HUF（ハフ）のTシャツが体現する今どきなストリート。その魅力とおすすめ15選
大人たちから根強い人気を誇る『HUF（ハフ）』のTシャツ。ブランドのバックボーンを知れば、その理由がわかります。今季のおすすめ品からコーデ例まで徹底解説！
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ストリートスケートの第一人者が立ち上げたブランド『HUF（ハフ）』
街中で『HUF（ハフ）』のロゴを見たことはありませんか？ その印象的なブランド名は創業者の名前が由来。キース・ハフナゲル氏のファミリーネームを略したネーミングです。キース氏はストリートスケートの第一人者。2002年にサンフランシスコのテンダーロイン地区にセレクトショップをオープンし、そのプライベートコレクションとして『HUF』をスタートしました。ストリートテイストで洗練された現代的デザインをベースにしつつ、アメリカの伝統的な職人技やヴィンテージ風味をMIXした服作りが真骨頂。スケーターとしての経験を服作りに落とし込んだプロダクトの完成度に加え、キース氏のカリスマ性も相まってグローバルなブランドとして成長しています。
実は残念なことにキース氏は2020年9月24日に46歳の若さでこの世を去ってしまいました。ただし、ブランドの哲学はしっかり受け継がれています。革新的なビジョンやクリーンな美学、刺激的デザイン、高品質なクラフトマンシップをブレンドして提案し続けているのです。当然ながら、『HUF』のアイテムはスケートボードの激しい動きにも耐えられる作りがベース。ストリート調のデザインだけでなく長く着られるクオリティも追求しているTシャツはブランドの代表作となっています。
『HUF』のTシャツをおすすめする3つの理由
スケートカルチャーやストリートカルチャーを軸にしている『HUF』。それらの定番アイテムであるTシャツが代表作なのは当然です。ここではもう少し深掘りして、本ブランドならではのTシャツの魅力をご紹介。おすすめしたい理由を3つに絞って解説します！
理由1
キース氏の好みを融合した独自のグラフィック
『HUF』のTシャツには、創業者でありストリートスケートの第一人者でもあるキース氏のセンスが盛り込まれています。キース氏が好んでいたアートや音楽、スケートなどの要素がベーシックでありながらひと捻り加えたバランスの良いデザインに結実しているのです。また、アーティストやデザイナー、フォトグラファー、ミュージシャンなどの型破りなクリエイターや、王道的な人気ブランドとのコラボレーションも多数リリース。刺激を受け合いながら進化を続けています。
理由2
形状をキープするフォーエバーフィット
『HUF』のTシャツは、長期的な着用を想定して開発したカスタムボディを採用。プレウォッシュ加工を施すことで生地の過度な縮みや本体のネジれを軽減し、形状をキープするフォーエバーフィットを実現しています。また、シルエットにはモダンなリラックス感を反映。絶妙なサイズ感もフォーエバーフィットによって長続きします。
ポイント3
工夫を盛り込んで耐久性を高めたネック周り
スケートボードをする際の動きに耐えられる作りの象徴はネック周り。首元の内側と肩の部分に施したテーピングに加え、ダブルニードルの縫製も採用して強度を高めています。ネックが伸びないため生地の劣化も抑えられ、Tシャツ全体の耐久性も向上。また、幅広のネックリブは着用による摩耗を低減。ルックスもスケーターライクで、才色兼備なディテールです。
『HUF』の豊富なTシャツラインアップから今季のおすすめ15枚をピックアップ！
バリエーション豊富に揃う『HUF』のTシャツから、推しのアイテムを厳選。ロゴ・グラフィック・総柄の3つのカテゴリ別に、今おすすめしたい15枚を披露します。
▼ブランドロゴをメインにしたTシャツ5選
誰でも着こなしやすいのは、シンプルなデザインのTシャツ。『HUF』の場合、どんなにシンプルでも必ずロゴが入っているので、シンプルなロゴ入りTシャツから着こなすのがおすすめです。ロゴだけでもいろいろなパターンがあり、ストリート感を打ち出せるデザインが充実しています。
アイテム1
OGロゴT
オリジナルのロゴである”HUF”を左胸にあしらっただけのシンプルな1枚。ロゴを刺繍で描いているため、さりげない上質感も漂っています。シルエットは適度にリラクシングなカスタムフィットで、ビッグシルエットで着こなしたい場合は1～2サイズ大きめを選ぶのがおすすめ。定番カラーの4色展開なので、コーディネートのベースとして何色か揃えると便利です。
