
今注目のギア、テントコットとは? 気軽に使えて寝心地良好なおすすめ14選
数あるキャンプギアの中でも、特に最近注目されているテントコット。その名の通り、テントとコットをひとつにした便利なこのアイテム。その魅力を徹底検証してみました!
そもそも、テントコットとは何モノ?
アウトドアで使える簡易ベッドとして人気のコット。これにテントの機能を合体させ、居住空間とベッドをひとまとめにしたのがテントコットです。2つのギアがひとつになっていることで、より身軽にテント泊を楽しむことができると、ソロキャンパーやミニマルなキャンプスタイルを好む人たちの間で話題になっているアイテムなんです。
支持される理由を徹底解剖。テントコットはここが魅力だ
荷物が少なくなるというメリットはもちろんのこと、他にもテントコットが注目されるのには理由があります。それは初心者でも扱いやすく、アウトドアでも快適な睡眠を簡単に手に入れられるということ。その魅力について、深掘りしていきましょう。
魅力1
地面と接しない作りで快適性◎
テントコットの床面は、コットと同じく地面から30~50cmほど離れています。この高床式であることにより、地面からの熱や冷えをダイレクトに受けることがなく通気性も抜群。そのうえ、たとえ石や砂利の多いゴツゴツとした場所であっても、接地していないので寝心地の悪さやコット破損の心配もありません。もちろん雨が降ったとしても地面からの浸水や底面の汚れを気にする必要がほとんどなく、快適な寝心地が約束されるというワケです。
魅力2
ペグ不要で設営&撤収が簡単
基本的にペグ打ちが不要なテントコットは、設営・撤収も楽ちん! そのため、アウトドア初心者やソロキャンパーでも使いやすくておすすめです。また、地面の状態に左右されずに設置が可能なため、一般的なテントでは設営が難しいコンクリートの上や河原、ビーチなど、さまざまな場所で使えるのも魅力です。
注意点
サイズは最大でも2人まで
かなりいいことずくめのテントコットですが、唯一の難点は使用できる人数が限られるということ。コットとテントを一体化させるという構造上、あまり大きなタイプはなく、使用人数は1人もしくは多くても2人までというモデルが大半です。2人で使うことを想定するのであれば、幅は140cm以上のモノを選ぶのがベター。ゆったりと横になりたいのであれば、サイズをよく調べてから購入しましょう。
タイプは主に2種類。使用シーンに合わせてセレクトしよう
テントコットには大きく分けて、「折りたたみ式」と「組み立て式」の2種類があります。それぞれに設営が容易だったりアレンジしやすかったりとメリットがあるので、自分のキャンプスタイルや使いたいシーンなどに合わせて選ぶのが正解です。
タイプ1
折りたたみ式
テントとコットが一体となっているのが折りたたみ式。すべてがひとまとめという作りなので、基本的にはコットと同じく広げるだけで設営ができ、撤収も折りたたむだけというシンプルな作りが最大の特徴です。この組み立てのいらない手軽さが、初心者でも取り扱いやすいと注目を集めているのです。
タイプ2
組み立て式
組み立て式は、別々になっているテントとコットを、ポールやフレームを使って設営するスタイル。折りたたみ式に比べて設営や撤収にやや時間と手間がかかります。ただ、テントとコットをそれぞれ別で使用できるタイプが多く、シチュエーションによって使い分けたいという人はこちらが重宝します。
ソロor2人。使用人数別に、テントコットのおすすめをピックアップ
いざテントコットを選ぶとなった際に大切なのは、そのサイズ。大きく分けて1人用と2人用がありますが、ソロキャンプには1人用、カップルや友人、家族とのキャンプであれば2人用がベスト。自分の使い方に合わせて適したほうを選びましょう。
▼「ソロキャンプ向け」のおすすめテントコット
1人用のソロキャンプ向けテントコットは、横幅が70cm以上のサイズを選びましょう。これくらいのサイズがあれば、コンパクトで1人でも持ち運びやすく、それでいて横になったときに多少の荷物を中に入れておける余裕もあります。
アイテム1
『ドッペルギャンガー』バイクツーリングコットテント
バイクでのツーリング用に作られたこちらは、舗装された道の上でもペグダウンなしでフライシートを設営できる組み立て式。テント部分には車のヘッドライトに反射するリフレクターが付き、さらにバイクに積載するためにコンパクトかつ小分けに収納可能な専用収納袋完備というのも高ポイントです。
■DATA
サイズ:W248×D235×H125cm
アイテム2
『カンプライト』オリジナルテントコット1人用
初心者にもおすすめな、さっと広げるだけで設営できる折りたたみ式のテントコットです。テント部分をたたむとラウンジチェアになるので、アウトドアでくつろぐのはもちろん、自宅ではチェアとして活用するというのも◎。通気性の良い4面メッシュ構造に加えてレインフライ付きとあって、天候の変化にも素早く対応可能です。
