
リーボックのクラシックレザー。レザースニーカーの永世定番をまた、履きたい
ランニングシューズに上質な天然皮革を持ち込んだ先駆者といえば、『リーボック』の「クラシックレザー」。大人の装いをオン・オフで引き立ててくれる名作をご紹介します。
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このレトロ顔が心地良い。『リーボック』の「クラシックレザー」は大人に似合う
仕事着のカジュアル化により、従来の革靴に代わる選択肢としてレザースニーカーの需要が高まっています。そもそもレザースニーカーには、カジュアルな装いにきちんと感を付与するために活用されてきた側面もあります。セットアップやポロシャツに馴染みながらもカジュアル感を中和し、なおかつ職場でも浮かないスタイルに導いてくれるレザースニーカー特有の演出効果は今まさに時代が求めているものなのでしょう。そんな大人のレザースニーカー選びにおいて欠かせない存在となるのが、ランニングシューズに高級感のある天然皮革を持ち込んだ嚆矢として知られる、『リーボック』の「クラシックレザー」なのです。
高級レザースニーカーの火付け役。『リーボック』の「クラシックレザー」の特徴
「クラシックレザー」が誕生したのは、1983年のこと。当時のランニングシューズといえば、ナイロンやメッシュが主体で革が使われていたとしてもスエードという時代でした。そうしたなか、ガーメントレザーと呼ばれる高級感のある表革を採用し、新風を吹き込んだことで大人がランニング以外の街使いでも頼れるスニーカーとしての地位を確立しました。ランニングシューズとしては細身のラストを採用しているがゆえに、柔らかなレザーが履きこむほどに足に心地良く馴染むのが特徴。極めてシンプルかつクセがない顔つきに色褪せないデザインも相まって、誕生から約40年を経た現在まで世代を超えて愛されて続けてきた名靴です。そんな「クラシックレザー」は、去る2022年3月31日にリニューアルという形で「クラシックレザー OG」として生まれ変わりました。気になる変更点も踏まえつつ、改めてこの名作の特徴を見ていきましょう。
オリジナル「クラシックレザー」からの変更点のひとつが、ラストの形状。元々ランニングシューズとしては細身といわれていたアッパーがよりすっきりとしたシルエットに刷新されました。その一方で、ライニングはフォーム素材を使用したソックライナー構造(靴下のように成形されたライナー)にアップデート。柔らかかつ確かなフィット感を得られる設計となっています。
▼履けば履くほど馴染み良い。ソフトな質感のガーメントレザー
アッパー素材に関しては、代名詞でもあるガーメントレザーを引き続き採用。ガーメント=衣類という名称を採用していることからもわかるように、元々はレザージャケットなどの衣類に使われていた革のこと。きめが細かくソフトな風合いでなおかつ、衣類としての着用に耐えうる耐久性も兼備しており、これが履きこむことによって革ジャンのように足に馴染んでくれるのです。
▼滑りにくいソールの採用により、悪天候でも滑り知らず
EVA樹脂素材のミッドソールが新採用のソックライナーが組み合わさったことで、クッション性はさらに向上。路面の衝撃を吸収し、ランニングにおいても街歩きにおいても心地良い反発力をもたらしてくれます。グリップに優れたアウトソールは耐摩耗性も高めた作りですが、それでいて履いたときの横顔やバックスタイルはすっきりクセのないデザインに。スペックの高さをドヤ顔で主張しないシンプル顔ゆえに、ビジカジやオフィスカジュアルにもすんなり溶け込んでくれるというわけです。
カジュアルの格上げから今どきビズコーデにも、『リーボック』がマッチ
ここからは、「クラシックレザー」が実際の装いにどのように映えるのかを見ていくことに。“ならでは”な演出効果を引き出すヒントも含め、ご紹介していきましょう。
コーデ1
太パンツの足元への一点投下で、大人目線のストリートに誘導
モックネックのスウェットに対し、バケットハットとイージーパンツを合わせたストリートスタイル。これで足元がサイドラインを効かせたバッシュだとゴリゴリのストリートスタイルですが、「クラシックレザー」がもたらす抜け感とクリーンさのおかげで大人らしさの担保に成功しています。同じ白スニでもコートシューズよりはボリュームがあるため、ビッグシルエット主体の装いにもよく映えます。
コーデ2
テック素材のセットアップ姿を仕上げる一足としても大活躍
機能素材のセットアップにリュックを背負った、リモートワーク時代にマッチしたビジカジスタイル。白レザー仕立ての「クラシックレザー」は中に合わせた白シャツとの相性も良く、清潔感の演出にも一役買っています。それでいてセットアップのテック感とも親和性が高く、都会的かつアクティブな通勤スタイルが完成!
