
ナイキのターミネーターが今狙い目。タイムトラベルしたようなレトロな魅力に迫る
名作を数多く抱える『ナイキ』の中でも、現在スニーカーシーンにおける注目株の筆頭といえるのが「ターミネーター」。知る人ぞ知る歴史的バッシュの魅力に迫ります。
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『ナイキ』が誇る、歴史ある傑作バスケットシューズ「ターミネーター」
最近『ナイキ』の中でも人気を高めているバスケットボールシューズの筆頭格といえば「ダンク」でしょう。この「ダンク」は1985年、「The Nike College Colors program(ザ ナイキ カレッジ カラーズ プログラム)」と呼ばれる企画でカレッジモデルとして登場。“BE TRUE TO YOUR SCHOOL.(母校に忠実であれ)”というキャッチコピーとともに8種類のバッシュを並べたポスターが有名です。しかし、「ダンク」のファーストモデルは7色展開。実は、その残りの1種類が「ターミネーター」だったのです。
つまり「ターミネーター」も、デビューは「ダンク」と同じタイミングで、ジョージタウン大学の専用モデルでした。
ちなみに、同名の大ヒット映画も1984年の公開。この作品にちなんだネーミングだという説もありますが、こちらは定かではありません。ちなみに、映画『ターミネーター』にも『ナイキ』のスニーカーが登場しますが、そちらのモデルは「バンダル」です。
話を戻すと、「ターミネーター」は「ダンク」の兄弟モデルといえる存在。見た目も似ています。ただし、あまりメジャーなモデルではないためあまり頻繁に復刻されなかったという歴史も。直近としては2022年に復刻版がリリースされましたが、その前は2014年。今度いつ手に入るかわからないレアな名作といえますが、2023年4月に『コム・デ・ギャルソン』とのコラボレーション版が登し、注目度は確実に高まっています。
今こそ『ナイキ』の「ターミネーター」を履くべき3つの理由
すでに概要は説明しましたが、「ターミネーター」を今こそ選ぶべき理由をさらに深掘りしていきましょう。チェックしたら最後、「ターミネーター」がほしくなってしまう可能性が高いので、心して3つのセレクトすべき理由を読み進めてください(笑)!
理由1
「ダンク」人気が加熱しているなか、「ターミネーター」なら周囲と差別化できる
『ナイキ』の歴史的なバッシュとしては、兄弟モデルの「ダンク」がかなりの人気を集めています。リリース数が多く、多くの人に選ばれているからこそ、同じコミュニティの中で被ってしまう危険性も。その点、「ターミネーター」は「ダンク」ほどはメジャーな存在でないため、周囲の人が履いている可能性は低くなります。被るのを避けたい人や差別化を図りたい人は、「ターミネーター」を選ぶのが最善策といえるでしょう。
理由2
レトロなストリートテイストが今の気分にぴったり
1990年代や80年代のストリートテイストが注目されていますが、その人気はまだまだ続きそうな気配です。1985年にリリースされた「ターミネーター」は、まさにそんな今のムードにぴったりな雰囲気。足元からレトロなストリート感が演出できます。バッシュならではの存在感がありながら、ディテールは比較的シンプルでコーディネートしやすいルックス。今こそワードローブに加えておくべき名作です。
理由3
個性をアピールできるバックスタイルがおしゃれ
一見、「ダンク」を少しシンプルにしたような面持ちの「ターミネーター」ですが、実はバックスタイルが個性的。なんと、大きく”NIKE”というの文字をレイアウトしています。ということで、バックスタイルで個性をアピールしたい人にはうってつけ。足元にさりげないスパイスがほしい人にぴったりですね。基本的には他でも使われている色をロゴにも使用しているので、変に悪目立ちしないバランスが絶妙です。
「ターミネーター」らしさを醸している3つのディテール
今回フィーチャーしている『ナイキ』の「ターミネーター」が、「ダンク」との兄弟モデルであることはすでに解説した通り。一見ルックスも似ていますが、「ターミネーター」ならではの特徴もたくさんあります。ここでは、主要なディテールを3つに絞り、「ターミネーター」らしいポイントを解説しましょう。
特徴1
ヒール部にレイアウトした大胆なまでのビッグロゴ
セレクトすべき理由としても背面のロゴを挙げましたが、「ターミネーター」の特徴を語るうえで外せないディテールなので改めてフォーカス。『ナイキ』は常にたくさんのスニーカーをリリースしていますが、かかと部分にここまで大胆なロゴをレイアウトしたデザインはほとんど見掛けません。それだけ「ターミネーター」のデザインは独創的。文字を二重に囲んだフォントがレトロな雰囲気で、シンプルに見えても気が利いています。
特徴2
つま先部分のシンプルに取り囲む切り替え
