
アウトドアの寒さ対策にブランケットを。温かさと洒落感を両得できる12枚
キャンプはもちろん、デイキャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンでは、テント内に敷いたり、ひざ掛けに使ったりと、ブランケットがあるだけでサイトが見違えます!
アウトドアシーンにブランケットは必須です
テントに焚き火台、寝袋にランタンなどギアを一通り揃えてフィールドに出てみると、「あれ? 隣のサイト、やけにおしゃれじゃない?」と気付くことがあります。そして一体何が違うのかと思ってよく見てみると、おしゃれなサイトはブランケット使いが上手だったりするものです。
ブランケットは防寒用に寝袋の上から掛けるのはもちろん、テントの床にラグ代わりに敷き詰めればインテリア作りに役立ちますし、フィールドではひざ掛けにしたりチェアカバーに使ったり。シーズン問わず、何枚あっても困ることはないアイテムです。
サイズも大判からクォーターサイズまでさまざま。何枚か重ね使いするときは、色柄の統一感を考えたり、素材を使い分けたりするのもポイントです。ラグに使うならウールのブランケット、肩&ひざ掛けにはフリースブランケットが軽くて温かいでしょう。他にも夏はコットン、冬はダウンなど異素材のブランケットを使いこなせれば、もう十分キャンプ上級者といっていいでしょう。
アウトドアでブランケットを使いこなすために。まずは素材をチェックしよう
アウトドアブランケットは素材選びから始めましょう。ラグマットとしても使うなら厚手のウールや洗いやすいコットンパイルを。ひざ掛けには薄手のフリース。寝袋の上から被るダウンのブランケットなど、さまざまなモノがあるんです。
素材1
軽くてお手頃価格の「フリース」
フリースブランケットは空気をたっぷりと含んでいるため軽くて暖かく、ひざ掛けや肩がけするのに最適です。寝袋の中に入れてインナーとしても便利ですね。洗濯機で洗えて、乾燥が早いため、いつでも清潔に保てるのもフリースならでは。最近ではペットボトルや海洋プラスチックをリサイクルした、サステナブルな素材も多く、地球環境にやさしいモノも多くリリースされています。
素材2
天然の高機能素材「ウール」
天然の機能性素材といわれるウールを使ったブランケットは、目が詰まってしっかりと重量感のあるモノが多いのが特徴です。そのため、ちょっとやそっとの風や寒さに強いうえ、耐久に優れるのでラグマットとしてテント内に敷き詰めてもそう簡単に破れたり擦り切れたりしません。シンプルでモダンな柄ものが多いので、おしゃれなテントサイト作りに役立ちます。ただし汚れても洗濯機で洗えないモノも多いので、購入前にご確認を。
素材3
柔らかな手触りが特徴の「コットン」
定番素材ですが、薄手のタオルケットタイプが多いのがコットンブランケットの特徴。平織りのコットン地のタイプは、難燃加工がされているモノもあり、焚き火のそばでも使えます。有名ブランドのモノは、ネイティブアメリカンのアイコニックな柄使いがキャンプサイトのイメージ作りにも役立ち、個性的なサイト作りをされている上級キャンパーにも高く支持されています。とはいえ、汚れても洗いやすいので初心者にも使いやすいブランケットといえるでしょう。
素材4
軽量&保温効果も高い「ダウン」
冬場のキャンプで人気のダウンブランケット。軽く暖かいので、ひざ掛け的に使ったり、寝袋の上から使ったりすれば冬キャンの心強い武器となります。本物の羽毛を使ったモノだけでなく、近年はエコダウン(化繊)を使ったモノもあり機能性も本格的。保温性が高いので冬専用と思われる人も多いのですが、暖かい季節はそのまま寝袋代わりに十分です。ただし焚き火の火の粉に弱いので、焚き火のそばでひざ掛けに使うときはご注意ください。収納用のバッグがあれば、小さくコンパクトにまとめられるので持ち運びも場所を取りません。
サイズ感も意外と重要。ブランケットは用途に応じて適切な大きさを選ぼう
ブランケットの大判のモノはシングルベッドの掛け布団サイズ、さらに大きなダブルサイズのモノから、小さいモノはひざ掛け、肩掛け用のモノまでさまざま。用途に応じてサイズを使い分けたり、複数のサイズを何枚か持っていたりすると使いこなしやすいですよ。
大きさ1
クォーターサイズ (約70×100cm)
ひざ掛けにしたり、肩に掛けたりしてちょうど良い小さいサイズのブランケットをクォーターサイズ、またはミニサイズブランケットといいます。この大きさはちょっとした暖を取るために使うので、秋冬のキャンプで活躍。さらに、春夏はチェアやベンチのカバーにしたり、クーラーボックスやシェルフに掛けたりして目隠しにすれば、テントサイトの雰囲気作りにも役立ちます。あるいは、どうしてもごちゃつく雑貨をテント内の隅にひとまとめにして、カバー代わりに使うのもおすすめ。
