
雨や雪でも大丈夫。防水手袋が冬のアクティブシーンをもっと快適にする
雪や雨によって手袋が濡れると保温性が低下しますが、防水機能を備えていればそんな心配は無用。冬のアウトドアはもちろん、降雪や雨天時にも防水仕様の手袋が活躍します。
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手袋が防水仕様だと何が良い? そのメリットと活躍シーン
フリースやニット、あるいは革製の手袋でも十分な保温力を得られますが、雨や雪の前では無力になってしまいます。水が染みたり、内部に浸水したりすると、保温性能が低下するだけでなく、体温が奪われ、さらなる冷えの原因にもなりうるからです。こうした弱点を補い、ウエットな状況下においても確かな防寒性を発揮してくれるのが、防水仕様の手袋。ひとつ持っていれば、ウインタースポーツや冬のアウトドアはもとより、自転車での移動などアクティブに過ごす都会の冬においても活躍します。
厚さ、透湿性、+α。用途によって考える防水手袋選びのポイント
防水仕様の手袋を選ぶうえで意識したいポイントは、大きく分けて3つ。手袋自体の厚みと透湿性能、そしてスマホの操作性という3点における留意点を見ていきましょう。
ポイント1
温かさとは二律背反。厚さを取るか、薄さを取るか
一般的な手袋は、厚みがあればあるほど保温力が高くなるもの。ですが、防水仕様の手袋に使われる防水、あるいは撥水素材は防風性能も兼備しており、冷たい風によって体温が奪われることを防ぐ効果が期待できます。そのため、それほど厚みがなくても申し分のない保温力を得られることも。中綿に高機能素材が用いられていれば、薄手でも温かさを得られるケースもあるでしょう。アウトドアなどで手袋をした状態で作業をする可能性がある場合、こうした薄くても高保温力が期待できる手袋が頼りになるに違いありません。厚み=温かさという従来のイメージにとらわれず、気になる防水手袋があったら試着してみることをおすすめします。
ポイント2
長時間着用するのなら、“透湿性”も必要だ
手袋に透湿性能が必要なのかと思う方もいるかもしれません。しかしこれは、できればあったほうが良い機能のひとつです。もちろん、ただ単に水を弾くだけならゴム手袋で事足ります。ところがある程度長い時間着用していると、内部が蒸れ、汗が排出されないことによって内部が濡れてしまうことに。その結果、不快に感じられるだけでなく、濡れたことが原因で体温の低下につながることもあります。そのため、防水仕様の手袋を着用した状態でアクティブに過ごしたり、長時間着けたまま作業したりすることが考えられる場合は透湿性能も検討すべきでしょう。
ポイント3
現代においては、スマホ操作ができるかも重要なポイント
公共交通機関の利用時やキャシュレス決済の際にも、スマートフォンを使うことが当たり前の時代。こうした生活スタイルの移り変わりに対応すべく、防水手袋においても着用した状態でタッチパネル操作ができるタイプが登場しています。その多くが、導電糸と呼ばれる電気を通しやすい糸を指先に用いており、指先とタッチパネルの間に流れる電流を読み取れるようになっています。わざわざ手袋を外す手間が省け、手袋を外すたびにせっかく温まっていた手が冷えるのも防げるため、デザインやプライスに納得さえできれば、この機能が備わった手袋を選ぶのが賢明です。
アウトドアブランドからも続々。おすすめしたい防水手袋10選
防水性に加え、機能性の高さにおいてもアドバンテージの高さを発揮するりアウトドアブランドを中心に、デザインと機能性の両面において大人の期待に応えてくれるであろう防水手袋をピックアップしました。
アイテム1
『ザ・ノース・フェイス』L1プラス シェル グローブ
『ザ・ノース・フェイス』ではレインウェアにも使われている、2.5層の防水透湿素材「ハイベント」を採用。縫い目を塞ぐシームシーリング加工こそされていませんが、強力な撥水加工を施し、縫製には超撥水糸が使われているため、高いレベルの防水性と防風性が期待できます。手の形状に馴染む立体パターンも特徴で、スマホのタッチスクリーン操作にも対応。
アイテム2
『エフシーイー』×『ナコタ』ソロテックス エアロカプセル グローブ
自社製品も多数手がける大阪のセレクトショップ『ナコタ』が『エフシーイー』に別注をかけた本作は、耐水圧10,000mmという大雨にも耐えられるスペックのマイクロファイバーを表地に採用。そのうえで「ソロテックス」と「エアロカプセルeco」を組み合わせた高機能保温中綿素材を充填し、高いレベルの防風性と保温性を担保しています。表地も中綿も柔らかいので指の曲げ伸ばしがしやすく、手の平は滑り止めの役割を果たす生地で切り替えられており、雪かきなどの作業においても使い勝手は良好。
アイテム3
『アークテリクス』サブレグローブ
手袋などへの使用を想定し、耐久性を高めた「ゴアテックス アクティブ フォーティアス1.0」を使い、手指を動かしやすい立体裁断で仕上げたスノースポーツ向けグローブ。高機能中綿の「プリマロフト」で高保温力を実現した設計ですが、厚みを抑えたデザインゆえ、街でも違和感なく使えます。手の平や指先、手の甲といった擦れやすい部分は、グリップのしやすさと補強の役割を担うレザーで切り替えられています。
