
イタリア発の上質ダウン。ムーレーがダウンジャケット選びの最高到達点となる
強豪ブランドがひしめくラグジュアリーダウン戦線で、一躍スターダムに躍り出た『ムーレー』。ファッション業界で話題沸騰中のイタリアブランドの実力を検証しましょう。
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何から何まで“最高級”。『ムーレー』のダウンウェアは隙がない
これだけダウンが流行していると、「ダウン選びにマンネリを感じる……」「人と差がつく勝負ダウンが欲しい」といった声も聞こえてきます。そこで出番と相成るのが、ファッション業界人の間で、“今、1番アツいダウン”といわれる『ムーレー(MooRER)』です。
『ムーレー』は2006年にイタリア・ヴェローナで設立されたプレミアムアウターブランド。ダウンジャケット製造を生業とする家に生まれた創業者のモレノ・ファチンカーニ氏は、ダウン(羽毛)をはじめ、ファブリック、パーツ、縫製まで、すべてに最高品質を追求し、他に類を見ないラグジュアリーダウンウェアを作り上げました。
とはいえ、人気ブランドがひしめくダウンの世界で注目を浴びるのは至難の業。にもかかわらず、高い品質と研ぎ澄まされたデザイン性は、ファーストコレクションから各国のファッション業界関係者の間で話題を呼び、一躍プレミアムダウンブランドの筆頭に名乗りを上げたのです。バシッとキメたスーツスタイルにもよし、ニット×デニムのような休日カジュアルにもよし。ブランドロゴによる主張は控えめなのに、さっと羽織るだけで、ラグジュアリーテイスト溢れる着こなしにグレードアップさせる勝負アウター。『ムーレー』こそは、大人ダウンの最高到達点といっても過言ではありません。
こだわりを知ればプライスにも納得。『ムーレー』のダウンはここがスゴイ
「真のラグジュアリーダウンウェア」を志向する『ムーレー』だけあって、当然、どのモデルも少々値が張ります。しかし、そのクオリティにかける深いこだわりを知れば、決して「高い」とは思わなくなるはず。寸分の妥協も許さないモノ作りを4つの要素から見ていきましょう。
ポイント1
クオリティにこだわるからこその一貫したイタリアメイド
高級ダウンブランドであっても、製造は他国で行うブランドは少なくありません。その点、『ムーレー』は、品質を完璧にコントロールするべく、MADE IN ITALYにこだわります。表地に使われるテクニカルファブリックもイタリア製で、羽毛(ダウン)も本国の規格にのっとって洗浄されたもの。国内の工場でも厳格な品質管理が行われており、ほぼすべてのパーツを職人が手作業で取り付けます。また、新しいモデルを作る際は、10人の職人たちが20回ものサンプル製作を繰り返し、極限まで完成度を高めるとか。そう、イタリアメイドに裏打ちされた圧倒的な品質こそが『ムーレー』のダウン作りの第一義なのです。
ポイント2
飼育環境にまで配慮したシベリア産ホワイトグースダウンを採用
封入されたダウンの質こそがダウンウェアの命。『ムーレー』が使うのは、最高級のシベリア産ホワイトグースダウンです。原料となるグースは、獣医師による定期的な検査を受けながら、ストレスを軽減させるべく日中は野外、夜は屋内で飼育されたもの。羽毛の質や機能を左右する洗浄に関しても、イタリア政府が定めた規格にのっとり、10回にわたる洗浄と4回にわたるゴミの除去を繰り返します。そのうえで水分率や油脂分を審査し、基準をクリアしたものだけを使用。
「プルミエールダウン」と呼ばれるこの純白のダウンは、空気をたっぷり含み、極寒の雪山にも対応できる最高レベルのフィルパワー(復元率)と保温性を発揮します。一般的なダウンウェアでは、ダウンとフェザー(羽根)をMIXして使用しますが、『ムーレー』はダウンをほぼ100%使用。どうしても微細な羽根が混ざるため、完全な100%にはならないのですが、国際機関の規格によって約95%以上の使用が認定されています。
ポイント3
クラス感と高い機能性を兼備したディテールが随所に
『ムーレー』のダウンは機能性もまた一級品です。それを裏付けるのが、表地に使用される独自のファブリック。表面をフィルムでラミネートすることで撥水性や耐久性を高めた高密度ポリエステルや撥水機能を持つウールとカシミヤのMIX素材など多彩なテクニカルファブリックを擁します。
