
なんとなくで選んでない? ゴルフバッグの選び方とおしゃれ&人気の10ブランド
クラブの持ち運びに必須のゴルフバッグ。自分のプレイスタイルに合うものを使えばスコアアップも期待できるため、しっかり選びたいものです。推奨ブランドも併せてご紹介!
これを買えば気分もアガる。ゴルフバッグ選びは、かなり重要だ
ゴルフを始めようと思ったら、まずはレッスンで基礎を学び、先輩からのアドバイスを参考にクラブやグローブ、ウェアを一通り揃えたりするのがファーストステップ。このステージをクリアしたら、練習場での自主練やコースデビューという段階に移行するのが定石です。そうなったときに必要になるのが、ゴルフバッグ。
このゴルフバッグ(キャディバッグとも呼ぶ)とは、言うまでもなく、クラブに加え、ゴルフボールやティー、マーカーといった小物、レインウェアなどのラウンドに必要なもの一式を持ち歩くためのバッグのこと。その選択肢は非常に多く、デザイン先行で選ぶ楽しさもありますが、おしゃれ用途のバッグと同じ感覚で選んでしまうと、打ちっぱなしやコースで痛い目にあうこともあります。ゴルフ用品の中では買い替えの頻度が少なく、長く使うギアでもあるので、自分のプレイスタイルを加味したうえで良き相棒になってくれるものを選ぶのが賢明。本記事では、選ぶ際に留意すべきポイントをわかりやすく整理してお伝えします。
カート型か、スタンド型か。ゴルフバッグ選びはまずこの2型から
ゴルフバッグは、主にカート型とスタンド型の2タイプに大別できます。前者は自立する設計で、後者は付属のスタンドで斜めに立てられる設計となっています。しかし、それぞれには長所と短所が。良さが生かせるシーンが異なる面もあるため、中・上級者には両方を持っておいて用途や状況で使い分ける人もいます。まずは、自分に合いそうなタイプをファーストゴルフバッグとして使い始めてみましょう。
タイプ1
大容量で出し入れ楽々。自宅のスペースが許すなら「カート型」を
カート型は、縦置きすればそのまま自立する設計。その名の通りカートに乗せて移動することを前提にした作りゆえに、大容量タイプのものが多くなっています。クラブの出し入れがしやすい大口径設計が主流なのも特徴です。ただし、それなりのボリューム感と存在感があるので、自宅に置いておく際にどうしても場所を取ってしまうというデメリットも。重量があるモデルもあるので、移動手段によっては難儀な思いをすることもあります。
タイプ2
比較的軽くて持ち運びやすく、コンパクトに回るのに最適な「スタンド型」
その名の通り、付属のスタンドで斜めに立てられるのがスタンド型。ショルダーストラップ付きが基本で、軽量設計のものが多いため、カート型と比べると比較的持ち運びやすい点も魅力です。収納できるクラブの本数が限られますが、最小限のギアで回りたいときに使い勝手の良さを実感できます。デザイン的にもファッション性の高いモデルが多く、自分らしいスタイルを演出しやすいところもうれしいポイント。ただその分、カートに乗せた場合の安定感という意味ではカート型より弱く、バッグ自体の丈夫さやクラブヘッドの保護力の面でもカート型に軍配が上がります。
出し入れしやすさに直結。ゴルフバッグは「口径」と「長さ」も重要
ゴルフバッグのスペック面で留意したいのが、バッグ自体の口径と長さ。クラブの出し入れのしやすさや収納本数を左右するポイントでもあるので、使用するクラブやプレイスタイルと相談しながら最適なものを選びましょう。
ポイント1
手持ちの本数で考えたい、ゴルフバッグの「口径」に注目
ゴルフバッグの口枠部分、その口径は大きければ良いワケではなく、無駄に高い収納力があると持ち運びが苦になることも。使用クラブの本数やプレイスタイルにあった口径を選ぶのが理想です。口枠のサイズは、14本のクラブをフルセットで収納するなら8.5~9.5インチ(8.5~9.5型)を選ぶのが一般的な目安(プレイで使用できる本数は14本以内という決まりがあります)。10本程度を持ち歩く場合は、7.5インチ(7.5型)、あるいはそれ以下のモデルでも問題ありません。また、内部の分割にもいくつか種類があり、オーソドックスな6分割のものから8分割、15分割のものまでバッグによってさまざまです(最低は3分割)。分割が多いモデルは必要なクラブを見つけやすい半面、収納する際にひと手間かかることもあり、急いでラウンドするときにわずらわしく感じる場合もあります。また、分割が少ないモデルは、ウェッジをまとめて収納してそれらを一気に取り出せるというメリットがある一方、クラブ同士が引っかかって出し入れがしにくいことも。
ポイント2
長けりゃ良い、というものでもない。ゴルフバッグの「長さ」
