
サンダルの大定番。ビルケンシュトックの選び方と押さえておきたい人気モデル9選
世界中にファンを持ち、サンダルの代名詞ともいえる『ビルケンシュトック』。選び方や人気モデルについての解説はもちろん、おしゃれな取り入れ方までを一挙公開します!
本コンテンツはTASCLAPが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
愛用者多数。『ビルケンシュトック』のサンダルに多くの人が魅せられるワケ
コンフォートサンダルのパイオニアであるドイツ発の『ビルケンシュトック』。その歴史は深く、創業者のヨハネス・ビルケンシュトックが、1774年の公文書に”臣王のシューマイスター”と登録された記録が残されています。同ブランドの魅力といえば、抜群のフィット感ながらもストレスフリーで自然な歩行を実現したフットベッドですよね。このフットベッドを用いたサンダルは、カール・ビルケンシュトックにより1963年に誕生しました。足の治療や運動機能補助のための靴であるオーソペディックシューズの技術を活用することで、長時間履いていても疲れにくく、かつ健康的な足へと導くサポート役にもなってくれるのです。
『ビルケンシュトック』のサンダルが世界中で支持されているのは、もちろん履き心地だけではありません。ラフな履きモノでありながらもデザイン性が高く、それでいて汎用性が抜群に高いのでスタイリングを選ばず活躍してくれます。さらに素材やカラーバリエーションが豊富なので、たとえ定番モデルでも個性を出しやすいというのも特筆すべき特徴。つまり、快適性やファッション性をセンス良く融合させた、まさに理想的なサンダルといえるのです。
よりフィットした1足を選ぶために。まずは2種類の幅からチョイス
そもそも『ビルケンシュトック』のサンダルはフィット感が高いものですが、それをさらに高めるために用意されたのが、2種類の幅のフットベッドです。一般的な足の幅の人や足ががっちりめの人は「レギュラー」、幅が狭い人は「ナロー」をセレクトするのがおすすめ。ちなみに、インソールにある”足跡”マークが縁取りだけのモノが前者、黒く塗りつぶされているモノが後者と、ひと目で見極められるのもポイントです。
『ビルケンシュトック』のサンダルはまずここからどうぞ。人気の9モデルを解説
『ビルケンシュトック』は名品モデルを多く生み出しており、サンダルもデザインのバリエーションがかなり豊富です。そこで大人におすすめしたい、人気の9銘柄をピックアップ。それぞれの特徴を詳しく解説するので、購入時の参考にしてみてください。
▼ストラップタイプ
モデル1
世界中の老若男女に愛される定番「アリゾナ」
ダブルストラップのアッパーが特徴的な「アリゾナ」は、1973年に開発された定番モデルのひとつ。素肌の露出が多いながらもホールド感が高く、大きめのバックルでフィット感を調整することもできるといった機能性にも優れています。素足で履くのはもちろん、秋冬は厚手のソックスとのスタイリングも楽しめますよ。
モデル2
バックストラップ付きでフィット感が抜群な「ミラノ」
サンダルは何よりフィット感を重視するという人なら、バックストラップ付きの「ミラノ」が最適。足をしっかりホールドしてくれるので、アクティブに動きまわる際での着用にも対応します。また、バックストラップはバックル付きなので、フィット感をさらに調整できるのも優秀。街だけでなく、アウトドアシーンでも重宝します。
モデル3
筋力トレーニングの効果も期待できる「マドリッド」
1963年に『ビルケンシュトック』が開発したサンダルの第1号モデルが、こちらの「マドリッド」。元々は足やふくらはぎを自然に鍛えることができる、筋力トレーニング用にリリースされましたが、今では夏の定番サンダルとして愛されています。その魅力といえば、着脱が楽でラフに履けるところ。ワンストラップで軽快な足元を演出できるのもポイントです。
