失敗しない昇進祝いの選び方。知っておくべきマナーも解説
ビジネスシーンのギフトで、もっとも頭を悩ませる昇進祝い。おすすめのアイテムはもちろん、贈る際のマナーや価格帯の相場といった選びのポイントも徹底レクチャーします。
昇進祝いのギフトは贈るタイミングが重要
仕事において欠かせないギフトシーンといえば昇進祝い。より高い役職に上がるということは、部下の立場でも同僚の立場でも喜ばしいことですよね。ただ、マナーを守っていないと、せっかくの昇進祝いが失礼にあたってしまうことも。なかでも1番重要なのが渡すタイミングです。早いほど良いイメージがあるかもしれませんが、内示の段階で渡すのはマナー違反。正式に辞令が出た後の1週間以内に渡すのがベストです。もしギフトを準備するのが遅れる場合は、先に口頭や手紙でお祝いの気持ちを伝えるようにしましょう。
昇進祝いの選び方。マナーや価格帯も合わせてチェック
誕生日や結婚のギフトと違い、昇進祝いは選び方などにもさまざまなマナーがあります。せっかくのお祝いの場を台無しにしないためにも、知っておくべき4つのポイントをご紹介。
ポイント1
仕事に役立つ実用性の高いアイテムが喜ばれる
やはり仕事に関わるお祝いごとなので、昇進祝いはビジネスアイテムを贈るのがスマートです。ネクタイやカフリンクスといった服装や身だしなみに関わるアイテム、もしくは名刺入れやPCケースといった仕事に必須のアイテムを贈るのも良いですね。また、実用性が高いと長く使ってもらえるので、それも選びのポイントにすると良いでしょう。
ポイント2
昇進祝いのNGアイテムを知っておくことも大切
さまざまなマナーがある昇進祝いには、贈るとNGなアイテムも存在します。まず、靴や靴下などの履物類は”相手を見下す”とされ、鞄や腕時計、筆記具は”もっと精進してください”、ベルトには”気を抜かないように”という意味があるので、特に目上の人には避けたほうが良いでしょう。ただ、それらのアイテムが贈る相手からのリクエストであれば問題ないので、事前に確認できる場合はマナーにとらわれずにギフトを選びましょう。
ポイント3
贈る相手によって価格帯の相場が異なる
昇進祝いを選ぶ際に頭を悩ませるのが価格だと思います。全体的な予算の相場は、3,000～30,000円程度。ただ、贈る相手との関係性や年齢によって予算は異なり、上司なら5,000～30,000円、同僚なら3,000～20,000円を目安にすると良いでしょう。ちなみに職場の複数人からギフトを贈る場合も同じ価格帯になるので、周りと相談して決めてくださいね。
ポイント4
昇進祝いはギフトを包む熨斗紙を付けるのがマナー
そもそも熨斗（のし）紙は、水引と熨斗を印刷した紙のこと。水引は祝儀袋などの包みを結ぶ”飾りひも”のことで、熨斗は右上にある飾りを指します。ちなみに水引は紅白のちょう結び（花結び）を選ぶようにしましょう。熨斗紙の下段は名前を書きますが、上段の表書きには、”御昇進御祝”や”祝御昇進”にするのが一般的です。
4つのテーマ別にセレクト。昇進祝いのおすすめギフト20選
昇進祝いの選び方やマナーを押さえたら、さっそくギフトを選んでいきましょう。仕事に役立つビジネスアイテムをはじめとする4つのテーマで厳選しているので、贈る相手にぴったりな昇進祝いが見つかるはず。
▼テーマ1：上司への昇進祝いにおすすめのビジネスアイテム
上司への昇進祝いは、失礼にあたらないアイテムを選ぶことが大前提。それを踏まえたうえでビジネスシーンをワンランク上に導く、ネクタイやカフリンクスなどの上品かつ上質なアイテムを中心にピックアップしました。また、手紙などを添えるとさらに喜ばれるはず。
アイテム1
『ルイジボレッリ』ネクタイ
上司への昇進祝いの定番なのがネクタイ。すでに何本も所有しているかと思いますが、今回選んだのはナポリ発の『ルイジボレッリ』のペイズリータイです。ペイズリー柄ならではのエレガントさと絶妙な発色のインディゴブルーが相まって、洒脱なVゾーンを演出してくれます。繊細な縫製をはじめ、細部の完成度の高さも見逃せない魅力。
アイテム2
『エッティンガー』ロイヤルコレクション 名刺入れ
昇進すると人と会う機会も増え、名刺入れを使うことも多くなります。そこで英国王室御用達の栄誉を授かった『エッティンガー』の名刺入れをセレクト。最大の魅力は「ロイヤルコレクション」の特徴でもある、イギリス王室カラーのロイヤルパープルとのバイカラーです。開くたびにロイヤルパープルがお目見えし、大人の品格を漂わせてくれるはず。
アイテム3
『ラルディーニ』 カフスボタン ブートニエール
ダブルカフスのシャツを愛用しているおしゃれな上司には、カフリンクスを昇進祝いに。『ラルディーニ』の代名詞ともいえる花形のブートニエールは、上品さに加えてどこかモダンな雰囲気を演出。花柄とロゴがあしらわれたオリジナルボックスもギフトにぴったりです。
アイテム4
『イルビゾンテ』ノートカバー B5
デジタル化が進んでいるとはいえ、仕事にノートは必須というビジネスマンも多いと思います。そんなときに活躍するのが『イルビゾンテ』のノートカバー。風合い豊かなレザーの風合いは、使い込むほどにさらに味わいが増す経年変化も存分に味わうことができます。ペンやカードをスマートに持ち運べる収納を装備しているのも◎。
アイテム5
『ホワイトハウスコックス』S8559 メガネケース