アイテム2
HUF セットボックスT
シンプルなボックスロゴはそこまで大きくないものの、フロントの中央に鎮座しているためインパクトは十分。ボディによってロゴのカラーも変わりますが、このブラック×ネオングリーンはストリート感が強め。他のカラーはもう少し落ち着いた色使いです。いずれにしても、ボックスロゴがコーディネート全体のアクセントとして活躍してくれます！
アイテム3
HUF セット TT T
3つのトライアングルを重ね、その中に”H””U””F”を並べたロゴも『HUF』 の定番。Tシャツだけでなくさまざまなアイテムに採用しています。このTシャツでは左胸に加えてバックにも大きくプリント。ロゴ自体はシンプルな造形ですが、バックスタイルはかなりのインパクトを放っています。モダンでありながらクラシックなムードも感じさせるムードはブランドの真骨頂です！
アイテム4
エッセンシャルズ OGロゴ T
最初に紹介したTシャツと同じOGロゴを採用していますが、こちらはかなり大きめ。クラシックなムードが強く、霜降り感のあるヘザーグレーは特にヴィンテージライクです。1枚で着てもサマになるのはもちろん、インナーとして使ってロゴプリントをアウターから覗かせてもおしゃれ。どこかミリタリーテイストも感じさせるロゴ使いなので、ミリタリージャケットに合わせるのもおすすめです。
アイテム5
マジソン フットボール クルー
アクセントカラーで囲った小文字のロゴがチャームポイント。シェニール刺繍、パイル刺繍、ハンドル刺繍、サガラ刺繍などと呼ばれる刺繍を採用し、毛糸のようなフワッとした触感の立体文字で”HUF”を表しています。ボディもさりげなく凝っていて、前後にヨークを設けたフットボールTシャツ仕様。裾にドローコードを通しているため、裾を絞ればタックイン風の着こなしが簡単に楽しめます。
▼『HUF』ならではのグラフィックが冴えるTシャツ5選
おすすめする理由としても挙げたように、『HUF（ハフ）』の大きな特徴はキース氏の好みやセンスを反映したグラフィック。独自のグラフィックを採用したTシャツもバリエーション豊富にリリースされています。ここでは、そんなTシャツの中でも大人が着こなしやすいタイプを厳選してご紹介！
アイテム1
マスタープランT
”MASTER PLAN”をはじめ、”DEVASTATING””DOWN BY LAW”といったワードを組み合わせたカラフルなアートワークがアイキャッチ。バックには”PAID IN FULL!”という大きなプリントも入っています。かなりポップなデザインですが、ブラックのボディなら少し落ち着いた雰囲気。シンプルなパンツや上品なシューズなどを合わせ、大人っぽいコーディネートにまとめるのがおすすめです。
アイテム2
ギャラクティック モットーT
1990年代を彷彿とさせるグラフィックが『HUF』らしい1枚です。ネオンカラーで描かれたメッセージは挑発的ですが、”H”と星で囲んだロゴはモダンかつポップなムード。2つのモチーフを重ねることで独創的に仕上げています。前後とも同じグラフィックをプリントしていますが、バックは大きく、左胸は小さくセット。大人でも着こなしやすいバランスが絶妙です。
アイテム3
インヘイル エクスヘイルT
ピンクとイエローグリーンをベースにしたマンガ風のアートワークをプリント。1960～70年代の古典的な作品がモチーフになっています。グラフィックはかなりキャッチーですが、ボディがブラックなら少し大人なムード。背面はプリントや装飾的な要素が一切なく、ポップなフロントに対してバックはいたってシンプル。意外と着こなしやすいバランスです。
アイテム4
『HUF』×『フレディ・ギブス』チップスT
『HUF』は多彩なコラボレーションも実現。このTシャツはラッパーとして活躍しているフレディ・ギブス氏とのコラボコレクションの1枚で、シンシティ（犯罪都市・ラスベガス）のゴールデンエラ（黄金時代）にインスパイアされたグラフィックを採用しています。胸にプリントした”BIG RABBIT”というワードは、フレディ・ギブス氏の作品「Big Boss Rabbit」からの引用。カジノを連想させるモチーフとラスベガスの華やかさをプリントでさりげなく表現しています。
アイテム5
『HUF』×『エイリアンラボ』Hタイプ 420T
