
髪型がカチッとキマる。コーム選びのポイントとメンズ向けおすすめ10選
寝癖をとかすのはもちろん、オールバックや七三分け、パーマヘアなど、メンズのヘアにはコームが有効。豊富な種類の中から自分に合う選び方とおすすめをご紹介します!
メンズのヘアスタイリングにはコームが重宝!
コーム(クシ)は、髪をとかすだけでなく、ヘアスタイリング時に束感のあるニュアンスを表現したり、毛流れを作ったりと、理想のヘアスタイルを作るために非常に有効なアイテム。自分のヘアスタイルや髪質など、用途に合わせたコームを選ぶことで、まるでサロンに行ったような仕上がりを目指すことができるんです。
どんなシーンで使う? どんな使い方が効果的? コームにまつわる基本の“き”
自宅でも手軽にワンランク上のヘアスタイリングを実現してくれるコームですが、どのタイミングで、どのように使用したら良いのか、改めてポイントを整理してご紹介します。実はヘアスタイルをセットするという用途以外にも、髪や頭皮の健康にもつながる効果的な使い方があるという点についても要注目です。
ヘアスタイリング時に使えばセットがスムーズに
コームは髪をとかすほかに、髪型をセットする際にニュアンスのある毛束感や毛流れを表現するのに有効です。パーマヘアのウェーブを整えたり、ストレートヘアにツヤを出したり、髪をかっちり上げてオールバックにしたり。コームを使うことでスタイリングしやすくなり、完成度も高まります。
シャンプー前のブラッシングに
ヘアスタイリングをするためのアイテムという印象が強いコームですが、毎日のシャンプー前に使用すれば汚れが落ちやすくなるというメリットも。洗髪前にコームで髪をとかすことによって、髪に付着したチリやホコリを落とすことができ、また整髪料で固まった髪をほぐすこともできるため、シャンプーによる洗浄効果が高まるのです。健康的な髪と頭皮を目指すためにもぜひおすすめ。
髪を乾かす前に軽くとかすことでダメージを軽減
お風呂上りにドライヤーで髪を乾かす際に、髪の毛が絡まったり、乾燥して広がってしまったりする場合にもコームが活躍。濡れた状態の髪の毛は摩擦に弱く、擦れるとダメージを受けて傷み、乾いた状態よりも絡まりやすくなっています。ドライヤー前にコームでやさしく髪をとかしておくことでそうしたトラブルを軽減し美しい仕上がりが期待できるのです。
自分に合ったコームの選び方。素材・歯・形状をチェックしよう
ひとくちにコームといっても素材、歯、形状など、種類は本当にさまざまです。自分に合ったアイテム選びをするために、ぜひ理解しておきたいポイントをピックアップしてわかりやすくご紹介します。
▼ポイント1:自分の使い方やニーズに合わせた「素材」を選ぶ
コームの素材には、プラスチック製、木製、金属製などの種類があり、それぞれに特徴が異なるので、自分の使い方やニーズに合わせたものを選ぶことが大切です。毎日のヘアスタイリング時に使用するものだからこそ、その違いをしっかり理解しておきましょう。
素材1
最初の1本を選ぶなら「プラスチック製」がおすすめ
一般的にドラッグストアやバラエティーショップなどで広く流通していて、バリエーション豊富で入手しやすいのがプラスチック製のコームです。軽くて扱いやすいだけでなく、水に強いため整髪料や汚れなどを洗い流せるので衛生的というのもメリット。価格的にも手頃なものが多いため、まずは1本買って試してみたいというビギナーの方にもおすすめです。
素材2
良いものを長く使いたいなら「木製」を
天然素材である木製のコームには高級品とされる商品が多く、しっかりと良いものを長く使いたいという方におすすめです。プラスチック製と比較すると耐久性があるため、歯が欠けてしまうというトラブルが少なく、しっかりと手入れすれば長持ちします。また、静電気が起こりづらいので、その点でお困りの方にも最適。
素材3
軽さや耐熱性などにこだわるなら「金属製」
一般的なプラスチック製や木製とはまた違った特徴を持つのが金属製のコームです。素材が金属のため、歯が折れることやドライヤーの熱で変質するような心配がなく、圧倒的に耐久性が優れている点が魅力。チタンやステンレスなど、金属の中でもバリエーションがあり、軽さや質感など好みによって選ぶことができます。
▼ポイント2:自分の髪質やヘアスタイルに合わせた「歯の形状」を選ぶ
髪をとかしたり髪型をセットしたりする際に、欠かせないコームですが、髪質やヘアスタイルに適した歯の形状を選ぶことがポイント。それによってスタイリングのしやすさや仕上がりも変わってきます。
歯のタイプ1
