
ネックピローで快適な旅を。選び方のポイントからタイプ別のおすすめアイテムまで
長時間の移動に重宝するネックピロー。なんとなくで選ぶ人も多い旅グッズといえますが、実はそのタイプや特徴はさまざま。選び方からおすすめ品までをレクチャーします!
長時間移動に欠かせない、ネックピローとは
飛行機や新幹線などで座ったまま眠る際、不安定な首や頭をホールドしてくれるネックピローは、その名の通り首に巻いて使う枕です。機内や車内でうたた寝をして起きたら首が痛い……なんてことを避けるためにも、旅のお供に必須のアイテム。最近では移動中のみならず、長時間のPC作業や仕事の休憩時に愛用するという人も増えています。
首をホールドしてくれるネックピローを使うと、座ったままでも頭の位置が固定されます。そのため飛行機や新幹線などの乗り物で寝る際、肩や首など体への負担を軽減してくれるというメリットがあるんです。より深い眠りにつくことができるので、睡眠の質も向上。そのため、移動中にしっかりと休むことができ、到着後の疲労感が軽減されるのもうれしいポイントです。またPC作業やゲーム中、デスクワークの合間に昼寝をしたい、なんていうシチュエーションで使うのも、快適さが増すのでおすすめです。
ネックピローを選ぶ際に気をつけるポイントは?
ネックピローとひと口にいっても、その種類は千差万別。外側のカバーから中身まで、さまざまなチョイスがある中で、自分好みのタイプを見つけるのはなかなか難しいですよね。そのヒントとなる、セレクトのポイントをここでチェックしましょう。
ポイント1
詰め物の種類
ネックピローには大きく分けて、中に詰め物が入ったクッションタイプと空気で膨らませるエアータイプの2つが存在します。クッションタイプは低反発ウレタンやマイクロビーズなど詰め物の種類はさまざまですが、どれも体のラインに沿ってきちんとフィットするので、ホールド感は抜群です。ただし、形状を変えることができないので持ち運び時は少しかさばることも。空気を入れて使うエアータイプは、フィット感こそクッションタイプに劣りますが、空気を抜いてコンパクトにたためるので、携帯性や収納のしやすさはこちらに軍配が上がります。
ポイント2
形状
中身だけでなく、形状にもバリエーションがあるネックピロー。一般的なU字タイプは首を左右と後ろから支えてくれるため、安定性は抜群。座席を倒せない列車やバス移動などに重宝します。さらにホールド感の高いものがお好みであれば、首を1周ぐるりと巻くタイプのO型がおすすめ。また、いろいろな形にアレンジできる変形タイプは、シーンに合わせて好みのスタイルを選べます。
ポイント3
表素材の種類・機能性
中身やデザインのみならず、直接肌に触れる表素材も選ぶうえでの重要ポイント。こちらもマイクロファイバーやコットンなどラインアップが豊富なので、汗かきなのでサラサラ素材のものを、冬はウールなど保温性の高いものを……というように季節や自分の好みに合わせて選ぶのが良いでしょう。さらに本体やカバーが洗えるタイプであれば、汗やにおいが付いてしまっても洗って清潔に保つことができるので◎。
ネックピローをタイプ別に厳選。旅を快適にするおすすめアイテム18選
自分のスタイルに合うものを探したいネックピローですが、種類豊富で選ぶのに迷いがち。そこで大人の旅スタイルに馴染むデザインと機能性を併せ持つものだけを厳選! 安定感のあるクッションタイプと、コンパクトに持ち運べるエアータイプから、それぞれおすすめをピックアップしました。
▼安定感のある「クッションタイプ」
しっかりと中身が詰まっているクッションタイプは、その安定感が魅力。詰め物はコットンや低反発ウレタン、ビーズなどさまざまで、その素材や量によって実際の安定感が変わってきます。触り心地や固さを確認して選びましょう。
アイテム1
『ヨギボー』ネックピローXロゴ
“人をダメにするクッション”として知られる『ヨギボー』の快適さを、外に持ち出して体感できるネックピロー。中にはマイクロビーズが詰まっており、首をやさしく包み込むソフトなホールド感が魅力。また、アイマスクが内蔵されているので、明るい機内や車内で眠りたいというときにも便利です。カバーは取り外し可能で、洗濯機で洗えて清潔に使えるのもうれしいですね。
アイテム2
『無印良品』フィットするネッククッション
マイクロビーズをシンプルな筒状に包んだネック用のクッションです。ベルト部分を首で留めればネックピローに、またU字型のまま机に置けばうつ伏せ寝用のクッションに、さらに椅子に座る際腰にあてれば腰の負担を軽減するアイテムにと、アレンジ力の高さが自慢。ベルトの締め方でフィット感を調節できるので、自分の首のサイズや好みの締め具合で使えるのも高ポイントです。
