
ゴアテックス素材の帽子15選。普段使いから悪天候までこなす即戦力をピック
傘やレインウェアに頼るほどでもない雨を手軽にしのげる、ゴアテックス素材の帽子。アウトドアに限らず、普段使いにおいても実は便利なアイテムゆえ持っていて損なしです!
急な雨だって怖くない! ゴアテックス素材の帽子が便利なんです
シェルアウターやシューズに防水性能を付与するスペックとして、絶対的な信頼を獲得しているゴアテックス。ですが、実は帽子においても“備えあれば憂いなし”な要素として認知されつつあります。何よりも魅力的なのは、小雨や霧雨であればゴアテックス仕立ての帽子を被るだけでしのげること。わざわざ雨具を取り出す手間も省けます。この手軽さは、かつてより急な雨に降られることが増えた都市部においても、傘を差す手間要らずという点で魅力的です。加えて、そのスポーティな素材感やデザインは、テック系のアイテムを当たり前のように纏うようになった街カジュアルとも親和性が高く、コーディネートを強化する小物としても持つ価値は大いにありそうです。
レインウェアとの併用も吉。ゴアテックス素材を帽子で取り入れるメリットとは
帽子がゴアテックス仕立てであることのメリットは、防水性能が担保されるだけではありません。もちろん、前述のように小雨や霧雨程度なら傘いらず、雨具いらずで過ごせる点もそのひとつ。また、雨足が強くなりレインウェアと併用する場合においても利点があります。雨天の場合、レインウェアに付いているフードを被るのが常ですが、どうしても視界や音が遮られてしまうというデメリットも。蒸れやすいのも悩みの種といえば悩みの種です。その点、フードの代わりにゴアテックスの帽子を被ってしまえば蒸れを軽減でき、フードを被るときのように視界を邪魔されたり音を遮断されたりすることもなく快適に過ごせます。
また、ハット型にしてもキャップ型にしても、日よけ効果は簡易的なツバが付いたフードとは比べものにならないほど高く、紫外線カットも期待できます。ただ、日よけに重きを置くのであれば、ハット型もキャップ型もツバが長めなものを選ぶのが賢明です。
紫外線だってしっかりカット。ハットタイプのおすすめゴアテックス帽子
ハット型のゴアテックス帽子はツバが360度付いている設計ゆえにサンシェード効果が高く、ツバ自体が長いものなら襟足や首周りの日よけ効果も期待できます。また、顎ひも付きのモデルであれば風に吹き飛ばされるリスクが低減できるうえに、被らないときは首から提げておくことも可能。また、カジュアル使いの際は、アウトドアテイストを付与するアクセントとしても役立ってくれます。
アイテム1
『チャムス』ゴアテックス インフィニアム フェスハット
ネイティブアメリカン風味の意匠が目を引く本作は、防水透湿性に加えて優れた防風性も発揮してくれる“ゴアテックス インフィニアム”で仕立てたもの。よく見ると、『チャムス』を特徴づける赤ロゴが施された場所は、フラップ付きのミニポケットとなっています。ドローコード式の顎ひもは、タウンユース時に必要ないときは取り外すことも可能です。
アイテム2
『ザ・ノース・フェイス』ゴアテックスハット
深めのクラウンに幅広のツバを施した、アウトドア用ハットの王道的デザインを3レイヤーのゴアテックスで構築。生地の継ぎ目は内側から幅広(13mm幅)のシームテープで目止めされており、縫い目の部分も高い防水性が担保されています。『ザ・ノース・フェイス』のロゴ自体はピスネームでさりげなく施されており、都会的なシンプルコーデにもすんなり溶け込んでくれます。
アイテム3
『マーモット』ゴアテックスハット
3層構造のゴアテックスは、表地にラミネートしたメンブレンを保護するために裏地を施したもの。ですが、このハットに採用した“ゴアテックス パックライト”は裏地の代わりにコーティングを施すことで軽量化を図っています。クラウンは着こなしが華やぐクレイジーパターン風のマルチカラーで、いずれかの配色をトップスのプリントやシューズで拾ってリンクさせる楽しさもあります。
アイテム4
『ニューエラ』アドベンチャーライト
MLB公式キャップのサプライヤーとして知られる老舗ヘッドウェアブランドのハットも、軽量化を図った“ゴアテックス パックライト”を採用。幅広のツバを下向きに付けたバケットハット風のデザインで、額に当たるスウェットバンドには“マイクロエラ”と呼ばれる抗菌素材を用いています。汗ばむ季節の衛生面や、デオドラントにも配慮しているのです。
アイテム5
『サンフランシスコ ハット』×『ビームスプラス』別注 リバーシブル バケットハット ゴアテックス
パナマハットに代表されるクラシカルな帽子が得意な『サンフランシスコ ハット』に別注をかけ、温故知新なバケットハットをゴアテックス仕立てにアップデート。裏返しにするとベージュの単色ハットとしても被れるリバーシブル仕様で、コーディネートに合わせた印象の変化を楽しめます。
アイテム6
『ナナミカ』ゴアテックスハット
