
いよいよ秋本番の服装へ。10月の正解コーデと取り入れるべきアイテムとは
まだ暑さが残るそれまでとは打って変わって本格的な秋模様となる10月。コーデの攻略法や押さえるべきアイテムをチェックし、おしゃれかつ快適な服装で乗り切りましょう。
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秋が深まる10月。服装選びの前に気温をチェックしよう
一年の中で特に寒暖差が大きいのが10月。上旬だと日中30度近くまで上がる日もある半面、下旬に入ると朝晩は10度前後になるケースも珍しくありません。ちなみに2022年の東京で見てみると、平均気温は17.2度で、平均最高気温21.5度/平均最低気温13.8度となっています。比較的過ごしやすい時期とはいえ8度近い寒暖差があるので、服装選びのケアレスミスには気をつけたいところ。ファッション性と快適性の両面を意識しながら、しっかりと対策を取りましょう。
10月の服装選びで押さえておきたい重要ポイント3点
では、まずは10月の服装において重要となるポイントを見ていきましょう。暑かったり寒かったりと中途半端な時期だけに頭を悩ませる人が多いかもしれませんが、さほど難しいことはありません。以下でご紹介する要素を意識しつつコーディネートしていけばOKです。もちろん、無理に全項目の条件を満たさなくても問題ナシ。取り入れやすい項目から始めれば大丈夫です。
ポイント1
トップスは羽織りモノ+インナーだと体温調整がしやすくて◎
繰り返しになりますが、10月はとにかく寒暖差が大きいシーズン。昼はポカポカ陽気だとしても、夕方以降急激に冷える場合があります。そのため、状況に応じて体温調整がしやすい羽織りモノ+インナーのスタイルが非常に合理的! トップス1枚で出掛けてしまうと、気温の上下にうまく対応できないので気をつけましょう。
ポイント2
ボトムスはフルレングスorアンクルカットが好バランス
ショートパンツやクロップドパンツのような肌の露出面積が多いボトムスは、気温が下がった際に肌寒く感じてしまいます。また、見た目的にも春夏っぽいイメージが強まるので10月の着こなしにおいては避けたほうが無難。肌露出のないフルレングスパンツ、あるいはくるぶしがチラリと見える程度のアンクルパンツがバランス的にしっくりきます。
ポイント3
秋らしいカラーを取り入れれば季節感がさらにアップ!
体感温度の調整も当然重要な項目ですが、見た目で季節感を演出することも意識したいもの。となれば、着こなしのどこかにブラウンやカーキのような秋らしいカラーを取り入れるのが効果的です。トップスやボトムスのような主役級アイテムでわかりやすく使っても良いですし、小物やインナーでサラッと秋色を取り入れるのも大いにアリ。
上旬か下旬か。10月の服装サンプルを時期別にピックアップ
ポイントを押さえたところで、ここからは10月のサンプルコーデをチェックしましょう。まだ多少暑さが残る上旬と冷え込む日が一気に増える下旬、それぞれの時期でお手本スタイルを見ていきます。ぜひ、おしゃれ賢人たちからスタイリングのコツを盗み取ってみてください!
▼「10月上旬」はサラッと薄手のレイヤードで!
最高気温が30度に迫る日も少なくない10月上旬。下手に厚手のウェアで出掛けると汗ばむ恐れがあるので、インナー・羽織りモノともに薄手のアイテムを選ぶのがベターです。また、日中は羽織りモノを脱ぐことも考えられるので、インナーはそれ1枚でもサマになるものを選びましょう。
コーデ1
タートルネック×ウールネルシャツで大人っぽく
インナーには、羽織りモノを脱いだ際にそれ1枚でも洒落感を打ち出せるタートルネックTシャツをセレクト。その上にはシックな配色のウールネルシャツをオンして、大人っぽさ漂うカジュアルコーデを生み出しています。白を挿し色にして、重く見えないように配慮しているのも頭脳的ですね。
コーデ2
秋らしさを振りまくブラウンセットアップ
オープンカラーシャツ&アンクルパンツによるセットアップで、ほんのりとリラックス感を描き出した秋コーデ。しかも、ブラウンカラーで統一しているので季節感もたっぷりです。インナーには発色豊かなビッグTをピックして、程良いスタイルアクセントとして機能させました。
コーデ3
旬なニットベストでシャツスタイルを味付け
リラクシングなオーバーサイズシャツにオンしたのは、トレンドアイテムとなっているニットベスト。フロントオープンタイプのものならば、このように羽織りモノ感覚で取り入れられます。シャツ以外のアイテムを同じトーンでまとめることで、シャツの独特なシルエットを際立たせているのも印象的な要素。
コーデ4
アメカジ顔な装いをテーラードで引き締め
まっさらな白Tシャツにヴィンテージ風のデニムパンツという“ザ・アメカジ”なコーディネートがベース。そこにテーラードジャケットをオンして、着こなしのイメージをキリッと引き締めています。ジャケットを脱げばアメカジ、羽織ればきれいめカジュアルと、雰囲気をガラッと変えられるのも良いですね。全体的なシルエットは、今季らしくややゆったりめに。
コーデ5
ミリタリーコーデをボーダーでアク抜き!
