
安くておいしい“おうちワイン”の見つけ方。2,000円以下で買えるおすすめ15本
品種や産地、フルボディにミディアムボディetc.……いろいろあってワイン選びは難しいですよね。でも、大丈夫! 安くておいしいワインは案外簡単に見つけられるんです。
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2,000円以下で大満足。安くておいしいワインは家飲みの最高のパートナー
安価なワインだからおいしくない、と決めつけてはいませんか? 高価でなくとも、おいしいワインは巷に溢れています。なかには、外飲みで楽しむ1杯1,000円以上するワインと大差ないと思えるほどの逸品も。ワインは好きだけど、家飲みだとついビールにいきがちな男性諸君! 今日から安くておいしい“おうちワイン”を始めてみませんか?
安くておいしいワインに出会える、選びの三大ポイント
ワイン選びに重要な要素として品種や産地が挙げられますが、初心者はそこは省いてOK! ここでは、簡単なワイン選びのポイントを3つに分けてご紹介します。……が、まずは飲んでみないことにはおいしいワインを見つけることはできません。最初は失敗はつきもの。いろいろと試してみることで、自分好みのワインに出会えるはずです。
ポイント1
甘め、軽め、フルーティなど。好みのテイストを押さえる
漠然とで良いのでどんなタイプのワインが飲みたいのか想像してみてください。例えば「すっきりしていて、フルーティ」「しっかりとした果実味がある」「軽くて甘くて、するする飲める」など。ワイン売り場やワイン販売サイトには、ワインの説明が細かく書いてあります。その想像した言葉が説明に入っているものを選べば良いんです。簡単ですよね?
ポイント2
リーズナブルでうまい! オーストラリアワインが狙い目
ワインといえば、ヨーロッパ産が良い! と思っている人が多いと思いますが、いま筆者が最もおすすめしたいのはオーストラリアワイン。紀元前からワイン造りが盛んなヨーロッパ諸国と比べると、歴史は浅いのですが、「ニューワールドワイン」と呼ばれ世界各国で飲まれているんです。特筆すべきは、低価格で高品質なところ。また、オーストラリア南部沿岸で造られるワインは、気候が安定しており土壌も良いため、短い醸造期間でもおいしく飲めるのです。
ポイント3
安くておいしいワインに多い品種を知る
品種や産地は省いて良い! と豪語しましたが……、安くておいしいワインに多い品種があります。赤ワインならカベルネ・ソーヴィニヨンとピノ・ノワール。白ならシャルドネとソーヴィニヨン・ブラン。よく聞く名前だと思いますが、よく聞くからこそ造られている種類も多く、安価でおいしいものが多いんです。悩んだら、まずはラベルの品種を見てみるのもアリですよ。
2,000円以下でおすすめを厳選。安くておいしいワイン15選
「2,000円以下のワイン」というキーワードで検索するだけで、数多くのワインがヒットします。いま、あなたが飲みたいのは赤ですか? それとも白? スパークリング? ここでは、口コミで高評価を得ている“安うま”なワインをご紹介していきましょう。
▼タイプ1:糖質を気にする男たちの味方は「赤ワイン」
ブドウ果汁だけでなく、果皮やタネも一緒にいれて発酵させて造る赤ワイン。使用するブドウの種類や製造方法の違いで、複雑な味わいや香りを楽しむことができます。また、ポリフェノールが豊富で糖質が低いため、美容や健康を気遣う人は赤ワインを選んでみてはいかがでしょうか。
おすすめ赤ワイン1
『ファルネーゼ』カサーレ ヴェッキオ モンテプルアアーノ ダブルッツォ
赤ワイン初心者におすすめしたいのがイタリア産のこのワイン。特徴的なのは赤色の濃さ。ブドウの樹木は8房の実をつけるのが一般的ですが、ここで使用している品種は1本の樹木に2房だけ! 栄養がその2房に凝縮されるため、濃厚な風味が生まれるというわけです。見た目は「重い」イメージを受けますが、「口に含んでみるとフルーティ」という口コミでもあるように、非常に飲みやすく口当たりも◎。まずはこれからお試しあれ!