「ダンク」も「ターミネーター」もベースの配色はバイカラー使い。つま先を取り囲むトリミングも色を切り替えています。そこまでは共通していますが、「ターミネーター」はその切り替え部分がかなりシンプル。複雑な曲線は描かず、靴のフォルムに沿ったラインになっています。また、「ダンク」はかかとから足首の付け根に掛けてもストラップ状のオーバーレイがあるのに対し、「ターミネーター」はナシ。フロント側から見たときに、つま先部分の切り替えが際立つデザインになっています。
特徴3
スウッシュの上を突き抜けるステッチワーク
「ターミネーター」は切り替えやパーツが少ないシンプルなデザインを採用している一方で、サイドのステッチワークが少し複雑。しかも、ステッチの1本はスウッシュ上を斜めに縦断し、個性を一層際立たせています。目を凝らして見ないとわからないディテールかもしれませんが、そうした細部でバランスを取っているからこそ、シンプルすぎない印象に。もちろん、背面のロゴも利いていますが、それ以外の部分もシンプルな印象と大胆なデザインが巧妙に融合しているのです。
どれもレトロムード全開。今買える『ナイキ』の「ターミネーター」8タイプ
説明してきた通り、「ターミネーター」が名作であることは間違いありません。ですがその割にそこまでメジャーなモデルではないため、そこがオンリーワンな魅力につながっています。ということで、すぐに手に入るおすすめ品を8タイプ厳選してご紹介しましょう。気になるタイプは早めにチェックして、確保するのがおすすめ!
アイテム1
ターミネーター ハイ
ホワイトをベースにしつつ、他のカラーをポイント使いしたカラーパレットが「ターミネーター」の基本形。足元のスポーティなアクセントとして最適です。2022年に発売された復刻バージョンでもホワイト×レッドなどをラインアップ。レトロかつスポーティな雰囲気が感じられる配色を展開しました。『ナイキ』初のシグネチャースクールシューズとしてデビューしたオリジナルモデルへのオマージュとして、当時をイメージさせるカラーを採用しています。
アイテム2
ターミネーター ハイ(パンダカラー)
「ダンク」で大人気となっている白×黒のいわゆるパンダカラーを「ターミネーター」でも展開しています。モノトーンでまとめた落ち着いたムードと、バイカラー使いのインパクトが同居。コーディネートしやすいのに、スポーツテイストのアクセントとして主張してくれます。もしもカラー選びで迷ったら、好バランスなパンダカラーから揃えるのがイチ押しです!
アイテム3
ターミネーター ハイ ジョージタウンユニバーシティー
冒頭で「ターミネーター」の歴史について解説しましたが、ファーストモデルのカラバリは1色のみ。ジョージタウン大学のチームカラーであるグレー×ネイビーを採用していました。実は復刻版でもオリジナルのカラーをリリース。バスケットボールに限らず、ジョージタウン大学のチームや学生を意味するHoyas(ホヤス)にちなんでホヤスカラーとも呼ばれている配色です。
アイテム4
ターミネーター ハイ ココアスネーク
切り替えに無地のアクセントカラーではなく、スネークスキン柄(パイソン柄)を採用したエキゾチックなタイプ。同じ『ナイキ』の名作バスケットシューズ「エアフォース 1」のアレンジバージョンとして人気を集めた通称”白蛇”と同じ柄を採用しています。ヘビ革から匂い立つラグジュアリーなムードが魅力的で、それでいて斬新な個性もあり、大人の足元のスパイスとして有用なモデルです。
アイテム5
ターミネーター ハイ SE
「ターミネーター」はオールレザーがスタンダードですが、こちらはメインの生地に丈夫なキャンバスを起用。明るさの異なる2種類のブラウンを組み合わせ、落ち着いたムードに仕上げられています。また、シューレースも異なるブラウンの2組が付属し、付け替えることでアレンジが可能。色味の変化で印象が意外と変わります。かかと部分にビッグロゴが入っていないように見えますが、きっちりレイアウト。ただし、エンボスによって控えめにあしらって上品なバックスタイルにまとめています。
アイテム6
ターミネーター ハイ(オールブラック)
こちらはさらに落ち着いたムードです。ソールまでブラックで統一したワントーンのデザインを採用していますが、素材の変化によって表情も創出しているのがポイント。メインはネオプレンに近い生地でソリッドな雰囲気ですが、スウッシュなどのオーバーレイ部分は毛足が長めのスエードでナチュラルなムード。そのコントラストが、こなれ感を生み出しています。とは言え、黒のワントーンなので全体としてはクールで落ち着いた印象。大人にぴったりの「ターミネーター」 です。
アイテム7
ターミネーター ロー ミシガン
ハイカットの印象が強い「ターミネーター」ですが、ローカットモデルもラインアップしています。その中でもこちらは、レトロでインパクトのあるイエロー(ユニバーシティゴールド)×ネイビーのカラーリングが印象的。カレッジモデルとして同時にデビューした「ダンク」のミシガン大学バージョンからインスピレーションを得た色使いです。コーディネートにスポーティなスパイスを加えてくれるのは確実!
