
気温23度の日に真似したい服装サンプル集。カジュアル&ビジカジのお手本コーデ20選
一日を気持ち良く過ごすには、気温に配慮した服装選びが何より肝要。春から秋に多い”気温23度”にフォーカスし、オン・オフそれぞれの正解スタイルを指南していきます。
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気温23度ってどんな気候? 何を着たら快適なの??
気温23度といっても最高気温か最低気温かで大きく変わり、「最高気温23度」なら4月、5月、10月、「最低気温23度」なら7月、8月、9月上旬頃が想定されます。最高気温23度であれば夜間や明け方はひんやり涼しく、反対に最低気温23度であれば日中は25度超えの「夏日」や30度超えの「真夏日」になるでしょう。そういうわけで、23度という値が最高気温なのか、最低気温なのかで服装はガラッと変化。その点を踏まえつつ、気温23度に適した「カジュアル」と「ビジカジ」のスタイル別にコーディネート術を解説していきます。快適な日々を送るために、ぜひ参考にしてください!
明け方や夜間は少々涼しい。「最高気温23度」の服装選びにおける重要ポイント
まずは夜間の肌寒さも考慮したい最高気温23度の日の服装からチェック。カジュアルとビジカジ、どちらに関してもインナー+軽めの上着というスタイルがベースになってきます。
カジュアルコーデのポイント
カジュアルコーデにおいては「薄手の羽織り+シャツorカットソー」が快適!
まだ明け方や日没後は少し肌寒さを感じるのが最高気温23度のシーズン。最低気温が15度付近になることも珍しくありませんから、トップス1枚で繰り出すのはやや心許ないところです。ライトアウターだったり、あるいはカーディガンだったりと、薄手の羽織りをシャツorカットソーにプラスするのが良いでしょう。コンパクトにまとめられるパッカブル仕様のものであれば、日中暑く感じたときはバッグに入れて携行することもできて便利ですよ。
ビジカジコーデのポイント
ビジカジコーデは「+ジャケット」でスマートに乗り切るのが正解
ビジカジスタイルに関しても、夜になって寒々しく見えないよう上着+インナーが基本。となれば、襟付きジャケットをサラリと羽織ってスマートに仕上げるのがセオリーといえます。ただ、冬に着るような厚手のジャケットだと少し大げさなので、できるだけ薄手な作りのものが◎。インナーはシャツ、ポロシャツ、カットソーが定番で、いずれにせよ仕事着としてふさわしいシンプルなものを選ぶと良いでしょう。
4月・5月・10月頃を想定。「最高気温23度」の日の服装はこれを参考に
では、ここからはカジュアル・ビジカジそれぞれの正解スタイルをチェックしていきましょう。心地良く過ごせるというのは大前提として、どのコーデもスタイリッシュさ満点なのでスタイルメイク時の大きなヒントとなるはずです。
▼最高気温23度×カジュアルコーデ
Gジャンにナイロンジャケット、カーディガンなど、羽織りものの選択は実にさまざま。気温的には中途半端な23度ですが、だからこそさまざまなスタイリングを楽しめます。また、日中には上着を脱ぐことも考えられるので、インナー×ボトムスだけでもおしゃれに見えるようコーデを作ることが重要です。
コーデ1
ストリートな着こなしを小物で締めた好例
季節の変わり目の気温が曖昧な時期にぴったりなデニムジャケット。カットソー&スウェットのリラクシングなオーバーサイズコーデにサラリと羽織れば、簡単にストリートムードな着こなしが完成します。シューズ・帽子・アイウェアの足並みを黒で揃えることで、印象をピリッと引き締めているのも頭脳的!
コーデ2
シャツ×カーディガンの正統派きれいめスタイル
アラン編みのカーディガンにストライプシャツを組み合わせれば、正統派なきれいめスタイルが完成! ただし、サイズバランスを程良くゆるめに設定することで、ささやかな抜け感も纏わせています。日中ちょっと暑い日には、カーディガンを肩掛けしてアレンジしてみるのも良さそうですね。
コーデ3
革ジャンも薄手のものなら初夏に対応!
地厚な革ジャンだとさすがに時期的にトゥーマッチですが、ここで着用しているようなやや薄手のラムレザー素材なら、レザージャケットといえど初夏でも活躍してくれます。全体的にモノトーンを基調とすることで、シックな雰囲気を効果的に増幅。その中で、インナーのパープルがアクセントカラーとしてセンス良く作用しています。
コーデ4
ボーダーのチラ見せでこなれ感アップ!
