
見た目に惚れて味にも惚れる。ORIGAMIはコーヒードリッパー界の人気モノ
ここ数年人気を高めている『ORIGAMI(オリガミ)』のコーヒードリッパー。特徴的なフォルムで機能もデザインもハイレベル。魅力からラインアップまで詳しく解説します。
競技会の優勝者が愛用。話題を集める『ORIGAMI(オリガミ)』のコーヒードリッパー
最近にわかに人気を集めている『ORIGAMI(オリガミ)』のコーヒー用ドリッパー。愛用している一流バリスタも増えているようです。その存在が注目されるようになったきっかけは、2018年の「Japan Brewers Cup(ジャパンブリューワーズカップ)」。優勝者が『ORIGAMI』のコーヒードリッパーを使っていたことでした。さらに2019年には、「World Brewers Cup(ワールドブリューワーズカップ)」のチャンピオンも使用していたことで、『ORIGAMI』の実力が世界的に認められ、人気が一気に高まったのです。
『ORIGAMI』という印象的なブランド名は、折り紙で作ったようなギザギザのフォルムに由来。その独創的な形状がスタイリッシュな印象を感じさせます。しかし前述の通り、人気の理由はデザイン面だけではありません。それ以外にも多々あるので、以下で詳しくご紹介していきましょう。
ORIGAMI コーヒードリッパーが人気を集めている3つの特徴
『ORIGAMI』のコーヒードリッパーが人気となっている理由はいくつかありますが、主なポイントを3つピックアップ。デザインだけでなく機能も優れているからこそ、一過性のブームで終わることなく支持する人が着実に増えているのです。
ポイント1
ギザギザだからこその独特な機能性
『ORIGAMI』ドリッパーには、20個のリブ(溝)があります。そのギザギザの形状は見た目の個性だけでなく、機能面の個性にも直結。溝によってドリッパーとペーパーの間に生まれる隙間が空気の流れを作り出し、お湯の抜けをスムーズにしてくれるのです。お湯が溜まりにくいからこそ、お湯が抜けるスピードがコントロールしやすくなり、多彩な抽出が可能に。だからこそ、技術の高いバリスタに支持されています。
ポイント2
陶磁器の名産地で生産する高い品質
『ORIGAMI』が製造されているのは、陶磁器の名産地として知られる岐阜県美濃地方。美濃焼で知られるエリアです。伝統的な手仕事と最新設備のテクノロジーを融合させることで、高品質なアイテムの安定供給を可能にしています。コーヒー用のドリッパーは磁器なのに加え、折り紙のように薄い作りも特徴。優れた熱伝導性を実現しています。それに加え、品質が高いだけでなく価格を抑えているのも魅力です。製造元と販売元が同じグループ企業ゆえに中間業者を省略でき、コストカットにつながっています。
ポイント3
全16色もの豊富なカラーバリエーション
製販一体の生産背景がある『ORIGAMI』だからこそ、豊富なカラー展開も実現しています。部屋のインテリアはもちろん、カフェなどの店内にもマッチするカラーが選べるように配慮しているのです。装飾的な要素を省いたミニマルなデザインだからこそ、好きな色が選べる楽しさは大きな魅力。プロダクトの中でもコーヒードリッパーのカラーバリエーションは圧倒的で、全16色ものラインアップを誇っています。
『ORIGAMI』のコーヒードリッパーにはどんな種類がある? サイズと素材に注目しよう
『ORIGAMI』のドリッパーはカラーバリエーションが充実していますが、それだけでなくサイズもSとMの2種類から選ぶことができます。さらに、素材違いのタイプもスタンバイ。アイテムの種類をご紹介しましょう。
アイテム1
主に1人で楽しむならこれ。『ORIGAMI』ドリッパーS
まずは磁器製ドリッパーのSサイズ。一度に淹れるコーヒーが1~2人分という人にピッタリの大きさです。写真のカラーはホワイトで、大人っぽいモノトーン系では他にブラックとマットグレーも選べます。耐熱温度差は120度で、電子レンジや食洗機にも対応。
アイテム2
複数人分淹れるにはこちらが最適。『ORIGAMI』ドリッパーM
こちらはドリッパーのMサイズ。2~4人分のコーヒーが淹れられます。このカラーはターコイズで、ブルー系だけでもマットブルー、ネイビーが選択可能です。さらに、レッド、ピンク、マットピンク、オレンジ、イエロー、グリーン、マットグリーン、パープル、ブラウン、マットベージュも展開。
アイテム3
利便性の高い素材違いも。『ORIGAMI』ドリッパーエアーS
『ORIGAMI』では、磁器製だけでなく、AS樹脂製のドリッパーもラインアップしています。軽くて衝撃に強く、持ち運びしやすいのが利点。冷めにくい素材なのでお湯の温度がキープしやすいのもメリットです。こちらもカラーが豊富で、ホワイト、ブラック、マットグレー、マットベージュ、マットグリーン、マットピンクの6色展開。どれも半透明でクリアな質感です。生産数が少なめなので、見つけたら早めに確保することをおすすめします!