ストレートヘアや太い髪質には「歯の間隔が狭くて目の細かいタイプ」
髪にしっかりと歯を通せる細かいタイプは絡みづらいため、太い髪の毛を落ち着かせたい方や、ストレートヘアをさらさらに仕上げたい方に向いています。ドライヤーと合わせて使用すればキューティクルの整ったツヤのある髪を実現できます。またオールバックなど毛流れをきれいに作りたいヘアスタリングにもおすすめです。
歯のタイプ2
ウェーブヘアや細い髪質には「歯の間隔が広く目が粗いタイプ」
髪の毛のクシ通りが良い歯の間隔が広く目が粗いタイプは、絡みやすい細い髪でも無理せずにとかすことができます。また、パーマヘアのウェーブを整える場合にも適しています。パーマやカールをほぐしてしまうことなく、毛束感を上手く表現してくれるところがポイントです。
▼ポイント3:ヘアスタイルや使用するシーンに合わせた「形状」を選ぶ
コームを選ぶポイントとして忘れてはいけないのが、素材や歯だけでなく、ヘアスタイルや使用シーンに合わせた形状です。ここでは代表的なものをピックアップして、その特徴やどのような方におすすめの形状なのかをご紹介します。
形状1
まとめ髪や分け目を付けるヘアスタイルに適した「テールコーム」
テールコームというその名の通り、細く伸びた持ち手が動物のしっぽのような形状が特徴です。髪をとかすことはもちろん、テール部分を利用して髪に分け目を付けることができるので、非常に重宝されているメジャーな存在です。ただし、テール部分の先が尖っているため、持ち運び時や取り扱いの際には注意しましょう。
形状2
パーマヘアのスタイリングとトリートメントには「ジャンボコーム」が◎
通称ジャンボコームと呼ばれる、全体のフォルムが大きめのタイプ。歯の間隔が広く目が粗いものが多く、パーマヘアなどの毛束感を生かしたヘアスタイリングに向いています。またシャンプー後のトリートメントを馴染ませる際にも非常に便利です。細くて絡まりやすい髪でも、無理に力を入れずにとかすことができます。
形状3
2種類の歯を持つスタイリングにも便利な「カットコーム」
実際に美容師がヘアカットの際に使用していることで有名なのが、カットコームです。1本のコームに目の粗い歯と細かい歯がセットになっており、ヘアスタイルなどに合わせて使い分けて髪をとかすことができます。例えば、髪が濡れた状態では絡まりやすいので粗いほうを、乾いた状態では細かいほうをといった使い方もおすすめです。
形状4
持ち歩きに最適なポーチにも入る「折りたたみ式コーム」
旅行や出張の際はもちろん、普段からカバンやポーチに入れておくことができるサイズで、持ち運びに便利なのが折りたたみ式コームです。いつでも出先でヘアスタイルを整えることができるという手軽さだけでなく、折りたたみむことによって歯を保護してくれるというメリットもあります。自宅用とは別に1本持っておいて損はありません。
毎日のスタイリングに取り入れたい。男性用コームのおすすめ10選
前述の通り、さまざまなバリエーションが揃うコームですが、なかでもおすすめのアイテムをピックアップ。素材、歯、形状の3つのポイントを意識しながら、自分に最適な1本を見つけましょう。
アイテム1
『バブロ ポマード』オリジナル コーム
MADE IN JAPANにこだわり抜いた国産ポマードブランド『バブロ ポマード』が展開するオリジナルコーム。耐熱性・耐衝撃性に優れたポリカーボネート素材のため、ドライヤーの熱でも変質しづらく衝撃にも強いので、気兼ねなく使用できるのがうれしいポイント。オールバックや七三分けなど、クラシカルなスタイルの仕上げにおすすめです。
アイテム2
『Rikomi』コーム
まさにベーシックなテールコームというべきスタイルで、細かな目と細い持ち手が特徴的。素材には耐熱性や静電気を抑える効果のある樹脂を使用しており、ブローやロングヘアをとかす際にもおすすめです。薄くて軽く持ち運びがしやすいため、男女ともに重宝する1本。特にメンズではオールバックなどタイトなスタイリングに適しています。
アイテム3
『バブロ ポマード』メッシュコーム
まるで手グシで整えたような自然な毛束感を簡単に作れるのが、メッシュコームと呼ばれる目の粗いタイプ。こちらは上下に2種類ある歯がポイントで、スタイリングによって使い分けが可能です。ナチュラルで大きめな毛束をしっかりと作ることができるので、オールバックや七三分けにはもちろん、ウェーブヘアにも最適です。
アイテム4
『グリムステッド』メッシュ コーム