アイテム4
『エクストリミティーズ』ウォータープルーフパワーライナーグローブ
本作は、柔らかな手触りながら、防水性と耐久性、そしてストレッチ性にも優れる「エックスドライストレッチ」と呼ばれる独自開発のサーマル素材を使用。防水メンブレンをラミネートしているため、透湿性能においても優秀です。手の平側はパターン状に施したシリコンでグリップ力を高め、人差し指と親指にタッチスクリーン操作対応の生地を用いています。
アイテム5
『マウンテンハードウェア』ウインドラボゴアテックスインフィニアムストレッチグローブ
本作は、指先感覚を失わない操作性の高さにこだわった設計が特徴的。防風性・通気性・ストレッチ性という三拍子揃った「ゴアテックス インフィニアム」を使い、手の平側と甲側の2パーツだけで立体的なパターンを描いているため、締め付け感なしで手指を自由に動かせます。こちらも、親指と人差し指には、タッチスクリーン対応素材を採用。
アイテム6
『スノーピーク』FR 2L ダウンミトン
ダウンジャケットにも採用されている800フィルパワーの高性能ダウンを贅沢に使ったのが、こちらのミトン型手袋。表地は撥水性に優れるシェル素材で、中綿にも撥水ダウンを使用しているため、湿気などによる保温力低下の心配なしで使えます。指先部分をパカッと開ける設計なので、指先を使って作業をしたいときも苦になりません。
アイテム7
『コロンビア』Mホイールバードグローブ
『コロンビア』が独自開発した防水透湿素材「オムニテック」の性能を、男らしい迷彩柄で楽しませてくれるのが本作です。「マイクロテンプ」と呼ばれるリサイクル素材の中綿素材を充填しており、スノーアクティビティに耐えうる高い保温力も自慢。手首までカバーできるタイプなので、冬の自転車ライドやツーリングにおける頼り甲斐も十分です。
アイテム8
『マーモット』オンピステグローブ
雪中キャンプからスキーまでさまざまなスノーアクティビティに対応できるよう設計された、定番のウインターグローブ。自社開発の「マーモットメンブレン」のラミネートで防水透湿性を担保し、裏地には吸汗速乾を促す「ドライクライム」を用いることで指先の冷えも軽減できる作りになっています。中綿がたっぷり充填されていますが、着け心地は軽やか。
アイテム9
『ファイントラック』フラッドラッシュEXPグローブ
撥水と保温、そして吸汗の役割を担う高機能素材を3層に重ねることで、薄手ながら高い機能性を実現。生地表面には耐久撥水加工が施されており、雪や雨をしっかり弾いてくれます。冬山登山などの際は、この上にもう一枚グローブをレイヤリングすることも想定した設計ですが、登山口まで向かうアプローチ時や街中で使うなら申し分のない保温力が担保されています。こちらもタッチパネル対応モデル。
アイテム10
『ザ・ノース・フェイス』ウインドストッパー イーチップグローブ
街使いがメインであるなら、「ゴアテックス インフィニアム」を採用した『ザ・ノース・フェイス』の本作もおすすめ。ストレッチ性のあるフリース素材のライニングにこの防風&防水素材を用いており、冷たい風をシャットアウトしながら、多少の雨を凌げるレベルの防水性を担保。本作もタッチパネル操作が可能です。
この記事の掲載アイテム一覧(全10商品)
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『ザ・ノース・フェイス』 L1プラス シェル グローブ
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『エフシーイー』×『ナコタ』 ソロテックス エアロカプセル グローブ
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『アークテリクス』 サブレグローブ
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『エクストリミティーズ』 ウォータープルーフパワーライナーグローブ
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『マウンテンハードウェア』 ウインドラボゴアテックスインフィニアムストレッチグローブ
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『スノーピーク』 FR 2L ダウンミトン
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『コロンビア』 Mホイールバードグローブ
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『マーモット』 オンピステグローブ
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『ファイントラック』 フラッドラッシュEXPグローブ
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『ザ・ノース・フェイス』 ウインドストッパー イーチップグローブ
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