メンズもボブカットでしゃれた雰囲気に。種類別のおすすめヘアスタイルを紹介
ここ数年、女性の間で大ブームのボブスタイル。その流れが今、メンズにも浸透してきている。ネクストトレンドともいえる洒落感あるボブヘアについて徹底解説していこう。
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レディースだけじゃない。メンズでもボブが人気です
今、ボブスタイルが女性の間で大流行中だ。裾を短く切りそろえたミニボブや前髪なしで大人っぽく仕上げたワンレンボブ、エレガントなくびれボブなど、さまざまなバリエーションで人気を博している。そんな”ボブ人気”は、実は女性だけに限ったことではない。メンズヘアでも、ブームの兆しを見せている。理由は、ズバリその洒落感だろう。流行りのマッシュスタイル同様、丸みを帯びたやや重ためのフォルムが今のヘアトレンドにマッチしているのだ。ここからはそんなボブスタイルを詳しくご紹介。そもそもボブとは何か? といった初歩から、実際に真似できるスタイルサンプルまで、幅広くレクチャーしていこう。
よく聞くけど、ボブってそもそもどんな髪型のこと?
そもそもボブとは、後ろの髪を襟足辺りで切りそろえた髪型のことで、わかりやすく日本語でいうと“おかっぱ”。数世紀に渡って愛される永遠の定番スタイルのひとつだ。形は、下の髪より上に重なる髪のほうを長く残すグラデーションカットで、トップの髪が頭全体を覆うように仕上げるのがスタンダード。丸み・厚みのあるシルエットやまとまりのある質感で、柔らかい印象を与えられる髪型だ。実はメンズヘアとしての歴史も古く、1970~80年代にアメリカの男性の間で流行したことも。
愛されてきた歴史が長いだけあり、そのバリエーションは実に多彩。レングスの違いだけでなく、前髪の有無、シルエットの前上がりor前下がり、毛量調整による毛束や毛先の質感、パーマでの動きづけなど、その時々のトレンドを取り入れながら進化してきた。なお、現在のメンズのボブスタイルは、ボブならではの丸みや重さを残しつつ、毛先を遊ばせたり全体のボリューム感を軽くしたりして、いわゆる“おかっぱ”らしさや女性らしさを薄めたスタイルが主流。実は、大人の男性にもトライしやすい髪型なのだ。
種類別にお届け。メンズにおすすめのボブスタイル
その時々のトレンドデザインを吸収しながら常に定番スタイルとして愛されてきたボブヘア。今、我々が挑戦するならどんなスタイルがいいのか、今どきのおすすめボブを5タイプご紹介していこう。いつもの感覚で気軽にトライできるショートボブから、先端トレンドを取り入れたウルフボブまで、幅広くリストアップしてみた。
▼まずはここから。万能タイプの「ショートボブ」
まずは、初めてボブに挑戦する人におすすめのショートボブからご紹介。メンズの定番レングスであるショートスタイルにボブのデザインを落とし込んだこの髪型は、どんな人にも似合い清潔感も洒落感も抜群。一般的なボブよりも短いためビジネスシーンでも問題なし。また、日々のケアやスタイリングが楽ちんなのもうれしいところだ。
スタイル1
大人の男性にも似合う軽やかショートボブ
ボブスタイルらしい丸みを生かした、やさしい雰囲気が魅力のこのスタイル。グラデーションボブをベースに、耳周りや襟足をすっきりと短くカットすることで、軽やかで爽やかな好印象ショートに。スタイリングは、ソフトワックスやバームなどで柔らかく仕上げることで、ボブならではの丸みや厚みが引き立つ。かわいくなりすぎず、男らしさもほのかに香るこんなショートボブなら、大人の男も安心してチャレンジできるだろう。
スタイル2
前下がりのボブで大人の色気を演出
サイドと襟足を刈り上げ、前下がりのシルエットに仕上げたショートボブスタイル。前髪を長めに残すことで、大人の男の色気が香る都会的なヘアに。グラデーションカットで毛束を重ねるようにカットし、重くなりがちなボブを軽快かつ立体的に仕上げるのがポイントだ。バームやオイルなど、健康的なツヤ感を与えるスタイリング剤でナチュラルなウェットスタイルを目指せば、ボブならではのまとまりのある質感も引き立つ。
スタイル3
シティ感満点のブラントボブ
