
バーバリーの名品コートを知る。その魅力から着こなし例まで
大人の男たるもの、1着は“良いコート”を持っておきたいものです。となれば狙い目は信頼の置ける老舗ブランド。『バーバリー』なら間違いナシの一手となってくれます。
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一生モノの名品コートを『バーバリー』で手に入れる
ずっと着られる一生モノのコートを求めるなら、やはり最右翼となるのは英国の名門『バーバリー』でしょう。同ブランドといえば、トレンチコートの元祖としてお馴染み。第一次大戦中に軍部の要請を受けて開発されたトレンチコートは英国陸海軍に正式採用され、大戦中に50万着以上着用されました。また、『バーバリー』はコート&ジャケット部門においてロイヤルワラント(=英国王室御用達)の称号を獲得しており、その品質に関しては疑いようがありません。
ブランドの看板であるトレンチを筆頭とした『バーバリー』のコートは、シンプルで完成されたデザインが最大の魅力。カジュアルからビジネスまで、あらゆるスタイルと順応してくれます。また、素材には最上級のモノのみを使用し、アイテムの多くは英国のファクトリーにて生産。そうした質実剛健なバックボーンも、本物を知る大人たちに支持される理由といえるでしょう。
『バーバリー』が誇る大定番。「ヘリテージトレンチコート」について知る
多彩なマスターピースを世に送り出している名門『バーバリー』ですが、特にブランドの誇る代表作として必ず覚えておきたいのが「ヘリテージトレンチコート」。世界中のファッショニスタから愛されるこの逸品を、掘り下げてご紹介します。
特徴1
好みに合わせて選べる3つのフィットと着丈
「ヘリテージトレンチコート」は主に3つのシルエットで展開。もっとも細身の型が“チェルシー”で、バランスの取れたレギュラーフィットが“ケンジントン”、トレンド感あるオーバーサイズモデルが“ウエストミンスター”と銘打たれています。しかも、丈もショート・ロング・ミッドレングスの3タイプがリリースされていますから、自身のスタイルとベストマッチする1着と出会うことが可能です。
特徴2
上質さと機能性を兼ね備えるギャバジン素材
表地に使われているのは、創業者トーマス・バーバリー氏によって1879年に考案されたギャバジン素材。細番手のコットン糸によって高密度に綾織りされており、非常に上品な風合いを備えているのがその特徴です。また、防水加工で仕上げられているため悪天候に対しても強さを発揮。まさしく才色兼備な素材といえるでしょう。ちなみに1888年に特許を取得したギャバジンですが、今は特許が切れておりさまざまなブランドで使用されています。
特徴3
“らしさ”が香り立つ裏地のバーバリー・チェック
ライニングにはバーバリー・チェックを採用。1920年代にレインコートの裏地として登場し、1960年代以降はシンボルとして親しまれるようになったブランドを象徴する柄です。裏地なので普段は見えませんが、風でコートがはためいたときなどにチラリと顔を覗かせ、洒脱なアクセントとなってくれます。なお、「ヘリテージトレンチコート」で使われているバーバリー・チェックは1960年代のヴィンテージチェックがモチーフに。
特徴4
クラシカルな雰囲気を醸し出す各所のディテール
『バーバリー』のトレンチコートは、もともと第一次世界大戦中に生まれた軍用ウェア。それゆえ、手袋やホイッスルを吊るせるエポーレットや、手榴弾を携行するためのDリング、雨水がコートに浸透するのを防ぐ背面のストームガードなど、各所にクラシックな機能ディテールが散見されます。これらの本格的な仕様が、着用者の風格をグッと高めてくれるんです。
「ヘリテージトレンチコート」以外にも名品が揃う『バーバリー』のラインアップ
アイコンである「ヘリテージトレンチコート」の他にも、さまざまなコートを取り揃えている『バーバリー』。そのラインアップの一部をここで見ていきましょう。どれも品行方正なデザインで、着こなしの格上げにはおあつらえ向き。大人の良き盟友となってくれること請け合いです。
アイテム1
カムデン カーコート
さまざまなディテールを擁するトレンチとは対照的に、こちらのコートは意匠を極力取り除いたプレーンなデザインが印象的。それゆえに汎用性はずば抜けており、着こなしのテイストを問わずマッチします。襟裏がさりげなくバーバリー・チェックになっているので、襟を立てて着こなすのも◎。表地にはしなやか&軽量なトロピカルギャバジンを用いており、着心地に関しても申し分ありません。
アイテム2
テクニカルウール ダッフルコート
肉厚ウールで仕立てられたダッフルコートなので、防寒性はかなりのモノ! 真冬の厳しい寒風も余裕で耐え抜いてくれます。タグアナッツ製トグルにブランドロゴを彫り込むなど、細部まで行き渡った美意識もさすがは『バーバリー』といったところです。ライニングは一面チェック柄となっているので、フロントをオープンしてチラ見せするのも良手!