▼トングタイプ
モデル4
トングタイプでは不動の人気No.1を誇る「ギゼ」
古代ギリシャから着想を得た、細みのTストラップデザインが特徴。足まわりのフィット感を調整できるバックルも搭載しているので、スタイリッシュな見た目とは裏腹に履き心地は抜群です。すっきりとした足元を構築できるので、スラックスなどのきれいめボトムスとの相性も◎。大人カジュアルのハズし役としても重宝するでしょう。
モデル5
太めのベルトで安定感のある「ラムゼス」
「ギゼ」と同じ形状のトングサンダルですが、「ラムゼス」は全体的にベルトが太めなのが特徴。足に接する面積が増えるため「ギゼ」よりも安定感があり、さらには足元にインパクトをもたらすことができます。また、どこか武骨な雰囲気もあるからか、ユニセックス展開ながら男性からの人気が高いモデルです。
モデル6
水辺のレジャーにうってつけの「ホノルル」
ストラップに施された六角形パターンが目を引く「ホノルル」は、上記のトングサンダルとは一線を画すスポーティなルックス。コルク製のサンダルからインスピレーションを受けていますが、このモデルには柔軟性に優れた超軽量素材のEVAが使われています。耐久性が高く、衝撃もしっかり吸収してくれるので履き心地も良好。
▼オールシーズン対応
モデル7
ファッション性の高さがウリの「チューリッヒ」
発売から50年以上の歴史があるロングセラーモデル「チューリッヒ」。『ビルケンシュトック』のサンダルの定番であり、ファッション感度の高い人たちにも支持されているモデルです。ダブルモンクストラップが搭載された足の甲をしっかりと覆うアッパーは、ホールド感に優れているので安定した歩行を提供してくれますよ。
モデル8
オールシーズンで活躍する「ボストン」
サンダルとシューズのいいとこ取りともいえる「ボストン」は、サボと呼ばれるヨーロッパの木靴から着想を得たもの。軽快な履き心地ながらもつま先が露出しないので、よりオールシーズンで着用しやすいデザインに仕上げられています。甲は比較的高めに設定され、リラックスしたフィッティングが味わえるのも見どころ。
モデル9
異素材コンビがモダンな「キョウト」
「チューリッヒ」をイメージしてデザインされた「キョウト」は、他とはひと味違うモダンなルックスが魅力です。アッパーは左右のレザーを面ファスナーで留める仕様になっているため、自由にフィット感を調整でき、安定したホールド感を約束。ベロアレザーとヌバックレザーの素材のコントラストもデザインアクセントになってくれます。
『ビルケンシュトック』のサンダルはアッパーの素材も多彩。代表的な5種がこちら
履き心地やデザインだけでなく、『ビルケンシュトック』は素材にも強いこだわりを持っています。ここでは代表的な素材を5つピックアップし、その特徴やメリットをご紹介。見た目の印象も左右するので要チェックです。
素材1
上品ながら耐久性も高いスムースレザー
均一でなめらかな表面感に仕上げられたスムースレザーは、クリーンかつ上品な足元を演出するのにうってつけ。それでいて耐久性がきわめて高く衝撃にも強いので、正しくお手入れすれば長く愛用できるのもメリット。また、スムースレザーにはコーティングやエナメル、オイルを施したレザーも含まれているのが特徴です。
素材2
こなれた足元を演出するスエード
裏面を起毛させた革の総称であるスエードは、表情豊かな質感が最大の魅力。秋冬向きの素材と思っている人も多いですが、通気性に優れているので通年で活躍する素材でもあります。他のレザーに比べると存在感ある足元を構築できるので、シンプルな着こなしのアクセント使いとしても重宝必至。
素材3
クラス感を醸すヌバックレザー
