
ハットで作るおしゃれコーデ15選。3つの種類別に選ぶポイントや取り入れ方を解説
いつもの着こなしをおしゃれに格上げするなら、ハットをプラスするのが手っ取り早い方法。そこで大人が重視するべき選ぶポイントとコーデへの取り入れ方をご紹介します。
コーデの格上げにはハットが有効です!
着こなしの物足りなさを解消するのにも、コーデの差別化を図るのにも重宝する帽子。もちろんキャップも良いのですが、大人にはやや難易度が高いイメージもあります。その点ハットは大人でもチャレンジしやすく、バケットハットからストローハットまで種類も豊富。ドレッシーな印象を与えたり、コーデに抜け感をプラスしたり、デザインによってさまざまな格上げ効果が期待できる万能選手でもあるのです。
種類からクラウンの高さまで。まずは自分に似合うハットを知ることから
前述した通り、ハットにはさまざまな種類があります。さらにブリム(つば)の長さやクラウンの高さも印象を左右する重要なパーツ。ここではハット選びで重視するべきポイントを伝授します。
▼まずはハットの種類と選び方をレクチャー
さまざまな種類が存在するハットは、どんなデザインを選ぶかがもっとも重要。今回はバケットハットやフェルトハットなど、代表的な3つのデザインをピックアップしました。選び方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
種類1
ストリート感とラフさが魅力の「バケットハット」
バケツを逆さにしたようなシルエットが特徴のバケットハット。1990年代ファッションやストリートファッションの人気が再燃していることもあり、最近取り入れる人が増えている注目のデザインです。カジュアル感が強く、プラスするとこなれた印象に仕上がります。ただ、四角い顔型やエラが張っている場合は、それが目立ってしまうことも。基本的にブリムは短めですが、気になる人はなるべく長めのモノを選ぶようにしましょう。
種類2
クラシックで洒脱なムードを演出する「フェルトハット」
フェルトハットはフェルト素材を使用したハットの総称で、頭頂部(クラウントップ)が中に折れている中折れ帽や頭頂部が丸いボーラーハットも含みます。フェルトならではの風合いも後押しし、どこかクラシカルな雰囲気を醸し出すのが特徴。タウンユースで取り入れるなら、あえてカジュアルコーデと合わせるのがおすすめ。着こなしを大人っぽく格上げすることができ、さらには洒脱な印象を与えることができます。
種類3
夏にぴったりな清涼感を醸し出す「ストローハット」
ストローハットとは、いわゆる麦わら帽子のこと。正確には麦わらに限定せず、天然草を使ったハットの総称となっています。デザインはフェルトハットと同じですが、その素材感のおかげで涼しげな雰囲気を演出できるのがポイント。基本的にどんなコーデにもマッチしますが、大人は襟付きトップスと合わせてきれいめに仕上げるのがベターです。ちなみにTシャツ1枚でもボトムスにスラックスを合わせて、ラフすぎない着こなしを意識すればサマになりますよ。
▼併せてブリムの長さやクラウンの高さもチェック
ハットのデザインが決まったら、次は細かなパーツを見ていきましょう。注目すべきは、ブリムの長さとクラウンの高さです。この2つはデザインに次いで印象を左右するパーツとなるので、どんな人に似合うかなどを詳しく解説。
ポイント1
ブリムの長さは少し長めがおしゃれ
ハットのパーツの中でも特に重要なのがブリムの長さ。バケットハットは短めが基本となっていますが、その他のフェルトハットやストローハットの場合、短いとおじさんっぽく見えてしまうんです。そのうえ似合う人がかなり限られてしまうので、フェルトハットもストローハットもブリムの長さが5cm以上のモノを選ぶようにしましょう。ちなみに最近は男性にも長めが人気ですので、今っぽさとおしゃれな雰囲気が両得できますよ。
ポイント2
クラウンの高さは顔型で決める
クラウンとは頭が収まる部分のことで、顔型によって似合う高さが変わってきます。クラウンの天井のフォルムとブリムの長さとのバランスにもよるのですが、一般的に丸顔や四角い顔型なら高さのあるもの、面長なら低めのものをチョイスすることで気になる部分をカモフラージュすることができます。ちなみに逆三角形の人はどんな高さも似合うと思うので、好みで選べばOK。
ハットの種類別に提案。着こなしのコツとおしゃれなコーデサンプル
ハットに馴染みがない人は、どう取り入れたら良いかわからない……という場合も多いかと思います。そこでハットの種類別におすすめコーデ例をピックアップ。着こなしとのバランスなどもご紹介しているので要チェックです。
▼ハット1:バケットハット
ハットで今どき感をアピールするなら、最近街に増えているバケットハットをセレクトしたいところ。ラフな着こなしはもちろん、意外ときれいめコーデとの相性も良く、絶妙な抜け感を加味することができます。コンパクトな見た目ゆえ、旬のオーバーサイズともバランス良く仕上がるのもうれしいポイント。
コーデ1
バケットハットとスタイリングのシルエットバランスが巧み
コンパクトなバケットハットに対し、コーデはオーバーサイズでまとめているのがポイント。視覚的に顔を小さく見せる効果があり、スタイリングをよりバランス良く仕上げることができます。さらにハットからモノトーンのグラデーションで構成することで、カジュアルなバケットハットも大人っぽい印象に。
コーデ2
バケットハットでセットアップコーデをより今っぽく
シャツとパンツのきれいめセットアップコーデにバケットハットをプラス。インナーのTシャツと色をリンクさせることでスタイリングに統一感が生まれ、さらにはバケットハットの悪目立ちを防いでいます。足元はトングサンダルでリラックスムードを醸し出したのも◎。
