
気温13度で着たいのはこんな服。微妙な気候も快適に過ごせるコーデ術
季節の変わり目にあたる微妙な気温が13度。どんな服装にすればいいか悩んでしまう気候ですが、いくつかのコーデルールを意識すればメンズも快適&おしゃれに過ごせますよ。
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服装に悩んでしまう気温13度。その攻略法を押さえよう
真冬ほどの凍てつく寒さはないものの、かといってトップス1枚で過ごせるほどの暖かさでもない……。そんな中途半端な気温が13度。関東より西のエリアを基準にすると、ざっくり10月・11月・3月・4月あたりの気温にあたります。この頃といえばまさに季節の変わり目で、いったい何を着れば良いのか迷ってしまいがち。ここでは、コーディネートに悩んでしまう13度の時期をストレスなく過ごすためのメンズの服装術にフォーカスしていきます。
気温13度の服装を攻略するには、まず「最高気温13度」か「最低気温13度」かが重要!
ひと口に“13度の着こなし”と言っても、それが最高気温なのか最低気温なのかで状況は大きく異なります。最高気温13度なら朝晩は5度程度まで冷え込むことがありますし、反対に最低気温13度なら日中は20度を超える可能性もあるでしょう。アウター×インナーの重ね着で対応するというのはどちらの場合においても共通ですが、用いるアイテムはガラリと変化。最高・最低のどちらのパターンについてもコツを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
以下でご紹介するポイントは無理にすべてを満たす必要はありせんが、いずれかを意識しながらコーデメイクすると快適度がグッと増すはずです!
「最高気温13度」の日の服装を成功に導く3つのポイント
まずは最高気温13度のコーデポイントをチェック。それなりに冷え込む11月下旬や3月上旬ごろが想定されるので、防寒を考慮しながらスタイリングすることがキーになります。どうレイヤードするかに加えて、ボトムスのチョイスも重要に!
最高気温13度の服装のポイント1
朝晩を考慮するならメインはヘビーアウターが好都合
薄手のライトアウターだと、気温がガクッと下がる朝晩はやや心もとない可能性も。一定の防寒性が期待できる、いわゆるヘビーアウターが最高気温13度の時期は好都合でしょう。ただし、ダウンジャケットのような本格アウターだと少しオーバースペックになってしまうこともあるので、その点はご注意を。あくまでも真冬ではないため“ガチ過ぎない”バランスが大事です。
最高気温13度の服装のポイント2
インナーは肉厚過ぎないほうがベター!
保温力の高いヘビーアウターを主役に採用するならば、インナーはそこまで肉厚でなくても十分。中まで厚手のものをガッツリ着込んでしまうと、日中かなり暑く感じてしまうかもしれません。時期的にはスウェットやパーカー、ニットなどが有力候補となりますが、いずれにせよ肉厚な生地感のものは避けましょう。
最高気温13度の服装のポイント3
ボトムスは隙間風の入りにくいフルレングスで!
レイヤード以外にも意識したい着こなし要素がボトムス。その選択肢は実にさまざまですが、最高気温13度の時期に関しては足首まで覆えるフルレングスのものがベターです。足首は体の中でも特に熱が逃げやすい箇所なので、くるぶしが露出するような半端丈のものだと冷えを感じやすくなってしまいます。もちろん、半端丈にソックスを合わせてカバーするのもアリ。
「最高気温13度」の日に参考にしたいコーデサンプル
続いて具体的にお手本コーデを見ていきましょう。きれいめからカジュアルまで幅広いサンプルをご紹介しますので、彼らの着こなしテクニックを盗み取ってください!
最高気温13度のコーデ1
モノトーン基調でMA-1をシックに料理
男気アウターの代名詞的存在ともいえるMA-1ジャケット。短丈のブルゾンタイプなら、重たくなりすぎず汎用性も高いので3月や11月には重宝します。ボーダーニットやコーデュロイパンツなど、表情のあるアイテムを組み合わせてコーデが“地味見え”しないよう仕上げているのも巧妙ですね。
最高気温13度のコーデ2
ニット×コートを軸にしたきれいめカジュアル
ウール使いのステンカラーコートとバーズアイ柄ニットによるレイヤードで朝晩の防寒もばっちり。上品な雰囲気を描出した着こなしのボトムスには端正なスラックスを持ってくるのが定石といえますが、あえて旬なフレアデニムをピックアップ。さりげなくカジュアルムードを内包させています。
最高気温13度のコーデ3
ミリタリー&スポーツのいいとこ取り!
ビッグサイズのモッズコートをガバッと羽織ったコーディネート。ボトムスにはスポーティなスウェットパンツを持ってきて、今っぽいテイストMIXにアプローチしています。さらに、インナーに発色豊かなカラーニットを選び、アクセントとして機能させました。ブーツでキリっと着こなしを引き締めているのもポイント!
