
バックパックに一家言あり。グラナイトギアのバッグ&ポーチで出かけよう!
軽さ&快適さ至上主義のバッグ作りで、コアなアウトドア派からも一目を置かれる『グラナイトギア』。街や自然に出かけたい気分が高まる季節にこそ頼れるバッグの宝庫です。
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米国はミネソタ生まれ。『グラナイトギア』のバッグで外遊びを軽快に
アクティブ派のバッグ選びにおいて、やはり軽さは絶対的な正義です。リュックに限らず、ポーチやサコッシュだって、作りが軽く身軽に動けるのに越したことはないですよね。手周り品の多くが小型&軽量化されつつある今だからこそ、なおさらそう思うのかもしれません。そんな時代のニーズに応えてくれるのが、コロラド生まれのバッグブランド『グラナイトギア』です。同社の名を聞いてピンときた人は、おそらく年季の入ったアウトドア好き。何を隠そう同社は、2000年代初頭の“UL(ウルトラライト)バックパック”黎明期に頭角を現した、先駆的ブランドなのです。
このULバックパックとは、極限まで軽量化を図ったスタイルでハイキングに挑むために開発されたもの。当時のアメリカでは、長距離トレイルに挑むコアなハイカーの間で荷物をグラム単位で切り詰めるスタイルが流行し、軽量至上主義的なギアを作るガレージブランドが増えつつありました。一方で同社は、1986年の創業当初からアパラチアン・トレイルで毎年開催されるハイカー向けイベントでギアの修理対応をしてきた実績があり、そこでハイカーたちが自ら改造を加えて軽量化したバックパックを多数目撃することに。それを元に試作したバックパックをハイカーに使ってもらいながら改良を重ね、後に超軽量バックパックの金字塔として語り継がれる「ヴェイパートレイル(※現在は廃盤)」を完成させます。容量60Lにして約1kgというこの革新的バックパックの大ヒットをきっかけに、軽さと耐久性を兼ね備えたバッグのパイオニア的ポジションを確立しました。
「ヴァーガ2」を例に解説。『グラナイトギア』の強みとは?
ここからはそんな『グラナイトギア』の強みを、「ヴァーガ2」という代表作の魅力を読み解きながら見ていきましょう。まず、この「ヴァーガ2」とは、前出の「ヴェイパートレイル」と同時期に発売された「ヴァーガ」というバックパックに改良を加えた二代目モデル。サイズ感や雨蓋を省いたその佇まいは「ヴェイパートレイル」の流れを汲んだものですが、背面のフレームやパッド、ファスナーなどをそぎ落とすことで、さらなる軽量化を推し進めているのが特徴です。
▼54Lの容量に対して、わずか540g! ガチのハイカーにも刺さる圧倒的軽さ
「ヴァーガ2」は、容量54Lの大型バックパックでありながらわずか540gという驚きの軽さを実現しています。開発コンセプトや用途が違うのでどちらが良いというわけではありませんが、『グレゴリー』のほぼ同等サイズのバックパックである「ジェイド53(容量53L)」の総重量は1,550g。もちろん背負い心地やスペックにも違いはありますが、軽さを重要視する場合「ヴァーガ2」の圧倒的な軽量性がストロングポイントになることは間違いありません。
▼超軽量でも侮るなかれ。素材には耐久性に優れた高機能ナイロンを採用
“軽さファースト”だからといってタフさに妥協しない作りである点も「ヴァーガ2」の特徴。同時に『グラナイトギア』のこだわりが感じられるポイントでもあります。本体には引き裂き強度の高いリップスップナイロンや、薄手でも優れた撥水性と堅牢性を発揮するシルハイブリットナイロンを採用。つまり、副資材やバッドなどを省きつつも作りは決してヤワではないということです。また、同社のバックパックはフロント部分にアーチ状のパーツ(オレンジの部分)が施されていることが特徴なのですが、これもタフさを担保する役割を担っています。これはカヌーのギアを満載して持ち歩くためのポーテージパックの底部分に補強目的で縫い付けられているパーツに着想を得たもの。これをフロントに配することで、副資材を省いたシンプルな構造であっても荷重や経年劣化による破損を防げる作りになっています。
『グラナイトギア』のバックパック10選。街と山を横断する、その実力を知る
「ヴァーガ2」は旅やハイキングに適した大型バックパック。ですが、街でも山でも使いやすい中型~小型バックパックにおいても、軽くて堅牢、そして使い勝手も良好な秀作が揃っています。いつでもどこでも頼れる10モデルをご紹介しましょう。
アイテム1
ダガー
