
クセになる座り心地。ハンモックチェアで極上のリラックス時間を体験|家でも映えるアウトドアなモノ
ハンモックのような座り心地で使い勝手はチェア同然。そんな快適さと気軽さを兼ね備えたハンモックチェアが、キャンプシーンやおうち時間の余暇に注目されています。
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体がすっぽり包まれる安心感。ハンモックチェアが余暇の質を上げる
非日常感を楽しむレジャーとして、ここ数年で特に注目されているキャンプ。焚き火やバーベキューなどアクティブに過ごすのはもちろん、大自然の中で何もせずにゆっくり過ごすことも醍醐味のひとつ。そんなときにぜひおすすめしたいのがハンモックチェアです。
ハンモックといえば、ゆらゆら揺れる浮遊感が楽しめるモノですが、設営が難しかったり、キャンプ場によっては木を保護するためにハンモックを禁止しているところがあったりと、意外とハードルが高い側面も。しかし、ハンモックチェアであれば、ハンモックのような浮遊感が楽しめる”椅子”ですので、手間も制限もありません。普段使っているアウトドアチェア同様、持ち運びや使い勝手に優れていることから、キャンプシーンにおいて人気を集めています。
もちろんアウトドアシーンだけでなく、おうち時間を充実するアイテムしても最適。アウトドア然とした佇まいはアウトドアリビングにもうってつけですし、ベランピングやおうちキャンプのお供としても有用です。
キャンプ好きスタイリストも愛用中。ハンモックチェアの活用法とおすすめアイテム
プロフィール:杉浦 優(すぎうら ゆう):数多くの雑誌や広告、タレントのスタイリングを手掛ける売れっ子スタイリストで、メンズ、レディース問わず品のあるコーディネートに定評あり。暇さえあればキャンプに行くアウトドアの趣味が功を奏し、最近ではアウトドア関連の仕事も増えている。
この連載を担当しているスタイリストの杉浦 優さんもハンモックチェアにハマっている1人。過去にキャンプでハンモックを取り入れた経験のある杉浦さんですが、最近ではハンモックチェアオンリーなんだそう。
「あのゆらゆら揺れるハンモックに憧れて数年前に挑戦したことがあるのですが、場所を探す時間や設置する手間が面倒で使ったのは1回きり(笑)。でも、あの浮遊感が忘れられなくて、どうにか手軽に味わえないかと思っているところに出会ったのがハンモックチェアでした。折りたためばコンパクトになって場所も取らないし、持ち運びも楽ちん。そのうえ設置場所を探す時間も必要ないということで、ハンモックのデメリットをすべて解決しているんです。求めていた浮遊感も十分に感じられますし、キャンプだけでなく自宅の屋上やベランダで贅沢な気分を味わえる点もGOODですね」。
ということで、おすすめのハンモックチェアとそのリアルな使い方をレクチャーしていただきました。
▼アイテム1:『ロゴス』トラッドキャンバス ゆらゆらハンモックチェア
ハンモック特有の浮遊感が存分に楽しめる新感覚チェア
「最初におすすめしたいのが『ロゴス』のハンモックチェア。これは個人的な好みですが、ミリタリー調のベージュカラーに一目惚れしました。加えて、キャンバス生地のアウトドア感と、フレームのスチールが程良いインダストリアルな雰囲気を纏っていて、インテリアとしても有用。これひとつ部屋に置いてあるだけで洒落たアウトドアリビングが構築できますよ。サイズも展開時で幅90×奥行き68×高さ117cmですので、スペースも大して圧迫しません」。
「仕事のアイデアを考えたり撮影のイメージを膨らますとき、屋上でこのハンモックチェアに座りながら写真集などを見ています。ドリンクホルダーが付いているので、コーヒーなどを飲みながらじっくりと考えに拭けることができますよ。あまりに快適過ぎて気づいたら夢の中……なんてこともしばしばですが(笑)」。
「サイドベルトで座り心地を調節することができます。限界まで緩めれば体を完全に預けるハンモック仕様にすることも可能ですし、耐荷重も約130kgなので、大柄な人でも問題なく使用できます。デザインに無駄がなく、実用的なのは流石『ロゴス』といったところ。もうすぐ創業100周年を迎えるブランドならではの知見が伺えますね」。