最高気温13度のコーデ4
ダウンでもベスト型なら暑過ぎない
ダウンジャケットだとややオーバースペックですが、袖なしのベストタイプならば暑過ぎないため最高気温13度の日にもぴったり。こちらはパーカーとのレイヤードでストリート感ある着こなしへと導いています。オーバーシルエットなトップスに対してボトムスはジャストサイズを合わせ、Vラインシルエットを作っているのもカギ。
最高気温13度のコーデ5
派手色を巧みに効かせた上級者らしい装い
軽くて暖かいフリースジャケットも朝晩が冷える3月や11月の気候には活躍します。ベージュやブラウンといったナチュラルカラーのものが多いフリースジャケットですが、着用した1着は鮮烈なネオンイエロー。無地スウェットに合わせるだけでも、絵になるコーディネートが完成します。加えて、ちらっと覗かせたオレンジTも小粋なスパイスとして作用。足元には『ニューバランス』を抜擢し、アクティブ感を促進させています。
最高気温13度のコーデ6
ポップ過ぎない大人の辛口アメカジ
'60sのアワードジャケットをモチーフにしたクラシカルな1着が着こなしの主役。ワッペンや刺繍のないシンプルなデザインとなっているので、ウォッシュドデニムと合わせても落ち着いたアメカジスタイルに帰結しています。チラ見えするニットや足元のレザーブーツも、スタイリングの“大人見え”に一役!
最高気温13度のコーデ7
絶妙な白挿しでハードさを緩和!
武骨さ漂うM-65コートをメインアイテムに指名。ただし、パーカーやボトムス、ソックスなどでクリーンなホワイトを織り交ぜることにより、絶妙な抜け感も演出しています。軽快な『ヴァンス』のチェッカーフラッグスリッポンを合わせているのもニクいテクニックですね。
最高気温13度のコーデ8
風格あるトレンチスタイルにパーカーで抜け感出し
トレンチコートを筆頭として、ベージュチノやビットローファーといった品格あるアイテムを多用してスタイルを構築。そんななか、小粋なハズし要素となっているのがインナーに取り入れたジップパーカーです。着こなしの生真面目さが程良く和らいで、こなれた装いにまとまっています。
最高気温13度のコーデ9
無彩色コーデに映える鮮烈なブルー
ロング丈のピーコートに、英軍のバトルドレスパンツから着想されたミリタリーパンツをセット。無彩色を基調とした配色も手伝って重厚な雰囲気ですが、鮮烈なカラーニットを挿したことでグッと街っぽさが高まっています。こういった色モノの一点投入は、コーディネートの鮮度が一気に増すのでおすすめ!
最高気温13度のコーデ10
ロングコートもノーカラーなら気負わない雰囲気
本来はクラシックムードが先行するロングコートですが、トレンド感あるノーカラーデザインなら気負わず取り入れることが可。斜め掛けしたキャンバスバッグもリラクシングな印象を盛り上げます。ニットの下からストライプ柄を覗かせ、リズム良く装っているのも実にハイセンス。また、バッグやシャツのアイキャッチ効果が強まるよう、ボトムス&シューズは黒でストイックにまとめています。
「最低気温13度」の日の服装で押さえておきたい3つのポイント
時期的には10月下旬や4月下旬ごろ。日中の気温がかなり上昇するシーズンなので、厚手の重ね着はトゥーマッチです。つまり、アウター・インナーともに薄手のものが望ましいでしょう。ボトムスも軽快なデザインをピックアップするのが吉!
最低気温13度の服装のポイント1
さらりと羽織れるライトアウターが暖かい日には最適
天候によっては最高で20度以上に達することがあるシーズンなので、アウターは薄めのもので問題なし。シェルジャケットやスプリングコートなどがちょうど良いアイテムです。中綿が入っているようなアウターは時期的に暑過ぎるので、パスしたほうが無難でしょう。厚手のスウェットなどをアウター感覚で着るのもなしではありませんが、フロントを開けられるライトアウターのほうが体温調整は容易です。
最低気温13度の服装のポイント2
半端丈パンツやショーツを活用するのも手
王道的なフルレングスボトムスを引き続き選ぶのも当然OK。ですが、気温的にはアンクルパンツのような半端丈モデルや、日中のみの行動であればショートパンツを視野に入れても良いでしょう。春本番や秋口のコーディネートにおける必須要素の軽快感が、それらによってグッと高まるはずです。
最低気温13度の服装のポイント3
アウターとのバランスを考えるならインナーはシャツorカットソーで
インナーに関してはシャツ、もしくはカットソーを選ぶのが正攻法。気温的にはそれで十分コンフォートですし、シルエットが崩れやすいライトアウターを重ねても着膨れしてしまう心配がありません。日中はアウターを脱いで過ごす機会も多いはずなので、安っぽいデザインを選ばないようにだけ気を付けましょう。
「最低気温13度」の日に参考にしたいコーデサンプル
ポカポカなシーズンにふさわしい、軽やかなサンプルコーディネートを一挙見せ! こちらも負けず劣らず、さまざまなテイストの着こなしが出揃っているので必見です。
最低気温13度のコーデ1
美発色なシェルが主役のアクティブコーデ
気楽に着られて機能性も信頼が置けるシェルジャケットは、4月や10月の主力ワードローブとして申し分なし。美発色な1着をショーツと組み合わせれば、アクティブ感満点なアウトドアコーデに仕上がります。足元に持ってきたスポーツサンダルも、着こなしの雰囲気にマッチ。こんなスタイリングなら、街と自然を自在に横断できそうですね。
最低気温13度のコーデ2
各所の肌見せでほんのりと軽やかに!
