
インダストリアルなインテリアで男前な部屋作り。おすすめアイテムと選び方も解説!
大人っぽさと男らしさが両立できると人気の、インダストリアルデザインを取り入れたインテリア。その部屋作りのノウハウや、おすすめのアイテムをご紹介します。
洗練された雰囲気が魅力。インダストリアルデザインのインテリアを取り入れよう
ここ数年のおうち時間増加もあって、部屋のインテリアをリフレッシュしたいという人が増えています。引っ越しなどで新たな部屋作りをするにも、模様替えで気分一新するにも、ただ漠然と家具を選ぶだけでは部屋にまとまりが出ないもの。そんなときは何かひとつインテリアのテーマを決めることで、よりおしゃれな統一感のある部屋にできるのです。
ではいったいどんなテーマを選べばおしゃれにまとまるのでしょうか? おすすめしたいのが、インダストリアルデザインのインテリアです。というのも直線的で無機質なデザインに、クールな金属素材を使用した家具を使うのが特徴なこのスタイル。落ち着いたカラーリングがメインとなることもあって、非常にモダンで洗練された印象に仕上がります。まさに大人のおしゃれな男性にぴったりな空間といえるでしょう。
そもそもインダストリアルデザインって? 3つのポイントで解説
インダストリアル=工業的な、という言葉の通り、コンクリートむき出しの壁や金属の家具など、武骨で無機質なイメージのインダストリアルインテリア。ただしそれをおしゃれに見せるには、このスタイルのポイントを踏まえたうえで、家具や色使いなどを決めていくのが鉄則。まずはそのポイントを3つ、レクチャーします。
ポイント1
素材はアイアンやスチールなどの金属素材がメイン
特徴のひとつとして、無機質なイメージの素材を積極的に使用するインダストリアルデザイン。当然、家具もスチールやアイアンなどの金属を使ったモノが中心となります。素材そのままのタイプはもちろんのこと、ヴィンテージ感を出してラフな表情に仕上げるため、あえて錆び加工が施されることも。金属だけだと冷たい印象が出てしまう場合もあるので、レザーや木材といったタフでありながらも少し温もりのある素材を組み合わせ、全体のバランスを取るというのもよく使われるテクニックです。
ポイント2
カラーはブラックやグレー、カーキがメイン
部屋の印象を決めるカラーは、全体をダークトーンでまとめるのがインダストリアルスタイルのセオリー。金属のメタリックなトーンと相性の良い黒やグレーに加え、ミリタリーテイストに象徴されるカーキなどをメインに使用することで、シンプルで男らしい統一感を演出できます。また、全体的に落ち着いたカラーがメインとなるため、タフな中に大人っぽさのある空間に仕上がるのもメリットのひとつといえるでしょう。
ポイント3
直線的で無機質なデザイン
前述の2つのポイントで、インダストリアルスタイルで選ぶべき素材と色がわかったところで、3つ目のポイントはそのデザイン。これは直線的かつ無機質なイメージのモノを選べば間違いありません。丸みを帯びたモノよりも真っ直ぐなフォルムの家具のほうが、シャープで男らしい印象がありますよね。あまり装飾などがなく、すっきりとシンプルで武骨なスタイルのモノを選べば、よりインダストリアルなスタイルに仕上がりますよ。
いざ実践。インダストリアルなインテリアのお部屋サンプルをチェック
インダストリアルインテリアとはいったいどんなスタイルなのかがわかったところで、早速部屋の具体例を見ていきましょう。前述した3つのポイントを押さえたお手本的なインテリアだけでなく、少しアレンジを加えて個性を出したスタイルにも注目です。
ルーム1
ウッドの家具で温かみをプラス!
コンクリート打ちっぱなしの壁に囲まれた、まさにインダストリアルスタイルの代表例ともいうべきスペースです。シェルフやテーブルの脚などに使われた金属素材の効果もあって、全体に統一感のある空間に。ただし、無垢のフローリングの床に合わせてデスクやベッドなどは、ヴィンテージ感のあるウッドのモノをチョイス。おかげで、コンクリート特有の冷たさをあまり感じさせない雰囲気に仕上がっています。
ルーム2
アイアン×ウッドならほど良い骨太感を演出
深みのある木目調の天板に黒のアイアンを組み合わせた家具は、インダストリアルインテリアの定番アイテム。こんな風に選ぶ家具の素材を統一すると、男らしさもありながらモダンな印象に仕上がります。とはいえ、重たくなりがちな色使いなので、ソファだけはライトなベージュを選び、メリハリと軽さを出しているのもポイント。
ルーム3
グリーンを効かせて生き生きとした空間に
コンクリート風のグレーの壁に、ダークブラウンのウッドやレザーの家具、そして家電は黒と、色のルールをしっかり決めてまとまりを出したインダストリアルインテリアの好例です。実はこの壁は剥がせる壁紙を使用、さらに間から木が顔を覗かせるダイニングテーブルは自作と、DIYで理想の部屋を実現! 部屋のあちこちにグリーンを置いてアクセントにすることで、冷たすぎず明るい印象のスペースになっているのもお見事!