コーデ3
脱・スケーター小僧な足元で、ヘルシーな西海岸スタイルに
コーチジャケットの足元にスケシューというのも決して悪くはないのですが、スケーター小僧に見られるリスクがなきにしもあらず。その点、こちらの装いのようにグレーの「クラシックレザー」であれば、ヘルシーかつ都会的な西海岸スタイルに落とし込めます。リブパンツで裾周りを軽快に見せているのも爽やか見えの一因に。
定番だけじゃない。『リーボック』の「クラシックレザー」、バリエ―ション5選
スペックこそ刷新されたものの、デザイン面はほぼ変わらず普遍のスタイルを保っている「クラシックレザー」。ですが、定番とは一味違う表情を楽しめるスピンオフ的なモデルも存在し、新鮮さを演出できる選択肢として人気を博しています。
モデル1
クラシックレザー レガシー AZ
ナイロンアッパーにスエードのオーバーレイを組み合わせた70年代ランニングシューズのスタイルに回帰しつつ、厚底のアウトソールへの変更で90年代テイストをマッシュアップさせたのが本作。アッパーには30%のリサイクル素材を用い、サステナビリティにも配慮しています。
モデル2
クラシック レザー 1983 ビンテージ
1980年代に採用されていたシュータンラベルとタフタ素材のウーブンラベルを復刻した、温故知新なモデル。ヘザーグレーのガーメントレザーに赤のパイピングを走らせた配色も当時をイメージしたもので、ヴィンテージテイストへの気分転換にうってつけな仕上がりです。
モデル3
クラシックレザー スタンパー
1986年に公開された映画『エイリアン2』で主人公のリプリーが着用したシューズとして、80年代に人気を博したのが「エイリアン スタンパー」。本作は、その特徴的な意匠である甲部のストラップを「クラシックレザー」にドッキングしたフュージョンモデルです。アイボリー色のガーメントレザーにグレーと赤を散りばめた配色は、「エイリアン スタンパー」のオリジカルカラーを踏襲したもの。面ファスナーによって、フィット感の微調整がお手軽にできる点も魅力です。
モデル4
クラシックレザー ATI 90S
“ベクターロゴ”と呼ばれる90年代に採用されていたロゴをシュータンやサイドパネルに施し、アッパーの配色も当時のスタイルをイメージしたマルチカラーにアレンジ。アッパー素材はガーメントレザーを主軸にしつつ、メッシュの切り替えによって通気性を高めた作りに。
モデル5
『ロマンチッククラウン』別注 クラシック レザー レガシー AZ
80年代と90年代のスタイルをマッシュアップした「クラシック レザー レガシー AZ」には、韓国で人気を博すストリートカジュアルブランド『ロマンチッククラウン』とコラボ作も存在します。オフ白を基調としたレトロ感のある配色は、きれいめなパンツにもスッと馴染んでくれるところが絶妙。ボリューミーなソールの側面にアクセントをもたらすロゴは、ヒールカウンターに『リーボック』とのダブルネームの証しとしても施されています。
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『リーボック』 クラシックレザー レガシー AZ
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『リーボック』 クラシック レザー 1983 ビンテージ
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『リーボック』 クラシックレザー スタンパー
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『リーボック』 クラシックレザー ATI 90S
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