アイテム3
ショート ウィンブルドン トレンチコート
すっきりとモダンなショート丈タイプの1着。ジャケット感覚で着こなせるアイテムにつき、トレンチコートビギナーにもおすすめです。さらに、美麗な細身シルエットもスマートな雰囲気を盛り上げます。ボディにはお得意のコットンギャバジンを使い、ボタンには高級感たっぷりなバッファローホーンをチョイス。ライニングはヴィンテージのチェック柄で彩られています。
コーデの参考に。『バーバリー』のコートのおしゃれな着こなし方
最後は、『バーバリー』のコートを使ったコーデ術を見ていきましょう。きれいめに着こなしたり、カジュアルスタイルの格上げに使ったりと、攻略法はさまざま。新品はハイプライスなこともあってか、古着を愛用しているファッショニスタも少なくないようです。
コーデ1
アメカジコーデをトレンチでクラスアップ
『ギャップ』のロゴパーカーに軍モノのリメイクパンツを合わせた、王道アメカジスタイルが基盤。そこに『バーバリー』のユーズドトレンチコートをオンすることで、大人らしい風格をプラスすることに成功しています。帽子&シューズを同系色でリンクさせるなど、小粋なテクニックも併せて披露。
コーデ2
丈感で遊んだコート×コート
ショート丈のキルティングコートに『バーバリー』の膝丈トレンチを重ねた、コート×コートのレイヤードがハイセンス! 一見難度が高そうな重ね着ですが、両者とも落ち着いた色合いなので違和感なく馴染んでいます。また、全体がダークトーンだからこそ、ライニングのバーバリー・チェックがこの上ないアイキャッチに。
コーデ3
きれいめスタイルに小物でアクセント付け!
古着屋で購入したという『バーバリー』のコートを軸にスタイリング。縦縞のスラックスやレザーシューズを合わせて、きれいめなムード感を効果的にブーストしています。一方、発色豊かなマフラーで上手にアクセントを付けるなど、メリハリ出しもお見事!
コーデ4
オーバーオールとコートの絶妙な共演
ワークテイストの色濃いオーバーオールを取り入れた着こなし巧者。その上に『バーバリー』のコートをさらりと羽織ることで、“土っぽさ”の緩和に成功しています。さらに、足元に持ってきたタッセルローファーもコートの持つ品の良さを加速。このバランスの取り方はぜひ参考にしたいところです。
コーデ5
ステンカラーコートを巧みに着崩したGOODサンプル
品行方正な『バーバリー』のベージュのステンカラーコートをメインアイテムとして抜擢。ベースボールキャップやカットソー、ジーンズなどストリート感あるウェアと組み合わせて、ドレスダウンを図っているのが技アリです。白ソックスのちょい見せも、軽快感を高める有効な一手!
コーデ6
あえて抑揚を控えてスマートさを増幅
ネイビーのコートにジーンズを合わせた今季らしいワントーンスタイル。インナー&シューズも近い色調のものをピックアップして、スマートさに磨きを掛けています。大人っぽさを重視するならば、こんな風に“緩急を付けない”ミニマルなコーディネートも選択肢としてアリでしょう。重々しく見えないよう、コートのフロントはフルオープンにして着こなしています。
コーデ7
男気デニムスタイルを街っぽく昇華
ベースとなるのはGジャン×ジーンズによるデニム・オン・デニム。男らしさを振りまくこの着こなしに、端正なステンカラーコートを合わせて都会的な印象をプラスしています。色落ちした薄色のデニム生地とマッチするように、ライトベージュの1着をピックアップしているのもカギ。
コーデ8
スクールテイストを意識したコーディネート
ダッフルコートにスウェット、足元のローファーなど、スクールテイストを感じさせるアイテムセレクト。ただし、コート&ボトムスをネイビーのワントーンでシックにまとめることにより、ちゃんと大人感をキープしています。ソックスは総柄デザインを選び、ひとさじの茶目っ気を加味。
コーデ9
アースカラー基調だからストールが映える!
『バーバリー』のコートを筆頭として、ボトムスもシューズもアースカラーで統一。そんなストイックなスタイルだからこそ、チェック柄のストールがスパイスとして絶大な効果を発揮しています。ロングタイプのストールですから、首からラフに垂らすだけでも十分サマになっていますね。
コーデ10
オーバーサイズのトレンチで今っぽさを好演!
ビッグシルエットのトレンチコートは、上品な中にもゆるさを漂わせるアイテム。フォルムがインパクト満点なので、前を閉じて潔く着こなしても主張ある装いに仕上がります。フランス軍のM47パンツやサービスシューズと組み合わせ、スタイルをミリタリー風味に帰結させているのも印象的。
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