ効果により長い髪の毛を手前に引き寄せ髪表面の浮き毛を目立たなくする浮き毛抑制ツールなどは序の口。過度な熱によるダメージの抑制もしっかり考えられた設計になっている。しかも、同社の毛髪研究所の研究により設計されたアタッチメントも実に優秀だ。
▼タイプ3:頭皮にやさしいヘアドライヤー
年を重ねるにつれ気になるのは、髪質よりむしろそのさらに内側である頭皮……という大人もきっと多いだろう。頭髪同様、頭皮もまた過剰な熱風は命取りにもなりかねない。とはいえ、しっかりと乾かさなければ余計なホコリやチリが付着し頭皮環境の悪化を促進してしまう。そうならないための処方箋的アイテムがこちら。
アイテム11
『ヤーマン』スカルプドライヤー プロ
美容家電のパイオニアがまたやってくれた。こちらは、特許を取得済みの日本発の頭皮改善ドライヤー。放たれるのは、髪の水分に吸収されたのち熱へと変わる特性を備えた遠赤外線の中でも、4~14ミクロンの特定波長を発する育成遠赤外線だ。そのため低温風でも髪をしっかり乾かせる。指圧に近い感覚を再現した特殊シリコン製スカルプヘッドを押し当てれば、乾かすだけでなく頭皮を揉みほぐしリラックス&血行促進が狙える。
アイテム12
『コイズミ』ダブルファンドライヤー モンスター
『コイズミ』が誇るヘアドライヤーは、内蔵する2つのファンにより生み出される大風量が髪を乾かし、その上地肌へのケアにも余念がない。5か所から放出されるマイナスイオンは、髪の潤いを保ちながら静電気にも対応。頭皮にやさしい低温風のため、頭皮までしっかり乾かしながら過度な乾燥も防いでくれる。しかも、温風と冷風の自動切り替えモードが髪のツヤ感アップと頭皮ケアに一役買う。
アイテム13
『ドクタービューン』カゼ ナイス ドライヤープレミアム
大満足の風量で髪を乾かしてくれる1本と聞いただけでは普通のことのように聞こえるかもしれないが、こちらは60度の低温仕様。髪の過剰乾燥のリスクへッジとしてだけでなく、頭皮へのダメージを軽減する意味でも良い塩梅の風温に加え、ミネラルを多分に含む天然鉱石から放出されるというテラヘルツ波が健やかで元気な頭皮を後押し。ダブル遠赤外線や大量なマイナスイオンシャワーが美しい髪へと仕上げてくれるだろう。
アイテム14
『スカルプD』スカルプドライヤー5
『スカルプD』はなにもシャンプーやコンディショナーだけではない。頭髪にやさしい遠赤外線×低温風に加え、やはり目を引くのは頭皮のコンディション維持を目論む2種類のモード。Hモードでは約42度の温風、遠赤外線、毎分約3,700回転の振動(スカルプヘッド・大のアタッチメント装着時)でじんわり頭皮を刺激。Cモードでは、涼風と振動で頭皮ケア成分とヘアトニックの角質層までの浸透をサポートしてくれる。
アイテム15
『アデランス』N-LED Sonic KAMIGA
広範囲にわたり風を送り届ける独自構造、トリートメント効果や寝グセ直しもスムーズな補正効果、さらには除電対応やUVケア機能まで搭載した優れモノ。ドライヤーとしての優秀さは他とも引けを取らないが、同作を特別にしているのがやはり頭皮へのフォローだ。毛髪のプロフェッショナルたちの研究から導き出した特殊な波長の光を照射。2つのアタッチメントにより頭皮を刺激しながら頭皮環境を改善へと導いてくれる。
この記事の掲載アイテム一覧(全15商品)
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『リュミエリーナ』 レプロナイザー 4D Plus
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『リファ』 ビューテック ドライヤー プロ
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『テスコム』 プロフェッショナル プロテクトイオン ヘアドライヤー
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『シャープ』 プラズマクラスタードレープ
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『カドー』 カドークオーラ ヘアドライヤー BD-E2
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『クレイツ』 ホリスティックキュア ドライヤーRP
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『パナソニック』 ヘアドライヤー ナノケア
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『KINUJO』 ヘアドライヤー
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『フェールプラス』 セラミックドライヤー
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『ダイソン』 スーパーソニック イオニック
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『ヤーマン』 スカルプドライヤー プロ
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『コイズミ』 ダブルファンドライヤー モンスター
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『ドクタービューン』 カゼ ナイス ドライヤープレミアム
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『スカルプD』 スカルプドライヤー5
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『アデランス』 N-LED Sonic KAMIGA
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