おすすめ赤ワイン2
『コノスル』カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレ タ ・レゼルバ
自転車のラベルでお馴染みのチリ最大手ワイナリー『コノスル』の赤ワイン。するする飲める軽い口当たりと、価格帯が1,000円以内というコスパの良さが売りです。果実味が豊かでリッチな味わいですが、渋みは控えめ。チョコレートやバニラなどの甘い香りも感じさせられます。カジュアルに飲みたい1本です。
おすすめ赤ワイン3
『イエローテイル』イエローテイル シラーズ
いま狙い目のオーストラリア産の1本。パッと目に入るカンガルーのラベルは、量販店でも見かけたことがあるのではないでしょうか。フルーティで少しスパイシーな味わいが特徴です。こちらも1,000円以下で購入可能! 「渋みや酸味が少なく飲みやすい」「この安さでこのおいしさにはびっくり!」と口コミでもかなりの高評価を獲得。中華料理や野生みたっぷりの肉料理との相性抜群な赤ワインです。
おすすめ赤ワイン4
『シャトー フレイノー』ボルドー シュペリュール
ワインを題材にした漫画『神の雫』の原作者が愛飲しているということで話題を呼んだ1本。ふくよかな果実味、酸味、濃さのバランスに優れた赤ワインです。しっかりコクのある味わいですが、口当たりが良く飲みやすいため赤ワイン初心者にもおすすめできます。「この値段でちょうど良い重みは素晴らしい」といった口コミも。
おすすめ赤ワイン5
『ココ・ファーム・ワイナリー』農民ロッソ
果実味溢れる日本産ワイン。マスカット・ベーリーA(日本国有品種)、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローなどのボルドー品種をブレンドした1本です。から揚げや煮物、魚の煮つけといった日本の家庭料理との相性が良く、日本の食卓にふさわしい赤ワインといえるでしょう。酸がありながらも飲みやすく、手土産として重宝している人も多いのだとか。
▼タイプ2:ワインを飲み慣れていない人向けの「白ワイン」
ワイン初心者や飲み慣れていない人は白ワインを選びましょう。赤ワインは渋みや酸味の豊富なものが多いですが、白ワインはフルーティで軽やかな風味のものも多く、比較的飲みやすいんです。口当たりが良い甘口からドライな辛口まで。味わいもさまざまで、どんな料理とも合わせやすいのが特徴です。
おすすめ白ワイン1
『シレーニ』セラー・セレクション・ソーヴィニヨン・ブラン
ワイン初心者におすすめの品種といえば、ソーヴィニヨン・ブラン。柑橘とハーブの清涼感ある香りが特徴で、軽やかな飲み口でおいしさもわかりやすいのがポイントです。ここでセレクトしたのは、日本で1番売れているニュージーランドワインブランド『シレーニ』の看板ワイン。引き締まった酸に、洗練されたトロピカルフルーツの香り。そして、ほのかな甘さを感じさせる果実味が絶妙なバランスの1本です。
おすすめ白ワイン2
『サントリー』ジャパンプレミアム甲州
1000年近い歴史を持つといわれる日本固有のブドウ品種「甲州」。和柑橘を感じさせる上品な香りと、キリッと辛口のすっきりとした味わいを楽しめる1本です。日本産ということもあり、前述した日本産の赤ワイン同様、日本料理との相性抜群! 「フルーティで香りが良く飲みやすい」「ワインが得意でない人も無理なく飲める」など、口コミの評価も高いです。
おすすめ白ワイン3
『ジェイコブス クリーク』シャルドネ
狙い目のオーストラリア産で白ワインといったら、こちら『ジェイコブス クリーク』のシャルドネを。世界中で栽培されている白ワインのブドウ品種であるシャルドネ。栽培する土地や醸造方法によって味わいが大きく変わるので、造り手の個性が出るのがこの品種ならでは。この白ワインは、レモンや熟した桃、メロン、ほのかなオーク樽のフレーバーが感じられ、飲み飽きしないバランスの取れた味わいが特長です。コスパ抜群と評判なのもうなずけます。
おすすめ白ワイン4
『アンドリュー・ピース』ワインメーカーズ・ノート “バッチ106" シャルドネ
こちらもオーストラリア産のシャルドネです。魚介や鳥料理との相性が良いこの1本は、白桃やアプリコット、パッションフルーツなどを感じさせる香りが特長。ラベルもカッコよく、テーブルに置いておくだけでも“映える”はず。ミネラルや塩の風味を感じるワインで、キリリと爽やかな味わいが好きな人にはぴったりです。
おすすめ白ワイン5
『アーサーメッツ』リースリング
ドイツを代表する白ワイン用のブドウ品種、リースリングのワイン。甘口か辛口かで印象がガラッと変わるのがリースリング。こちらはすっきりと飲みやすい辛口タイプです。青リンゴやレモンの華やかな香りが感じられ、ミネラル感に溢れたところが魅力の1本。クオリティの高さに定評があります。料理はフレッシュなシーフードと合わせるのがおすすめです。
▼タイプ3:特別な日やお祝い事にぴったりの「スパークリングワイン」
特別な日やホームパーティを開く際にチョイスしたいのが、華やかな印象を持つスパークリングワイン。食前の炭酸は食欲増進はもちろん、胃もたれを防ぐ効果もあるので、乾杯時にぴったりなんだとか。シャンパーニュ、フランチャコルタ、カヴァなど、産地によって呼び方が変わるスパークリングワイン。ここでは、コスパ良しの5本をご紹介します。
おすすめスパークリングワイン1
『コノスル』スパークリングワイン ブリュット
赤ワインでもご紹介したチリのワインブランド『コノスル』のスパークリングワイン。程良い甘みと酸のバランスが良く、万人ウケする味わいと評判です。いちじくやオレンジなどの華やかな香りにレモンのフレッシュさがプラスされ、後味もすっきり。炭酸が強く、キリッとしているのも人気の理由。お手頃価格ということで、手土産として持参する人も多いよう。
おすすめスパークリングワイン2
『ミオネット』プロセッコ DOC トレヴィーゾ ブリュット
新鮮な果実風味と低価格帯で人気なのがイタリア・ヴェネト州トレヴィーゾ周辺で造られるプロセッコ。ふんわりとしたやわらかな泡立ち、そしてフレッシュなリンゴを思わせる香りが◎。すっきり飲みやすい1本なので、スパークリングワインをまずは試しに、と考えている人はこちらを選んでみるのは良いかもしれません。
おすすめスパークリングワイン3
『コドルニウ』クラシコ セコ