アメリカのマリファナカルチャーをブランド化した『エイリアンラボ』とのコラボTシャツ。『エイリアンラボ』の創設者が愛した1990年代後半のスケートグラフィックやロボットアニメをグラフィックに落とし込んでいます。バックプリントが特徴的ですが、フロントにも”HUF””WORLDWIDE””ALIENLABS”の文字をSFテイストにアレンジしたロゴをプリント。モデル名にある「420」はマリファナを指すスラングです。
▼実は狙い目！ 総柄のTシャツ5選
全面に柄をレイアウトしたTシャツも『HUF』は多数ラインアップしています。定番的な柄もありますが、むしろ狙い目は他にはないような柄。レトロなボーダー柄やスケートテイストの総柄なら、ブランド独自の個性が演出できます。
アイテム1
ボリナス ストライプ ポケットT
1990年代のサーフスタイルやスケートカルチャーからインスピレーションを受けたボーダー柄がポイント。糸染めのコットン生地を用いて鮮明な柄を実現しています。落ち着いたブラウンではあるものの、グリーン系の6本ラインがかなりの存在感で、ベーシックに着こなすだけで独特な雰囲気に仕上がります。左胸にセットしたタグ付きのパッチポケットもムードを加速！
アイテム2
ウェブスター ストライプ ニットトップ
カリフォルニアの明るいムードと同時に、スローバックな懐かしい雰囲気も感じさせボーダー柄がポイント。グリーン、イエロー、ネイビー、ホワイトのラインを組み合わせたカラフルな模様が、他にはないレトロなニュアンスを醸しています。コットン100％のニット地を採用し、上質な生地感で落ち着かせたバランスも絶妙。他のカラバリもありそうでなかった独特なムードを放っています。
アイテム3
ライブ ラージT
2000年代半ばのスタイルを呼び戻しつつ、1990年のクラシックなヒップポップのワーディングもミクスチャーしたデザイン。大胆なまでに大きな文字のプリントを全面にレイアウトしているのでインパクトがありますが、ボディの色に近いプリントでコントラストを抑え、大人でも着こなしやすい落ち着いたムードに仕上げています。
アイテム4
ハーフコート ジャガード クルー
こちらも1990年代をイメージさせるレトロな雰囲気が今どき。ハーフコートロゴをジャカード編みで全体に散りばめ、クラシックながらポップでスポーティなムードを醸しています。存在感はかなりありますが、ライトブルーとライトグレーを軸にした淡いカラーリングが爽やかでアーバンな雰囲気も。コットン100％のジャージー生地はソフトな触感で、着心地も快適です！
アイテム5
フライ シチュエーション タイダイT
こちらはかなり独創的なおしゃれ上級者向けのタイダイTシャツです。タイダイ柄うえモノトーン基調でモダンなムードですが、その上にフライ（ハエ）モチーフのアートワークをプリントしてアヴァンギャルドな雰囲気に昇華しています。タイダイ染めを採用しているからこそ、1点ずつ模様が異なっているのも特徴的。オンリーワンな仕上がりも魅力です。
『HUF』のTシャツを大人っぽく着こなす5つのテクニック
『HUF』のTシャツは個性的ですが、テクニックを駆使すれば大人っぽく着こなせます。適度なハードルがあるからこそ差別化が図れておしゃれな印象に。モダンでひとヒネりある『HUF』のTシャツを駆使して、大人ストリートなコーディネートを築きましょう！
コーデ1
シンプルにロゴを主張するのがベーシックな着こなし
ロゴがメインのシンプルなTシャツを選び、シンプルでベーシックなアイテムを合わせれば『HUF』を大人っぽく着こなすのも簡単。このスタイリングでは、白ベースのTシャツに黒のワークパンツを合わせ、モノトーンの色使いも駆使して大人っぽく着こなしています。また、大きめなロゴがコーディネート全体のアクセントとして利いているのもポイント。定番的な無地のアイテムばかりで変化がほしいときは、ロゴに存在感のある『HUF』のTシャツを活用しましょう！
コーデ2
大人っぽくアレンジするならタックインで品格アップ
Tシャツのデザインにかかわらず、裾をパンツにタックインすることで適度に品格がアップできます。このお手本では、タックインに加えてシンプルなポケットTシャツを選ぶことで一層落ち着いたムードに。その一方、少したるませるブラウジングによってストリート調のリラックス感もキープしています。また、全身をブラックとオフホワイトの2色のみに抑えた色数も大人なイメージ作りに貢献。足元も落ち着いた雰囲気のワラビーシューズだからこそ、Tシャツのリラックス感が際立っています。