ぱつんとブラントにカットした毛先が清潔感と洗練された雰囲気を演出するモードなショートボブ。前髪からバックまで一直線にカットすることで、王道かつシンプルなショートボブも周りと差がつくオンリーワンなスタイルに。毛束感を抑えてスリークな質感にカットするのも大事なポイントだ。スタイリングは、オイルなどでしっとりとした自然なツヤ感を与えつつ、面を整えながらセンターで分けて今どきな都会派テイストに仕上げよう。
▼しゃれた雰囲気を手に入れたいなら「マッシュボブ」がおすすめ
お次はボブとマッシュ、2つのトレンドを同時に楽しめるハイブリッドなスタイルをピックアップ。マッシュラインと呼ばれる、切りそろえられた顔周り~サイドのラインと、ボブの丸みを帯びたシルエットが融合したこのスタイルは、中性的でモード感をぐんと高めてくれるのが特徴。男くささを程良く抑えてくれるヘアスタイルだ。
スタイル4
軽やか仕上げの王道マッシュボブ
前髪からバックまでつながったマッシュラインと丸いフォルムが甘い印象を演出する、ショートレングスのマッシュボブ。マッシュをベースにグラデーションカットで厚く丸いシルエットを作りつつ、適度に毛量調整して毛束感を出すことで日常に馴染むカジュアルな仕上がりに。スタイリングは柔らかめのワックスを揉み込むだけ。ふわっとしたトップや動きと流れのある前髪で、マッシュボブを軽やかに仕上げられるまさにお手本的なスタイルといえる。
スタイル5
王道マッシュボブはカーリーパーマで軽やかに
サイドと襟足を刈り上げ、そこにマッシュボブを被せた王道スタイル。ボブらしい丸みや重さを残してカットしつつ、カール強めのスパイラルミックスパーマをプラスすることで、軽やかで爽やかな雰囲気に。パーマで毛束感とリッジ感をあらかじめ作ってあるため、洗いざらしの髪でもバチッとキマるのがうれしいところ。スタイリング剤をつけるなら、ウェット時にハードワックスを全体に馴染ませて散らすとラフで今どきなヘアに仕上がる。
スタイル6
軽やかな動きでマッシュボブをカジュアルに
マッシュやボブはかわいくなりすぎて苦手、という人には軽快な動きをプラスしたこんなスタイルがおすすめ。マッシュボブをベースにカットしつつ、ハチ下は厚めの2ブロックに、トップにはしっかりとレイヤーを入れて軽さと動きをプラス。スタイリングは前髪を分けたり、バックにハネ感を足したりして軽快感をアピールしよう。重たくのっぺりしがちな黒髪マッシュボブも、こんなスタイルならカジュアルに楽しめるはずだ。
▼すっきりとした爽やかさをアピールするなら「刈り上げボブ」で
襟足やサイドをすっきりと刈り上げた2ブロックとボブをドッキングしたこのスタイル。重く暑苦しく見えてしまいがちなボブスタイルも、刈り上げを取り入れれば一気に軽やかで活発な印象に。また、デザイン性を上げるだけでなく、厄介なクセ毛を大人しくさせ、骨格補正効果も期待できる。清潔感もあり、実は社会人にぴったりなスタイルなのだ。
スタイル7
シャープな毛束で魅せる都会派ショートボブ
すっきりと短く刈り上げたもみあげと、そこに被さる長い前髪がスタイリッシュな雰囲気を演出。フェミニンになりがちな前下がりのボブスタイルも、サイドの大胆な2ブロックとグラデーションで刈り上げたバックのおかげでグッと男らしい印象に。スタイリングは、程良くツヤとセット力があるワックスやバームがおすすめ。髪をしっとりとまとめつつ、毛先はシャープに仕上げよう。前髪は分けて額を出し、爽やかさを意識するのもポイントだ。
スタイル8
前下がりボブを刈り上げでメリハリアップ
ベースは前髪を長く襟足を短く仕上げた前下がりのボブスタイル。サイドをすっきりと刈り上げることで、特徴的な前下がりシルエットを際立てつつ大人の男の色気を引き出すことができる。スタイリングはウェット時にムースを握りながら揉み込んでクセを出し、ウェービーに仕上げるのがポイント。ストレートの人はパーマをかけるのも手だ。前髪を7:3で分けて、片サイドを耳にかければ前下がりデザインの色気や大人っぽさもより引き立つ。
スタイル9
今っぽくクリーンに仕上げる刈り上げボブ
フェミニンで重たいボブスタイルも、センターパートと2ブロックを組み合わせれば男らしく軽やかな印象に。前髪からトップはグラデーションカットで重く長めに残しつつ、サイドとバックを刈り上げることでメリハリの利いた仕上がりが実現できるだろう。クセを生かしたりパーマをかけたりして写真のようなカール感を加えれば、大人ヘアに必須のこなれ感もアップするはず。仕上げはオイルやバームなどでツヤ感たっぷりに。
