
今買えるノンオイルのバブアー15着。ワックスなしでさらっと着たいのだ
英国生まれの永世定番アウター『バブアー』。武骨なワックスドコットンが代名詞ですが、今買うなら、着心地もお手入れも楽ちんな“ノンオイル”のモデルが気分です。
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街で着るなら、これも正解。ノンオイルの『バブアー』支持者が増加中
トラッドブームを追い風に、英国生まれの『バブアー』が再び注目を浴びています。しかし、近ごろ売れているモデルには以前のものとある違いが……。そう、お馴染みのワックスドコットンが使われていない、ノンオイルモデルを選ぶ人が急増しているんです!
もちろん、「バブアーはワックスドコットンしか認めない」という硬骨なファンもいることでしょう。ただ、ポリエステル系のノンオイルモデルのほうが着心地が軽く、お手入れもイージー。それでいて防風性や防水性、おまけに英国王室御用達アウターらしい風格は健在とくれば、その人気ぶりにも納得がいくというもの。実際、今シーズンも続々と登場しているショップ別注モデルをチェックしてみると、ノンオイルモデルが主流になりつつあることがわかります。
王道のデザインはそのままに、着心地やお手入れを楽ちんにアップデート。特に春や秋といったシーズンなら、ノンオイルの『バブアー』のほうが街に映えるでしょう。
食わず嫌いは損。ノンオイルの『バブアー』で得られるメリットとは?
モノとしての“本物感”を重視するなら、もちろんワックスドコットンが上でしょう。しかし、ノンオイルモデルには、それを差し引いてもあまりある魅力が備わっているんです。そこで“ノンオイルバブアー”がユーザーにもたらす、さまざまなメリットを検証していきましょう。
メリット1
素材次第ではあるものの、男っぽさの控えめなルックスに
防水性や防風性を高めるべく、オイルをたっぷり染み込ませたワックスドコットン。その武骨な風合いはまぎれもなく『バブアー』の醍醐味のひとつです。ただ、この素材、野山では抜群に映えるものの、タウンユースや春に着る場合には着こなしによってはともすると男臭くなり、重厚な風合いがトゥーマッチになる可能性も……。その点、ポリエステル系の素材が使われたノンオイルモデルなら、総じて男っぽさは控えめで印象も軽やかです。きれいめなスタイリングとも相性が良く、サラッとスマートに着こなすことが可能です。
メリット2
オイルが付くかも……と、服や持ち物が制限される心配なし
ワックスドコットンに染み込んでいるのはオイルですから、当然独特のにおいがあり、肌触りもベタつきます。近年はオイルの配合を工夫することでにおいはかなり軽減されているものの、ベタつきに関しては依然取り扱いに注意する必要があります。例えば、ワックスドコットンのオイルによる油染み。ジャケットに触れるバッグやパーカーのフードなどはもちろん、満員電車など人が集まる場所でも気を使う必要があります。もちろん、そういった不便さもまた『バブアー』の魅力なのですが、ノンオイルモデルならそうした心配は無用。街中で気兼ねなく使える実用性の高さは、長年のファンにとっても魅力的に映るでしょう。
メリット3
何よりこれ。シーズン終わりのメンテナンスだって、楽々です
ワックスドコットンのオイルは着ているうちにだんだん抜けていき、同時に防水性も落ちていきます。そのため、定期的にオイルを補充してあげる必要があります。正規代理店でも受け付けてくれますが、手元に届くまで時間がかかるのが気がかり。また、『バブアー』の愛好家の中には自分で行う人も少なくありませんが、ちょっとしたコツや慣れが必要なうえ、オイルが馴染むまで3か月ほどの期間が必要です。その点、ノンオイルモデルなら、そういったメンテナンスの必要がなく、サクッとクリーニングも利用可能。長年のファンでも、ノンオイルモデルに目移りしてしまうのは当然でしょう。
バリエーション豊かに提案中。『バブアー』のノンオイルモデル7着
『バブアー』の人気再燃が本格化する今シーズン、着実にノンオイルモデルが増殖中です。大定番である「ビデイル」や「バーレー」なども、もれなくノンオイル仕様に。すでにワックスドコットンのモデルを持っていても、思わず新調したくなる逸品が揃います。
モデル1
ビデイル スリム 2L
『バブアー』の代名詞といえば「ビデイル」。1980年に誕生したこの乗馬用ジャケットは、馬にまたがった際に邪魔にならないサイドベントや風の侵入を防ぐ袖口のリブの採用が特徴的です。こちらはそんな王道ディテールをそのままに、身幅や腕ぐりをスリムにアレンジした一着。表地は撥水ラミネート加工が施されたポリエステル×コットンの2レイヤー生地となっています。
モデル2