また、ボタンをはじめ、メタルパーツ、ファスナーといったパーツ類もほとんどすべてがオリジナル。特に厚みがあり、上品なツヤを帯びた水牛ボタンはムーレーの名物ディテールのひとつ。高級感溢れる水牛ボタンはグローブを装着したままでも着脱しやすいフォルムに造形されています。収納力にも優れ、外側の大型ポケットやハンドウォーマーに加え、内側にもスマホや財布などを収納できるポケットが充実。手ぶらでの外出をサポートします。ファブリックからパーツまで透徹されたモノ作りの哲学。これが『ムーレー』のダウンが放つオーラの正体です。
ポイント4
ドレッシーな装いにもしっくりくる上品なシルエット
ラグジュアリーなダウンであっても、ビジネススーツに合わせると、ダウン特有のボリューム感のせいで相性がイマイチ……なんてことも。その点、『ムーレー』は、キルティングパターンの工夫やダウン量の調整によって、イタリアンダウンらしいメリハリのきいたシャープなシルエットを実現しています。さらにオリジナルのファブリックやパーツの質感、そしてシックなカラーリングと相まって、ビジネスにふさわしいクラス感を添えてくれます。多くのモデルがオン・オフ兼用ダウンとして高いパフォーマンスを発揮するでしょう。
男前度がアガる12着。押さえておきたい『ムーレー』の珠玉のダウンウェア
豊富なバリエーションも『ムーレー』の強みのひとつ。ダブルブレストやジレ、ライダーズブルゾン風などデザインもさまざま。レングスもショート丈からミディアム丈、ロング丈までが揃います。必ずや、好みやスタイリングにフィットする一着が見つかるでしょう。
1着目
シーロ
『ムーレー』のラインアップの中でも随一の人気を誇る「シーロ(SIRO)」は、米国軍のフィールドジャケット・M-65を現代的にアレンジした一着。着丈は次に紹介する「モリス」よりも短めですが、中に着たジャケットの裾がちょうど隠れるくらいの絶妙なレングスに。表地にはメリノウールにカシミヤをMIXしたオリジナルのサキソニー生地が使用されています。
2着目
モリス
『ムーレー』の代表作のひとつに数えられる定番モデル「モリス(MORRIS)」。「シーロ」をベースに、ヒップが隠れる程度のミディアム丈にアレンジしたモデルは、ボタン幅が狭いセミダブルブレストと格子状のキルティング、そして襟にあしらわれたラビットファーが特徴です。表地には撥水性や耐久性に優れた高密度ポリエステルが使用されています。
3着目
モレスコ
「モレスコ(MORESCO)」はバランスの良いミドル丈と大きなハンドウォーマー、そしてツヤのあるマーモットファーがあしらわれたフードが特徴的なダウンコート。ダウンらしからぬスマートなAラインシルエットも人気の理由です。風の侵入を防ぐジップとボタンの二重構造になったフロント部分や、着脱できるフードなどディテールも技ありです。
4着目
ヘルシンキ
「とにかく暖かいダウンが欲しい」ということなら、極寒地に対応するハイスペックダウンとして開発された「ヘルシンキ(HELSINKY)」がおすすめです。他のモデルよりも封入されるプルミエールダウンが増量されているほか、外側にマーモットファー、内側にムートンがあしらわれたフードも保温性を高めます。豊富なポケットのおかげで、収納力もハイレベルです。
5着目
バルビエリ
ここ数シーズン人気急上昇中のロングセラー「バルビエリ(BARBIERI)」。デザインのベースは米国空軍の極寒地用アウター・N-3Bですが、ボリューム感のあるラクーンファーがあしらわれた大型フードやロロ・ピアーナ社製のカシミヤ混ウールフランネルの表地によってラグジュアリーテイスト満点の一着に。着丈はヒップがすっぽり隠れるミドルレングス。
6着目
ザイン
ラペルやポケット、フロントカットなど、テーラードジャケットをベースにした「ザイン(ZAYN)」。デザインだけでなく、前振りの袖や台場仕立て、脇の切り替えなど、随所にテーラーリングの手法が凝らされています。フロントのボタンを留めると3ボタンジャケットとして、ジップを閉じるとスタンドカラージャケット風に着られる2WAY仕様もポイントです。
7着目
セロッティ