どれくらいの長さのクラブを収納できるのかも、選びの段階で留意すべきポイントです。バッグの長さは「45インチ対応」や「47インチ対応」といったスペック表記がなされています。そのひとつの目安としてほしいのが、46インチ以上の長尺ドライバーを持ち歩く場合は47インチ対応モデルを選ぶこと。また、大型のヘッドカバーを使っている場合はフードケースをしっかり閉められるよう、その分長さに余裕のあるバッグを選びましょう。
高級感を取るか、利便性を取るか。ゴルフバッグの素材選び
ゴルフバッグの素材には、いくつかの選択肢があります。その中でも現在、多く見られる主要素材が、ナイロンやポリウレタンなどの化繊、合成皮革、エナメルの3タイプ。デザイン的な好みを踏まえつつ、それぞれの持ち味も理解したうえで選びたいところです。
素材1
お手入れ簡単で価格もお手頃。「ナイロン・ポリエステル」素材のゴルフバッグ
実用面で強みを発揮してくれるのがナイロンやポリエステルといった化繊素材。撥水加工を施したものも存在し、汚れが付きにくく、汚れても拭き取りやすい点が魅力です。コーデュラナイロンに代表される強度と耐久性に優れる高機能素材を採用したものもあり、タフさに重きを置いて選ぶならこのタイプから探すのがおすすめです。
素材2
耐久性重視で選ぶなら「合成皮革」がベターです
化繊同様に耐久性が高い素材としてゴルファーに人気があるのが、合成皮革です。化繊のスポーティさに苦手意識がある人にとっては、実用性とスマートさを兼備した素材として支持されているようです。
素材3
スタイリッシュなデザインがお好みなら「エナメル」素材が間違いない
ほんのり浮かぶ光沢によってスタイリッシュさを印象付けられるのがエナメル素材。傷が目立ちやすいというデメリットもありますが、汚れが拭き取りやすいという意味で実用性も申し分なしです。
あの人気ブランドからも。おしゃれ感でも選びたいおすすめゴルフバッグ
プロがトーナメントで使用するゴルフブランドのモデルに加え、セレクトショップやファッションブランドが手掛けるモデルも揃い踏み。ゴルフバッグの選択肢の幅は、これまで以上に広がってきています。ギアやウェアとの相性も鑑みつつ、自分らしさを印象付けられるモデルを探してみてください。
アイテム1
『タイトリスト』シンプルアスリート CB191
今平周吾氏や谷口 徹氏、ショーン・ノリス氏を筆頭に契約プロが多く、上級者にも人気が高い『タイトリスト』。本作は47インチ対応のアスリートモデルで、5分割の口径内はクラブ同士が絡まないようセパレーターが付いた設計になっています。左右のボトムまで大きく開くジップポケットがあり、ボトム部のポケットには2ダース分のボールが収まる大容量設計です。
アイテム2
『キャロウェイ』アドバンス 22 JM
国内では契約プロに深堀圭一郎氏や柏原明日架氏を擁し、世界的な総合ゴルフメーカーとして知られる『キャロウェイ』。高機能かつファッション性の高いゴルフバッグを多数手掛けており、カーゴポケットを思わせる大容量ポケットが特徴的な本作はまさにその好例。口径内は4分割のシンプル設計で、総重量も2.7kgとカート型としては非常に軽量な設計となっています。
アイテム3
『ダンロップ』ゼクシオ GGC-X142
『ダンロップ』のゴルフバッグの中でも人気の高い「ゼクシオ」シリーズの2022年モデル。合成皮革を採用したしっかりとした設計のボディながら、本作も4分割の軽量設計(2.4kg)が魅力となっています。内部でクラブが絡まないセパレーター付きで、荷室からの出し入れがしやすいボトムハンドルも用意するなど、細かいところにも快適さに対する配慮がなされています。
アイテム4
『オークリー』BG 14.0 スタンドキャディバッグ
スタンド型で人気が高いモデルのひとつが、お馴染みの『オークリー』ロゴが横顔で主張するこちら。口径内は4分割で、手持ち用のオクトスティック成型ハンドルは形状が安定しているため非常に持ち運びやすい設計です。4点で支えるショルダーストラップで、リュックのように背負うことも可能。
アイテム5
『パーリーゲイツ』合皮スタンドキャディバッグ
『パーリーゲイツ』における定番ゴルフバッグといえば、“PGスマイル”やスターマークといったポップな味付けの高周波プリントに“らしさ”が感じられるこちらのモデル。最新モデルは、合成皮革のボディにメッシュの補強を加えられています。46インチ対応の6分割タイプで、先端部にも“PGスマイル”を描いた遊び心あるスタンドは破損を防ぐカバー付きでタフさも申し分なし。
アイテム6
『ルコックゴルフ』QQBTJJ07 軽量スポーティグラフィックキャディバッグ