バーレー スリム 2L
定番の「ビデイル」や「ビューフォート」とはひと味違う『バブアー』が欲しいという人は、乗馬用コートをベースにした「バーレー」をどうぞ。ロング丈のコートタイプで、コーデュロイ生地が使われた襟や腕を動かしやすいラグラン袖など基本を踏襲。ポリエステル×コットンの2レイヤー素材はイージーケア性のほか、オイルドコットンよりも格段に軽い着心地となっています。
モデル3
アシュビー SL
『ビデイル』かと思いきや、よく見ると随所に違いが。こちらの「アシュビー」は「ビデイル」をベースに、細畝コーデュロイ生地や2枚袖のアーム、着脱できるフード、リブ無しの袖といったアレンジを加えたものとなります。シルエットもアジア人向けにスリムに改良。ポリエステル×コットンの2レイヤー素材も手伝って、スタイリッシュな印象を与えます。
モデル4
ビデイル テック カジュアル
アウターは軽いほど良い、という人には「ビデイル」の素材バリエーションがおすすめです。素材は、シェイプメモリーと呼ばれる高密度ポリエステル。軽量性に優れたこの素材のおかげで、ナイロンシェル感覚で羽織ることができます。また、シワにもなりにくいため、バッグに折りたたんで持ち運ぶことも可能。なお、アーム・身幅ともに通常の「ビデイル」より細身のフィッティングとなっています。
モデル5
フーデッド ビデイル SL
昔からの大定番「ビデイル」の“ちょっと変えバージョン”として、洒落者たちに根強い人気を誇る「フーデッド ビデイル」。本作はフードの裏側と身頃の内側に毛足の長いファーファブリックを施すことで、防寒性をアップさせています。さらに、表生地に採用したのは撥水性と耐久性に優れた高密度ポリエステル。マウンテンパーカー感覚でサラッと着るのが今の気分です。
モデル6
サンダーリング カジュアル SL
『バブアー』の知る人ぞ知る名作「サンダーリング」。両胸のフラップ付きパッチポケットが、どこかサファリジャケットやM-65のような雰囲気を醸し出します。表地にはポリエステルとコットン、ナイロンがMIXされたピーチクロス。軽さや撥水性もさることながら、オイルドコットンのような艶やかな自然な風合いが魅力的です。背裏には伝統のタータンチェック柄を採用。
モデル7
オーバーサイズド バーレー
その名の通り、乗馬用コートの定番「バーレー」をオーバーサイズにアレンジした一着。ラグランスリーブやフロントのフラップポケットといったディテールはそのままに、肩や身幅など全体的にゆったりとしたシルエットを描いています。生地には英国の老舗生地メーカー、マラリウスのウールツイードを採用。カジュアルはもちろん、スーツのアウターとしても調子が良さそうです。
セレクトショップからも続々! “ノンオイルバブアー”の別注モデル8選
“ノンオイルバブアー”の破竹の勢いを象徴するのが、並みいる有力セレクトショップがリリースする数々の別注モデルです。定番をベースに、素材やディテール、シルエットを今どきにアレンジ。それぞれのショップのセンスが光る、個性派モデルが目白押しです。
別注モデル1
『バブアー』×『アダム エ ロぺ』ディスパッチ ライダーズコート
1940年の英国軍司令部で伝令の兵士が着用していた、モーターサイクルコートがモチーフ。『アダム エ ロぺ』による別注作では肩をドロップさせ、かつ腰ポケットとベルト位置を下げることで抜け感を演出しています。さらにAラインシルエットが際立つよう、随所のディテールを省略。表地には本国生産のみで使われる、マットな質感の2レイヤーポリエステルコットンが使用されています。
別注モデル2
『バブアー』×『ナノ・ユニバース』トランスポート
トレンドということもあって、ビッグシルエットへのアレンジが目立つ今年の別注モデル。『ナノ・ユニバース』による本作もしかりで、人気モデルの「トランスポート」をベースに2サイズアップすることでゆったりとしたフィッティングに仕上げられています。着丈が短いためスタイリングの印象が重くならず、ブルゾン感覚でサラッと羽織ることができます。
別注モデル3
『バブアー』×『ユナイテッドアローズ』ホームスパン スペイ
『ユナイテッドアローズ』が目をつけたのは、ショート丈モデルの代表格である「スペイ」。着こなしやすいよう着丈を長めにアレンジしつつ、生地を英国カントリーな趣漂うホームスパン素材に変更しています。グレー×黒のモノトーンカラーのおかげで、コーディネートも簡単です。シャツやニットのうえからジャケット代わりに羽織って、きれいめコーデにまとめるのがおすすめ。
別注モデル4
『バブアー』×『ビーバー』トランスポート