▼ちょっとしたやんちゃさがかわいらしい「ウルフボブ」
ここ数年、感度の高い人たちの間でブームになっているウルフスタイル。少しクセのあるこのデザインも、ボブと組み合わせれば挑戦しやすいスタイルに早変わり。エッジィな雰囲気が出すぎてしまいがちなウルフも、重く丸いシルエットのボブがうまく中和してくれるというわけだ。先端トレンドを取り入れたい人はぜひお試しあれ。
スタイル10
王道のセンターパートボブをウルフで今っぽく
爽やかなセンターパートのマッシュボブを、ウルフのエッセンスでより今どきに。カットは襟足と前髪を長めに残し、少しレイヤーを入れて動きを出そう。さらに、毛先にスパイラルパーマをかけることで、やんちゃなウルフデザインもこなれた大人ヘアにシフト。スタイリングはバーム系ワックスなどでウェットに仕上げるのがトレンドだろう。パーマとカットで作った動きをより際立たせるため、ドライしてからハードワックスをつけるとなお良し。
スタイル11
女子ウケを狙える大人のエアリーボブ
女子ウケを狙うなら、こんなボブスタイルがおすすめ。ボブならではのグラデーションカットによる丸いシルエットとふんわりとした質感、そして前下がりシルエットによる色気ある長めの前髪が女子のハートをつかんでくれるはず。さらに、軽めのスパイラルパーマを全体に施すことでこなれ感もグッとアップ。スタイリングは、軽めのドライワックスでふわっと仕上げ、モテのカギであるエアリー感を強調するのが正解だ。
スタイル12
爽やかさと遊び心を兼ね備えるウルフボブ
重たくなりがちな黒髪のミディアムボブも、すっきりと額を出し襟足に遊びをプラスすることで、洒落感抜群の軽やかなヘアに。ボブならではのまとまり感のある重めのカットながら、軽やかで爽やかな雰囲気に仕上げられるだろう。毛先や襟足にはパーマでほんのり動きをつけると、ウルフらしい遊び心もアップ。スタイリングは、オイルで髪のまとまりを強調するのがコツ。毛先には柔らかめのワックスなどで動きをつけてあげよう。
▼大人の色気を醸し出せる「ミディアムボブ」
女性の間で流行中のボブスタイルに近い、ミディアムレングスのボブは、男の色気やスタイリッシュな雰囲気をアピールしたいならうってつけ。全体のレングスが長いぶん、パーマをかけたり、顔周りの髪を耳にかけたりなど、動きを生かしたデザインとも好相性だ。目指すスタイルに合わせていろいろなデザインやアレンジを取り入れてみよう。
スタイル13
ワンレンボブはオールバックで男らしく
大人の男性ならではの落ち着きをキープしつつ、旬なムードを醸し出すシンプルなワンレンボブ。全体はボブらしくしっかり重めに、襟足はぱつんとブラントにカットして揃えつつ、ほんのり動きをつけることでフェミニンになりすぎずメンズらしい仕上がりに。オールバックに流すだけでキマるため、ミディアムレングスでもスタイリングは楽々。オイルやバームで自然なツヤ感とまとまり感を与えて、気取らない雰囲気に仕上げよう。
スタイル14
潮風香るサーファー風ミディアムボブ
サーフィンやスケートなど、横乗りカルチャーが好きな人にはこんなボブスタイルをおすすめしたい。ボリュームが後ろに溜まる前上がりのシルエットと外国人のクセ毛のようなカーリーなパーマで、ワイルドかつこなれムード満点な男らしいボブに仕上げられる。カットとパーマで質感や形を作り込んでおけば、洗いざらしで前髪をサッと分けるだけでもサマになるだろう。よりパーマの動きを生かすなら、ウェット時にムースを揉み込んでおこう。
スタイル15
旬度抜群なクリーン系ワンレンボブ
あえて動きや束感を作らず、とことんシンプルに仕上げたワンレンボブ。頭の形に添ってすとんと落ちるストレートタッチの髪が、清潔感ある印象を引き出してくれる。毛先もブラントにカットし、しゃれた印象をアップしよう。スタイリングは、オイルをたっぷりとつけてしっとりとしたツヤとまとまりを強調するのがコツ。サイドの髪は耳にかけても自然に下ろしても、良い感じに仕上がるはずだ。
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