アイテム8
ターミネーター ロー ファントム
ニュアンスカラーで上品にアレンジした注目の新モデル。ファントム(グレー)、ウルフグレー、ココナッツミルクのカラースキームをベースに構成し、淡いトーンで仕上げられています。シュータンとヒールパッチはダークブラウンで適度に引き締め。さらに、シュータンとインソールにはフランス語で自由を意味する”リベルテ”の文字とオリーブの木を描いているので、ナチュラルなムードを感じさせます。かかとのロゴはエンボスによってさりげなくレイアウト。もはやバッシュの雰囲気は薄く、適度に個性のある白系スニーカーとして履きこなせます。
『ナイキ』の「ターミネーター」をおしゃれに履きこなしたお手本コーデ5選
バスケットボールシューズの名作である「ターミネーター」は、レトロなストリートテイストが魅力。その特徴を生かして履きこなすのが基本戦略になります。そういわれてもイメージできないかもしれませんが、コーディネートの実例とともに解説するのでご安心を。参考になりそうな5タイプの着こなしをピックアップしました!
コーデ1
大きめのトップスとキャップでストリート調の装いに
足元に「ターミネーター」を選び、大きめのトップスと帽子類を合わせれば、ストリートライクなコーディネートはすぐに完成します。それが、「ターミネーター」を履きこなすための基本的な方程式。このお手本でも、その公式がベースになっています。大きめのチェックシャツと『シュプリーム』のキャンプキャップでストリート感を増幅しているのもポイント。足元のジョージタウン大学カラーをはじめ、全体的に落ち着いた色味で揃えているため、大人なムードにまとまっています。
コーデ2
ブラウン系カラーで落ち着かせた大人なコーディネート
こちらも前出の方程式に則ったコーディネート。大きめのスウェットシャツと『ニューエラ』製のコラボキャップを合わせ、ストリートのムードを高めています。全身をブラウン系カラーとブラックでまとめて落ち着かせているのもポイント。「ターミネーター」はバックのビッグロゴがかなりのインパクトなので、まずは落ち着いたカラーから履きこなしてみるのがおすすめです。
コーデ3
トラッドスタイルのハズしとして「ターミネーター」を活用
ストリートテイストを感じさせるデザインが特徴の「ターミネーター」は、他のスタイルをベースにしたコーディネートのアクセントとしても最適。このお手本では、トラッドスタイルをベースにしたタイドアップコーデのハズしとして活用しています。シャツ・ネクタイ・キャップのブルーが印象的ですが、ジョージタウン大学のチームカラーを再現した「ターミネーター」にもブルー系のネイビーが使われているため、自然に馴染んでいます。
コーデ4
派手な色使いの「ターミネーター」は挿し色として有能
アクセントカラーを使った「ターミネーター」は、足元の挿し色として重宝。シンプルなコーディネートに原色系などの「ターミネーター」を合わせるのが基本パターンです。こちらのお手本は応用編で、カラフルな色使いが特徴的なプレッピースタイルがベース。グリーンのパンツに赤×白の「ターミネーター」を合わせることで、お互いの鮮やかさを引き立てています。上半身の色数を抑えて落ち着かせているからこそ、下半身のカラフルな組み合わせが際立ち、全体としてのバランスも整っています。
コーデ5
バックスタイルで思い切り個性をアピールした好例
前半で強調した通り、「ターミネーター」最大のチャームポイントはバックのビッグロゴ。その魅力を拡大するなら、バックスタイルに個性があるアイテムを追加するという手もあります。このお手本のように、ストリートテイストを増幅するならバックプリント入りのスウェットパーカーやスウェットシャツを合わせるのが定石。かなりのインパクトになるので、コーディネート全体の色数を少なく抑えて少し落ち着かせるのがおすすめです。まずは、こんな単色のバックプリントを採用したトップスから合わせてみましょう!
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