日帰りのハイキングを想定して開発された、容量22Lのデイパック。従来のフレームの役割を果たす薄手のシートを背面に内蔵することで、軽量化を図りながら背中にかかる負荷を低減しています。重量は680gで、さらに軽くしたい場合はこの背面シートを取り外すことも可能。腰周りのスタビリティを高めるウエストベルトと腰パッドも着脱式です。
アイテム2
スプリットロック 34
こちらは、「キャンパス」コレクションにラインアップされた容量34.5Lの中型バックパック。主室から独立させたラップトップスリーブが背面側にあり、フロントには手周り品の収納に便利なオーガナイザーも備えた多機能設計になっています。学生の使用を想定したシリーズだけあって、開口部は書籍や書類の出し入れがしやすいパネルローディング式を採用。
アイテム3
ソウビル20
フレームやパッドに加え、ジッパーや横ポケットさえも省いたミニマル設計。容量20Lにして、わずか170gという軽さを実現しています。開口部にはドローコードのような構造の“シンチクロージャー”という独自システムを採用しており、ワンアクションでの素早い開閉を可能に。主室の背面側には水分補給用のハイドレーションパックのスリーブがあり、ここに小型のスリーピングマットを入れて背面パッド代わりにする人も多いのだとか。
アイテム4
ペリメーター35
雨蓋に加え、左右に収納が付いたウエストベルトを着脱式にすることで、状況に応じて軽量にカスタマイズができる設計を採用。加えて、背面に荷重を分散するためのサスペンションシステムを内蔵しており、身長や肩幅に合わせて微調整することで背負う人に最適化できる点が秀逸です。容量は35L。
アイテム5
ヴァーガ26
雨蓋なしのロールトップ型で本体はフレームレスという「ヴァーガ2」の仕様を踏襲しつつ、容量26Lにスケールダウン。容量も460gと超軽量設計で、ウエストベルトを取り外すことでさらなる軽量化も可能に。ロールトップの開口部は、目一杯伸ばして使うと容量を35L程度まで拡張可能。外出先や旅先で荷物が増えたときも安心感です。
アイテム6
スラッカーパッカー
容量25Lの本体に走らせた3本のコンプレションストラップを絞り込むことで、かさ張りがちな衣類や寝袋を収納した際のボリュームを抑えられる設計が特徴的。撥水性に優れるシルナイロンと防水透湿素材のイーベントを組み合わせた本体にシームテープを施すことで、ドライサックとしての使用に耐えられるレベルの防水性能を担保しています。
アイテム7
スカリー24
フロントにオーガナイザーを備えた、容量24Lロールトップ型デイパック。両サイドに伸縮素材のポケットを備えた実用的な設計ながら、フレームを省き、背面パッドを最小限の厚みにすることで510gという軽さを実現しています。ショルダーストラップには背負った際のフィット感を高めるチェストストラップが付きますが、必要がない場合やより軽くしたい場合は取り外すことも可能。
アイテム8
ルッセン 35
荷重を分散し、重さを感じさせない背負い心地に導くための背面システムを搭載した「ルッセン 35」。この背面システムは背面長に合わせて簡単にサイズ調整ができ、最適な荷重分散を得ることができます。同じくサイズ調整ができるウエストベルトも搭載しているために総重量は1,315gありますが、背面システムとウエストベルトを取り外すことで765gまで軽量することも可能です。開口部はU字型に大きく開くパネルローディング式なので、荷物の出し入れも容易。
アイテム9
クリッパー
コンプレッションストラップを本体サイド上部のみに施し、外ポケットの数も抑えたミニマル設計で、350gの軽さを実現したデイパック。容量17Lの主室内にはノートPCが収まるスリーブを備えていたり、ドリンクボトルの収納に便利なサイドポケットだけは表面に残したりするなど、必要最小限の実用性はしっかり担保しています。
アイテム10
クロストレック2
ミニマル志向のバッグを得意とする『グラナイトギア』ですが、トラベルコレクションにおいてはスペック面も充実です。36Lの容量を備えた定番モデルである本作は、ブリーフケースのように横持ちもできる2WAY仕様。全天候型トラベルギアと銘打った製品だけあって、耐水性に優れる生地やジッパーの採用で雨天を気にせず使える作りになっています。旅行時はどうしても荷物が重くなりがちですが、本作は人間工学に基づき設計された背面パネルや頸椎にかかる負荷を軽減するランバーサポート機能が荷重を分散してくれるので、旅先での移動も苦にならなそうです。
サコッシュ&サックにも名品あり。『グラナイトギア』のアクセサリー5選
軽くてタフで、見栄えも良し。そんな『グラナイトギア』ならではの世界観とモノ作りは、サコッシュやヒップバッグといった小型バッグで楽しむことも。テンションが上がる配色で作りもアイデアも満載ながら、しっかり機能的なのは流石の一言です。