「最近は、ハンモックチェアと簡単な荷物だけを持ち出してぼーっとするだけの“チェアリング”にハマっています。手軽なレジャーとして最近注目されているのでぜひ試してみてください。ついつい長居してしまうので、ブランケットや羽織モノを携帯することをおすすめします」。
「組み立ても非常にシンプルで実に簡単! 脚を組み立てて座面を付けるだけなので、大人1人で1分もあれば設営できます。収納バッグも付いているので、持ち運びも楽ちんです。普段使っているアウトドアチェア同様の使い心地ながら、ハンモックも楽しめるとあれば購入しない手はありません」。
DATA:W90×D68×H117cm、耐荷重130kg、本体重量5.7kg
▼アイテム2:『ニーモ』スターゲイズ リクライナー ラグジュアリー
オートリクライニング機能が優秀! 座り心地はまさにファーストクラス
「続いてご紹介するのは『ニーモ』です。高い機能性とデザイン性を兼ね備えたギアを手掛けるブランドで、玄人キャンパーたちから高い支持を得ています。そんな同ブランドが手掛ける「スターゲイズリクライナー ラグジュアリー」は、最もハンモックに近い座り心地だと思いました。背もたれに体重をかけると、座面を吊り下げているベルトが自動で伸びて、好きな角度に調節できる”オートリクライニング機能”が優秀。カラーもグレーで統一されたおしゃれなデザインなので、インテリアとしても申し分ないでしょう」。
「深くリクライニングすると優しく包まれる感覚があり、浮遊感と相まって極上のリラックスタイムを堪能できます。自宅でリモートワーク中、ついうとうとしてしまうときがあると思うのですが、私の場合は思い切って15分くらい仮眠を取ってリフレッシュしています。そういうときにもハンモックチェアは便利だなと思いますね。肘掛けもしっかり備わっているので、立ち上がるときもわずらわしい思いをせずに済みます」。
「スタイリストという仕事柄、急な連絡は日常茶飯事なので、スマホなどを収納できるポケットが付いているのは非常にありがたいです。それだけでなく、Bluetoothに対応するポータブル機器があれば音楽やラジオ、動画鑑賞など、さまざまなエンタメも楽しめますよ」。
「ひと通りサイト作りを終えてしまえば、意外とやることがないキャンプ。もちろん、何もしない時間こそがキャンプの醍醐味なのですが、『ニーモ』の「スターゲイズリクライナー ラグジュアリー」があれば、その“なんでもない時間”がさらに極上なひとときになります。付属のヘッドレストは、自分の高さに合わせて調節可能。さらに両サイドにカップホルダーや小物入れが備わっているので、一方にコーヒー、もう一方にお菓子などを入れて自分なりのチルタイムが過ごせます。加えて吊り下げタイプならではの浮遊感と包まれ感が相まって、座り心地はまさにファーストクラス! これがいつでも味わえるのはうれしい限り」。
「座面、ポール、土台となるフレームというシンプルな構造で総重量も3.3kgと抜群の軽量性を誇ります。オリジナルの収納ケースにまとめればコンパクトに持ち運べる点も◎。チェアのほぼ全面がメッシュ生地で通気性に優れるので、気温が暖かくなるこれからの季節にまさにぴったりなのではないでしょうか。価格は決してお手頃とはいえませんが、正直これを経験してしまうといつものアウトドアチェアには戻れない、それほどの満足感が得られると思います」。
DATA:W92×D68×H112㎝、耐荷重136kg、本体重量3.3kg
▼アイテム3:『コールマン』インフィニティチェア
上質な座り心地に中毒者続出! 1万円台で手に入るコスパ面も注目
「続いては『コールマン』の「インフィニティチェア」です。公式サイトで“雲の上に寝転んでいるような座り心地”と謳っている通り、座り心地に関しては頭一つ抜けていますね。座ったまま背中に重心をかけると足部分が連動して上に上がる仕組みで、最終的にほぼ仰向け状態にまでリクライニング可能。とはいえコットのようにフルフラットになるわけではなく、体にフィットする絶妙なS字の形状になるので、最高にリラックスできるというワケです」。
「肘掛けの下にあるレバーを操作すれば好きな位置でロックをかけることもできるので、写真のようにPC作業もバッチリです。ちょっと腰が疲れてきたな、と思ったらフラットにしてベランダや屋上で日光浴も可能。これ一台あれば、マンネリ気味なおうち時間が一気に上質になりますよ。公式が“簡単3秒で設営”と謳っているように、複雑な組み立てをする心配もありません。これほどの機能を備えていながら、そこは『コールマン』。1万円台で手に入るコスパ面も抜かりありません」。
