
キャンプに着ていくTシャツは7つの“使える”機能で選ぶ。頼れる相棒候補12枚
ついギアばかりに注目しがちなキャンプ用品ですが、自然の中では着るモノも重要。そんなアウトドアシーンに最適な機能を備えた、頼れるTシャツにフォーカスします!
“たかがTシャツ”と侮るなかれ。高機能な一枚がキャンプを充実させる一助に!
ここ数年続くアウトドアブームに乗って、キャンプを始める人が急増中。自然の中で過ごすのは楽しい半面、実際はなかなか過酷なことも多いですよね。朝晩の寒暖差をはじめ、雨風による水濡れや汚れ、さらに焚き火からの燃え移り……と、ちょっと想像しただけでも気をつけるべきことが盛りだくさん! それらを未然に防ぐためには、アウトドアウェアにもこだわる必要があります。なかでも必ず押さえておきたいのがTシャツ。夏は1枚で、冬はインナーにと一年中活躍する必須アイテムで、シチュエーションに合う一枚を持っているだけでキャンプの快適度が断然変わってきます。
キャンプ向きのTシャツを探しているなら。押さえておきたい7つのキーワード
アウトドアに適したTシャツとひと口にいっても、必要とする機能性は自分のスタイルや季節などによって変わりますよね。そこで、キャンプで着るには一体どんな機能性が必要なのか、まずはその選定基準として覚えておきたい7つのキーワードをご説明しましょう。
キーワード1
急な天候変化に最適な「防水・撥水性」
自然の中で過ごすキャンプには、天候の急変はつきもの。突然の雨にあたふたとレインウェアを引っ張り出す……なんてこともよくある話です。そんなときに威力を発揮するのが、防水性や撥水性に優れたTシャツ。この機能が備わっていれば急な雨でも安心ですし、水濡れや汚れを気にせず思いっきりアウトドアを楽しむことができます。
キーワード2
どんな気候でも常に快適でいられる「吸湿・速乾性」
雨だけでなく汗をかくことも多いアウトドアでは、常に湿気との戦いを強いられます。家と違って何枚も着替えがあるわけでもないし、でもこの濡れたり蒸れたりという不快な状況からは早く逃れたいもの。となると、やはり吸湿・速乾性にこだわった素材のTシャツが安心です。濡れてもすぐに乾いてドライな肌触りをキープしてくれるため、汗ばむ季節には最適! さらに洗濯後乾きやすいというのも、少ない服で過ごしたいキャンプではありがたいポイントです。
キーワード3
キャンプといえばコレ。万が一のときも安心な「難燃性」
焚き火やアウトドア調理をするとき、どんなに慣れていても飛んでくる火の粉は気になりますよね。そこで注目したいのが難燃性の素材を使用したTシャツ。比較的火に強いコットンに難燃加工を施したものや、複数素材をMIXして難燃性を高めたものもあり、火を使うシーンでは非常に心強い存在。これでしっかり火の粉をガードして、焚き火中に気づいたら服に穴が……なんていう悲しい事態を避けましょう。
キーワード4
野外でもガンガン使える「耐久・耐摩耗性」
テントを設営したり焚き火の薪を割ったりとアクティブに過ごすキャンプでは、摩擦で負荷がかかったり泥で汚れたりということも多いはず。であれば、そこで着るTシャツだって多少手荒に扱っても破れにくい、タフな仕様がベストです。例えばヘビーウェイトのコットンやコーデュラナイロンを混紡したモノなど耐久性や耐摩耗性に特化した素材なら、野外でも躊躇せずにガシガシ着られます。また、普段と環境が違うアウトドアでは思わぬ怪我をする危険性あるので、その対策としてもタフなTシャツは有効です。
キーワード5
暑いシーズンは「接触冷感性」があると便利
もし夏キャンプに行くなら、忘れてはいけないのが暑さ対策。熱中症などの心配はもちろん、着ているTシャツが熱を持って着心地が悪い、なんていうのは避けたいですよね。そんなときには寝具やスポーツウェアなどにもよく使われる、接触冷感性素材のTシャツというセレクトがベスト! ひんやりとした肌触りがうれしいこの素材は、電気を使わず涼しさを感じられるエコな暑さ対策としても注目されています。
キーワード6
ニオイが気になる人は「防臭性」もチェック!