シェルジャケットとテック素材のテーパードパンツで、スポーティな着こなしをメイク。足元に合わせた『ニューバランス』のスニーカーもアクティブな印象を後押しする一助となっています。また、アウターの下からボーダーカットソーをチラリと覗かせ、着こなしをリズム良く見せているのもカギ。同時に、ボーダー効果で爽やかな印象もグッと高まっています。
コーデ5
ツートーンアウターで個性を主張
'90sスタイルを思わせるツートーンのナイロンジャケットが着こなしの主役。身幅がゆったりとしたフォルムで風通しが良く、気温が上がってもムレを感じにくいというのも好都合です。ボトムスにはスウェットを抜擢してスポーツテイストをブースト。一方、インナーにはギンガムシャツをチョイスし、大人っぽさはしっかりとキープしました。
▼最高気温23度×ビジカジコーデ
カジュアルコーデと比べると制約が増えるビジカジコーデ。だからこそ、センスの差が浮き彫りになりやすいという一面もあります。ジャケットの素材やインナーとのコンビネーションなど、“盗みどころ”の多い着こなしを一挙に見ていきましょう。
コーデ1
シンプル&クリーンで好印象なビジカジ
まっさらな白Tをインナー使いして、クリーンな印象を描き出すことに成功。加えて、スタイルを涼しげに見せてくれるのも白Tのメリットといえるでしょう。そしてセットアップはグレーを選び、着こなし全体を無彩色で呼応。端正なデザインですが生地にはクールドッツと呼ばれる吸水速乾素材が使われており、コーデのコンフォートさを高めてくれます。
コーデ2
差別化を狙える大胆なマドラスチェック!
安定の無地が選ばれがちなジャケットですが、こんな大胆なマドラスチェックの1着なら差別化を図れます。ブルーベースの柄ですから、爽快なイメージも強まってまさしく一石二鳥といえそうですね。着こなしがにぎやかになりすぎないよう、ボトムスには同系色のデニムパンツをピックアップ。足元にはアメトラ感を増幅する茶ローファーを投入しました。
コーデ3
ノーカラー仕様の旬な1着で力みなく
昨今ビジカジシーンでも支持率を高めつつあるノーカラー仕立てのテーラードをメイン使い。開放感あるバンドカラーのシャツと合わせて、力みないオンスタイルを形成しています。細身のすらっとしたサイズバランスやダークトーン基調の洗練された色使いで、大人びたムードはしっかりとキープ。
コーデ4
ベージュジャケットで軽快感をプラス
初夏や秋口にふさわしい軽快感を求めるなら、ベージュジャケットに頼ってみるのもひとつの手。羽織るだけで軽やかなスタイリングを打ち出せます。最高気温23度の時期はじわっと汗をかくこともあるので、着用している1着のようなウォッシャブル素材だとより理想的。ジャケットの色味が引き立つよう、その他のアイテムは控えめな色合いでまとめています。
コーデ5
オン・オフ対応なネイビースタイル
ネルシャツやリュック、スニーカーなどカジュアル指数高めなアイテムを多用。しかし、ウェアを落ち着いたネイビー系カラーで揃えているため、オンスタイルに必要な精悍さもちゃんとカバーできています。カジュアルさが強くなりすぎないよう、シルエットはジャストサイズで。こういった合理的なオン・オフ兼用スタイルは、これからどんどん人気が高まっていきそうですね。
日中は真夏日になることも。「最低気温23度」の服装選びにおける重要ポイント
続いては最低気温23度の着こなしポイントを見ていきましょう。日中はかなり気温が上がるため、トップスは1枚でOK。夜になっても肌寒さを感じることはないはずです。
カジュアルコーデのポイント
カジュアルコーデは「半袖or長袖1枚」でOK。ボトムス選びでバランス良く
最低気温23度の日の多くは日中が30度を超えてきます。つまり、真夏の服装で問題ないということ。ただ、日中が35度を超える「猛暑日」となる確率は高くないので、半袖×ショーツのような“超軽装”までいく必要はないでしょう。フルレングスやアンクルカットのような丈長ボトムスならトップスは半袖、逆にボトムスがショーツならトップスは肌が隠れる長袖と、上下のアイテムチョイスで露出のバランスを取るのが正攻法です。もちろんレイヤードもナシではありませんが、その際は体感温度が高くなりすぎないようご注意を。
ビジカジコーデのポイント
ビジカジコーデは、ジャケットなしの「シャツイチ」で涼やかに!
夏でもジャケットを、という常識も今や昔。クールビズが定着し、今やトップス1枚で仕事に臨むスタイルも当たり前になりました。しかしながら、ビジネスカジュアルとはいえTシャツでは少々ラフなので、トップスは襟付きシャツが基本線。加えて、同じく襟付きの品良いトップスとしてポロシャツも選択肢に入れられます。足元は革靴が第一候補ですが、ベーシックなものならスニーカーでも許容範囲です。
7月・8月・9月上旬を想定。「最低気温23度」の日の服装はこれを参考に
いわゆる夏場の時期なので、身に着けるアイテム数は最高気温23度の時期と比べて少なめ。それゆえに、一つひとつのアイテム選びやシルエットが重要なキーとなります。ファッショニスタたちの着こなしから、自分なりのベストバランスを探し出してみてください。
▼最低気温23度×カジュアルコーデ
シンプルな着こなしで今っぽいシルエットを強調したり、柄使いや小物でアクセントを付けたりと、洒脱に見せる手法は実に多彩! 少ないアイテム数で着こなしを最大限に楽しむ手法を、ここで覚えておきましょう。
コーデ1
ミニマルだからこそシルエットがより映える!