■DATA
サイズ:W214×D72×H89cm
アイテム3
『テイトー』コンパクトテントコット
カモフラージュ柄が印象的なこちらのテントコットは、ダブルウォール仕様かつ防水性も耐水性も高い素材を使用。非常にコンパクトで軽量ながら、防寒したいときにはフルクローズ、虫除け対策や通気性を高めたいときにはメッシュドアを活用と、シーンに合った使い方ができるのが魅力です。幅50cmの専用キャリーバッグにすべて収納できるため、ソロキャンプやバイクでのツーリングはもちろん、自転車旅のお供にも最適です。
■DATA
サイズ:W190×D110×H105cm
アイテム4
『オザークトレイル』インスタント テントコット
独特のボックス型のフォルムに、地面から約41cmという高さのあるコットが特徴です。地面からの熱や冷えの影響を軽減してくれるのはもちろん、ドアや窓、天井部分にはメッシュ素材が使われており、レインフライを外せば通気性も抜群! テント内部にはポケットが付いているので、ちょっとした小物の収納場所には困らないというのも◎。
■DATA
サイズ:W199×D79×H130cm
アイテム5
『エンドレスベース』コットテントセット
フライシートとメッシュインナーにコット、丈夫で軽量なアルミ合金のキャノピーポール、さらにはエア枕と収納袋まで付いた大充実のセットです。テントにはUV&撥水加工が施され、全天候に対応可能。こちらはグレーのテントにネイビーのコットという組み合わせですが、他にテントはキャメル、コットはブラックとベージュもあるので、自分好みのカラーコンビを選べるのも魅力です。
■DATA
サイズ:W200×D70×H120cm
アイテム6
『カズミ』ニューブラックコットテント
スタイリッシュなデザインが目を引く、韓国のキャンプブランド『カズミ』による組み立て式のタイプ。ブラックベースの洗練された表情に加え、4面メッシュ窓と天井のベンチレーションで快適な居心地を実現しています。また、メインの素材は遮光性が高く、さらに角度調節可能なダブルキャノピーシステムを採用し、テント前面に日陰を作れるのも自慢。これなら日差しの強いシーズンでも安心ですね。
■DATA
サイズ:W200×D75×H110cm
アイテム7
『Unafreely』テントコット
耐久性の高いナイロンシートとエアロアルミ製フレームを使った、組み立て式のテントコットです。コット部分は高さ18cmと低めであり、さらにしっかりとした作りの3本脚を備えているため安定感の良さはお墨付き! 高密度メッシュを部分的に使うことで虫を避けつつ通気性の良さをキープ。防寒や雨対策にうれしいレインカバーも付いているので、3シーズン快適に過ごせます。
■DATA
サイズ:W210×D70×H88cm
アイテム8
『トバウ』コットテントセット
黒ワントーンのすっきりと男らしい雰囲気が魅力的。テントとコットを別々に使える組み立て式で、テントにはシルバーコーティングのオックスフォードクロスを使用。UPF50の耐水圧4,000mmという高機能素材で、雨や紫外線対策も申し分ありません。ちなみにコットは3色から選べ、さらに地面から17cmのロースタイルと38cmのハイスタイルの2WAY仕様。地面の状態に合わせて高さを変えられるので、幅広いシーンで活躍してくれること請け合いです。
■DATA
サイズ:W195×D70×H125cm
アイテム9
『カンプライト』コンパクトテントコット エクストララージ
50cmの高さのコットとタフなナイロン素材のテント、そしてローラーホイール付きの収納バッグ、防水レインフライが揃ったセットです。コットは耐久性のあるグラスファイバー製フレームを採用し、高さがあっても安定した寝心地を実現。テントは1人用のスペースとしては十分な広さがあり、内側には小物用ポケット、またコットの裏側には靴入れに最適なメッシュの収納スペースが設けられており、荷物置き場に困ることもありません。
■DATA
サイズ:W214×D84×H102cm(床面地上高50cm)
アイテム10
『Yescom』折りたたみ式シングルテントコット
迷彩柄のテントに黒のアルミフレームのコットという武骨度満点なデザイン。折りたたみ式で設営が簡単なうえに、ゆったりと寝ることができるサイズ感が優秀! 内部にはランタンやファンを吊り下げられるフックに、タブレットも入るサイズの3つのメッシュポケットなど、快適に過ごせる工夫が充実しているのもうれしいですね。
■DATA
サイズ:W214×D85×H112cm
▼「2人用」のおすすめテントコット
2人用の大きめなテントコットも、折りたたみ式と組み立て式があります。こちらは幅130cm前後のタイプが多く、これくらいのサイズであればセミダブル~ダブルベッドくらいのサイズ感なので、2人並んで寝るには十分でしょう。