張りのある先染めコットンツイルにメンブレンをラミネートし、『ナナミカ』らしクラシカルな佇まいに落とし込んだのが本作。肩肘張らないリラックスした装いにも自然と馴染むデザインながら、裏地に吸水速乾素材のクールマックスを採用しています。ゴアテックスの持ち味である透湿性とともに、高温多湿な日本の夏における快適さを追い求められる設計になっています。
アイテム7
『フォックスファイヤー』ワイルド キャンパーズハット
キャンプやフィッシングでの使用を想定し、3レイヤーのゴアテックスで防水性を高め、幅広設計のツバで遮光性を向上。ツバの裏面は、路面や水面に反射する光のまぶしさを低減する効果が期待できる“アンチクレアクロス”で仕立てられています。表地は超撥水加工のコットンキャンバスで、そのタフで味わい深い生地感がワークウェアや骨太なアメカジに良く馴染んでくれます。
アイテム8
『ニューエラ』アドベンチャーハット ゴアテックス
武骨さや男らしさを付与するアクセントして被りたい場合は、アドベンチャーハット型のゴアテックス帽子を選ぶのも手です。こちらは、ブーニーハットの要素を取り入れたデザインが特徴で、カモフラージュ目的で木の枝や草を引っ掛けるために考案されたブランチ・ループ付き。街映えする濃紺ボディからミリタリーテイストがほんのり漂う特有の佇まいは、ファティーグパンツのような軍モノとの合わせ技で取り入れてもよく映えるでしょう。
アイテム9
『エリア241』ゴアテックス3Lハット MB7200
『エリア241(トゥーフォーワン)』とは、『ザ・ノース・フェイス』などを手がける「ゴールドウイン」が企画開発を行う新鋭ブランド。カジュアルウェアにワークウェアのタフさと実用性を付与し、DIYやガーデニングなどにも対応できるデザインに落とし込むスタイルが持ち味ゆえ、このゴアテックス帽子もブーニーハットとキャンプハットを融合させたかのような骨太な佇まいとなっています。クラウンの両サイドのスナップボタンでツバの両サイドを立ち上げれば視野を広くでき、印象の変化も楽しめます。
アイテム10
『ダイワ』ゴアテックス インフィニアム バケット
マスクが必要な状況下や砂埃の中など、防塵が必要なシーンで良好な使い勝手が期待できるのが、面ファスナーで取り付けられるマスクがセットになったこちらのゴアテックスハット。洗濯後も乾きやすいポリエステル製マスクは色違いの2色が付属し、気分やコーディネートに合わせた使い分けも可能です。
普段使いの帽子にもぴったり。ゴアテックス素材のおすすめキャップ
同じゴアテックス帽子でも、普段使いのしやすさという面でハットよりアドバンテージが高いのがキャップです。防水透湿性の恩恵はしっかり享受しつつ、いつものカジュアルスタイルにさらりと合わせられる点が魅力。見た目や使用感は軽快かつスポーティゆえ、ランニングや自転車ライドの良き相棒にもなってくれるでしょう。
アイテム1
『ニューエラ』NYニューヨークヤンキース ゴアテックス
ニューヨークヤンキース仕様の「9サーティ」のクラウンとバイザーを、ゴアテックスに載せ替えたのが本作。浅めのクラウンやカーブバイザー、サイズ調整がバックル仕様のアジャスターといった特徴はそのままに、優れた防水透湿性を享受できます。元々「9サーティ」自体のフロントに芯が入っていないため、“ゴアテックス パックライト”の軽さややわらかな被り心地もスポイルすることなく楽しめます。
アイテム2
『ザ・ノース・フェイス』ゴアテックスキャップ NN41913
『ザ・ノース・フェイス』のロゴがフロントパネルで主張する本作は、クラウンを5枚のパネルで構成するジェットキャップ仕様で、ミリタリーテイストを感じさせるスタイルに。雨が吹き込むのを防ぐために、ツバは長めな設計になっています。表地のナイロンはコットンライクな風合いなので、合わせる服をテック系のウェアやスポーツウェアに限定しません。
アイテム3
『ニューエラ』アウトドア キャップ ゴアテックス
ゴアテックス採用のハイスペック仕様であることを、フロントパネルのロゴと地図の等高線を彷彿させるグラフィックで見栄え良くアピール可能。後頭部にアジャスターのないフラットバイザー仕様である「59フィフティ」ベースとし、クラウンを少し浅めかつソフトにアレンジすることで、やさしい被り心地に仕上げています。
アイテム4
『チャムス』ゴア パイロット キャップ
『チャムス』の定番「パイロット キャップ」が、軽量な“ゴアテックス パックライト”仕立てでお目見え。表地はリップストップナイロンとなっており、特有の格子状の織り地がタフさを印象付けてくれます。チャーミングなブービーバードロゴは、ホワイトアウトした配色を採用することでいつもとはまた違う清々しい印象に。
アイテム5
『マーモット』ゴアテックスキャップ
頭部にすっきりフィットするクラウンに対し、強めのカーブを描いて付けられたツバは雨が顔の正面に落ちて視界を邪魔しないように設計。フロントのブランドロゴと側面のゴアテックスロゴは、“ゴアテックス パックライト”の軽さとクラウンの防水性を損ねないようプリントで描かれています。後頭部のアジャスターは面ファスナー仕様とすることで、手軽かつ無段階に調整できるようになっています。