汗や汚れがつきもののアウトドアでは、長時間Tシャツを着ているとニオイが気になる……という人もいるでしょう。汗をかきやすい夏はもちろん、寒い季節だって重ね着でニオイがこもりがち。最近ではさまざまな抗菌防臭加工を施した素材がありますが、イチ押しは天然繊維でありながら優れた防臭力を誇るメリノウール素材。メリノウールはニオイの元となるバクテリアを増殖させにくくする効果や、夏は涼しく冬は暖かいという天然の温度調整能力も備えています。登山用として愛用する人も多いだけに、キャンプでもその威力を発揮してくれること請け合いです。
キーワード7
ポケット付きの「収納性」に優れるTシャツは何かと重宝する
サングラスや携帯など、ちょっとした小物の置き場所に困ることも多いキャンプサイト。だったら、ポケット付きのTシャツでちょっとした収納スペースを確保するというのも手です。テントを張る際にペグを入れたり、焚き火用のライターをキープしておいたりと、ポケットの活用シーンは思ったより多く何かと便利。また、単調になりがちなキャンプコーデのアクセントとしてもポケットTは効果的。アウトドアでもさりげなく着こなしに差をつけたい、なんていう場合にもおすすめのアイテムなんです。
充実のキャンプライフを送れる機能満載。外遊びに着たいおすすめTシャツ12選
アウトドア用のTシャツに最適な機能がわかったところで、おすすめのアイテムをチェック! どれもシンプルでありながら機能性抜群、その上デザイン性の高さも兼ね備えているため、キャンプにはもちろんのこと普段使いにも取り入れやすいモノばかりです。
アイテム1
『エディフィス』撥水&汗ジミ防止機能 プロテック ポンチTシャツ
一見ベーシックな無地Tですが、その生地にはうれしい機能が盛りだくさん。生地には撥水と汗ジミ防止機能が備わっており、汗を吸い取るだけでなくそれを表側に染み出させない工夫が施されています。さらにUVカット機能搭載で、夏のアウトドアで気になる紫外線対策にもピッタリ。また、生地は1枚でも重ね着でもちょうど良い厚みに仕上げてあるため、キャンプのみならず、タウンユースでジャケットのインナーとして取り入れるのにも重宝します。
アイテム2
『ザ・ノース・フェイス』バンダナスクエアロゴT
フロントにはさりげないブランドロゴ、バックにはバンダナをイメージしたスクエアロゴを配し、前後どちらから見てもスタイリッシュな一枚です。コットン×ポリエステルのニット生地を使っており、着心地の良さと速乾性を両立させているのがポイント。ちなみにポリエステルはペットボトル原料のリサイクル素材を採用しており、環境への配慮がされている点も見逃せません。
アイテム3
『ジーアールエヌ』アウトドアロンT
焚き火やバーベキューなど火を使うシーンで頼れる、その名も“HIASOBI CAMPER”シリーズのTシャツです。USAコットンの素材に難燃加工を施すことで、火の粉に強いタフな作りになっているのが特徴。生地自体が燃えにくいうえに、ロングスリーブの袖口を指ぬき仕様にしており、グローブのように使えるのも優秀! 胸元の小さな縦長ポケットはガストーチがちょうど入るサイズになっており、焚き火好きには便利なディテールですね。
アイテム4
『チャンピオン』ポケットTシャツ
強度にこだわるなら、コットンにコーデュラ素材を混紡したこちらのポケットTもおすすめ。抗菌・防臭機能も備えており、爽やかな白Tをよりクリーンに着こなすことができます。全体にミニマルなデザインですが、袖幅に大きくゆとりのあるルーズシルエットに仕上げられ、今どき感のある顔つきに。それでいて日本人の体型に合うサイズを意識した作りとなっているため、だらしなく見えず程良いリラックス感が演出できます。
アイテム5
『アイテムズ アーバンリサーチ』高機能リネンTシャツ
さらりとした着心地が味わえるこちらは、蒸し暑い夏のキャンプのお供としてもってこい! リネンとポリエステルの混紡生地は、接触冷感と吸湿速乾機能を備えており、汗をかいても清涼感のある滑らかな風合いをキープしてくれます。それだけでなくUVカット機能も搭載しており、夏の日差し対策もバッチリ。合わせるボトムを選ばない淡いトーンのベージュカラーも、夏らしくて爽やかです。
アイテム6
『アダム エ ロペ』スエットガードポケットT
スモーキーなライトグリーンが爽やかさとニュアンスのある表情を漂わせる、ポケット付きTシャツです。すとんとしたボックス型のシルエットは、合わせるボトムを選ばずすっきりとした着こなしが可能。このミニマルなデザインの中に、汗ジミ防止加工や吸水速乾、抗菌防臭などの汗を気にせず着られる機能や、紫外線対策として有効なUVカット機能を備えており、夏のキャンプを快適に過ごす一枚としては申し分ナシ!