大きさ2
ハーフサイズ(約140×100cm)
ハーフサイズのブランケットは、基本的にクォーターサイズと同じ使い方をします。ぐるりと腰に巻き付けたり、ポンチョ風にしっかりとくるまれたりすることから、高い防寒性を発揮する使い方ができます。薄手のモノならテーブルクロスにしたり、ベンチシートのカバーにしたりするのにも、このサイズなら使い勝手良好。たたんだときにもコンパクトなので、人数分持って行きたいサイズです。
大きさ3
シングルサイズ(140×200cm)
シングルベッドの掛け布団サイズのブランケットは、最も使い勝手の良いサイズといわれています。実際、半分に折ってひざ掛けやチェアカバーにしたり、テント内の床面に敷いてラグ代わりにしたりと大活躍。コットで寝る際には寝袋のインナーとして使うことをおすすめします。掛け布団として使うと、床に落ちますので、ハンモックで使うなら良いのではないでしょうか。
ブランケットでアウトドアライフをより快適に。洒落感も備えたおすすめ12品
使い方とサイズを押さえたら、ご自身のキャンプスタイルに合わせて色柄選びを。ここではおすすめのブランケットをブランドごとにピックアップしてみました。機能で選ぶのはもちろん、キャンプサイトの雰囲気作りにも活用ください。
アイテム1
『アウトドアプロダクツ』両面ボアフリース3WAYブランケット
クォーターサイズのボアフリースのブランケット。対角線状にボタンが付けられているので、かた掛けしたり腰巻きしたりする際に、ずり落ちないように留めておくことができます。価格が手頃なうえ、たためば小さくまとまってバッグにも余裕で入ってしまいます。お出かけバッグやリュックにもポイッと入れてどこへでも連れ出せそうですね。
■サイズ:100×70cm
アイテム2
『ミラリスタ』ハーフケット
表面はさらりと毛足の長いブランケットですが、裏面は羊のようにモコモコのシープボア。小さい子供が喜びそうなかわいい星柄は、サイトのキャラ作りにも役立ちます。こちらはハーフサイズですが、クォーターサイズもラインアップにあるので、セットで持ち歩けば、さまざまな使い方ができそう。自宅でもマルチカバーとして使えそうです。
■サイズ:100×140cm
アイテム3
『ブルックリンアウトドアカンパニー』エコダウン シェルパフリース ブランケット
『ブルックリンアウトドアカンパニー』はNY発のアウトドアギアブランド。表のシェルパフリースはペットボトルをリサイクルした素材、裏のナイロン地は撥水加工されています。中綿にはシンセティックダウンを採用。四隅にはコーナーループが付属していますが、肩掛けしたときに胸元でカチャッと留められるプラクリップが付属しているので、ポンチョのように着ることができます。
■サイズ:180×130cm
アイテム4
『エルエルビーン』ウォータープルーフ ブランケット
プリント柄ブランケットは、表面はフリース、裏面は防水性のあるポリウレタン製のナイロン地。ピクニックマットやラグマットとして地面に直接敷いても、地表からの湿った空気が表面を湿らせることはありません。専用の収納バッグに収納すれば、20×18cmとコンパクトサイズに収まるので持ち歩きも便利。
■サイズ:203×183cm
アイテム5
『ザ・ノース・フェイス』ボンファイヤー ブランケット
表面は難燃加工を施したコットンキャンバスはリップストップを施してあるので耐久性も十分。素材はオーガニックコットンにこだわっているので、肌触りも良好なソフトタッチです。裏面はリサイクルポリエステルのフリースを使ったダブルフェイスで羽織ったときも暖か。ちょうど肩から羽織るのに最適なサイズで、袖辺りにスリーブ式のポケットも備えています。
■サイズ:120×60cm
アイテム6
『グリップスワニー』ファイヤープルーフ ブランケット
焚き火用グローブで有名な『グリップスワニー』のブランケットは、焚き火の火の粉に強いオリジナルの難燃生地、ファイアーシールドを使用したモノ。裏面はフリース仕様ですが、表面が防風性にも長けています。肩掛けやひざ掛けに最適です。腰に巻いたときはベルトで固定できるバックルベルトも付属しています。
■サイズ:100×120cm
アイテム7
『ロスコ』焚き火ブランケット
「US」の文字が示す通り、米軍に納品していた実績を持つ『ロスコ』のブランケットは、ミリタリー風のラギッドな質感が男心をくすぐります。ウール70%に化繊をブレンドした、目の詰まった地厚のブランケットは、ラグとして敷くのはもちろん、ブッシュクラフト時にはタープとして自由な使い方が可能です。