懐の深いデザイン力が『ムーレー』の真骨頂です。こちらの「セロッティ(CELLOTTI)」は、ミリタリーのフライトジャケットをベースにしたショート丈のブルゾン。スエードを使ったトリミングと着脱可能な襟のファーがデザインのアクセントに。インナーはグースダウンのキルティングになっているため、並のダウンを凌ぐ保温性が実現されています。
8着目
ブレット
「トレンドに左右されない長く着続けられるダウンが欲しい」という人には、「ブレット(BRETT)」がおすすめ。ダウンの王道を感じさせるベーシックなデザインは、カジュアルからきれいめ、モードまで幅広いスタイリングにマッチします。表地にカシミヤ混ウールフランネルが使用されたこちらのモデルなら、高級感もばっちり。フードは着脱が可能です。
9着目
フローリオ
ベストセラーモデル「シーロ」のエッセンスを取り入れた「フローリオ(FRORIO)」はセミダブル仕立てのフロントが目印。デザインとしてのアクセント効果に加え、フロントボタンの左右の間隔が狭いため、前を開けて着てもすっきり着られる、というメリットも。スリムなシルエットですが、全方向に伸縮するナイロン素材のため、着心地は快適です。
10着目
マルコ
「男っぽいムーレー」を狙っている人には米軍のM-51 フィールドパーカをベースにした「マルコ(MARCO)」がドンピシャ。大ぶりな身頃一体型フードや冷気の侵入を防ぐフロントフラップ、シルエットを微調整できるウエストのドローコードといったモッズコートのディテールを踏襲。表地は玉虫風の光沢を放つポリエステルコットンギャバジンです。
11着目
ファイアー
『ムーレー』のラインアップにはダウンベストも。売れ筋の「ファイアー(FIRE)」は着回しのきくシンプルなデザインで、上半身をすっきり見せる細身のシルエット。さらに高密度ストレッチナイロンの微光沢や重厚感のあるメタルパーツがクラス感を高めます。ドローコード付きのフードはジップで着脱できるため、2通りの着方が楽しめます。
12着目
オリバー
ダウン量を抑えたすっきりシルエットの「オリバー(OLIVER)」は、羽織りものだけでなく、コートやジャケットのインナーダウンとしても重宝。シンプルデザインながら、表地のカシミヤ混ウールフランネルのなめらかな風合いが格別の上質感を醸成。カーブした脇腹のラインなど、体をスマートに見せるパターンワークも『ムーレー』らしさを感じさせます。
この記事の掲載アイテム一覧(全12商品)
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『ムーレー』 シーロ
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『ムーレー』 モリス
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『ムーレー』 モレスコ
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『ムーレー』 ヘルシンキ
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『ムーレー』 バルビエリ
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『ムーレー』 ザイン
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『ムーレー』 セロッティ
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『ムーレー』 ブレット
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『ムーレー』 フローリオ
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『ムーレー』 マルコ
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『ムーレー』 ファイアー
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『ムーレー』 オリバー
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