バッグ・ファッション小物
帽子の種類をおさらい。自分に似合うタイプを見つけて取り入れよう
コーデの洒落度アップに取り入れたい帽子。とはいえ、何を選べばいいかわからない……という方も多いのでは? 自分に似合う1点を見つけるべく、帽子の種類や特徴をご紹介。
近間 恭子
2022.08.05

バッグ・ファッション小物
夏のレジャーのお供に。防水キャップ&ハットが強い味方
夏のレジャーに欠かせないキャップやバケットハット。おしゃれなデザインはもちろんですが、突然の雨等にも対応できる防水性を備えたモノが使い勝手が良くおすすめです!
桂川 千穂
2022.07.15

バッグ・ファッション小物
アウトドアハットは街でレジャーで大活躍。おすすめ品と大人のコーデ術
アウトドアアクティビティで役立つだけでなく、普段のコーデにもアクセントを加えてくれるアウトドアハット。ワードローブに追加して、着こなしの幅を広げましょう。
那珂川廣太
2021.04.15

スニーカー・シューズ
ゴアテックス採用シューズ18選。タイプ別天候不問靴をレコメンド
その日の天候に一喜一憂せずに済むゴアテックスシューズは、日常を快適に過ごすうえでお役立ち。しかも、最近はバラエティが充実していてあらゆるシーンにマッチします!
山崎 サトシ
2022.01.14

ウェア・コーデ
ゴアテックス採用アウター15選。おすすめアイテムを人気ブランドから選抜
悪天候をまったく苦にしないゴアテックスアウターは、街でもアウトドアでも強い味方に。その魅力やお手入れ方法を解説しつつ、人気ブランドの秀作をお見せしていきます。
山崎 サトシ
2021.12.24
KEYWORD関連キーワード
PICK UP
編集部の注目
必要なのは品の良さか、圧巻の収納か。今ビジネスバッグが欲しいなら、おすすめしたいブランドがある
バッグはビジネスツールを持ち運ぶ道具であると同時に、持ち主の仕事への姿勢を映し出すパートナー。では、急速な変化を遂げる現代にふさわしいバッグとは?
SPONSORED by ビクトリノックス
続きを読む
懐かしくも新しい。薄型フルメタルのGショックこそ、大人のニュースタンダードだ
『Gショック』の新たな定番として話題の「GA-2100」シリーズに、フルメタルモデルが登場。その真価について、長年『Gショック』を愛用してきた人気スタイリストが語る。
SPONSORED by カシオ計算機株式会社
続きを読む
STAFF STYLING
スタッフスタイリング
VIDEO
注目動画
ACCESS RANKING
アクセスランキング
ITEM RANKING
アイテムランキング