
おしゃれランナーは知っている。エルドレッソのアプローチ&モノ作りが面白い!
シリアスランナーも納得のスペックを実現する一方、ストリートファッションの楽しさも享受できるブランド『エルドレッソ』の人気が急上昇中。ハマる人が続出の理由とは?
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本気過ぎないデザインが心地良い。『エルドレッソ』で、いつものランが変わる
ウェアやギアにおける本格的なランニングやトレイルランに対応可能なスペックは、シリアスなランナーであれば誰しもが追い求めるもの。……ですが、それと同時にファッションとしての楽しさや刺激を求める新世代のランナーたちも少なくありません。そんな既存のウェアやギアに飽き足りない彼らのハートをわしづかみにしているのが『エルドレッソ』です。
ブランドが創業したのは、ランニング人気に火がつき始めてまもない2016年のこと。後述のデザイナー自身がかつて箱根駅伝への出場を目指したアスリートだったことから、手掛けるウェアやギアはいずれもハイスペックにして、ランナーのかゆいところに手が届く設計であることが特徴です。かつ、ストリートファッションをクロスオーバーさせたそのデザインはいい意味でクセが強く、従来のスポーツウェアやギアでは諦めてきた刺激と高揚感を味わわせてくれます。
その人柄にもファン多し。『エルドレッソ』を生み出した“アクザワ”氏とは
『エルドレッソ』の創業デザイナーである阿久澤隆氏は、元々『アールディーズ』のデザイナーとしても知られている人物です。実は阿久澤氏は、学生時代は箱根駅伝出場を夢見て駅伝・準強豪校にスポーツ推薦で進学した経歴の持ち主。駅伝出場は叶わぬ夢となるものの、裏原宿系ストリートファッションと古着カルチャーへの傾倒を経て2004年に立ち上げたブランド『アールディーズ』でその才能を開花させました。ストリートやフェスシーンで人気を博す同ブランドでスタイルを確立した阿久澤氏が、ランニングの世界に原点回帰したのは取引先のセレクトショップがきっかけなのだとか。
山梨県のセレクトショップ『サンデー』のオーナーからのお誘いをきっかけにトレイルランニングにのめり込んだ阿久澤氏。氏は既存のウェアやギアに満足できず、ならば自分で作ってしまおうということで『エルドレッソ』をスタートさせました。『アールディーズ』の軸にもなっているストリートや古着カルチャーに根ざしたデザインと、陸上経験に基づく妥協なきスペックの追求という2つの強みを持つブランドを確立し、コアな人気を獲得しています。
『アールディーズ』にも似たデザインの強さが、『エルドレッソ』の売り
『エルドレッソ』の持ち味であるヒッピーテイストやサイケデリックな世界観は、『アールディーズ』譲り。阿久澤隆氏が、「基本的に自分の好きな世界観を表現しているだけ」と語るだけあって、氏が通過してきた古着カルチャーやストリートを感じさせる味付けが、キャッチーな色柄使いによってセンス良く施されています。『アールディーズ』では使えなかったハードなデザインを使うことも珍しくないらしく、アニマル柄やユーモア全開のモチーフを盛り込んだそのウェアやギアは、リアルなストリートブランド顔負けのキャラの強さとインパクトを放っています。
“ファースト・エルドレッソ”はコレ。「マラソンキャップ」をチェック
『エルドレッソ』の看板アイテムとして知られているのが、「マラソンキャップ」です。ブランドを立ち上げる際に製作したこのキャップは、日本人の平均的な頭の形に合わせて設計されたオリジナルパターンを採用。被った際の収まりを良くするために、絶妙な深さに設定されています。仕立てにおいては日本の熟練の職人によって一点一点丁寧に裁断や縫製が施されており、確かな作りが自慢です。人気ランニングショップやイベントからのコラボのオファーも多く、発売される限定モデルは即完売がお約束なのだとか。
「マラソンキャップ」はその仕立てのみならず、スペック面も優秀です。フロントとブリム(ツバ)は吸水速乾性に優れるナイロン仕立て。クラウンは総メッシュ仕立てゆえ、ランニング中に効率的な通気を行うことができ、心地良い被り心地を保ってくれます。側面のロゴ刺繍は蓄光糸を使用。夜間の視認性を高めるなど、細部の作り込みにおいてもリアルランナーを唸らせるスペックを備えています。
バリエーション1
フリーダムキャップ