『ORIGAMI』のドリッパーには専用フィルターあり。でも、他社製品も使えます
『ORIGAMI』のコーヒードリッパーが持つ特長を最大限に引き出すには、オリジナルの専用フィルターを使うのが最善策です。ただし、条件が合えば他社製のフィルターを使うことも可能。おすすめのフィルターをご紹介します!
フィルター1
間違いないのはやっぱり純正品。『ORIGAMI』ペーパーフィルター
専用フィルターには「アバカ」が使われています。アバカはマニラ麻とも呼ばれる天然繊維で、通液性が抜群。つまり、『ORIGAMI』ドリッパーの「お湯の抜けが良い」という特性を生かすことができます。また、ドリッパーの形状にフィットするウェーブ型もポイント。お湯がフィルターと触れる面積が大きく、雑味の少ないクリーンなコーヒーに仕上がりやすくなっています。
フィルター2
円すい型ならこちらはいかが? 『カフェック』アバカ コーヒーフィルター
『ORIGAMI』のドリッパーは、他社製でもサイズの合った「円すい型」か「ウェーブ型」のフィルターを使うことができます。お馴染み『ハリオ』のV60用フィルターも使用可能ですが、筆者が円すい型でもっともおすすめしたいのがこれ。専用フィルターと同じくアバカが使われているのが特徴です。また、独自の両面クレープ仕様もポイント。一般的なフィルターの紙は片面が押しつぶされてしまっているのですが、このフィルターは特殊な製紙技術によって両面ともシワが残っています。通液性が抜群なのに加え、より多くの微粉を吸着してくれるので、一層クリーンなコーヒーに仕上がります。
フィルター3
同数のリブで相性良し。ウェーブ型なら『カリタ』ウェーブフィルターがおすすめ
波打つ造形が特徴のウェーブ型フィルターの中でもおすすめのが『カリタ』製。『ORIGAMI』ドリッパーと同じく20個のリブ(溝)があるため、フィットしやすいのが長所です。また、底が平らになっているのも特徴的。コーヒー液が適度に溜まって均一化されるため、お湯の注ぎ方にブレがあっても味が変化しづらくなっています。その一方、底に穴が3つ開いているのもポイント。1か所に集中せず、長時間コーヒーが溜まることを防いでくれます。雑味成分が少なく、味が一定になりやすいので、ハンドドリップコーヒー初心者は、ぜひこのフィルターから使ってみてください。
ドリッパーと一緒に使いたい。『ORIGAMI』のコーヒー関連アイテムをチェック
『ORIGAMI』はドリッパー以外にもいろいろな商品を展開しています。ここでは、ブランドの軸であるコーヒー関連のプロダクトからおすすめ品をピックアップしてご紹介!
