
タフさと軽さの好配合。半袖ワークシャツがシンプルコーデの格上げに貢献
男っぽさをアピールしつつも軽快に着こなせる半袖ワークシャツは、夏コーデの必需品。その特徴を解説するとともに、押さえておくべき新作&コーデ術もご紹介します。
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Tシャツ1枚では物足りない? それなら半袖ワークシャツで男らしさをグッと高めよう
着こなしで自身の個性を存分に発揮できる冬や春と比べて、夏は身に着けるアイテム数が減少し、どことなく寂しくなりがち。主役たるトップスに何を選ぶかは、そうした時期において非常に重要なカギとなってきます。もちろん“Tイチ”で潔くキメるのも大いにアリ。ただ、どこか物足りなく感じてしまうのであれば、今季は半袖のワークシャツの活用を推奨します。ハーフスリーブならではの軽快さに加えて、旬なワークテイストをダイレクトにアピールできるのがその強み。利点が多いアイテムなので、ぜひともクローゼットに加えておきたいところです。
半袖ワークシャツってこういうモノ。まずはその特徴を理解しよう
アイテムやコーデ術についてご紹介するその前に、半袖ワークシャツの主な特徴を4つ確認しておきましょう。すべての項目にあてはまるアイテムもあれば、いくつかの項目にのみあてはまるモノもありますが、選ぶうえでの目安になるはずです。
特徴1
両胸にあしらわれた2つの大きなフラップポケット
米国がゴールドラッシュで沸いた1850年代に誕生したとされるワークシャツ。作業着がルーツということで機能性が重視されており、特にツールなどを収納するために設けられた両胸のフラップポケットは象徴的なディテールといえます。実際に我々の日常生活においても役立つ仕様であるほか、男らしさを高めるデザインポイントとしても奏功!
特徴2
ガシガシ着られるタフな素材
そして、ちょっとやそっとでは破れない質実剛健な生地も魅力的なファクター。代表的な素材としてはポリエステル×コットンツイルやデニム、シャンブレーなどがあります。ガンガン家で洗えるのもうれしく、汗との戦いとなる夏場にはまさにうってつけです。また、ワークシャツに使われる生地の多くは着込むほどに風合いが増していくので、経年変化もじっくりと楽しみたいところ。
特徴3
ワッペンや刺繍がコーデのハズしに最適
ワークシャツの中には、ワッペンや刺繍などでカスタマイズされたモノも少なくありません。あっさりとまとまりがちな夏の着こなしにおいて、これらのディテールは良いアクセントとなってくれるハズです。とはいえ、あくまでにもシンプルに着こなしたいなら、装飾性を省いたモデルを選んでもOK。この辺は自身の好みでチョイスして問題ありません。
特徴4
コーデにトレンド感を加えるボックスシルエット
カラダの動きを妨げることのない、ゆったりとしたボックスシルエットがワークシャツの基本。着心地が楽ちんなのはもとより、ゆるっとした気負わない着こなしがトレンドとなる昨今においては、今どき感をアピールするうえでも有効的です。ゆとりがある分、レイヤードスタイルを組みやすいという美点もあります。
サッと羽織るだけでこなれ感がグッとUP。注目の半袖ワークシャツ12選
大人の夏コーデに好都合な半袖ワークシャツは、今季さまざまなブランドから展開され大豊作! ワークブランドやファッションブランドをはじめとした、押さえておくべき良作12点を一挙にお見せしていきます。
アイテム1
『ディッキーズ』ワッペン刺繍ツイル半袖ワークシャツ
ワークブランドといえばまずはココ。ボディに使われているのはブランドお得意のポリエステル×コットンツイルで、耐久性に優れるほか、防シワ性にも秀でています。ドロップショルダーやゆとりを持たせた身幅など、今っぽいシルエットも今作の持ち味。そして、全8色という豊富なカラーバリエーションもうれしい限りです。
アイテム2
『ベンデイビス』ワッペン ビッグ 半袖ワークシャツ
『ディッキーズ』と並ぶ、米国ワークブランドの巨星。素材には柔らかく滑らかなポリエステル×レーヨンツイルを使用しており、夏場でも心地良く着用できます。背面にはご覧の通りオーバル型のビッグワッペンがセットされていますので、インパクトも十分! シルエットはややワイドめの設定となっています。
アイテム3