「ランニングキャップ」のパターンを踏襲しつつ、クラウンをクイックドライ素材に載せ換え、そこにバンダナ柄を施すことでアメカジテイストも付与。両側面のパネルはメッシュで切り替えているため通気性も非常に高く、爽やかな被り心地の底上げにも貢献してくれます。
バリエーション2
スラッシュ ジュマ ハット
「ランニングキャップ」のクラウンに対し、ハットタイプのブリムを施したスピンオフ的なバージョン。後頭部のアジャスターでフィット感を高めることで、トレイルランニングにも対応できるようになっています。吸汗速乾性に優れるナイロンとメッシュのコンビ使いは「ランニングキャップ」と同様で、ヘッドランプを装着した際に干渉しないようブリムを4.5cmのショートタイプに設計。
バリエーション3
マイ ピース キャップ
こちらは、ピースフルな刺繍入りのフロントパネルとメッシュの組み合わせにより、トラッカーキャップを思わせるデザインに落とし込んだ派生モデル。クラウンの素材使いやフィット感の高さは「ランニングキャップ」と変わらず、普段のカジュアル使いからリアルなランニングまで垣根のない活躍を見せてくれます。
ランニングウェアから画期的なバッグまで。『エルドレッソ』のおすすめ8品
「ランニングキャップ」以外のアイテムにおいても、『エルドレッソ』の世界観やスペックがもたらす快適さは享受できます。街はもちろん、ランニング中の公園や野山でも個性を大切にしたいランナーたちを魅了する、ウェアやギアをご紹介します。
アイテム1
ナスティ ショーツ
オリジナルテキスタイルを採用したランニングショーツも看板アイテムのひとつ。既存のランニングパンツでは味わえない刺激を求めるランナーに人気のアイテムだけあり、本作も吸水速乾に優れる高機能素材“エバークイックドライ”にヒョウ柄を施すことでパンチを強めています。素材自体はポリエチレンの混紡によってストレッチを効かせているため、ランニング中の動きに追従して快適に伸びてくれます。
アイテム2
ラドクリフパーカー
エリートランナーの意見を反映し、ライニングやポケットを排除することで走りやすさを追い求めたシンプル設計のシェルパーカー。ありそうでなかったアニマル柄が目を引くボディには、撥水性に優れる軽量シェルを用いています。加えて、背ヨークの切り替えと両脇に設けたジップ付きベンチレーションにより通気を促す設計も特徴。ランニング中の体温調節に役立ちます。気温が下がったときは、サムホールに指を通して着用することで手の甲の保温も。
アイテム3
フリーダムネックウォーマー
吸汗速乾性に富むネックウォーマーとしてのみならず、ランニング中の前髪を抑えるターバン、マスク代わりのフェイスカバーとしても使えるマルチデザインが人気のアイテム。縫い目のチクチクによるストレスがないフラットシーマ仕立てで、ワンポイントロゴは夜間の着用を想定したリフクレクター仕様となっています。
アイテム4
チャビーボトルネックラングランT
汗をかいたランニング中の体を冷やし過ぎないためにも、吸汗速乾ジャージ仕立てのランニングシャツがおすすめ。左右の袖に加えて前後の身頃も色違いという個性際立つ配色ですが、スペックの高さは申し分なし! 3M社のスコッチガード加工を施しているため優れたUVカット効果が期待でき、汚れが落ちやすい点も魅力です。
アイテム5
コミュートランリュック
『エルドレッソ』としてはレアともいえるシンプル顔のデイパック……と思いきや、ランニング時に役立つスペックを手厚く満載しています。ショルダーハーネスにはストレッチメッシュ素材のポケットが付いており、ラン中のエネルギー補給に欠かせないエナジージェルや音楽を聴くためのスマートフォンなどを収納可能。走行中でも取り出しやすいポジション取りは、『エルドレッソ』ならではでしょう。表地にはスコッチガード加工を施したナイロン生地を使い、多少の雨なら気にせず使える撥水性を担保。
アイテム6
ヒップT
“イケてる”という意味合いのアメリカ俗語“ヒップ”にセクシーなイラストをかけた、ブランドらしいユーモアが炸裂するプリントTシャツ。こう見えてボディは吸汗速乾性に優れるポリエステルジャージ製で、後ろ身頃はさらに速乾性の高いメッシュ生地に切り替えられています。スコッチガード加工がもたらす、透湿性や汗汚れなどの落ちやすさも魅力。
アイテム7
チェルピンスキ アームカバー