フランス発『ルコックゴルフ』が2022年モデルとしてリリースしたこちらは、合成皮革のボディに刺繍とプリントを駆使して描いたサークルロゴが見どころ。47インチ対応の5分割タイプで、フード付きにして約3kgと軽量化に重きを置いた設計も特徴です。幅広のショルダーストラップが荷重を分散してくれるので重さを感じにくく、持ち運びも苦になりません。
アイテム7
『マスターピース』キャディバッグMASTERPIEC22005
TASCLAP世代が普段使いのバッグでお世話になっている『マスターピース』も、ゴルフラインを手掛けています。47インチ対応の5分割タイプとなるこちらのスタンド型は、その1つ。本体の生地はコーデュラ社とバリスティックナイロンを用いて共同開発した“マスターテック”仕立てとなっており、一般的なナイロンの約5倍に及ぶ耐摩耗性、引き裂き強度を誇ります。裏面のPVC加工と防水透湿フィルムのラミネートにより、高い防水性を担保。
アイテム8
『オジオ』ウッディ ハイブリッド8 ゴルフバッグ22
『キャロウェイ』傘下となってからのリブランディングで、ゴルフラインにも注力する『オジオ』。ゴルフバッグの代表作のひとつが、大きめのパターにも対応できる8分割のスタンド型で、口径内はウッドとアイアンで色分けされており、ラウンド中に必要なクラブが見つけやすいのがうれしいポイントです。9か所にポケットを備えた収納力の高さも自慢で、グローブホルダーは面ファスナー式。脱いだらそこにペタッと付けるだけなので楽ちんです。
アイテム9
『ブリーフィング ゴルフ』CR-4 ♯02
打ちっぱなしやコースでもすっかりお馴染みになった『ブリーフィング ゴルフ』。代表作といえば、コーデュラナイロンで強靭さと耐摩耗性、撥水性を担保したスタンド型の「CR-4」です。5分割の口径内にはクッション性を持たせ、クラブを衝撃から守る設計に。使用頻度の高いものは開閉しやすいマグネット式ポケットに収納でき、ラウンド中に冷たいドリンクを飲めるよう保冷機能付きのボトルポケットも用意されています。
アイテム10
『テーラーメイド ゴルフ』TM22 オーステックキャディバッグ
『テーラーメイド ゴルフ』がシリアスゴルファーに向けて開発した定番モデルとなるこちらは、47インチ対応の9.5インチ(9.5型)口径という大容量設計のカート型。フロント側には2ダースが収まるフルオープンポケット、背面側にはシューズ用のポケットも備わっています。4分割の口径内のセパレーターはボトムまで長さのあるフルレングス型なので、クラブをよりスムーズに出し入れすることが可能。
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『タイトリスト』 シンプルアスリート CB191
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『キャロウェイ』 アドバンス 22 JM
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『ダンロップ』 ゼクシオ GGC-X142
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『オークリー』 BG 14.0 スタンドキャディバッグ
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『パーリーゲイツ』 合皮スタンドキャディバッグ
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『ルコックゴルフ』 QQBTJJ07 軽量スポーティグラフィックキャディバッグ
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『マスターピース』 キャディバッグMASTERPIEC22005
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『オジオ』 ウッディ ハイブリッド8 ゴルフバッグ22
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『ブリーフィング ゴルフ』 CR-4 ♯02
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『テーラーメイド ゴルフ』 TM22 オーステックキャディバッグ
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