アイテム7
『カブー』×『フリークスストア』別注ストラテック ワンポイント刺繍 ポケットTシャツ
特殊な機能糸とUSAコットンを組み合わせた“ストラテック”を採用したポケットT。USAコットンならではのナチュラルな風合いがありながら、肌に触れる面は吸水速乾と接触冷感機能を搭載。デザイン性と機能性を両立させたい大人のキャンプコーデにピッタリな一枚です。しっかりとした素材でありながら、ビッグシルエットのおかげでリラックス感のある着心地を実現しているのも高ポイント。
アイテム8
『チャムス』ヘビーウェイトユーティリティポケットTシャツ
裾に近い部分にフラップ付きポケットをあしらった、ひねりの利いたデザインが印象的な一枚。型崩れしにくくタフに愛用できるヘビーウェイトコットンに、別色のナイロンポケットをプラスすることで、メリハリのある洒落感を演出しています。また、ポケットのサイドに付いたループは、カラビナやペグなどを引っ掛けて使うのに便利。デザインのさりげないアクセントにもなっています。
アイテム9
『アークテリクス』ロゴエンブレムウールT
スリムなフォルムと抜群のフィット感が自慢のクルーネックT。防臭・湿気コントロールに長けたメリノウールにポリエステル繊維を混紡した素材を使い、機能性と肌触りの良さを両立させています。胸元にはブランドのエンブレムをあしらい、スタイリッシュなワンポイントをプラス。薄手なので夏には1枚で、他のシーズンにはレイヤードのインナーとしても重宝します。
アイテム10
『キャンバー』マックスウェイト半袖ポケットTシャツ#302
タフなTシャツを語るうえで欠かせないのが、『キャンバー』が誇る“マックスウェイト”シリーズ。肉厚な8オンスのヘビーコットンを使い、ネックや袖口、裾はダブルステッチ仕様という重厚なスタイルで、他にはない存在感を発揮しています。こちらの#302モデルは、この厚手素材をスタンダードなボックスシルエットとして仕立てたポケットT。のっぺりと重たく見えがちなヘビーウェイトTにポケットを配することで、軽快かつ1枚でもサマになる洗練された表情に仕上げています。
アイテム11
『スノーピーク』リフレクティブ ポリエステルTシャツ
ブランド名の“SNOW”をバックに、残りの“PEAK”をフロントに配したユニークなデザインは、再帰反射プリントによるもの。明かりが少ないキャンプサイトの夜にも、キャッチーなワンポイントとして役立ってくれます。ボディには表面がアメリカンコットン、裏にはリサイクルポリエステルを合わせたオリジナルの素材を採用。柔らかな素材感と吸水速乾性、さらには環境への配慮も持ち合わせた快適でエコな一枚に仕上がっています。
アイテム12
『マムート』トロバットTシャツ
骨太なカラーリングとアイコニックなマンモスロゴが、アウトドア気分を盛り上げてくれる一枚です。柔らかく肌触りの良い生地は、速乾性に優れた機能性素材に抗菌加工が施されたもの。インパクトのあるプリントで洒落感を醸しつつ、快適な着用感も抜け目なく実現しています。軽いハイキングから登山まで、幅広いアウトドアシーンで活躍してくれること請け合いです。
この記事の掲載アイテム一覧(全11商品)
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『エディフィス』 撥水&汗ジミ防止機能 プロテック ポンチTシャツ
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『ザ・ノース・フェイス』 バンダナスクエアロゴT
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『ジーアールエヌ』 アウトドアロンT
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『チャンピオン』 ポケットTシャツ
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『アイテムズ アーバンリサーチ』 高機能リネンTシャツ
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『アダム エ ロペ』 スエットガードポケットT
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『チャムス』 ヘビーウェイトユーティリティポケットTシャツ
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『アークテリクス』 ロゴエンブレムウールT
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『キャンバー』 マックスウェイト半袖ポケットTシャツ#302
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『スノーピーク』 リフレクティブ ポリエステルTシャツ
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『マムート』 トロバットTシャツ
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