アイテム3
『グアポ』ネックピロー
本体の中にオリジナルの芯を入れることで、自分に合った角度に曲げて使えるという優れモノ。シチュエーションによって、U字やO字、もしくは長く伸ばしたままなど好きなスタイルで使うことができます。カバーは肌にやさしいコットン100%、中身は体への負担を軽減する低反発メモリーフォームという快適仕様で、心地良い使用感を実現しているのも魅力。別売りで替えカバーもあるので、毎日使うという人は何枚か購入しておくのも良いですね。
アイテム4
『無印良品』ロールアップネックピロー
クッションタイプの場合、収納や持ち運びのときにかさばるというのが唯一のデメリット。でもこちらはやや薄手なうえ中身には低反発ウレタンを使用しているので、くるくるとたたんで小さくまとめることが可能です。また、ボタン留めを採用したネックウォーマー風のデザインで、首元のフィット感の調節も簡単。二つ折りにして簡易枕にしたり、ストール感覚でさらりと巻いたりと、少ないアイテムで旅を楽しみたいという人にはうってつけです。
アイテム5
『ラトム』フード付きネックピロー
肌触りの良い綿混素材のネックピローに、同素材のフードをプラスした異色のアイテム。公共の乗り物などで眠るときに気になる人目やまぶしい明かりからガードしてくれるので、寝つきやすく快適と評判です。ピロー部分の中には低反発メモリーフォームを使用しており、ゆったりと沈むようなリラックス感を味わえるのも◎。
アイテム6
『ジュニーファン』プレミアムネックピロー
クッションタイプの中でも持ち運びやすさにこだわり、軽量かつコンパクトなサイズに仕上げたネックピローです。もちもちと吸い付くようなフィット感は、形状記憶の高品質ポリウレタンが頭から肩にかけてやさしくホールドしてくれるから。収納ポーチにはフックが付いており、バッグやポーチなどに掛けることができるのも便利です。
アイテム7
『モグ』スマートネックピロー
ふわふわとした座り心地が魅力のビーズクッションを展開する『モグ』。そのソフトな質感はそのままに、グッとコンパクトに仕上げたネックピローがこちらです。ダブルスライダー方式なので、ファスナーの開き具合を調節することで高さはアレンジ自在。全部閉めてタイトなネックピローに、少し開けてゆったりめのフィット感に、また上を開けて折り曲げれば子供にぴったりなサイズにも。家族で一緒に使うアイテムとしておすすめです。
アイテム8
『テンピュール』トランジットピロー
NASA承認のマットレスブランドとして名高い『テンピュール』のトラベル用ネックピローです。同ブランドのマットレスや枕と同じく、体圧を分散して軽減させるテンピュール素材を使用しており、圧迫感のない寝心地に加えて一人ひとりの姿勢に沿う極上のフィット感が自慢。首のラインにしっくりと馴染みながらきちんと支えてくれるので、移動中の睡眠の質を高めてくれること請け合いです。
アイテム9
『Huzi』インフィニティピロー
ねじって首に二重に巻いてもよし、ストール感覚で輪のまま掛けてもよし、クッションのようにデスクに置いて枕がわりにしてもよしと、幅広いスタイルで使えるネックピローです。肌に触れる部分には天然の竹繊維を織り込んだ生地を使用。柔らかな質感を楽しめるだけでなく、天然繊維ならではの抗菌性や通気性、消臭性も備えています。なんとこのまま洗濯機で丸洗いできるという、お手入れの手軽さもうれしいですね。
アイテム10
『ワールドペガサス』アスリートネックピロー
野球用具専門メーカーが生み出したこちらのネックピローは、モノトーンのスポーティなデザインが印象的。ふんわりとしたマイクロファイバー綿に滑らかな極小発泡ビーズ、さらに安定感のあるポリウレタンフォームをバランス良く配合することで、抜群のサポート力ともちもちのフィット感を実現しています。このまま洗濯機で丸洗いできるので、衛生面も申し分ありません。
アイテム11
『クラシド』HNOSナップピロー
椅子に座ったときに首を支えるにはもちろん、デスクなどの上に置いてうつ伏せ寝用の枕としても大活躍の多機能ピローです。厚さ12cmの低反発メモリーフォームを、バーズアイと呼ばれる通気性の良い生地のカバーで包み、首や頭をしっかりと支えてくれる作りに。手を枕の下に差し込むことができるアーチデザインや、うつ伏せ寝に最適な睡眠角度にこだわっており、旅行中だけでなくデスク周りで使いやすい工夫も充実しています。
アイテム12
『ニッタバード』快眠サポートピロー