■サイズ:157×203cm
アイテム8
『ペンドルトン』エコワイズ ウール ブランケット
スケールの大きなブロックチェック柄でインパクトも大なブランケットは、アメリカンアウトドアな気分を盛り上げるのに最適。再生ウールと天然の植物性染料からなるエコワイズウールは、地球環境にやさしいうえ、洗濯機で洗うこともできる『ペンドルトン』のオリジナル素材で、お手入れしやすいのも特徴です。
■サイズ:244×168cm
アイテム9
『キャプテンスタッグ』CSファイバーダウンブランケット
中綿はポリエステルのファイバーダウンなので家庭で洗濯もOK。裏表ともナイロン地のリバーシブルカラーで、重さはたったの300g。肩掛け、ひざ掛けはもちろん、腰巻きのときに便利な紐付き。付属の収納バッグに収納すれば、枕やクッションとしても活用できます。
■サイズ:75×120cm
アイテム10
『イスカ』ダウンブランケット
寝袋の名門『イスカ』のダウンブランケットは、水鳥の羽毛がたっぷり使われていて、重さはさすがの200g。一般的にダウンジャケットなら680もあれば高品質モデルといわれますが、こちらは720フィルパワーを誇ります。内側にポケットも付属しているので、キャンプだけでなく屋外のスポーツ観戦などにも便利そう。
■サイズ:75×120cm
アイテム11
『スノーピーク』フレキシブルインサレーション
20年秋冬に限定発売されたブランケットは、中綿に機能繊維ポーラテックアルファを採用。余分な熱を吸収するとともに、通気性と速乾性を備えているので、よくある「暑い!」がなく快適な暖かさをキープ。多少濡れても保温性があるので、雨でも安心ですね。もちろん自宅で洗濯も可能です。
■サイズ:68×127cm
アイテム12
『オレゴニアンキャンパー』ファイヤープルーフブランケット
『オレゴニアンキャンパー』は60~70年代のキャンプスタイルを追求するブランド。このファイヤープルーフブランケットに採用された難燃性マイヤー素材を開発したのはなんと日本。毛足が長くソフトタッチのこの素材は、これまでチェアカバーなどにも使われています。
■サイズ:100×140cm
この記事の掲載アイテム一覧(全12商品)
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『アウトドアプロダクツ』 両面ボアフリース3WAYブランケット
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『ミラリスタ』 ハーフケット
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『ブルックリンアウトドアカンパニー』 エコダウン シェルパフリース ブランケット
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『エルエルビーン』 ウォータープルーフ ブランケット
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『ザ・ノース・フェイス』 ボンファイヤー ブランケット
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『グリップスワニー』 ファイヤープルーフ ブランケット
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『ロスコ』 焚き火ブランケット
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『ペンドルトン』 エコワイズ ウール ブランケット
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『キャプテンスタッグ』 CSファイバーダウンブランケット
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『イスカ』 ダウンブランケット
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『スノーピーク』 フレキシブルインサレーション
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『オレゴニアンキャンパー』 ファイヤープルーフブランケット
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