ブルゾンにボトムス、カットソーまで一貫してプレーンな無地アイテムで統一。それでいてどこか軽やかな出で立ちなのは、足元のアンクルパンツや腕元のロールアップで肌見せを巧みに取り入れているからです。シャツの腰巻きによる洒脱なアクセント付けもテクニックとして参考にしたいところ!
最低気温13度のコーデ3
ドレスとストリートのMIX感が高鮮度
春や秋の着こなしのアクセント&ちょっとした羽織りにも便利なジレ。こちらの着こなしでは、ラペル付きジレやスラックスなど、ほんのりとドレッシーなアイテムを用いてスタイリング。その一方で、ロンTやハイテクスニーカーといったストリート感あるアイテムを織り交ぜて、きれいめ感とラフさが共存する着こなしを生み出しています。白と黒のみで着こなしを構成し、すっきりと見せているのもGOODです。
最低気温13度のコーデ4
機能派アイテムを気負わずに着こなした好例
撥水・速乾をはじめ多彩なファンクションを備えたナイロンカーディガンは、日中の気温が上がることが予測される4月下旬や10月下旬に頼れる存在。『パタゴニア』定番の「バギーズショーツ」を組み合わせた上下どちらも外遊び対応の機能派なアイテムながら、やさしげなアースカラーで統一しているため“山男”な雰囲気は感じさせません。シューズは程良くボリューミーな『ニューバランス』の「M2002R」で、シンプルなショーツコーデに主張が加わっています。
最低気温13度のコーデ5
お目立ちなスプリングコートを白Tにオン!
アンクルカットのチノパンに白Tシャツという、ミニマルなマッチアップがベース。だからこそ、タータンチェックプリントの大胆なスプリングコートが絶大な存在感を発揮しています。シャツライクな薄手生地なので、長丈アウターとはいえ重々しさとは無縁。ローファーはあえて素足で履き、リラクシングなニュアンスを増幅させました。
最低気温13度のコーデ6
貫禄のダブルジャケットをショーツで着崩す
品行方正な顔立ちのダブルブレストジャケットを採用していますが、その他の着用物はどれもカジュアル。膝丈ショーツにプリントT、パイソン柄スニーカーなどラフなアイテムで上手にドレスダウンを図っています。黒ソックスを合わせることで、上下に一体感を持たせているのも秀逸! ファッションIQの高いコーディネートです。
最低気温13度のコーデ7
硬派な革ジャンを使いつつもスマートに!
バイカーテイスト漂うライダースジャケットを、スマートに着こなしたおしゃれ巧者。爽やかなカラーを纏ったスタンドカラーシャツが、革ジャンのアク抜きに大きな効果を発揮しています。さらに、ライダース以外をゆとりあるシルエットでまとめることで、メリハリあるフォルムの構築にも成功!
最低気温13度のコーデ8
素材感で遊んだアカ抜けセットアップ
セットアップ人気は今季も継続。上下お揃いがゆえに一歩間違えると無個性に見えてしまうのが懸念点ですが、このスタイルでは麻混の涼やかなモデルを選ぶことで春らしさを好演しています。また、サンダル&バッグでレザーを取り入れているのも技アリ! 単調に映りがちなセットアップコーデを、素材使いの妙で洒落感たっぷりに昇華しています。
最低気温13度のコーデ9
ブルーのレイヤードで涼感をブースト!
色で季節感に訴求するのは着こなしテクニックにおける基本。例えば、このサンプルコーデのようなブルー×ブルーのトップスレイヤードなら、簡単に春らしさを醸し出せます。もちろん“締めるところは締める”というのも重要。トップス類以外は配色を抑えて、大人らしさも同時に確保しています。
最低気温13度のコーデ10
キャラ立ちのシワコートで今どき感を主張
最初からコクのある表情を楽しめるシワ加工アイテムは、昨今のメンズシーンにおける注目株。スプリングコートでもリリースが相次いでいます。カットソーに羽織るだけで十分サマになるうえ、力みないルックスのためワイドパンツともご覧の通り好相性です。くつろぎ感を一層強めたいなら、足元はサンダルを合わせるのが正解!
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