コーデ3
黒のバケットハットを軽やかカラーリングの引き締め役に
ノーカラーのジャケットを軸にしたクリーンなミリタリースタイル。全体的に爽やかな配色で構成しているので、ブラックのバケットハットが適度に着こなしを引き締めています。たっぷりとしたシルエットのパンツとの相乗効果で、今っぽさや洒落度を高めているのも見逃せません。
コーデ4
バケットハットとの素材のコントラストが映えるシンプルコーデ
バケットハットで周りと差をつけるなら、レザーライクな素材をセレクトするのも手。ざっくりとしたニットとの素材のコントラストも印象的で、シンプルながらもおしゃれなムードを漂わせています。これならボトムスやスニーカーがカジュアルでも大人っぽい印象を与えられるはず。
コーデ5
トレンドカラーのバケットハットでシンプルコーデを格上げ
バケットハットとマウンテンパーカーでベーシックなアウトドアスタイルを構築。それでいて今どきに見えるのは、トレンドカラーでもある鮮やかなグリーンをセレクトしているから。ボトムスも足元もベーシックカラーなので、よりバケットハットの存在感が引き立ちます。
▼ハット2:フェルトハット
ハットの中で1番大人が取り入れやすいのがフェルトハット。ただ、かっちりとしたジャケットに合わせるのはハードルが高いので、あえてカジュアルな着こなしにプラスするのがベストです。さらにスタイリングもなるべくシンプルに仕上げると、ハットの洒脱さが生きてバランス良く仕上がりますよ。
コーデ6
定番コーデにフェルトハットをプラスして雰囲気出し
フェルトハットは洒脱な雰囲気を醸し出す効果があります。それを最大限に生かすなら、シンプルコーデにプラスするのがおすすめ。全体のトーンを揃えればフェルトハットが浮くこともなく、着こなしにきちんと溶け込んでくれます。白Tシャツで適度な抜け感を演出したところにも注目を。
コーデ7
Tシャツ1枚の物足りなさをフェルトハットで解消
Tシャツ×ジーンズにフェルトハットを取り入れれば、夏の王道コーデもおしゃれな印象に。ブラウンとグリーンの配色と広めのブリムもポイントで、おしゃれな印象を高めるのに一役買っています。ハットとベルト、時計とサンダルの色をそれぞれリンクさせているのも技アリ。
コーデ8
フェルトハットがあれば定番シャツコーデもおしゃれ
ネイビーの無地シャツに味のあるインディゴジーンズ。そんなオーソドックスな大人カジュアルスタイルも、フェルトハットがあるとワンランク上に見せることができます。ハットと色を揃えた黒フレームのメガネで洒落感をさらにアップさせているのも特筆すべきところ。
コーデ9
膨張しがちな配色はインナーと柄で攻略
フェルトハットからアウター、ボトムス、足元にいたるまでをブラウン系で統一。そうすることでハットが自然と溶け込むので、初心者もグッと取り入れやすくなると思います。抜け感を生む白インナーや存在感あるブロックチェックで、単調に見せない工夫を盛り込んでいるのもお見事です。
コーデ10
モノトーンでまとめるのがフェルトハットをおしゃれに見せる近道
フェルトハットをクールにかっこよく取り入れるなら、ブラックを基調にしたモノトーンコーデに仕上げるのがベスト。初心者でもチャレンジしやすく、それでいておしゃれ上級者っぽく見えるのもメリットです。チェックシャツを適度に効かせて、スタイリングにメリハリを持たせたのも勝因。
▼ハット3:ストローハット
バケットハットやフェルトハットとは違い、夏らしい抜け感を演出できるのがストローハットの良さ。ただ、ラフすぎると子供っぽく見えてしまうので、シャツやきれいめパンツなどでバランスを図るのが正解です。ちなみにブリムはやや長めを選ぶと上品で大人っぽいムードを醸し出せますよ。
コーデ11
夏っぽさとクリーンさのMIX具合が絶妙
ストローハットとアロハシャツを主役に、夏気分が盛り上がるスタイリングを構成。レトロなシルエットのオーバーオールを合わせつつ清潔感も漂っているのは、インナーとスニーカーはクリーンな白をセレクトしているからです。ハットもシンプルに徹したデザインなのもGOOD。
コーデ12
洒落度を高めるバンドカラーがコーデの決め手
ストローハットとシアサッカーのシャツで清涼感あるスタイリングに。シャツはバンドカラーをセレクトしているので、同系色での合わせでも野暮ったく見えず、逆にこなれたムードに仕上がっています。味感たっぷりのインディゴジーンズは、清涼感とこなれ感を増量させる効果も。
コーデ13
ストローハットとショートパンツを大人っぽく見せる好例
Tシャツとショートパンツ、そしてストローハット。ともすると夏休みの小学生っぽくなる着こなしですが、ショートパンツがきれいめだと大人っぽい印象を与えられます。サンダルやスニーカーではなく、程良くきちんと感のあるローファーを合わせているのも成功のカギ。
コーデ14
ストローハットで武骨なコーデに軽やかさをもたらす
ノーカラーのミリタリージャケットを軸にした男っぽい着こなしを、ストローハットで軽やかに。チノパンと同色で揃えているので悪目立ちすることなく、絶妙なアクセントになっています。あえて浅く被り、サングラスの存在感をアピールしているのもさすがです。
コーデ15
ストローハットと着こなしのバランスが秀逸
シャツもパンツもオーバーサイズという着こなしのリラックス感をストローハットで加速。ブリムが広めというのもポイントで、抜群のシルエットバランスを構築しています。ライトベージュとライトブルーの軽快かつ爽やかなカラーリングで構成しているのもGOOD。
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