アイテム11
『アウトサニー』オールインワンテントコット
テントとコットだけでなく、なんとエアマットとそれを膨らませるエアーポンプまで付いたセットがこちら。アウトドアシーンでも、家と同じようなクッション性のあるベッドで寝ることができるとあって、快適な睡眠にこだわる人は要チェックです。シンプルな作りでありながら、風雨や錆びに強いパウダーコーティング加工が施された丈夫なフレームを使用しており、長く愛用できるアイテムとなっています。
■DATA
サイズ:W193×D136×H136cm(コットH42cm)
アイテム12
『カンプライト』2人用ダブルテントコット
こちらもパウダーコーティングのアルミニウムフレームに、ヘビーデューティ190Tナイロンという、タフな素材にこだわっているのが特徴。2人用のテントコットとしては貴重な折りたたみ式で、テント部分をたためばラウンジチェアに変身します。昼間はリラックス用のチェアや長椅子として、夜はテントにと、ひとつで何役もこなせるため荷物を減らしたいキャンパーにはぴったり!
■DATA
サイズ:W213.3×D134.6×H129.5cm
アイテム13
『タングクラ』2人用アウトドアキャンプテントコット
高密度ポリエステル生地を採用し、防水性の高い空間を実現した組み立て式のテントコットです。4面すべてにメッシュ窓が付いているので、雨天のみならず暑い日にも換気しやすく快適。また、寝袋2つにエアマットレス1枚、エアピロー2個とフットポンプが付属品として付いており、まだギアが揃っていないキャンプ初心者などのエントリーモデルとしても良いですね。
■DATA
サイズ:W193.04×D137.16×H185.42cm
アイテム14
『ドリームYS』高床式キャンプテント
本体と防水加工を施したフライシートには強度の高いオックスフォード生地、そしてフレームには超硬度アルミニウムというセレクトで、耐荷重240kgの折りたたみ式テントコットを実現。その分、重量も16kgとなかなかですが、折りたたんだテント用の収納バッグ付きなので、持ち運びや車への収納には困りません。
■DATA
サイズ:W210×D120×H210cm
この記事の掲載アイテム一覧(全14商品)
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『ドッペルギャンガー』 バイクツーリングコットテント
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『カンプライト』 オリジナルテントコット1人用
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『テイトー』 コンパクトテントコット
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『オザークトレイル』 インスタント テントコット
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『エンドレスベース』 コットテントセット
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『カズミ』 ニューブラックコットテント
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『Unafreely』 テントコット
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『トバウ』 コットテントセット
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『カンプライト』 コンパクトテントコット エクストララージ
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『Yescom』 折りたたみ式シングルテントコット
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『アウトサニー』 オールインワンテントコット
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『カンプライト』 2人用ダブルテントコット
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『タングクラ』 2人用アウトドアキャンプテントコット
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『ドリームYS』 高床式キャンプテント
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