ルーム4
白やグレーと組み合わせれば軽やかさも演出可能
部屋の印象を決める床に、コンクリートフロア風のタイルを敷いてインダストリアルスタイルを体現。そのうえで、取り入れる家具は黒やダークカラーの分量を少なめにすることで、明るい雰囲気を醸成しています。モノトーンでまとめたベッドサイドに対し、逆の壁側には白木や淡いトーンのアイテムを配し、メリハリのある部屋作りになっているのもポイント。
ルーム5
骨太な家具とアンティーク小物は好相性!
高くとった天井にコンクリートの壁というインダストリアルな空間を、レザーソファやジュラルミンケースなどの骨太なアイテムで、さらに男らしくアレンジ。点在するドライプランツやアンティークテイストな額縁で、ヴィンテージ感のあるアクセントを添えているのも魅力です。また、インダストリアルな表情たっぷりのローテーブルとTVボードは自作。ホームセンターで購入した板とブロックを組み合わせたという技はぜひ真似したいですね。
その機能美に惚れ惚れ。インダストリアルデザインのインテリア&雑貨のおすすめ12選
自分の部屋をインダストリアルスタイルにアレンジしたいという人必見! ぜひ取り入れてほしい、骨太な存在感が漂う家具や雑貨をピックアップしました。機能性とデザイン性を両立させたアイテムの数々は、ひとつプラスするだけでインダストリアルな雰囲気たっぷりな雰囲気を醸すこと請け合い!
アイテム1
『ダルトン』4タイヤー テーパード メタルシェルフ ロー
まるで業務用の家具を思わせるような、素っ気ないほどシンプルなデザインがかっこいいシェルフです。スチール素材のタフさと金属ならではのクールな表情は、そのミニマルさゆえに経年変化も楽しめるのが魅力。また、キャスター付きなのでしっかりと収納力がありながら機動性があるのも高ポイント。インダストリアルインテリアの主役にはもちろん、庭やガレージに置いて武骨な存在感を楽しむというのもありです。
アイテム2
『ライフファニチャー』ローテーブル
マンゴーの無垢材を使った天板にアイアンの脚を組み合わせ、すっきりとした印象に仕上げられたコーヒーテーブル。部屋の中央に置かれることが多いアイテムだからこそ、インダストリアルスタイルの中でも、こんな洗練された表情のタイプがおすすめです。天板のナチュラルな風合いと細めの脚のおかげで、主張が強すぎず他の家具との馴染みやすいのが特徴。なかでも男前な黒レザーや、ヴィンテージ感のある素材を使った椅子やソファとの相性は抜群です。
アイテム3
『ロウヤ』カフェスタイルソファ
存在感強めな黒のソファを、スチール製の細い脚でグッとモダンな印象にアレンジ。本体は柔らかな質感が魅力のPVCソフトレザーを採用しているので、汚れが付きにくく丈夫でお手入れも楽ちん。また、座面が高めに設定されているので、カフェのようにダイニングテーブルと組み合わせて使うのもおすすめです。ヴィンテージ感のある雰囲気のおかげで、レンガやコンクリート、古材などダークトーンが多いインダストリアルインテリアとの相性も申し分なし。
アイテム4
『ア・デペシュ』3WAYハンモック
無機質な空間の中にもリラックス感のあるコーナーを作るなら、アイアンの脚でインダストリアル感を出したハンモックチェアというチョイスもあり。写真のようにカーキのハンモックチェアとクッションを装着すれば、ソファ感覚で。また、メッシュ素材のハンモックだけなら、自宅でもアウトドア気分を味わいながら使うことができます。さらにフレームだけをハンガーラックとして使うこともできるので、ワンルームなど限られたスペースでさまざまな使い方をしたいという場合にも最適!
アイテム5
『ジャーナルスタンダード ファニチャー』タワー×JSF ランドリーワゴン
シンプルなランドリーワゴンは、実はいろいろな場所で使える優れモノ。特にこんなマットな質感と男らしいカラーリングのタイプはなかなかないので、細かい部分までインダストリアルスタイルにこだわる人にはおすすめです。キャスター付き、かつ単体でも使えるバスケットが2つセットになっているので、洗面所に限らずリビングで小物を入れたり、キッチンで食材入れにしたりとアレンジ自在!