スペイン王室御用達ワイナリーのスパークリングワイン。柑橘系の香りと爽やかな酸味が特長の1本です。飲むときは、キリッと冷やすのではなく、少し温度を上げることで、わずかに甘みを感じるやわらかな口当たりが魅力。炭酸は控えめなので、強めが好きな人には少し物足りないかもしれません。「上品で落ち着いた印象の飲みやすいワイン」と口コミは高評価。
おすすめスパークリングワイン4
『マンズワイン』酵母の泡 甲州
白ワインでもご紹介した甲州のスパークリングワイン。繊細な泡立ちが長く続き、淡い黄金色が上品な印象を与えてくれる1本。甲州特有の香りとやわらかな酸味のバランスが良く、心地良い口当たりで飲みやすいのが特長です。どんな料理とも合わせやすい点も◎。
おすすめスパークリングワイン5
『キアリ』ランブルスコ・ロッソ
すっきり辛口なものをご紹介してきましたが、ここでは甘口のスパークリングワイン「ランブルスコ」を。ランブルスコはイタリアのエミリア・ロマーニャ州で造られる、天然弱発泡性の赤ワインです。やわらかなタンニンと程良い甘みが特長ですが、こちらはデザートのように甘く、ワイン初心者におすすめの1本。ワイン好きの人には、ちょっとアレかもしれませんが……。
安うまワインをもっとおいしく飲むために
コスパ抜群のワインをご紹介してきましたが、そのワインをもっとおいしく楽しむには秘訣があります。それは、温度・グラス・料理の3つを考えること。すぐに取り入れられることなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ポイント1
推奨する温度で飲む
わずかな温度の変化でも、味と香りが大きく変わってしまうのがワインというもの。ワインによってそれぞれ異なりますが、赤ワインは13~18度、白ワインは7~14度、スパークリングワインは5~8度がおいしく飲める温度といわれています。ただ、上記でご紹介してきたお手頃価格のワインは、少し冷やして飲んだほうがおいしく飲めるようですよ。
ポイント2
種類によってグラスを変える
ワインのグラスの第1条件は薄さです。グラスに厚みがあると、グラス自体の熱がすぐにワインに伝わってしまうため、飲み頃の温度にしておいたワインが温かくなってしまいます。この条件をまずは踏まえて、赤ワインは香りが広がる大きめのグラスを。白ワインは、冷たい温度を保てるようにグラスのボウル形状が小さめのものを。スパークリングワインには、炭酸が抜けにくく、泡の動きを楽しめる細身の形状のグラスを選ぶようにしましょう。
ポイント3
相性抜群のつまみを用意する
ペアリングという言葉がある通り、何の料理に合わせるかによってワインのおいしさは変わります。相性が悪いと、おいしいワインなのに非常に残念な味わいになることも……。一般的に肉類は赤、魚介類は白との相性が良いとされていますが、マグロやカツオなどの赤身の魚は赤ワインともよく合います。また、ワインのお供の代表として名高いチーズですが、モッツァレラやゴルゴンゾーラなど種類も豊富。それぞれのチーズによって合うワインの種類も変わってきます。何を食べたいか、または何を飲みたいかによって、“相手”を選ぶことが大切なんです。
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※掲載の金額は2022年2月15日時点のもので、すべて税込価格です
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この記事の掲載アイテム一覧(全15商品)
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『ファルネーゼ』 カサーレ ヴェッキオ モンテプルチアーノ ダブルッツォ
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『コノスル』 カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレ タ ・レゼルバ
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『イエローテイル』 イエローテイル シラーズ
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『シャトー フレイノー』 ボルドー シュペリュール
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『ココ・ファーム・ワイナリー』 農民ロッソ
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『シレーニ』 セラー・セレクション・ソーヴィニヨン・ブラン
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『サントリー』 ジャパンプレミアム甲州
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『ジェイコブス クリーク』 シャルドネ
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『アンドリュー・ピース』 ワインメーカーズ・ノート “バッチ106" シャルドネ
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『アーサーメッツ』 リースリング
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『コノスル』 スパークリングワイン ブリュット
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『ミオネット』 プロセッコ DOC トレヴィーゾ ブリュット
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『コドルニウ』 クラシコ セコ
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『マンズワイン』 酵母の泡 甲州
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『キアリ』 ランブルスコ・ロッソ
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