『カーハートダブリューアイピー』ショートスリーブマスターシャツ
『カーハート』のヨーロッパラインより登場の一枚。しっかりとした7.2オンスのポリエステル×コットンツイルで仕立てられており、シャツジャケット感覚で袖を通せます。夏の日差しに映える明るいカラーリングも特徴的で、季節感の打ち出しにもうってつけ! 胸ポケット部分にはお馴染みのスクエアラベルが付属します。
アイテム4
『オアスロウ』USネイビー オフィサー ハーフスリーブシャツ
1960年代の古き良きUSネイビーシャツをベースとしつつ、肩の落ちたルーズなシルエットで旬な雰囲気も注入。さらに、ヴィンテージ加工でフィニッシュされたコットンシャンブレー生地が洒脱なムードを振り撒きます。最初から味たっぷりな一枚ですが、愛用していくことでさらにコクがアップ!
アイテム5
『ビームスプラス』インディゴ シャンブレー ショートスリーブ ワーク シャツ
シャトル織機と呼ばれる旧式の力織機で織り上げたセルビッジシャンブレー生地は、凹凸のはっきりした風合いが印象的。デザインは1940年代のワークシャツがモチーフとなっており、トリプルステッチやサイド裾部のカラカン(空環)仕様など、レトロな意匠が随所に反映されています。
アイテム6
『アヴィレックス』半袖 デニム ハンドクラフト シャツ
ライトオンスのデニム生地を駆使したワークシャツは、ハンドワークによる刺繍がいたるところに散りばめられ存在感満点! それ1枚でサラッと着こなしても、キャラの立ったコーディネートが完成します。カラーはこちらのブルーに加えて、ブラックとホワイトもラインアップ。
アイテム7
『ナンバーナイン』S/S ワークシャツ
両胸のポケットに加えて、ウエストにも2つのポケットをレイアウト。裾からはみ出るようにあしらわれた独特な配置で、1枚でもレイヤード感のある着こなしを構築できます。収納力が高いアイテムなので、手ぶらで身軽に行動したいときにもぴったり。生地はワッシャー加工のコットンで、最初から着慣れたようなタッチです。
アイテム8
『ジャーナル スタンダード レリューム』フランダースリネン オーバーサイズ 半袖シャツ
アイボリー色のクリーンなワークシャツなので、きれいめのボトムスともマッチング良好。コントラストカラーのステッチを取り入れ、さりげなく緩急を出しているのも印象的です。生地はコットンに上質なフランダースリネンをMIXした混紡素材で、風合いは抜群! 洗いざらしでラフに着られるのもリネン混素材ならではの利点です。
アイテム9
『スラッシャー』マグワッペン S/S ワークシャツ
米国のスケートボード専門誌『スラッシャー・マガジン』から生まれたストリートブランドからお目見え。フラップポケットのうえには大ぶりのロゴワッペンがあしらわれ、絶妙なアイキャッチとして作用しています。着丈がやや長めにデザインされたシャツなので、あえてタックインで着こなすのも面白そうですね。
アイテム10
『ローター』ベンタイル ワークシャツ
密に織り上げられたチノ素材、ベンタイル ギアを採用。もともとパイロットの軍服用に開発されたこの機能生地は、コットン100%でありながら防水性・通気性・透湿性などに長けています。そのため、あらゆるシチュエーションで快適な着心地を約束。共地のワークパンツもリリースされているので、セットアップで着こなすのもおすすめです。
アイテム11
『マナスタッシュ』MSワークシャツ
シアトル生まれのアウトドアブランドが手掛けた逸品。高密度なコットンツイル生地にストーンバイオウォッシュ加工を施し、着込んだようなアタリ感を表現しています。胸ポケット下にDカンを取り付けるなど、アウトドアブランドらしい実用的なディテールも高評価。加えて、襟部分に使用したコーデュロイ素材も目を引きます。
アイテム12
『シュガーケーン』ブルーシャンブレー半袖ワークシャツ
1950年代のシャンブレーシャツがイメージソースとなる一枚。生地は適度に肉感がありながらもさらりと軽い肌触りで、蒸し暑い時期でもノーストレスで袖を通せます。主要箇所のトリプルステッチ仕様や左胸ポケットのペンシルホール、フロントの猫目ボタンなど、ヴィンテージ感香り立つ仕様でも大人を魅了。
ガシガシ使えて洒落感も申し分ナシ。半袖ワークシャツのコーデをチェック