羽織りモノはミリタリーシャツ、ボトムスはカーゴパンツと、男らしいアイテムを軸としたコーディネート。ただし、爽やかな顔立ちのボーダーカットソーをインナーに採用しているため、ハード過ぎない洒脱な仕上がりとなっています。タックインしてシルエットにメリハリをつけているのもカギ。
コーデ6
フォトTと柄シャツによる“キャラ立ち”な着こなし
フラワープリントシャツとフォトプリントTによるレイヤリング。どちらも存在感強めなアイテムですが、ダークトーンで全体をまとめているので秋らしいシックな雰囲気をキープできています。ラフに袖をロールアップしたり、足元にサンダルを選んだりと、抜け感の出し方も参考になりそうです。
コーデ7
発色豊かなカーデをスパイスとして活用
タートルネックカットソーとワイドパンツによるグレースタイルに、発色の効いたカーディガンを投下! 洗練のモノトーンに色使いの妙で遊び心をプラスしています。ワントーンの装いは引き続きトレンドですから、カーディガンを脱いだ場合でもちゃんとスタイリッシュな印象をキープ可能です。
▼「10月下旬」はライトアウターを用いて防寒対策を
10月下旬に入ると、最高気温が20度を下回る日が一気に増えてきます。そのため、上旬と同じ服装だと肌寒く感じることがあるかもしれません。もっとも合理的な対策方法は、ライトアウターの投入。羽織りモノの中でも比較的保温性が高いので、多少冷え込む日でも快適に過ごせます。
コーデ1
コーデュロイを駆使して温もり感を注入
ほっこりとした表情のコーデュロイパンツを投入して、着こなしの秋らしさを促進! おまけに、デニムカバーオールの襟もさりげなく同素材のため、スタイルの統一感がより高まっています。足元には程良くきれいめなレザーローファーを選択し、ワークテイストが強くなりすぎないようにバランスを調整。
コーデ2
マウンパを主役使いしたアウトドアMIX
ライトアウターの代名詞といえばやっぱりマウンテンパーカー。カットソーに羽織るだけで、今っぽいアウトドアMIXが完成します。ローキャップやランニングシューズといった、スポーティな小物使いでもこなれ感を加速! ダークトーンを意識することで、シックなムード感も隙なく担保しています。
コーデ3
ささやかに秋色を忍ばせた大人カジュアル
デニムのセットアップで大人っぽいカジュアルスタイルを実現。各所の秋色使いもキーポイント。トラッドなネルシャツのベージュやキャップのブラウンなど、脇役アイテムでうまく秋らしいカラーを落とし込んでいます。この巧妙な挿し色テクニックは取り入れる価値大!
コーデ4
風合いのあるセットアップで洒落感をアピール
スタンドカラーブルゾンとワイドパンツは、ともにメッシュ調のコットン生地が使われていてニュアンス豊か。シンプルなセットアップスタイルながら、その独特な生地感のおかげで洒落感のあるスタイルに帰結しています。インナーにはサックスカラーのシャツを持ってきて、装いを適度にトーンアップ!
コーデ5
ベーシックな装いにカラーブルゾンをさらり
モノトーンカラーを基調としてストイックにまとめたスタイリングだからこそ、上に羽織ったフェイクレザー製のブルゾンがアイキャッチとして引き立っています。これぞ、理想的な引き算コーデといえるでしょう。秋らしいマスタードカラーを纏った1着ですから、季節感も大幅に向上!