メガネをかけている上司への昇進祝いに、『ホワイトハウスコックス』のメガネケースをチョイス。ブランドの代名詞素材であるブライドルレザーが、シンプルなデザインに重厚感をもたらしています。内側に使用した上質なピッグスエードは、大切なメガネを保護する役割も。ブラックに映えるイエローのステッチも印象的です。
▼テーマ2：同僚への昇進祝いにおすすめのビジネスアイテム
上司に比べると自由度の高い同僚への昇進祝い。ここではボールペンやネクタイ、シューケアキットといった20,000円以下のビジネスアイテムを厳選しました。仕事のモチベーションアップにもつながるアイテムばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
アイテム6
『ペリカン』スーベレーン400シリーズ
上司への昇進祝いにはNGのボールペンですが、同僚には失礼にあたらず、逆に贈ると喜ばれるアイテムの1つ。ここでは高級筆記具メーカー『ペリカン』が誇る傑作シリーズ「スーベレーン」のボールペンをセレクト。誰の手にも馴染みやすく使いやすいのでギフトにうってつけなんです。
アイテム7
『ポーター』カウンター ペンケース
ボールペンはもちろん、タブレット用のタッチペンなどを収納するのにも重宝するペンケース。打ち合わせなどの人前に出すことも考えると、やっぱりレザー製が良いですよね。こちらは美しい光沢とキメ細かな風合いが魅力の牛ステアを外装に、内装にはレザーシューズのライニングに用いられる馬革を採用したもの。L字ファスナー仕様で使い勝手も抜群。
アイテム8
『ファーロ』2_G01_01 フラグメントPCポーチ13’
PCケースは取り出した際にサマになり、かつ収納力を備えているのが理想。『ファーロ』のモデルはスタイリッシュなデザインなのでクラッチバッグとしても使用でき、さらにはPC周辺機器などもまとめて入れられるポケットも備えています。最近はPCを持ち運ぶ機会も多くなったので、昇進祝いとして最適。
アイテム9
『タケオキクチ』カラーBOXセット
ネクタイは上司だけでなく、同僚への昇進祝いとしても喜ばれるアイテムです。こちらは変形ヘリンボーンを同色であしらった汎用性の高い1本。しかも縁起の良い水引の梅結び刺繍入りの今治産タオルハンカチがセットになっているんです。きれいなカラーボックスに入っているのも◎。
アイテム10
『コロンブス』ブートブラックシルバーライン マイタイセット
昇進すると、これまで以上に身だしなみを気にする人も多いと思います。そこでピックアップしたのが、『コロンブス』のシューケアキット。高級感ある木箱に入っているのは、シュークリームやブラシなどの靴磨きに必要な5つのアイテム。きちんと磨かれた靴を履いていると、仕事のモチベーションアップにもつながるはず！
▼テーマ3：おうち時間をより豊かにするアイテム
仕事をがんばった体と心を解放するべく、家でのくつろぎ時間を大切にする人も多いですよね。そのお供に最適なお酒やグラス、タオルといったアイテムを昇進祝いに贈るのもおすすめです。家で過ごす時間をワンランクアップできれば、きっと次の仕事への活力になるでしょう。
アイテム11
『匠創生』古昔の美酒 極 -KIWAMI-
昇進祝いの定番でもあるお酒は、前もって贈る相手の好みをリサーチする必要があります。加えて、普段はなかなか手に入らない希少性が高いものだと、特別感がアップしてさらに喜ばれるはず。例えば、こちらの日本酒飲み比べ3本セット。ミシュラン星付きレストランでも提供されており、1983年・1995年・1997年のヴィンテージ日本酒を堪能できます。
アイテム12
『バカラ』ブラーヴァ タンブラー
昇進祝いとしても人気があり、特にお酒好きな人におすすめなのがグラス。『バカラ』の「ブラーヴァ」は、”喝采”という意味があってギフトとしても最適なモデルです。祝祭の花火や拍手をイメージした華やかなカットとクリスタルの煌めきが、いつもの晩酌時間をスペシャルなものにしてくれるはず。
アイテム13
『マイクロコットン』マイクロコットンプレミアム
幅広い年齢の人に好まれることから、昇進祝いとしても人気が高いタオル。80年の歴史があるインド発の『マイクロコットン』のタオルは、世界の高級ホテルや高級デパートでも扱われています。タオルのために育てられたインドの超長綿から生まれる、ふっくらとした極上の肌触りと抜群の吸水性が、何げない日常をグレードアップしてくれますよ。
アイテム14
『ネスプレッソ』エッセンサ ミニ
テレワークのお供や1日のはじまりに、自宅でおいしいコーヒーを飲みたいという人も多いと思います。そこで選んだのが、こだわりのコーヒーをボタン1つで抽出できるカプセル式コーヒーメーカー。しかも『ネスプレッソ』史上最もコンパクトなので、置き場所に困らないというのもポイントです。
アイテム15
『ダンチュウ』グルメギフトカタログ CDコース
家族がいる人への昇進祝いとして人気なのがグルメギフト。相手の好みがわからなかったり、セレクトに悩んでしまったりしたら、グルメカタログギフトを贈るようにしましょう。家族とわいわい商品を選ぶのも楽しいですし、何より自分のタイミングで取り寄せることができるのも喜ばれますよ。
▼テーマ4：相手に気を遣わせないアンダー5,000円の昇進祝い