アニマル柄の転写プリントがインパクト絶大なこちらのアイテムは、日焼け対策や疲労軽減に一役買うアームカバー。袖口は滑り止めのゴムによって走行中のずり上がりを防いだ設計で、アクセントとなるワンポイントロゴはリフレクター仕様になっています。ちなみに、気になるアイテム名の“チェルピンスキ”とは、モントリオール五輪の男子マラソン金メダリスト、ワルデマール・チェルピンスキ選手の名を冠したものなのだとか。
アイテム8
シューポーチ
“その手があったか!”と膝を打ちたい衝動に駆られるのが、ランニングシューズの靴ひもに面ファスナーで簡単に取り付けられるこちらのミニポーチ。ランニング中はポケットに入れると邪魔になる自宅の鍵や、いざというときのための小銭などを、走りの妨げにならないように収納しておけます。
アクの強いデザインを、どう着こなす? 『エルドレッソ』着こなしサンプル
『エルドレッソ』のウェアは良い意味でのアクの強さが持ち味ゆえ、コーデが難しそうに思われがち。ですが、攻略法は想像以上に簡単です。ここでは、そんな攻略のヒントになりそうなスタイルサンプルを見ていくことに。インパクトの強ささえ味方につけてしまえば、普段のカジュアルでも本気のランニングでも映える、シームレスな装いが手に入りますよ。
コーデ1
インパクトある柄は、2点使いで馴染ませるとこなれた印象に
柄モノに対してハードルの高さを感じる人におすすめなのが、こちらのコーデのようにあえて2点使いするテクニック。ランニングショーツとレイヤードしたスパッツとボディバッグは、双方ともに『エルドレッソ』の総柄が炸裂しています。柄が2か所になることで、むしろ1点使いよりも着こなしに馴染みやすくなっています。
コーデ2
面積大きめな白トップスで柄ショーツの強さを相殺
こちらのコーデの主役は、ヒッピーテイスト全開の柄が目を引く『エルドレッソ』のショートパンツ。色も柄も自己主張強めですが、トップスに白を持ってくることでインパクトを相殺しています。トップスが半袖よりも白の面積を大きくできるロングスリーブなのも勝因です。
コーデ3
難易度高めな“柄 on 柄”は、シャツ使いで大人顔に
こちらは、『エルドレッソ』の総柄カットソーに対し、柄違いのランニングショーツを合わせたコーデ。個性の強い柄同士を合わせても柄同士が喧嘩せず、大人な印象に持っていけているのは、トップスに羽織ったシャツのおかげです。無地の濃紺シャツが異なる柄同士を落ち着かせてつなぎ役になってくれるため、コーデ自体がまとまった印象となっています。
この記事の掲載アイテム一覧(全11商品)
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『エルドレッソ』 マラソンキャップ
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『エルドレッソ』 フリーダムキャップ
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『エルドレッソ』 スラッシュ ジュマ ハット
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『エルドレッソ』 マイ ピース キャップ
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『エルドレッソ』 ラドクリフパーカー
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『エルドレッソ』 フリーダムネックウォーマー
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『エルドレッソ』 チャビーボトルネックラングランT
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『エルドレッソ』 コミュートランリュック
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『エルドレッソ』 ヒップT
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『エルドレッソ』 チェルピンスキ アームカバー
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『エルドレッソ』 シューポーチ
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