アイテム1
ハイカーサチェル
わずか60gという、卵1個分くらいの軽さが自慢の定番サコッシュ。本体は軽さと耐久性、そして撥水性という三拍子揃ったシルナイロンコーデュラ製で、着脱式のストラップを外せばポーチやバッグインバッグとしても使えます。スマホやマスクの収納にちょうどいいフロントポケットは内側の面ファスナーで閉じることができ、主室内は仕分けに便利な仕切り付きと、軽さと引き換えに快適な使用感を犠牲にしない作りが秀逸。
アイテム2
エアグロサリーバッグ
こちらは、シルナイロンコーデュラで仕立てたショッピングトートバッグ。容量30Lにしてわずか48gという驚きの軽さですが、約15kgの荷重に耐えうるタフさが自慢です。裏返しにして内ポケ内に本体を収納すると手の平サイズにたためるパッカブル仕様で、フックを使ってメインのバッグに引っ掛けておいても絵になります。
アイテム3
ジップディティー(2個セット)
グルーミング用品や細かい手周り品をまとめておくのに便利で、ポーチとしても使いやすい手持ち用ループ付きスタッフバッグ。こちらもシルナイロンコーデュラ仕立てで、止水ジッパーの採用により水濡れに強い作りになっています。予備バッテリーなどのデジモノも、安心して収納できますね。
アイテム4
ヒップウイング
一般的なウエストバッグと違い、マチを排した薄型設計が特徴的。斜めがけしたり腰に装着したりした際のフィット感が非常に高く、動きの邪魔にもならないため自転車ライドの相棒にもうってつけです。薄型とはいえ容量は1.4Lほどあり、500mlペットボトルや財布、スマホといった手周り品がちょうどよく収まってくれるサイズ感が絶妙。
アイテム5
トレイルウォレットM
財布としても、リップクリームなどを携行するミニポーチとしても使いやすいサイズ感(W12.3×H10cm)のジップウォレット。本体のシルナイロンコーデュラは摩擦にも引き裂きにも強いリップストップ織りなので、付属のカラビナでパンツのベルトループやバッグに引っ掛けてアクセ感覚でコーデに盛るのもおすすめです。
この記事の掲載アイテム一覧(全14商品)
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『グラナイトギア』 ダガー
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『グラナイトギア』 スプリットロック 34
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『グラナイトギア』 ソウビル20
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『グラナイトギア』 ペリメーター35
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『グラナイトギア』 ヴァーガ26
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『グラナイトギア』 スラッカーパッカー
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『グラナイトギア』 スカリー24
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『グラナイトギア』 ルッセン 35
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『グラナイトギア』 クリッパー
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『グラナイトギア』 クロストレック2
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『グラナイトギア』 ハイカーサチェル
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『グラナイトギア』 エアグロサリーバッグ
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『グラナイトギア』 ジップディティー(2個セット)
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『グラナイトギア』 ヒップウイング
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