職場の複数人で贈るならまだしも、個人で高額な昇進祝いは相手の負担になることもあります。せっかくのお祝いに気を遣わせてしまっては元も子もないので、ここでは贈る側も受け取る側も気を遣わないアンダー5,000円の昇進祝いをピックアップしました。
アイテム16
『シングファブリックス』今治ハンドタオル
お礼としてハンカチを贈ることは問題ないのですが、”手切れ”という意味もあるため昇進祝いには避けるべき。そこでピックしたのがハンドタオルです。かっちりとしたスーツスタイルにはふさわしくないですが、ビジカジなどには使えますし、何より実用性も高いですよね。男性でも取り入れやすいシンプルなデザインを選ぶのがベストです。
アイテム17
『キントー』トラベルタンブラー
オフィスやテレワークはもちろん、休日にも活用できるタンブラーを昇進祝いに。こちらはシンプルでスタイリッシュなデザインに加え、持ち運びやすい350mlというのが魅力。真空二重構造になっているので優れた保温保冷効果を発揮し、適温が長時間持続できるというのも優秀です。
アイテム18
『ザリオ』マウスパッド
仕事で必須のアイテムなのに、自分ではなかなか新調しないマウスパッド。厚手のレザーを贅沢に使っているので、毎日使うものこそ上質なものを使いたいという人への昇進祝いにおすすめです。日々のデスクワークで、レザーならではの経年変化が楽しめるのもGOOD。
アイテム19
『レトラ』USBメモリ
マウスパッド同様、USBメモリも気を使わない人が多いですよね。そんなアイテムこそ昇進祝いにうってつけだと思います。ということで、『レトラ』のレザー製USBメモリを。しかも無料で名前を入れることができるので、よりスペシャル感を持たせることができます。
アイテム20
『タケオキクチ』コンパクト ネクタイケース
出張が多い人への昇進祝いに選んだのは、ネクタイをくるくると丸めて収納できるネクタイケース。スーツに多用されるピンストライプがあしらわれているのもしゃれています。また、PC周辺機器などのガジェット系をまとめて収納するのにも、このケースは重宝しますよ。
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※紹介している商品の金額は2022年2月16日時点のもので、すべて税込価格です
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この記事の掲載アイテム一覧（全17商品）
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『エッティンガー』 ロイヤルコレクション 名刺入れ -
『イルビゾンテ』 ノートカバー B5
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『ホワイトハウスコックス』 S8559 メガネケース
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『ペリカン』 スーベレーン400シリーズ
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『ポーター』 カウンター ペンケース
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『ファーロ』 2_G01_01 フラグメントPCポーチ13’
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『コロンブス』 ブートブラックシルバーライン マイタイセット
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『匠創生』 古昔の美酒 極 -KIWAMI-
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『バカラ』 ブラーヴァ タンブラー
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『マイクロコットン』 マイクロコットンプレミアム
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『ネスプレッソ』 エッセンサ ミニ
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『ダンチュウ』 グルメギフトカタログ CDコース
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『シングファブリックス』 今治ハンドタオル
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『キントー』 トラベルタンブラー
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『ザリオ』 マウスパッド
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『レトラ』 USBメモリ
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『タケオキクチ』 コンパクト ネクタイケース
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