2021年、大好評を博した別注モデルが再び。「トランスポート」をベースに、ディテールを『ビーバー』流にアレンジ。特に裏地に関しては、インラインでは見られない配色のチェック柄としています。袖口もスナップボタン式になっているため、ロールアップして裏地をチラ見せするのも一興です。表地も、軽さに加えてケアもイージーなポリエステル×コットンの2レイヤー生地に。
別注モデル5
『バブアー』×『ビームスF』スペイ 2レイヤー
フライフィッシング用に開発されたショート丈の「スペイ」は、ここ数年有力セレクトショップがこぞって注目する人気モデルです。『ビームスF』の別注モデルは着脱できるフードでスポーティなエッセンスを加えつつ、タウンユースしやすいよう着丈をやや長めに設定したもの。シルエットもゆったりめなので、ジャケットの上に羽織ることもできます。
別注モデル6
『バブアー』×『417 エディフィス』モディファイド ボーダー
ロング丈の乗馬用ジャケットである「ボーダー」をベースに、ライディングジャケットの名作「インターナショナル」の襟をプラスした意欲作。ストラップ付きの襟を立てて着ることが可能です。見た目は重厚ですが、表地はポリエステル×コットンの2レイヤー素材のため、オイルドコットンより着心地は軽やか。袖はオン・オフ問わず着こなしやすいセットインスリーブに。
別注モデル7
『バブアー』×『ファーストハンド』別注バーレー
今季さまざまな有力ショップが注目する人気の乗馬用コート「バーレー」。『ファーストハンド』のそれは、ライナーベストを付けることで真冬まで着用できる保温性を獲得しています。加えてベストは取り外しでき、単体でも着用できるため、幅広い着こなし方が可能です。表地はポリエステル×コットンで軽さと程良いハリを両立。袖はリブ無しのため、折り返すことで裏地のチェック柄をチラ見せできます。
別注モデル8
『バブアー』×『グリーンレーベル リラクシング』トランスポート
人気の「トランスポート」をディテール中心にアレンジ。背面にはトレンチコートに見られるアンブレラヨークがプラスされ、裏地のチェック柄も表地の色に合わせて変更されています。さらに襟は立てても着やすいように、襟先にかけて幅をスリムに調整しています。表地はハリのある高密度ナイロン100%。ナイロンジャケット感覚で羽織れる軽い着心地も魅力です。
この記事の掲載アイテム一覧(全13商品)
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『バブアー』 ビデイル スリム 2L
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『バブアー』 バーレー スリム 2L
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『バブアー』 アシュビー SL
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『バブアー』 ビデイル テック カジュアル
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『バブアー』 フーデッド ビデイル SL
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『バブアー』 サンダーリング カジュアル SL
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『バブアー』 オーバーサイズド バーレー
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『バブアー』×『アダム エ ロぺ』 ディスパッチ ライダーズコート
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『バブアー』×『ナノ・ユニバース』 トランスポート
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『バブアー』×『ユナイテッドアローズ』 ホームスパン スペイ
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『バブアー』×『ビーバー』 トランスポート
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『バブアー』×『417 エディフィス』 モディファイド ボーダー
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『バブアー』×『グリーンレーベル リラクシング』 トランスポート
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