アイテム6
『ダルトン』ダスト ビン サテン フィニッシュ30L
生活感が出やすいゴミ箱も、プッシュトップタイプなら中身も見えず、スタイリッシュなアクセントとして効果的。ステンレス素材はタフに使えるのはもちろんのこと、このメタリックな表情のおかげで、インダストリアルインテリアに多いコンクリート打ちっぱなしの壁や床とも相性抜群です。30Lサイズとたっぷりの容量ながら、インナーバケツ付きなのでゴミの回収が楽なのも◎。
アイテム7
『ビーシーエル』フォーダブルチェア
インダストリアルスタイルと馴染みやすい、カーキの折りたたみチェアです。コンパクトなサイズ感だけど、耐荷重はなんと100kg! これならちょっとした椅子にも踏み台にも、またグリーンや雑貨を置く台としても万能に使えますね。座面の持ち手をつかむだけでさっと折りたためるので持ち運びも楽ちん。家の中でもガレージでも、さらにはアウトドアシーンのお供としても大活躍間違いなしです。
アイテム8
『アッソブ』スタッキングコンテナ38L
ジャパンメイドのバッグブランドによる、スタッキング色のコンテナボックスです。ドメスティックにこだわり、国内ブランドのプラスチックを使った厚みのあるボックスは、高い強度と安全性が自慢。名前の通り積み重ねて使え、これを部屋の片隅に置くだけで工場や倉庫風のインダストリアル感をしっかりとアピールすることができます。持ち手付きで運びやすい形状を生かして、工具やガーデニンググッズなど家の中で持ち運ぶようなアイテムの収納にもぴったり。
アイテム9
『ダルトン』ウッデン ストレージボックス
定番のコンテナボックスでも、もう少しナチュラルテイストな部屋に置くなら、こんなウッドとスチールの異素材コンビで、武骨すぎない雰囲気のモノがおすすめです。持ち手と取り外せる蓋付きというスタイルを生かし、いくつか並べたりラックに乗せたりと、チェストのように使うというのもあり! 持ち手の下にはラベルフレーム付きなので、きちんと仕分けして収納したいという人にも良いですね。
アイテム10
『アクメ ファニチャー』ブライトンランプ
パイン材とアイアンを使ったシェードから、むき出しの電球が照らすという武骨なスタイルがインダストリアルテイストたっぷり。1920年頃からアメリカの工業地帯などで使われていたような、ペンダントランプをイメージして作られています。ダイニングや部屋のコーナーに単体で灯すほか、いくつか並べてリズミカルに吊るせば、部屋のアクセントとして効果的。
アイテム11
『インダストリアル』ガスパイプ&メタルウォール シェルフ スクエアー2個セット
ガスパイプと鉄板を組み合わせた、男らしい骨太感溢れるシェルフの2個セットです。鉄板部分は全体に穴の開いたメッシュ仕様になっているので、アイアン家具特有の重たさが軽減され、気軽に部屋に置けるようになっています。壁掛けタイプの1段シェルフですが、シンプルで組み合わせやすい作りになっているため、床に置いたり別のシェルフに乗せたり、さらにはいくつか壁に並べて掛けたりとアレンジ力が高いのもポイント。
アイテム12
『スモールグッドシングス』プラントモビール シルバー
グリーンと好相性なインダストリアルインテリアにはもってこいのモビールがこちら。スチールと糸のみで作られた、ミニマルですっきりとしたデザインが印象的です。自分で組み立てるキットになっているので、ちょっとしたDIY気分を味わえるのも魅力のひとつ。小物をホールドできるパーツが付いており、好みの植物や雑貨などを飾って吊るしておけます。
この記事の掲載アイテム一覧(全11商品)
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『ダルトン』 4タイヤー テーパード メタルシェルフ ロー
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『ライフファニチャー』 ローテーブル
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『ロウヤ』 カフェスタイルソファ
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『ア・デペシュ』 3WAYハンモック
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『ジャーナルスタンダード ファニチャー』 タワー×JSF ランドリーワゴン
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『ダルトン』 ダスト ビン サテン フィニッシュ30L
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『ビーシーエル』 フォーダブルチェア
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『アッソブ』 スタッキングコンテナ38L
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『ダルトン』 ウッデン ストレージボックス
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『インダストリアル』 ガスパイプ&メタルウォール シェルフ スクエアー2個セット
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『スモールグッドシングス』 プラントモビール シルバー
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