手グシ感覚で自然な毛束感のあるヘアスタイリングができるメッシュコームをベースに、持ち手部分も含めて3WAYで使用可能な便利アイテムです。ジャンボコーム的なサイズ感で扱いやすく、3種類の大きさの歯を使い分けることで、さまざまなヘアスタイリングにマッチ。実際に美容室や理容室でも使用されているプロユースの本格的な一品です。
アイテム5
『ケント』ドレッサー コーム
英国王室御用達ブランドである『ケント』がリリースする、英国製の高級感と風格が漂うカットコームです。シンプルな形状ながら、目の細かさが異なる2種類の歯を備えたこだわりの詰まったアイテム。オールバックや七三分けなど、タイトでクラシックなスタイリングに適しており、まさに大人の男性に◎。ギフトにもおすすめです。
アイテム6
『THE WOLVES COMB』コーム
ベースのフォルムはオーソドックスなカットコームながら、独特の歯の形状にこだわって開発されたアイテム。例えば、目の細かいほうでポマードを付けて髪に馴染ませながら、粗いほうでニュアンスを付けて仕上げるといった使い方が可能です。素材には耐摩耗・耐熱・耐衝撃性に優れたカーボンを使用ており、ハードな使用にも耐える頑丈さもポイント。
アイテム7
『ケント』折りたたみポケットコーム
さまざまなラインアップが揃う英国王室御用達ブランド『ケント』より、折りたたみ式ポケットコームをセレクト。持ち運びに便利なだけでなく、しっかりとヘアスタイリングができる機能性があり、出張や外出が多い方には重宝するアイテムです。バッファローホーンを模した質感で高級感も抜群です。
アイテム8
『WHAYLEK』折りたたみコーム
シックなデザインでビジネスシーンなどフォーマルな場でも活躍するコンパクトで持ち運びに便利な折りたたみ式コーム。ヘアスタイリングにはもちろん、ヒゲのカット時にガイドとしても使用できるため、髪だけでなくヒゲも整えたい方にもおすすめ。コストパフォーマンスに優れているところもポイントです。
アイテム9
『フェンキュ』ヘアコーム
日本伝統的なクシの形状をした木製のヘアコーム。素材には数珠などにも使用される緑檀(リョクダン)の天然木を選ぶことで、独特の木の香りや経年変化によるエイジングが楽しめるため、長く愛用できる一品です。一般的なプラスチック製と比較して、木製コームは強度が高く、静電気を起こしづらいなど、他にないメリットが感じられるはずです。
アイテム10
『ビートンジャパン』ステンレスコーム
耐久性やイージーケアを重視するなら、金属製という選択肢を。こちらは腐食や熱にも強くてタフなステンレス製のため、ハードな使用にも問題なく、整髪料などで汚れた際には気軽に水洗いすることが可能です。静電気も発生しづらい素材でしっかりと髪をとかすことができます。
この記事の掲載アイテム一覧(全10商品)
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『バブロ ポマード』 オリジナル コーム
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『Rikomi』 コーム メンズ
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『バブロ ポマード』 メッシュコーム
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『グリムステッド』 メッシュ コーム
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『KENT』 ドレッサー コーム
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『THE WOLVES COMB』 コーム
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『KENT』 折りたたみポケットコーム
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『WHAYLEK』 折りたたみコーム
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『フェンキュ』 ヘアコーム
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『ビートンジャパン』 ステンレスコーム
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