ヌバックは目の細かいサンドペーパーで起毛仕上げされたレザーのことで、他とはひと味違う高級感を醸し出してくれます。ベルベットのような表面を毛並みに逆らってなでると、その跡が残るほどの柔らかさ。それゆえに肌当たりも抜群に良いですが、湿気に弱いデメリットもあるので防水スプレーなどで防水対策するのがおすすめです。
素材4
ウォーム感満載なウールフェルト
軽快なサンダルでも重厚感ある秋冬コーデとマッチするウールフェルト。見た目にも伝わる上質な素材感に加え、弾性・通気性・防熱防寒といった優れた機能も備えています。ウォーム感ある風合いやメランジ感ある色味もポイントで、レザーとは違ったほっこり柔らかな雰囲気を演出できます。
素材5
水に強くてお手入れも楽ちんなEVA
軽量で耐水性に優れているEVAは、マリンスポーツやアウトドアシーンに最適な素材。しかも水洗いできるのでお手入れも簡単で、レザー製に比べるとリーズナブルに手に入れられます。とはいえ、『ビルケンシュトック』ならではのスタイリッシュなデザインのおかげで、タウンユースもしやすいのも特筆すべきところ。
『ビルケンシュトック』のサンダルをどうコーデに取り入れる? 洒落者たちからの回答
『ビルケンシュトック』のサンダルは着こなしを選ばず活躍する万能選手ではあるものの、洒落者たちはどう取り入れているのか気になるところ。そこで最後に、大人におすすめのおしゃれなコーデ例を見ていきましょう。
コーデ1
アースカラーのグラデで大人っぽさとこなれ感を両得
EVA素材の「アリゾナ」を軸に、全体をアースカラーで統一したスタイリング。トップから足元にかけてグラデーションで構成しているのもポイントで、洒脱な雰囲気を盛り上げるのに一役買っています。今どき感を高めるべく、オーバーサイズでまとめているのも◎。
コーデ2
夏のモノトーンコーデに「チューリッヒ」で抜け感をプラス
トップスからサンダルまでブラックで揃えてシックな夏コーデを構築。スエード素材の「チューリッヒ」の表情豊かな質感は、着こなしのさりげないアクセントとして機能しています。シャツのボタンは1つ留めで白Tの見える面積を増やし、抜け感やリラックス感を高めたところにも注目を。
コーデ3
レザー製の「ギゼ」が決め手の大人のリゾートスタイル
ナチュラルな風合いのリネンシャツに落ち感の美しいイージーパンツ。そんなリラックス感満点のリゾートスタイルに足元に、トングタイプの「ギゼ」をセレクト。EVAではなくスムースレザー製なのでどこか上品な雰囲気もあり、スタイリングの引き締め役としても機能しています。
コーデ4
サンダル×ショートパンツは+ソックスでラフさを中和
ショートパンツスタイルにサンダルは、大人にはラフすぎるイメージがありますよね? でも、この着こなしのようにソックスを合わせて肌見せ面積を調整すれば、そのイメージを簡単に払拭できます。あえて色や柄で遊ばず、ベーシックな白ソックスをチョイスしているのも成功のカギ。
コーデ5
「ボストン」で冬のコートスタイルの鮮度をアップ
つま先が露出しない「ボストン」は、冬コーデとも抜群の相性。適度にボリュームがあるので、重厚感あるウールコートとの合わせも好バランスに仕上がっています。インナーのニットとさりげなく色を揃えるなど、着こなしに統一感を生むテクニックもお見事です。
この記事の掲載アイテム一覧(全9商品)
画像をタップクリックするとアイテム詳細が表示されます
-
『ビルケンシュトック』 アリゾナ
-
『ビルケンシュトック』 ミラノ
-
『ビルケンシュトック』 マドリッド
-
『ビルケンシュトック』 ギゼ
-
『ビルケンシュトック』 ラムゼス
-
『ビルケンシュトック』 ホノルル
-
『ビルケンシュトック』 チューリッヒ
-
『ビルケンシュトック』 ボストン
-
『ビルケンシュトック』 キョウト
掲載アイテムをもっと見る(-3商品)
KEYWORD関連キーワード