コーデ6
薄手のコートなら秋シーズンとも好相性
冬アウターのイメージが強いロングコートですが、薄手のモデルであれば10月下旬の時期にもベストマッチ! スウェットやワイドパンツといった、カジュアルなアイテムと合わせて気負わず着こなすのが今季流です。面積の広いアウターなので、重たく見えないように秋はベージュなどやや明るめの色を選ぶのがベター。
コーデ7
軽快な素材使いでほんのりとアクティブ感をメイク
色使いこそ落ち着いていますが、ナイロン製のライトアウターだったり、ポリエステル素材のイージーパンツだったりと、素材感でアクティブさにアプローチしています。大人のスポーツMIXは、やり過ぎないこれくらいの塩梅が◎。足元は動きやすいスニーカーがお約束です。
持っておきたいのはコレ! 10月の服装で大活躍する7つのキーアイテムをご紹介
最後は、10月の着こなしで役立つワードローブを一挙見せ! 何を買い足せば良いか悩んでいる人は、以下でレコメンドしているアイテムから照準を定めると良いでしょう。
アイテム1
インナーに羽織りにと万能的に使える「ネルシャツ」
暖かい時期はメイントップスとして使える一方、肌寒くなったらインナーとしても躍動してくれるネルシャツは、持っておいて損ナシのオールラウンドプレイヤー。表面が起毛していて、見た目にウォーム感があるという点もGOODです。派手色のモデルは着こなしによっては子供っぽく映るので、こちらのようなダークトーンのモデルを選びましょう。
アイテム2
シーズンをまたいで使える「カーディガン」
こちらもネルシャツと並んで着回し力に秀でたワードローブ。シャツやカットソーにオンするのはもちろん、真冬にはアウターとインナーの間に挟むミドラーとしても躍動してくれます。秋・冬・春と3シーズンの活用を想定するなら、ガシっとした肉厚モデルよりも薄手のタイプのほうがベター。素材は品の良いウールか、イージーケアなコットンが定番です。
アイテム3
秋の曖昧な天候もへっちゃらな「マウンテンパーカー」
マウンテンパーカーはその優れた防水性がストロングポイント。10月は天候が不安定なシーズンですが、機能的なマウンパさえあればストレスを大きく軽減できます。昨今のアウトドアトレンドとも合致するので、ファッション的な観点から考慮してもおすすめ。ドローコード付きのモデルだと、シルエットを調整できてなお良しです。
アイテム4
秋コーデにメリハリをつけられる「ボーダーTシャツ」
暗いカラーのアイテムを使う機会が多くなり、着こなしが重たく見えがちな秋。そこで重宝するのが、コーディネートを爽やかに彩ってくれるボーダーTです。インナー使いでチラ見せするだけでも、着こなしがグッとリズミカルに。ただ、ワイドピッチのモデルはややカジュアル度が高いので、大人顔なスリムピッチのボーダーを選ぶのが正攻法となります。
アイテム5
素材感で秋らしさをアピールできる「コーデュロイパンツ」
オータムシーズンを象徴する素材であるコーデュロイ。見た目に秋らしいのはもとより、その独特な縦畝は空気を蓄える効果があるため実際の防寒性にも秀でています。ジャケットでも多く使われる素材ですが、ボトムスのほうがより簡単に取り入れることが可能です。ちなみに、畝が太いとオーセンティックな印象になり、反対に細畝だとモダンなイメージになります。このあたりは好みで選んでOK。
アイテム6
秋トップスと親和性抜群な「スラックス」
ここ数年、ボトムスの中でも高い人気を誇っているスラックスですが、その支持率は今季も健在。簡単にスタイルをきれいめな雰囲気に格上げできますし、上でご紹介している秋トップスとの親和性も申し分ありません。ウエストゴム入りで気楽に着用できるイージースラックスなら、着心地もすこぶるコンフォート!
アイテム7
足元で温もり感をプラスするなら「スエードシューズ」
シューズで秋っぽさを演出するのであれば、ほっこりと起毛したスエード素材のモデルがイチ押し。レザーらしい高級感も併せ持っていて、大人の着こなしにはぴったりです。しかも、はき込むほどにだんだんと味が深まっていくため、長く愛用していけます。ブーツタイプや短靴タイプ、あるいはスニーカーなど選択肢はさまざまなので、自身のスタイルに合うものをピックしてください。
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