無地Tシャツにイージーパンツという、楽ちんさ重視の着こなし。また、とことんストイックにまとめたことにより、今どき感あるゆったりシルエットが引き立っています。ボトムス以外をブラックで呼応させて、旬なカラーパンツのアクセント効果を高めているのも見どころ。ミニマルながらも感度の高さが光るスタイリングです。
コーデ2
開襟シャツを主役使いして夏ムード全開
読んで字の如く襟元の開いた開襟シャツは、真夏日を涼しく過ごすうえでも、スタイルを軽やかに見せるうえでも非常に効果的。最低気温23度の時期には、積極的に取り入れたいアイテムです。バティック柄の大胆な1枚なら、夏コーデにありがちな“地味見え”とも無縁。足元のグルカサンダルも季節感をアシストします。
コーデ3
適度な肌見せで軽快なモノクロコーデを形成
上品さを簡単に打ち出せるという強みがあるものの、夏場の時期においては重く見えがちなのがデメリットのモノトーンスタイル。しかし、この着こなしはショートスリーブシャツやアンクルパンツで上手に肌見せすることにより、巧妙に軽快さを呼び込んでいます。バッグもこれくらい小ぶりなものがバランス良し!
コーデ4
アクティブさを底上げする膝上ショーツ
膝上丈のショートパンツでアクティブ感を打ち出しているが印象的。スポーツサンダルやネックポーチといった、フェスライクな雰囲気の小物使いもGOODです。対するトップスはロングスリーブのボーダーTをピックし、ラフになりすぎないように配慮。シューズとの色合わせにより、一体感にも訴求しています。
コーデ5
リネン素材のセットアップで涼感を強調!
風通しが良くて吸水性も高いリネンウェアは、暑い日のパートナーとしてもってこい。こちらの着こなしは上下セットアップで取り入れていますから、気温が上がる日中でもベタつき知らずな着心地です。さらに、リネン自体が夏らしい素材なのでカラーがダークトーン基調でも重々しさはゼロ。袖のロールアップで表情を付けても良さそうですね。
▼最低気温23度×ビジカジコーデ
クールビズが浸透したこともあり、涼やかに過ごせるアンタイドスタイルが昨今の主流に。程良くリラックスさせつつ、きちんと感もちゃんと両立させた技ありな着こなしは要チェックです。
コーデ1
トレンドアイテムの“デニスラ”を用いたビジカジコーデ
吸水速乾性に秀でたクールマックス素材の快適シャツは、夏のビジネスカジュアルにおける鉄板アイテムです。ボトムスには昨今ビッグトレンドとなっているデニムスラックスをセレクト。普通のスラックスよりもカジュアル感があり、あか抜けたスタイリングを生み出せます。通常のデニムと違ってセンタークリースが入っているので、仕事着としての品格も担保可能ですよ。
コーデ2
品行方正さの中にほんのりとニュアンス出し
存在感あるマルチストライプシャツをトップス使いし、ニュアンスのある淡白すぎないビジネススタイルをメイク。あえてレザーローファーを素足履きしているのも、堅苦しくなくて好印象です。ベルト・バッグ・シューズのレザー小物3点はすべてブラウンで色を揃えて、まとまり感もしっかりと意識!
コーデ3
端正さと涼感を兼ね備えた理想的コーデ
肌離れの良い鹿の子製のビズポロと、麻調で通気性に秀でたイージースラックスによるコンビネーション。素材使いの妙によって見事に快適性をゲットしています。オンスタイルでは王道のグレー×ネイビーでスタイルメイクしていますので、端正な雰囲気も十分。これぞ理想的ないいとこ取りコーデといえるでしょう。
コーデ4
あえてのタイドアップで夏コーデを格上げ
夏のビジカジは今や楽ちんなアンタイドが基本路線ですが、タイドアップして印象をキリッと格上げするのも当然ひとつの手法。華やかな発色の1本を選んで、着こなしをリズミカルに彩っているのも特徴的な要素です。吸水速乾の機能シャツとカラミ織りのシャリ感あるスラックスで、コンフォート性も入手!
コーデ5
白のサンドイッチで清々しさを上手く増幅
台襟付きのドレッシーなポロシャツをメインに据えたスタイリング。足元には『ニューバランス』のスニーカーを抜擢し、力みのないビジカジコーデへと導いています。ボトムスを明るい白アイテムで挟むことによって、着こなしの清潔感をアップさせているのも上級者らしいやり口。シルエットは上下ともジャストサイズにまとめ、スニーカーコーデが休日っぽく見えないように配慮しました。
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