アイテム1
『ORIGAMI』ドリッパーホルダー(木製)
ドリッパーを使う際に欠かせないのが、ドリッパーホルダーです。カップやサーバーの上にホルダーを置き、ドリッパーを固定して使用します。このホルダーは、『ORIGAMI』のコーヒードリッパーならSサイズにもMサイズにも対応。素材はアカシウッドで、温かみを感じさせる質感です。
アイテム2
『ORIGAMI』AS ドリッパーホルダー(樹脂製)
こちらもホルダーですが、素材がAS樹脂。内側の穴がドリッパーのギザギザにフィットする造形になっているので、しっかり固定することができます。同じ樹脂製のドリッパーとセットで使用すると、統一感が生まれておしゃれです。ホルダーのカラバリは両素材とも1色のみ。ドリッパーだけでなくインテリアやキッチンとの相性も考えながら選んでみてください。
アイテム3
『ORIGAMI』キャニスター
『ORIGAMI』はキャニスターも販売。ドリッパーとお揃いのデザインでコーヒー豆の鮮度をキープしつつ保存することができます。ドリッパーと連動したギザギザな外見が特徴的。カラーも充実していて、ホワイト、ブラック、ターコイズ、イエロー、オレンジの5色展開です。何色か揃え、コーヒー豆を産地や種類でわけて保管すると便利!
アイテム4
『ORIGAMI』アロマコーヒーサーバー
コーヒーサーバーも数種類ラインアップしています。どのサーバーもコーヒーのアロマを閉じ込める形状。洗いやすい大きな口径や、液だれしづらい注ぎ口も共通するポイントです。ここでピックアップしたのはスタンダードなタイプで、直線的なボディのフォルムが特徴的。他のサーバーは丸みを帯びたデザインなので、好みに合わせてセレクトしましょう。
アイテム5
『ORIGAMI』6オンスカップ
『ORIGAMI』はコーヒー用カップのバリエーションも多彩です。これはカプチーノ用のカップで、適度な厚みが保温性を確保。カップ内部の底までつながるカーブが対流を生み、エスプレッソとミルクがスムーズに混ざり合います。カラー展開が豊富で、ドリッパーと同じ16色から選べるのもポイント。マグカップやラテボウルを含め、サイズ展開も充実しています。
アイテム6
『ORIGAMI』フレーバーカップ 飲み比べセット
コーヒーのアロマが楽しめるフレーバーカップも『ORIGAMI』には充実。計算し尽くした形状が香りを閉じ込め、飲み口から広がるフレーバーを楽しむことができます。こちらはフォルムの異なる3タイプのセット。直線的な形状の定番カップに加え、ワイングラスや樽の形をモチーフにしたカップが一挙に揃うので、香りの感じ方や飲みやすさの違いを比べることができます。取っ手がついたアロママグも含め、自分にとってコーヒーが楽しみやすいカップを探してみましょう!
アイテム7
『ORIGAMI』センサリーフレーバーカップ
こちらもアロマを引き出すカップ。2019年のワールドブリュワーズカップで優勝したジア・ニン・ドゥ氏との共同開発で生まれたスペシャルな逸品です。ボディの膨らみで液面を広くしつつ、狭まった部分でアロマを閉じ込め、飲む際に最大限の香りが楽しめるように工夫されているのがポイント。カラーはホワイトとピンクの2色展開です。
アイテム8
おうちバリスタ スタート4点セット
これから『ORIGAMI』のプロダクトを揃えたいなら、エントリーセットなどが便利です。『ORIGAMI』の公式サイトでも「おうちコーヒーセット」が販売されていますが、販売店ならではのセットも狙い目。これは独自の4点セットで、「ドリッパーS」「ドリッパーホルダー」「ペーパーフィルター」「アロマガラスコーヒーサーバー」を一度に揃えることができます。
この記事の掲載アイテム一覧(全14商品)
画像をタップクリックするとアイテム詳細が表示されます
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『ORIGAMI』 ドリッパーS
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『ORIGAMI』 ドリッパーM
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『ORIGAMI』 ドリッパーエアーS
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『ORIGAMI』 ペーパーフィルター
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『カフェック』 アバカ コーヒーフィルター
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『カリタ』 ウェーブフィルター 155
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『ORIGAMI』 ドリッパーホルダー(木製)
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『ORIGAMI』 AS ドリッパーホルダー(樹脂製)
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『ORIGAMI』 キャニスター
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『ORIGAMI』 アロマコーヒーサーバー
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『ORIGAMI』 6オンスカップ
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『ORIGAMI』 フレーバーカップ 飲み比べセット
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『ORIGAMI』 センサリーフレーバーカップ
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『ORIGAMI』 おうちバリスタ スタート4点セット
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