コーデ3
個性をアピールする時はシンプルなカラーTシャツで
大人っぽく落ち着かせつつ、自分らしい個性もアピールするコーディネートを成立させるのは難しいように思えますが、カラーTシャツを使えば簡単。シンプルなアイテムを選びつつ、Tシャツのカラーだけで個性を打ち出せばOKです。このお手本では、ピンクのTシャツをセレクト。パンツとシューズをダークトーンでまとめて引き締めているため、全体としては大人な印象にまとまっています。Tシャツのプリントが大きめなのに子供っぽく映らないのは、コントラストの弱いカラーリングだから。
コーデ4
大人らしさと個性を両立するならバックプリントという手も
大人っぽさと個性を共存させるテクニックはもうひとつあります。それは、バックプリントで個性をアピールする方法。バックプリントがどんなに個性的でも、フロント側がシンプルなら大人な印象がキープできるのです。このお手本コーデも、バックは思い切りストリートテイストのグラフィックで主張。ただし、フロント側は左胸のプリントが単色使いでデザインもシンプルです。合わせたアイテムも落ち着きを補完。Tシャツと色を揃えたジーンズに加え、ブラウンのモカシンシューズも大人なムードを高めています。
コーデ5
総柄を着こなすならカラーリングで全身とリンク
『HUF』は総柄のTシャツもバリエーションが豊富ですが、柄モノのTシャツはカジュアル感が強くて子供っぽいニュアンスになりがち。大人っぽく着こなすには、Tシャツの柄から色を拾って全身のカラーリングを組み立て、統一感によって落ち着かせるのが効果的です。このコーディネートでは、リンガー仕様のボーダーTシャツを着用。特徴的なネック部分のブラックをピックアップし、パンツとスニーカーに反映しています。全身をモノトーン基調でまとめて落ち着かせたテクニックも効果的！
この記事の掲載アイテム一覧（全15商品）
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『HUF』 OGロゴT -
『HUF』 HUF セットボックスT
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『HUF』 HUF セット TT T
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『HUF』 エッセンシャルズ OGロゴ T
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『HUF』 マジソン フットボール クルー
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『HUF』 マスタープランT
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『HUF』 ギャラクティック モットーT
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『HUF』 インヘイル エクスヘイルT
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『HUF』×『フレディ・ギブス』 チップスT
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『HUF』×『エイリアンラボ』 Hタイプ 420T
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『HUF』 ボリナス ストライプ ポケットT
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『HUF』 ウェブスター ストライプ ニットトップ
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『HUF』 ライブ ラージT
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『HUF』 ハーフコート ジャガード クルー
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『HUF』 フライ シチュエーション タイダイT
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