体にやさしい素材にこだわりたいという人にうってつけなのが、こちらのオーガニックコットンのカバーに蕎麦殻を詰めたネックピロー。伸ばすと60cmの長さになるピローが首元をしっかりと包み込んでくれるので、特に寒さが気になる季節には重宝します。北欧ブランドらしいモダンな色使いもおしゃれ。
アイテム13
『ビーブラボー』ネックピロー
カバーには滑らかな肌触りがうれしいマイクロビロード生地を使用。このカバーは洗えるだけでなく、抗菌・防臭・防ダニ加工が施されており、清潔に使えるのも高ポイントです。中には首ののせ方や体型に合わせて変形する低反発ウレタン素材を採用し、絶妙な柔らかさと弾力性に仕上げているため、長時間の使用でも快適。サイドにはスマホポケット付き、そのうえ3Dアイマスクもセットになっており、機内や深夜バスなど光を遮断して眠りたいというシーンにも最適です。
▼コンパクトにたためる「エアータイプ」
空気を抜けば小さく折りたためるとあって、持ち運びにも収納にも便利なエアータイプ。口から息を吹き込んで膨らませるタイプが主流でしたが、最近は手動ポンプや自動で空気を入れられるものも増加中。手間をかけずに使えるタイプに人気が集まっています。
アイテム14
『パラデック』カテバ ネックピロー
無地が多いネックピローの中では珍しく、爽やかなチェック柄を採用。口をつけて息を吹き込む必要のない、手で押すだけのエアーポンプ式なので、手軽かつ衛生面も安心ですね。空気を抜くときにも逆止弁無しの空気栓を使うため、一気にたためて便利。取り外して洗えるカバーは、裏生地が肌触りの良いパイル地になっており、汗ばむ季節にも心地良く使えます。
アイテム15
『無印良品』ポリエステル携帯用ネッククッション
『無印良品』らしいシックな色とミニマルなデザインの使いやすいネックピローです。カバーを付けたままポンプ部分を手で押すと空気が入るので、必要なときにスムーズに使えるのがうれしいポイント。同じシリーズで携帯用スリッパやポーチなどもあるので、シンプルシックに旅スタイルをまとめたいなら揃えるのもおすすめです。
アイテム16
『イーグルクリーク』エクセイルネックピロー
登山用バックパックで知られるカリフォルニアブランド『イーグルクリーク』のネックピローは、たった75gという軽さと付属のスタックパックにすっきり収まるコンパクトさが自慢。カバーは手洗い可能で、上部には滑らかなマイクロフリース素材、下部には速乾性のあるポリエステル素材を使っており、肌触りもお手入れのしやすさも抜群です。素早く空気の出し入れができる高品質バルブ付きなので、2~3回息を吹き込むだけでピローが完成するのも◎。
アイテム17
『KMALL』ネックピロー
肌にやさしいコットン素材のカバーに包まれたこちらのネックピローは、頚椎の曲線に合わせたフォルムになっているため、首や後頭部へのフィット感が抜群。手でポンプを押せば30秒ほどで膨らみ、空気弁を押せばコンパクトになるので使うときも収納するときも手間要らずです。ちなみに収納袋は本体に縫い付けられているので、袋だけ紛失してしまうなんていう心配もありません。
アイテム18
『サーマレスト』セルフインフレイティング ネックピロー
潔くシンプルなデザインと落ち着いたカラーで、旅のスタイルを問わず使いやすいネックピロー。表面に起毛ポリエステル、内側にオープンセルフォームを重ねることで、肌触りが良く柔らかな質感を実現しています。キャンプなど野外での使用時にも自宅のように快適な寝心地が味わえるのは、さまざまなアウトドア用睡眠グッズを展開する『サーマレスト』ならでは。
この記事の掲載アイテム一覧(全18商品)
画像をタップクリックするとアイテム詳細が表示されます
-
『ヨギボー』 ネックピローXロゴ
-
『無印良品』 フィットするネッククッション
-
『グアポ』 ネックピロー
-
『無印良品』 ロールアップネックピロー
-
『ラトム』 フード付きネックピロー
-
『ジュニーファン』 プレミアムネックピロー
-
『モグ』 スマートネックピロー
-
『テンピュール』 トランジットピロー
-
『Huzi』 インフィニティピロー
-
『ワールドペガサス』 アスリートネックピロー
-
『クラシド』 HNOSナップピロー
-
『ニッタバード』 快眠サポートピロー
-
『ビーブラボー』 ネックピロー
-
『パラデック』 カテバ ネックピロー
-
『無印良品』 ポリエステル携帯用ネッククッション
-
『イーグルクリーク』 エクセイルネックピロー
-
『KMALL』 ネックピロー
-
『サーマレスト』 セルフインフレイティング ネックピロー
掲載アイテムをもっと見る(6商品)