ワークシャツを上手に使いこなしたいのであれば、高感度な洒落者たちの着こなしを参考にするのが近道。ストリート・リラックス・きれいめなどさまざまなテイストに舵を切れるので、自分に合ったスタイルをぜひ探し出してみてください。
コーデ1
ワッペン付きの一枚をストリート風味に着こなす
ペイント加工のワイドデニムにワッペン&刺繍が入ったワークシャツを合わせ、ストリートな雰囲気を描出。その一方、シューズ・インナー・キャップをブラックで統一して、全体をピリッと引き締めているのもポイントです。ラフでありながらもほのかに大人っぽいこんなスタイリングは、まさしく理想的!
コーデ2
リラクシングに仕上げたセットアップスタイル
ワークシャツ×ワークパンツによるセットアップスタイル。ゆるっとしたサイジングなうえに、足元にサンダルを持ってきているためリラックスしたムード感が漂います。ネックが広めに取られたカットソーも、スタイリングの抜け感を効果的に増幅!
コーデ3
華やかな色味の一枚で夏らしくコーデメイク!
男らしいイメージが先行するワークシャツですが、あえて華やかな配色のモデルを選んで差別化を図ってみるのもひとつのやり方。白のTシャツ&パンツと合わせれば、きれいめな好印象コーディネートに帰結します。レザー素材の小物による巧妙な味付けもぜひ参考に。
コーデ4
色使いの妙で落ち着いたニュアンスを形成
カーキシャツ×ベージュチノによる鉄板コンビネーションで、落ち着き感ある装いに帰結させています。アイテムをすべて無地でまとめ上げているのも“シック見え”を狙ってのこと。品良いブラックローファーでの格上げにも、センスの良さが光っています。
コーデ5
アースカラーを基調として子供っぽさを払拭
ショートパンツに半袖シャツという夏らしさ全開な着こなしは、一歩間違えると子供っぽく見えてしまうリスクも。しかし、このコーデは上下ともマイルドなアースカラーに徹することで、その懸念を払拭しています。各所の白挿しによるメリハリ出しもお見事で、上級者らしいバランスの取れた装いといえるでしょう。
この記事の掲載アイテム一覧(全11商品)
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『ディッキーズ』 ワッペン刺繍ツイル半袖ワークシャツ
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『ベンデイビス』 ワッペン ビッグ 半袖ワークシャツ
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『カーハートダブリューアイピー』 ショートスリーブマスターシャツ
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『オアスロウ』 USネイビー オフィサー ハーフスリーブシャツ
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『ビームスプラス』 インディゴ シャンブレー ショートスリーブ ワーク シャツ
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『アヴィレックス』 半袖 デニム ハンドクラフト シャツ
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『ジャーナル スタンダード レリューム』 フランダースリネン オーバーサイズ 半袖シャツ
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『スラッシャー』 マグワッペン S/S ワークシャツ
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『ローター』 ベンタイル ワークシャツ
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『マナスタッシュ』 MSワークシャツ
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『シュガーケーン』 ブルーシャンブレー半袖ワークシャツ
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