「春の暖かい日差しの下での昼寝って最高ですよね。普段使っているアウトドアチェアでも十分にリラックスできますが、それが「インフィニティチェア」ならなおのこと。口コミでは『人間をダメにする椅子』と評されていましたが、使ってみて納得です(笑)。シートはメッシュ状になっているため蒸れにくく、水にも強いので、最近ハマっているアウトドアサウナの“ととのいチェア”としても使ってみたいですね」。
「持ち手が付いているので折りたためばコンパクトになって持ち運びも可能。総重量が8.8kgあるので多少骨が折れますが、これだけのサイズ感と安定感を出すためには仕方ないといえるでしょう。ただ、座り心地は本当に素晴らしいのでぜひ体験・実感してほしいですね」。
DATA:約W92×D69×H110cm(通常時)、約166×69×76cm(リクライニング最大時)耐荷重100kg、本体重量8.8kg
▼アイテム4:『ニーモ』スターゲイズ キャンプチェア
「こちらは先にご紹介した「スターゲイズ リクライナー ラグジュアリー」(以下ラグジュアリー)よりもコンパクトサイズのハンモックチェア。包まれるような心地よさと安定感、オートリクライニング機能など、使用感は「ラグジュアリー」と比べても決して劣らない性能を持っています。ドリンクホルダーや小物入れもちゃんと備わっていますので、より荷物を少なくしたいという人におすすめです」。
DATA:W92×D65×H72cm、耐荷重135kg、本体重量2.7kg
▼アイテム5:『ア.デペシュ』ハンモック フォールディングチェア
「最後にご紹介するのは、ロープで編み込まれた丸型の一風変わったハンモックチェアです。もともとハンモックに使われているロープを使用しているので強度は抜群。デザイン重視のように見えますが座り心地が良く、折りたたみもできるので実用性も優れています。独特な雰囲気はアウトドア、インドアどちらのシーンでも圧倒的な存在感を演出してくれるでしょう」。
DATA:W76×D60×H74cm、耐荷重80kg、本体重量4.18kg
ハンモックチェアを取り入れて、ワンランク上のリラックスタイムを過ごそう
全身を包み込み、ゆらゆら揺れるハンモックはキャンプ好きでなくとも一度は楽しんでみたいもの。とはいえ、実際に設営しようとすると意外と手間だったり、キャンプ場によってはハンモックを禁止しているところがあったりと、ハードルが高いのも事実。そんなとき、ハンモックチェアが強い味方になります。ロープを渡す木を探さなくても、好きな場所で組み立てるor広げるだけでOK。誰でも簡単にハンモックタイムを楽しめるのです。加えて、使わないときはコンパクトに収納できたり、折りたためたりできるので、おうち時間の充実化にもお役立ち! 例えば、テレワークの休憩時間、あるいはベランダや屋上でのおうちキャンプなど、まさに時代に合ったアイテムといえるでしょう。自分のライフスタイルに合ったハンモックチェアを見極めて、あなたにとって最高の1脚を手に入れてみてはいかがでしょうか。
Photo_Hideyuki Seta
Direction_Yu Sugiura
この記事の掲載アイテム一覧(全5商品)
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『ロゴス』 トラッドキャンバス ゆらゆらハンモックチェア
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『ニーモ』 スターゲイズ リクライナー ラグジュアリー
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『コールマン』 インフィニティチェア
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『ニーモ』 スターゲイズ キャンプチェア
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『ア.デペシュ』 ハンモック フォールディングチェア
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